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【アーカイブ】衆議院議員総選挙2017-ネット生放送特番[桜H29/10/23]
安倍総理が「国難突破」を掲げて解散に打って出た第48回衆議院議員選挙。22日夜に、チャンネル桜キャスター陣とお馴染みの出演者達でお送りした「開票特番」のアーカイブをお送りします。
出演:
鍛冶俊樹(軍事ジャーナリスト)
加藤清隆(政治評論家)
上島嘉郎(元産経新聞社『月刊正論』編集長・ジャーナリスト)
川口マーン惠美(作家)
河添恵子(ノンフィクション作家)
saya(シンガー)
西村幸祐(批評家・ジャーナリスト・関東学院大学講師)
三橋貴明(経世論研究所所長)
三輪和雄(日本世論の会会長・正論の会代表)
司会:水島総(日本文化チャンネル桜代表)
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/
【サッカーW杯 日本代表メンバー発表】「忖度ジャパン」を忖度なしで語る大放談
【出演者】(敬称略 五十音順)
●五百蔵 容(サッカー分析家、シナリオライター、プランナー)⇒ @500zoo
●清水 英斗(サッカーライター)⇒ @kaizokuhide
●中村 慎太郎(作家)⇒ @_Shintaro
●丸山 龍也(元プロサッカー選手)⇒ @maru_ryuya
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【討論】地方破壊は日本の死[桜R2/2/15]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆地方破壊は日本の死
パネリスト:
川田ただひさ(札幌市議会議員)
佐々木信夫(行政学者・中央大学名誉教授)
藤和彦(経済産業研究所 上席研究員)
本間奈々(元愛知県春日井市副市長・元自治大学校研究部長兼教授)
三井田孝欧(前新潟県柏崎市議会議員)
三橋貴明(経世論研究所所長)
室伏謙一(室伏政策研究室代表・政策コンサルタント)
惠隆之介(作家・シンクタンク「沖縄と尖閣を守る会」代表)
司会:水島総
※習近平国賓招請反対電子署名はこちらから
◆国守衆HP
https://kunimorishu.jp/
※習近平国賓招請反対署名はこちらから
◆頑張れ日本!全国行動委員会HP
http://www.ganbare-nippon.net/hantai.html
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川端裕人×石戸諭「科学ノンフィクションはなぜ日本で弱いのか――『ドードーをめぐる堂々めぐり』をめぐる堂々めぐり」 (2022/2/11収録) @Rsider @satoruishido #ゲンロン220211
【収録時のイベント概要】
文筆家の川端裕人さん、ノンフィクションライターの石戸諭さんの対談イベントを開催します。
川端さんは、科学ジャーナリスト賞2018と第34回講談社科学出版賞をW受賞した『我々はなぜ我々だけなのか――アジアから消えた多様な「人類」たち』(講談社ブルーバックス)など、これまで数々の科学ノンフィクションを手がけてきました。
近著『ドードーをめぐる堂々めぐり――正保四年に消えた絶滅鳥を追って』(岩波書店)で取り上げたのは、数百年前に絶滅した幻の鳥「ドードー」。近年の研究で、インド洋・モーリシャス島の固有種であるドードーが、17世紀に長崎の出島に運ばれていたのを知った川端さん。その発見から「出島ドードー」の行方を探索しはじめます。ドードーの歴史史料を調べるのみならず、ドードーを調査した研究者たちの人物像にも注目。さらにはチェコ、イギリス、オランダなどを巡って、博物学や生物学などの分野でのドードー研究の成果を紹介。ついにはモーリシャス島での発掘調査にまで参加します。川端さんのあふれる知的好奇心が織りなす、刺激的な科学冒険譚です。
日本では、科学ノンフィクションは他のジャンルの出版物に比べて「弱い」と言われることがあります。文系的な知と理系的な知の距離が離れ、ジャンル横断的な関心が希薄になりつつあるのかもしれません。
気鋭のノンフィクションライターとして注目を集める石戸さんは「川端さんは、いま日本でいちばんの科学ノンフィクション作家だと思う」といいます。今回ゲンロンカフェでは、川端さんに『ドードーをめぐる堂々めぐり』での探求をご紹介いただきながら、あらためて「科学ノンフィクション」の魅力と可能性について考えていきます。ご期待ください。
■
川端裕人『ドードーをめぐる堂々めぐり――正保四年に消えた絶滅鳥を追って』(岩波書店)
https://amzn.to/3pr8yCW
■
科学ノンフィクションはなぜ日本で弱いのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220211
【AKIRA】1980’s文化の特異点(石岡良治の最強伝説 vol.26)
放送日:2020年5月20日
今夜の最強伝説は、「AKIRA」を大特集!
