マイリスト 歴史小話
エレミア さんの公開マイリスト 歴史に関するちょっとした雑学みたいなものを紹介していきます。
https://www.nicovideo.jp/user/948964/mylist/68397314
【VOICEROID解説】歴史小話「賽は投げられた」【1話】
カエサルの名言として知られる「賽は投げられた」だが、実はこれ、カエサル本人のセリフではない。この言葉の元々の意味とは一体何だったのか?
普段ガチの解説ばかりしているので、雑談程度に見れる動画を作ってみました。本編では紹介しきれなかった雑学や豆知識などをここでは紹介してきます。ほんへ:sm36689674【結月ゆかりの洋書解説】共和制ローマの政治:mylist/63982305このシリーズ:mylist/68397314次→sm36949249
4:40|2020年05月16日 09:32:02 投稿
【VOICEROID解説】歴史小話「アポロ、キリスト、そしてミトラス」【2話】
参照元:Elizabeth DePalma Digeser「Apollo, Christ, and Mithras: Constantine in Gallia Belgica」
現在Webで公開されているPublications de l’École française de Romeの論文集RECONSIDERING ROMAN POWERよりElizabeth DePalma Digeserの論文Apollo, Christ, and Mithras: Constantine in Gallia Belgicaが素晴らしかったので、その概要を紹介します。↓面白い論文が目白押しなのでみなさん是非読みましょう。https://books.openedition.org/efr/4602(2021/1/18追記)動画内で「ラクタンティウス」として紹介している肖像ですがこちらは『カイサリアの聖バシレイオス』の画像でした。お詫びの上、訂正いたします。本編→sm36689674【結月ゆかりの洋書解説】共和制ローマの政治:mylist/63982305このシリーズ:mylist/68397314sm36867903←前 次→sm37210165
6:15|2020年05月30日 17:53:02 投稿
【VOICEROID解説】歴史小話「そこでネロは大火の責任を……」【3話】
西暦64年7月18夜半から19日にかけてローマ大火発生。
ネロの評価は不当に歪められたものと、それに対する反動的な擁護で中々複雑になってる感ある。
暴君の代名詞として現代でも引用されるローマ皇帝ネロ。近年においてはキリスト教的な歴史観の産物としてその評価に見直しの潮流も形成されつつあるが、それにしてもネロの悪評は単に『キリスト教徒の仕業』というだけのものだろうか?今回はローマの歴史家たちの証言を交えながら何故ネロは「暴君」とされるようになったのかを探っていきます。本編→sm36689674【結月ゆかりの洋書解説】共和制ローマの政治:mylist/63982305このシリーズ:mylist/68397314sm36949249←前 次→sm37287693
5:13|2020年07月19日 00:05:02 投稿
【VOICEROID解説】歴史小話「暴君を倒した者が暴君に」【4話】
紀元前49年1月、ルビコン渡河前の元老院での一幕。
内乱を引き残したのはカエサルだったのか?それとも元老院だったのか?
正しかったのは誰で、また間違っていたのはどちらだったのか?
この顛末においての生々しいまでの内面を覗くことのできる唯一の人物。
それがキケローである。
紀元前49年1月、ルビコン渡河に踏み切ったカエサルだがその直前、彼と元老院の間で行われていたやりとりについてスポットが当たることはあまりない。実はこの時の元老院はカエサルとの和解を望む議員が数多く存在し従来印象づけられるほどに「元老院vsカエサル」という構図には当てはまっていない。両者が争いに突入していった経緯とは一体どのようなものだったのか?今回は本編で取り扱った内容の補足としてカエサルのルビコン渡河以前の元老院の内情についてキケローによる証言を参照しながらゆかりさんが解説します。本編→sm37243046 (見てない人はこっちも見てね!)【結月ゆかりの洋書解説】共和制ローマの政治:mylist/63982305このシリーズ:mylist/68397314sm37210165←前 次→sm37556526
4:50|2020年08月02日 14:53:03 投稿
【VOICEROID解説】歴史小話「アウグストゥスよりも幸運で」【5話】
帝政期における権力の再考。
帝政は何も皇帝だけで成立していた訳ではなく、必然的にその体制を支えることになっていた元老院議員や、属州運営といった様々な要素によって成り立っていた。
ローマは「領域」というより、個々の要素が織り成す権力関係の蜘蛛糸として捉えられるのではないだろうか。
作成に当たってはGreg Woolfの論文を参考にしています。
帝政期の歴史とは、往々にして『皇帝たちの歴史』になりがちである。しかしながら、ローマの政治は皇帝だけが担っていたわけではないどころか地方の属州を含め、殆どの場所では既存の権力機構が存続する形で統治が進められていた。帝政ローマの卓越性とは何だったのか?imperio populi romani (ローマ国民の帝国) の実像はどこにあるのか?今回はGreg Woolfの論文を参考にしながら帝政期の権力形成についてゆかりさんが解説します。【参考論文】The rulers ruled / Greg Woolfhttps://books.openedition.org/efr/4773※参照元ではありますが、動画には投稿者独自の視点が多分に含まれています。 『翻訳』ではなく「参考文献」であるとご理解ください。【推薦動画】ローマ帝国解説!帝国繁栄編 第二回 二代皇帝、孤独な闘い(前編) [いのっちさん]→sm37490182本編→sm36689674【結月ゆかりの洋書解説】共和制ローマの政治:mylist/63982305このシリーズ:mylist/68397314sm37287693←前 次→sm37779137
5:43|2020年09月21日 21:21:02 投稿
【VOICEROID解説】歴史小話「帝国の崩壊」【6話】
教科書的にローマ帝国の滅亡は西暦476年とされるが
そもそも「ローマ」とは、「帝国」とは、そして「滅亡」とは一体何を指すのか?
