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紀元二千六百年 ~人々はどのような生活を送っていたか 『笹幸恵の軍事トリビア』#42
紀元二千六百年とは、神武天皇が即位してから2600年とされる年で、昭和15年・1940年のこと。
ちなみに今年・令和2年は紀元2680年ということになる。
昭和15年といえば、支那事変が泥沼化して久しく、その翌年には日米開戦に至る年である。紀元二千六百年の祝賀行事が行われたということは何かで聞いていても、「ぜいたくは敵だ!」のスローガンが町中にあふれた、暗い谷間の時代だったというのが大部分の人のイメージではないだろうか?
ところが、昨年のゴー宣道場にも登壇したアメリカの日本近現代研究家、ケネス・ルオフ氏の著書『紀元二千六百年 消費と観光のナショナリズム』(朝日新聞出版)を読むと、イメージはガラッと変わる。
膨大な一次史料に当たって浮かび上がった、ほんとうの紀元二千六百年の姿とは?
そして、意外なところで浮かび上がった「日本人」「日本民族」とは何かという議論とは?
【特別番組】令和元年を振り返る
平成31年・令和元年のゴー宣道場は、以下の8回を開催した。
第79回 2月10日「国防のリアルと憲法の矛盾」(東京)
ゲスト/川上高司氏(国際政治学者)
第80回 3月10日「石破茂は何を考えているか?」(大阪)
ゲスト/石破茂氏(衆院議員)
第81回 4月7日「日本経済は復活できるのか?」(東京)
ゲスト/藤井聡氏(京都大学大学院教授)
第82回 6月9日「新天皇即位と日本の未来」(東京)
ゲスト/山尾志桜里氏(衆院議員)
第83回 8月4日「皇室と憲法における平和主義」(東京)
ゲスト/田原総一朗氏(ジャーナリスト)
第84回 10月20日「天皇論『日米激突』」(東京)
ゲスト/ケネス・ルオフ氏(ポートランド州立大教授)
第85回 11月10日「九州は男尊女卑か?」(福岡)
第86回 12月8日「正念場を迎える皇位の安定継承」(名古屋)
ゲスト/山尾志桜里氏(衆院議員)
新音響システムの導入、戦うゴー宣道場宣言、初の名古屋開催など、この一年で様々な転換点を迎えた令和元年のゴー宣道場を、高森師範、笹師範、泉美師範が振り返る!
「天皇論『日米激突』」第2部 第84回ゴー宣道場2/2
2019年10月20日開催。
ゲストは米国における近現代天皇制研究の第一人者、ケネス・ルオフ氏。小林よしのり代表師範とルオフ氏は対談本『天皇論「日米激突」』(小学館新書)を出版。
お互い、意見の相違を認め合いながら議論を深めていく、有意義な内容となった同書のタイトルをそのままテーマに掲げ、ゴー宣道場にてさらなる議論の深化を目指す。
「伝統」という言葉の定義は全く定まっていない。
「伝統」という言葉には、魔術性がある。
日本の天皇が長く続いてきたのは、伝統を頑なに守って来たからではない。
対米従属は、もうすでに日本の伝統では?
男系男子のみの王室は、日本以外ではサウジアラビアと日本だけ
…等々、今まで気づかなかった、米国人の目から見てこそわかることを含む、刺激的な意見が続出する!
「天皇論『日米激突』」第1部 第84回ゴー宣道場1/2
2019年10月20日開催。
ゲストは米国における近現代天皇制研究の第一人者、ケネス・ルオフ氏。小林よしのり代表師範とルオフ氏は対談本『天皇論「日米激突」』(小学館新書)を出版。
お互い、意見の相違を認め合いながら議論を深めていく、有意義な内容となった同書のタイトルをそのままテーマに掲げ、ゴー宣道場にてさらなる議論の深化を目指す。
「伝統」という言葉の定義は全く定まっていない。
「伝統」という言葉には、魔術性がある。
日本の天皇が長く続いてきたのは、伝統を頑なに守って来たからではない。
対米従属は、もうすでに日本の伝統では?
男系男子のみの王室は、日本以外ではサウジアラビアと日本だけ
…等々、今まで気づかなかった、米国人の目から見てこそわかることを含む、刺激的な意見が続出する!
第84回ゴー宣道場 語らいタイム
米国の日本研究の第一人者、ケネス・ルオフ氏をゲストに迎え、『天皇論「日米激突」』をテーマに開催された第84回ゴー宣道場。
「日米激突」と題してはいるが、実際にはお互いの意見に耳を傾け、有意義な議論を展開することができた。
「伝統」とは何か?「宗教」とは何か? 言葉一つ一つの概念整理をもっとはっきりさせておく必要を確認したり、日本の男尊女卑はサウジアラビア並み、日本の対米従属はもはや伝統?など、新たな発見が次々に出てくる、実に刺激的な体験となった。
今回は、ルオフ氏も交えて道場の議論を振り返る語らいタイム!
『天皇論「日米激突」』を見に来い!
第84回ゴー宣道場『天皇論「日米激突」』は、10月20日14時から東京で開催される。
ゲストは米国の日本研究家、ケネス・ルオフ氏。
小林よしのり代表師範とルオフ氏の対談本『天皇論「日米激突」』(小学館新書)が10月3日発売され、同書が今回のテキストとなる。
同書の校閲を担当した神道学者・高森明勅師範は、これを今までにない議論が行われているとして激賞。自身の意見とは異なる部分もあるものの、それも含めて当日の議論が楽しみだという。
さらに笹幸恵、泉美木蘭両師範も交え、新書と道場の『天皇論「日米激突」』の見どころや期待を語る。
参加申し込み締め切りは10月9日! 応募はお早めに!
あと、途中で高森氏が話されている「Y氏」のエピソードに、ちょっと唖然。