日本マンガ史の最重要作家の一人・大友克洋の代表作にして、
1988年公開のアニメ映画は「ジャパニメーション」ブームの原点になった伝説的作品です。
第三次世界大戦後のネオ東京を舞台に、「2020年の東京五輪」と
その中止を描いた驚異の“予言的中“ぶりは、SNSでも大いに話題になりました。
書店では原作コミックの在庫も払底、この4月には4Kリマスターセットの発売や
IMAX上映が行われるなど、 まさに「AKIRAイヤー」と呼べる再ブームが到来中です。
「童夢」「気分はもう戦争」など他の大友作品との関係も含め、
批評家・石岡良治が縦横無尽に語ります!
▼出演者プロフィール
石岡良治(いしおか・よしはる)
1972年東京生まれ。批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。
東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。
早稲田大学文学学術院(文化構想学部)准教授。
著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)
『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)
『現代アニメ「超」講義』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)など。
twitterはこちら https://twitter.com/yishioka
【大晦日討論】日本、地獄の季節か?天国か?[桜R5/12/31]
ウクライナ戦争、ハマス・イスラエル紛争が続く中、台湾総統選、ロシア大統領選、自民党総裁選、そしてアメリカ大統領選が行われる激動の2024年と今後の日本の行方について徹底討論!一流の論客陣が多角的な視点から論を交える、令和5年・締めくくりの討論をお送りします!
◆日本、地獄の季節か?天国か?
パネリスト:
掛谷英紀(筑波大学システム情報系准教授)
川口マーン惠美(作家)※スカイプ出演
ジェイソン・モーガン(歴史学者・麗澤大学国際学部准教授)
平井宏治(経済安全保障アナリスト・株式会社アシスト)
用田和仁(元陸上自衛隊西部方面総監 陸将)
ロバート・D・エルドリッヂ(エルドリッヂ研究所代表)※スカイプ出演
司会:水島総
◆ウイグル「ジェノサイド」国会議員アンケート・集計結果
http://www.ch-sakura.jp/1633.html
◆有料番組 ch桜大学開校!
https://sakura-daigaku.jp/
◆チャンネル桜・別館
https://www.youtube.com/channel/UCGbSDhzR4hbRAmSuRK-z_ng
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◆チャンネル桜公式HP
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チャンネル桜 闘論!倒論!討論!パンデミック条約とグローバリズム支配の転換[桜R6.5.24]
チャンネル桜 闘論!倒論!討論!
パンデミック条約とグローバリズム支配の転換[桜R6/5/24]
パネリスト:
井上正康(大阪市立大学名誉教授)
池田としえ(東京都日野市議会議員)
林千勝(近現代史研究家・ノンフィクション作家)
原口一博(衆議院議員)
村上康文(東京理科大学名誉教授)
柳澤厚生(WCHJapan 代表)
司会:水島総
◆チャンネル桜公式HP
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◆日本文化チャンネル桜
ニコニコチャンネル
https://ch.nicovideo.jp/ch132
【女性討論】女性問題の現在 [R2/3/7]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆女性問題の現在
パネリスト:
赤尾由美(アカオアルミ株式会社 代表取締役会長)
葛城奈海(ジャーナリスト・「防人と歩む会」会長)
我那覇真子(琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会代表運営委員 / 日本文化チャンネル桜沖縄支局キャスター)
川口マーン惠美(作家)
saya(シンガー)
竹内久美子(動物行動学研究家)
本間奈々(元愛知県春日井市副市長・元自治大学校研究部長兼教授・チャンネル桜北海道キャスター)
山本優美子(「なでしこアクション」代表)
司会:水島総
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十文字青×大間九郎×坂上秋成「新たなセカイの記述法――ライトノベル、キャラクター、メディアミックス、そしてまだ見ぬ文学の形へ」【2014/1/17収録】 @jyumonji_ao @ohma_crow