日本ではまだあまり馴染みのない『古代末期』の概念と共に、この時代の研究を紹介。
洋書解説完結!たくさんのご視聴・コメントありがとうございました。今回は本編エンディング部分の補完解説です。ローマ帝国は通常西暦476年に崩壊したとされる。本編ではこの年を一つの区切りとして紹介したが、東ローマ帝国は1453年まで健在であり更にゲルマン諸王国でもローマの文化は消滅した訳ではなかった。ローマ帝国崩壊の原因を探ることは実に魅力的なテーマだがそもそも「帝国」とは何で、それは一体何をもって「崩壊」とすればいいのだろうか。今回はそんな帝政末期の研究における潮流とピーター・ブラウンによる『古代末期』という考えをゆかりさんが解説します。本編→sm37728477【結月ゆかりの洋書解説】共和制ローマの政治:mylist/63982305このシリーズ:mylist/68397314sm37556526←前 次→sm38000839
5:35|2020年11月06日 18:05:03 投稿
【VOICEROID解説】歴史小話「国ひろきスパルタに住もう民たちよ…」【7話】
ゆかあか誕生日おめでとうございます。今回は古代ローマを飛び出し、古代ギリシアの世界へ遡ってみようと思います。スパルタ人、それは幼少期から戦士として育てられ、死を恐れず、決して退却しないギリシア中から恐れられた戦闘民族。…という典型的なスパルタ像だが、実はこのイメージは実際のスパルタ人とは一致しない。彼らは一体どのような民族だったのか?その武勇伝はどのようにして作り上げられたのか?Roel Konijnendijkの記事を参考に、スパルタ人の実像にゆかりさんが迫ります。【紹介記事】The Spartans at war Myth vs reality / Roel Konijnendijk (2019/03/20)https://www.ancientworldmagazine.com/articles/spartans-war-myth-vs-reality/【関連動画】Misunderstood Moments in History - The Spartan Myth / Invictahttps://youtu.be/hMQmU0epVr4【結月ゆかりの洋書解説】共和制ローマの政治:mylist/63982305このシリーズ:mylist/68397314sm37779137←前 次→sm39866914
5:52|2020年12月22日 18:11:03 投稿
【VOICEROID解説】歴史小話「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」【8話】
ピレンヌ学説の妥当性、およびイスラム征服後の地中海世界について
それまで北方の一部族に過ぎなかったカロリングが何故ヨーロッパの盟主になれたのか?この問題にベルギーの歴史家、アンリ・ピレンヌが与えた回答は「イスラムの台頭」だった。そしてこれこそが中世ヨーロッパを形作る原因となったのだ―――どうもみなさん、古代末期も終わったところで本編 (sm39840220) の補足動画の登場です。古代から中世の転換は476年の西ローマ滅亡をもって完了とするのが世界史の通俗的理解である。しかしその後も地中海に活発な商業活動があったとしたなら、この断絶を説明付けるのに最も適切な時期とはいったい何処になるだろうか?476年以降も地中海には活発な商業があったという話は本当なのか?地中海世界にイスラムが与えた衝撃はどのようなものだったのか?そもそも古代と中世に断絶は存在するのか?今回は「ピレンヌ・テーゼ」と呼ばれる古代と中世の断絶論の妥当性を検証しつつイスラム登場後の地中海世界の実態について、ゆかりさんが迫ります。【結月ゆかりの洋書解説】共和制ローマの政治:mylist/63982305(完結済み)【キリスト教解説】音街ウナの Unam Sanctam:mylist/70294288このシリーズ:mylist/68397314sm38000839←前 次→ なんかまた古代ローマやりたいね
6:21|2022年01月07日 20:02:03 投稿