十文字青、大間九郎、坂上秋成……異色の作家3人が、来たるべき小説の未来について語り合う濃密な時間がこの日展開される!『薔薇のマリア』、『ぷりるん~特殊相対性幸福論序説~』、『果てなき天のファタルシス』などの代表作を持ち、少年少女の特殊な自意識を奇妙な世界観で描き切る十文字。デビュー作『ファンダ・メンダ・マウス』で「このライトノベルがすごい!大賞」の「栗山千明賞」を受賞し、粘り気がありながらも軽やかな文体で小説を書く大間九郎。文芸批評、ミニコミ誌『BLACK PAST』編集として活躍し、2013年に『惜日のアリス』で作家デビューを果たした坂上秋成。彼らは今、ライトノベルについて、あるいは言葉を用いて表現を行うということについて、どのようなイメージを持っているのか?キャラクター、ポップな文体、萌えイラストによって新たな小説を生み出すジャンルとして期待され続けてきたライトノベル。2013年現在、果たしてそれは文学にとって革新性を持つものなのか?あるいはアニメやマンガとのメディアミックスを考慮しつつ、別物として考えるべきなのか?いずれにせよ、これからの小説が編まれる中で、新たな切り口から「言葉」そのものを捉え直す必要があることは明らかだ。文字と映像が交差する地平で、三人の作家が熱量溢れるトークを展開する!※当日はたぶんサインももらえるし懇親会もあります!
【女性討論・特別編】日本人とLGBT[桜H31/1/12]
◆女性討論・特別編-日本人とLGBT
パネリスト:
浅野久美(キャスター)
川口マーン惠美(作家)※スカイプ出演
佐波優子(ジャーナリスト)
saya(シンガー)
繁内幸治(一般社団法人LGBT理解増進会 代表理事)
松浦大悟(元参議院議員)
山崎灯理(自営業)
山本優美子(なでしこアクション代表)
司会:水島総
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【討論】菅政権と世界外交戦[桜R2/9/26]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆菅政権と世界外交戦
パネリスト:
河添恵子(ノンフィクション作家)
古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)
石平(評論家)※スカイプ出演
長尾たかし(衆議院議員)
西岡力(「救う会」全国協議会会長・モラロジー研究所歴史研究室室長)
山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)
山田宏(参議院議員)
司会:水島総
◆チャンネル桜・別館
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◆チャンネル桜公式HP
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【討論】没後50年 三島由紀夫が予期した日本は今[桜R2/10/31]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆没後50年 三島由紀夫が予期した日本は今
パネリスト:
竹本忠雄(筑波大学名誉教授)
富岡幸一郎(文芸評論家・関東学院大学教授)
中村彰彦(作家)
浜崎洋介(文芸批評家)
松本徹(文芸評論家・元三島由紀夫文学館館長)
宮崎正弘(作家・評論家)
司会:水島総
◆チャンネル桜・別館
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◆チャンネル桜公式HP
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【討論】パンデミック条約とグローバリズム支配の転換[桜R6.5.24]コメント無しバージョン
チャンネル桜 闘論!倒論!討論!
パンデミック条約とグローバリズム支配の転換[桜R6/5/24]
パネリスト:
井上正康(大阪市立大学名誉教授)
池田としえ(東京都日野市議会議員)
林千勝(近現代史研究家・ノンフィクション作家)
原口一博(衆議院議員)
村上康文(東京理科大学名誉教授)
柳澤厚生(WCHJapan 代表)
司会:水島総
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/
◆日本文化チャンネル桜
ニコニコチャンネル
https://ch.nicovideo.jp/ch132
【討論】属国からの脱出はありうるか?[桜H30/4/21]
◆属国からの脱出はありうるか?
パネリスト:
岩田温(政治学者・大和大学政治経済学部専任講師)
加藤清隆(政治評論家)
小堀桂一郎(東京大学名誉教授)
古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)
長尾たかし(衆議院議員)
宮崎正弘(作家・評論家)
山田吉彦(東海大学教授)
司会:水島総
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
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【討論】多文化共生はありうるか?[桜H31/4/13]
◆多文化共生はありうるか?
パネリスト:
<慎重派>
小野寺まさる(チャンネル桜北海道キャスター・元北海道議会議員)
川口マーン惠美(作家)
三浦小太郎(評論家)
山岡鉄秀(公益財団法人モラロジー研究所研究員・Australia-Japan Community Network Inc.代表)
<推進派>
寺脇研(映画評論家・京都造形芸術大学教授・元文部官僚)
西田亮介(社会学者・東京工業大学准教授)
松浦大悟(元参議院議員)
善元幸夫(目白大学非常勤講師・元日本語国際学級教員)
司会:水島総
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◆チャンネル桜公式HP
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冨樫義博:「ジャンプシステム」を対象とした 「制約と誓約」の作家(石岡良治の最強伝説 vol.69)
今回の最強伝説は、冨樫義博特集をお届けします!
代表作『幽☆遊☆白書』の実写化により改めて注目が集まっている冨樫義博。本人のSNSアカウント開設も記憶に新しく、漫画・アニメシーンにおいては常に話題に事欠かないレジェンド作家の軌跡について、徹底総括します!
▼放送スケジュール
2023年12/26(火)
ハッシュタグは #石岡良治の最強伝説
▼出演者プロフィール
石岡良治(いしおか・よしはる)
1972年東京生まれ。批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。
東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。
早稲田大学文学学術院(文化構想学部)准教授。
著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)
『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)
『現代アニメ「超」講義』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)など。
twitterはこちら https://twitter.com/yishioka
■番組へのお便り募集中!
メールフォーム→http://bit.ly/PLANETS_MAIL
※ニコ生延長時の配信トラブルを避けるため、予定より長時間の放送枠を設定しております。
※この番組は有料放送です。全編のご視聴にはPLANETSチャンネル
(平日毎朝メルマガが届く・月額864円・多くの方は初月無料)への入会をお願いします。
http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd?bylaw_type=modal
福冨渉×上田洋子「タイ文字の読みかた、タイ文学の読みかた——プラープダー・ユンから21世紀のタイ文学まで」【2016/10/19収録】 @sh0f @yuvmsk
ゲンロンカフェではこれまでもタイの文学・思想を扱ったイベントを開催してきました。タイと日本との交流の歴史は600年前、朱印船貿易の時代にさかのぼるとされています。
3月に開催した作家プラープダー・ユン氏と東浩紀の対談は大きな反響を呼びました。このイベントをきっかけに『ゲンロン4』から、プラープダー氏の哲学エッセイ『新しい目の旅立ち』の翻訳が連載されることになりました。わたしたちは翻訳のおかげで日本語でタイの作品を読むことができますが、絵文字のようなタイ語は、日本人にとってハードルが高いのも事実です。
このイベントでは、タイイベントの仕掛け人、福冨渉氏をお招きし、タイ語の読み方を教えていただきます。また、タイ文化・文学の最新事情を語っていただきます。聞き手はゲンロンのロシア文学者・上田洋子です。どうぞお楽しみに!
■
こんにちは、福冨渉です。みなさん、「タイの作家」と言われて、誰か名前が思い浮かびますか?「プラープダー・ユン」はもしかすると聞いたことがあるかもしれません。(『ゲンロン4』から連載が始まりますよ!)では、「ウィーラポーン・ニティプラパー」(2015年の東南アジア文学賞受賞作家)は?「シーブーラパー」(タイ近代文学の祖)は?他の外国文学と同じように、タイ文学にもたくさんの作家がいて、たくさんの作品が生まれています。政治と社会の大きなうねりの中にある現代タイにおいては、人々が文学の力、言葉の力に託す希望がまだリアリティを持っています。
今回のイベントでは、日本ではなかなか紹介されないタイ文学の世界のドアを少しだけ開いて覗いてみます。もちろんそのためには、言語という鍵も必要になるので、かんたんタイ文字・タイ語講座も実施する予定です。タイ語は文字と発音が難しい一方、文法はとてもシンプル。線画のような、記号のようなタイ文字が読めるようになると、そこから世界が一気に広がります。
上田洋子さんを聞き手に迎えて、日本とタイを越えてもっと広いお話ができればと思っています。10月19日はゲンロンカフェにぜひいらしてください!
http://genron-cafe.jp/event/20161019/
斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「『人文的、あまりに人文的』な、2018年人文書めった斬り!」(2018/12/28収録) @saitoshokai @yakumoizuru @clnmn
【収録時のイベント概要】
卓抜した博覧強記の3人、斎藤哲也氏、山本貴光氏、吉川浩満氏による「人文書めった斬り!」イベント、待望の2018年版が開催決定!
今年1月に行われた「『人文的、あまりに人文的』な、2017年人文書めった斬り!」では、斎藤氏175冊! 山本氏255冊!吉川氏262冊! 3人の合計でのべ692冊!!!という膨大な選書リストをご用意いただき(ちなみに、すべて2017年刊行の人文書です)、当たり年とも言われた2017年の人文書を徹底総括しました。
「いま、人間や社会はどんな問題に関心を向けているのか」「人類の叡智はどこまで達しているのか」「人間はどのように変わり、変わっていくのか」 ……さまざまな哲学的・普遍的な問いに、人間は書物を通して向き合ってきました。ありとあらゆる人文書を広い視野で俯瞰することで、人間や社会の「いま」が浮かび上がってきます。
前回、膨大なリストから「人文的大賞」として選ばれた読書猿『アイデア大全』『問題解決大全』においては、その後、同書の帯に受賞が紹介されました。いまや業界でも大注目のイベントとなっています。今回も、3人の方々には選書リストをご用意いただける予定です。年末年始に読む本は、このイベントで決まるかも!?
読書家、作家、ライター、編集者、書店員、出版関係者……本がお好きな方にはたまらない、絶対に必見の内容です!
2018年のゲンロンカフェはこのイベントで締めくくります。ぜひお越しください。
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20181228/
【宮崎駿】定着した作家像を捉え直すために(石岡良治の最強伝説 vol.21)
放送日:2019年12月24日
今夜の最強伝説は、宮﨑駿を大特集!
世界中にファンを持ち、出世作『風の谷のナウシカ』の新作歌舞伎化や
国内外の様々な論者による本格的な研究・評論書の出版ラッシュなど、
目下「古典」としての再評価が進行中です。
2010年代の締めくくりにあたり、第17回の高畑勲に続いて、
日本を代表する「国民的アニメーション監督」の真価を、
いま改めて批評家・石岡良治が論じます!
ハッシュタグは「 #石岡良治の最強伝説 」
▼出演者プロフィール
石岡良治(いしおか・よしはる)
1972年東京生まれ。批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。
東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。
早稲田大学文学学術院(文化構想学部)准教授。
著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)
『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)
『現代アニメ「超」講義』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)など。
twitterはこちら https://twitter.com/yishioka
■番組へのお便り募集中!
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近堂彰一×星野博美「重慶は五反田なのか?ーー人口3000万、知られざる最大都市の謎と秘密」(2020/5/7収録)@chongqingman @h2ropon
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200511_01/
【収録時のイベント概要】
重慶。
この地名に、どんなイメージを持たれるだろう。
重慶市は人口3000万人を超える巨大な自治体だが、長年観光客からは見向きもされず、中国国内でも「古びた工業都市」程度の扱いだった。
潮目が変わったのは2016年。
重慶を舞台とする映画が公開され、高低差の激しい地形が「TikTo映えする」として若者の注目を集め始めた。
山城を起源とするため階段だらけで、とにかく辛い料理ばかりの重慶が、中国では国内旅行先として人気No.1にまで登りつめている。
日中戦争では蒋介石率いる国民政府が臨時首都を置き、当時の歴史的な遺構も数多く残る一方、現在の政権からは、それらの史跡はなかば無視されている。
幾重にも折り重なった複雑な歴史と地形に隠された秘密とは。
重慶の魅力をあますことなく記した著書『重慶マニア』を発表した近堂彰一と、『ゲンロンβ』で「世界は五反田から始まった」を連載中で、「重慶と五反田は似ている!」という独自の論を展開するノンフィクション作家・星野博美が、知られざる最大都市・重慶の謎に迫る。
重慶は五反田なのか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200507/
小川哲×飛浩隆×東浩紀×大森望「日本SFの新たな地平——日本SF大賞同時受賞&『ゲームの王国』山本周五郎賞&『ポリフォニック・イリュージョン』刊行記念イベント」【大森望のSF喫茶 #26】 @Anna_Kaski @hazuma @nzm
【収録時のイベント概要】
2017年に日本SF大賞をダブル受賞した、新鋭・小川哲氏の大作『ゲームの王国』と、35年以上のキャリアを持つ飛浩隆氏待望の短篇集『自生の夢』。
飛氏は史上初となる2度目の大賞受賞を果たし、『SFが読みたい!2018年版』でも『自生の夢』が1位となった。
また、続く2位の『ゲームの王国』は、その後山本周五郎賞に輝き、いまも読書界の話題を攫っている。
この5月には、飛氏が封印してきた初期作品と、評論家以上の鋭利さを誇る批評文を集めた『ポリフォニック・イリュージョン』が刊行されたばかり。
名実ともに現代日本SFを代表するふたりと、「SF創作講座」でゲストに迎えている大森望氏、両者と親交の深い東浩紀が、五反田・ゲンロンカフェに集結。
世代も作風も異なるふたりの作家と、大森&東のSF創作講座主催&主任講師コンビが、日本SFの現在地と行方を語る。
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20180706/
【討論】日本核武装論[桜R1/11/23]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆日本核武装論
パネリスト:
潮匡人(評論家)
川口マーン惠美(作家)
古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)
高嶋哲夫(小説家)
西岡力(「救う会」全国協議会会長・モラロジー研究所歴史研究室室長)
西村幸祐(批評家・岐阜女子大学客員教授・関東学院大学講師)
矢野義昭(元陸上自衛隊小平学校副校長 ・陸将補)
司会:水島総
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
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◆チャンネル桜公式HP
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井田茂 × 東浩紀「系外惑星から考える ──太陽系は唯一の可能性か」【2015/5/13収録】@hazuma
「系外惑星」とは、太陽系以外で、太陽以外の恒星を公転する惑星のこと。その存在は古くから想像されていたが、実際に発見されたのはつい20年前、1995年のことである。人類はそれまで、太陽系というひとつ以外の惑星系を知らなかった。ところが、それ以降、ケプラー宇宙望遠鏡の設置や観測技術の革新のため、続々と新たな系外惑星が発見され続ける。いまや2000個近くの系外惑星が発見されており、銀河系の恒星の半分以上には惑星系が付随するとも言われ、地球のように生命を宿す惑星の発見も現実味を帯びてきている。
系外惑星が続々と発見され、太陽系の構造が必ずしも惑星系の標準ではないことが発見されることで、わたしたちがもつ「太陽中心主義」「地球中心主義」も覆されつつある。近代哲学の祖であるイマニュエル・カントは、ラプラスとともに太陽系の生成構造について最初の仮説を立てた哲学者でもある。系外惑星の発見は、哲学的な事件でもあるのではないか。
哲学者、そしてSF作家の東浩紀が系外惑星研究の第一人者であり、『地球外生命』(長沼毅氏との共著)、『異形の惑星』など一般的向けの著書も数多く発表している東京工業大学教授の井田茂氏を招き、研究の最前線、方法論の進化、その発見が持つ驚くべき意味を問いかける。東は井田氏のかねてからの読者で、東からのラブコールで今回の対談は実現した。科学と哲学が交差する奇跡の夜!
猪瀬直樹×石戸諭×速水健朗「日本の意思決定は変わらないのか――猪瀬直樹『公』刊行記念イベント」(2020/11/13収録) @inosenaoki @satoruishido @gotanda6 #ゲンロン201113
【イベント概要】
日本国の意思決定プロセスは、敗戦のときからなにも変わっていない――。
新型コロナウイルスの流行は、社会の風景を大きく変えた。
官民それぞれが対応に追われ、施策の是非をめぐって世論が大きく割れた。
正体の見えない感染症を前に、世の中の空気も次々と移り変わり、
政府の場当たり的な政策に非難の声が上がりながらも、
安倍内閣の支持率は一定の水準を保ち続け、
9月には代替わりが実現した。
猪瀬直樹は新著『公』( https://amzn.to/3l9Silu )で、コロナ禍のタイムラインを追いながら、
政府の意思決定プロセスがいかに形式的で機能不全に陥っていたかを振り返っている。
そしてその機能不全が、必敗と知りながら太平洋戦争の開戦に至ったのと同様に、
日本的組織の構造的欠陥に由来するものであることを看破する。
ファクトとロジックを軽視し、ムードで決める日本の意思決定。
新型コロナをめぐる不安定な状況が続き、
経済のさらなる後退が見込まれるなか、
戦争を経ても変わらなかったこの国は、
果たして変わることができるのか。
作家・猪瀬直樹が40年のキャリアで問い続けてきた、
この国に欠けている意識=「公」とはなにか。
「公」の問題は文学にもつながる。
猪瀬は、日本文学には「公の時間」の意識が欠けているという。
公の時間=正史のなかで「私」の営みを描く世界文学と異なり、日本の文学は「私」だけを追い続けてきた。
世界に伍する作品を書いた数少ない作家・三島由紀夫の自決から50年を迎えるいま、
「私」の営みを「公」に結びつける仕事、
つまり「作家の仕事」の真価が問われている。
ノンフィクションライターの石戸諭、
ライターの速水健朗とともに、
未来への希望を探る。
日本の意思決定は変わらないのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20201113/
【討論】米中情報戦争の行方[桜R2/6/6]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆米中情報戦争の行方
パネリスト:
河添恵子(ノンフィクション作家)
古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)
福島香織(ジャーナリスト)
ペマ・ギャルポ(拓殖大学国際日本文化研究所教授・チベット文化研究所名誉所長)
用田和仁(元陸上自衛隊西部方面総監 陸将)
山田吉彦(東海大学教授)※Skype出演
司会:水島総
◆チャンネル桜・別館
https://www.youtube.com/channel/UCGbSDhzR4hbRAmSuRK-z_ng
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/
石岡良治の最強伝説 vol.66 京都アニメーション作品
この動画は途中までです。
最後までご視聴になるには、PLANETSチャンネルにご入会ください。
全編のご視聴はこちらから→ https://www.nicovideo.jp/watch/so42836305?from=3526
今回の最強伝説は、京アニ作品を徹底総括!
ゼロ年代以降、アニメ史に残る数々のエポックメイク的作品を生み出してきた京都アニメーション。
2023年のいま振り返る京アニの達成、そして現代のアニメシーンを牽引する同スタジオ出身の作家たちの評価について、批評家・石岡良治が語ります!
▼放送スケジュール
2023年 9/29(金)
ハッシュタグは #石岡良治の最強伝説
▼出演者プロフィール
石岡良治(いしおか・よしはる)
1972年東京生まれ。批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。
東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。
早稲田大学文学学術院(文化構想学部)准教授。
著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)
『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)
『現代アニメ「超」講義』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)など。
twitterはこちら https://twitter.com/yishioka
■番組へのお便り募集中!
メールフォーム→http://bit.ly/PLANETS_MAIL
※ニコ生延長時の配信トラブルを避けるため、予定より長時間の放送枠を設定しております。
※この番組は有料放送です。全編のご視聴にはPLANETSチャンネル
(平日毎朝メルマガが届く・月額864円・多くの方は初月無料)への入会をお願いします。
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宇多丸 映画評『花束みたいな恋をした』+OPトーク+特集まとめ
2021.02.05
#000:00 2021年2月05日OPトーク(with 山本匠晃アナ)
#022:31 映画評本編
#046:55 2021年2月09日OPトーク(with 宇垣美里アナ)
#060:47 2021年2月10日OPトーク(with 日比麻音子アナ)
#075:04 ネタバレ座談会
出演:宇多丸(RHYMESTER)、小山内円(RHYMESTERマネージャー)、古川耕(構成作家)、橋本吉史(番組プロデューサー)
#151:13 なぜ「はな恋」は我々の心を掴んだか改めて考える特集 feat.土井裕泰監督
動画投稿数の上限に近づいてきました。
レベルが上がれば上限が増えますので、よろしければフォローをお願いします。
【討論】世界覇権は中国に!?[桜R2/7/25]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆世界覇権は中国に!?
パネリスト:
川島博之(ビングループ主席経済顧問・元東京大学大学院准教授)※スカイプ出演
川口マーン惠美(作家)
古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)
石平(評論家)
野嶋剛(ジャーナリスト・大東文化大学特任教授)
福島香織(ジャーナリスト)※スカイプ出演
ロバート・D・エルドリッヂ(エルドリッヂ研究所代表)
司会:水島総
◆チャンネル桜・別館
https://www.youtube.com/channel/UCGbSDhzR4hbRAmSuRK-z_ng
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/
怪報★恐NAVI-コワナビ-【第3夜】2015.12.15
「混ぜるな危険」人物の集合体でお送りする
新感覚オカルトエンタメ決定版!
『怪報★恐NAVI!-コワナビ-』
怪しいです。
疑ってください。
信じないでください。
そーんな話題でトコトン遊んじゃいます。
第3夜は、「SATANが街にやって来る!忘年会」で~す!
出演:夜魔猫GIN、テル、オル、鳴釜のん+ゲンゴロウ、義光
AHOAHOチャンネル
http://ch.nicovideo.jp/ahoaho
メールはコチラへ
[email protected]
こころをよむ「お笑い」のチカラ 作家、謝罪マスター…竹中功 2/3 2021年8月
2021年8月
5.『マンスリーよしもと』で芸人を身近に
6.大阪の楽屋のノリが笑いを変えた
7.芸人を作れ!お笑い養成所「NSC」の誕生
8.ニューウェイブ漫才とノーブランド漫才
9.「吉本新喜劇」の大リストラ騒動
土居伸彰×三輪健太朗×宮本大人「マンガとアニメーションとリアリズム――『個人的なハーモニー』から考える」【2018/4/4収録】 @NddN @miwaken1986 @hrhtm2011
2016年の『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』、2017年の『21世紀のアニメーションがわかる本』(いずれもフィルムアート社)という2冊の著作を通じて、これまで「別のもの」として扱われがちだった世界と日本の様々な制作形態のアニメーションを包括的に捉える視野を提示し、アニメーション論の枠組みを更新するとともに、ニューディアー代表として、映画祭や上映イベントの企画、さらには劇場用配給によって世界のアニメーションの新しい動向を精力的に紹介している土居伸彰氏。
氏の著書で提示された「原形質性」「個人的」「記号性」「“私”から“私たち”へ」「空洞・空白のイメージ」といったキーワードは、アニメーションと〈現実〉の関わりを全面的に捉え直す射程を持つばかりでなく、『テヅカ・イズ・デッド』(伊藤剛)以降のマンガ論における〈リアリティ〉〈リアリズム〉概念の再検討とも響き合うものになっています。
このイベントでは、2014年の『マンガと映画』(NTT出版)以降、近代視覚文化史全体の中でのマンガの位置づけを捉え直す理論的な仕事と、今日のアクチュアルな作品の批評を並行して行っている三輪健太朗氏と土居氏の対談を通じて、アニメーション論とマンガ論の相互越境の可能性を探ります。なお、冒頭の問題提起と全体の進行役として、宮本大人氏(漫画史・表象文化論)が加わる鼎談形式で議論を進めます。
アニメーション論とマンガ論の最前線に立つ二人はこれが初対面。マンガ原作のアニメーションは近年でも『この世界の片隅に』『映画 聲の形』『宝石の国』『DEVILMAN crybaby』『ポプテピピック』など注目作が相次いでリリースされていますし、国外でも『ペルセポリス』をはじめとしてグラフィック・ノベルやバンドデシネなど同様の例が見られます。また、ひらのりょうや久野遥子などアニメーション作家がマンガに進出するケースも目立つ状況もあります。今回の鼎談ではそれらの作品についても話題に上るでしょうし、土居氏が関心を持つマンガ作品と、三輪氏が関心を持つアニメーション作品も題材として取り上げることで、アニメーション/マンガ論の新たな扉を開く議論が繰り広げられるはずです!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20180404/
片野ゆか×土居伸彰×吉川浩満「なぜ犬は人を幸せにするのか?──番犬から家庭犬へ、そして猫の時代に考える犬」(2021/10/22収録) @yukadalma @NddN @clnmn #ゲンロン211022
webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://www.genron-alpha.com/gb068_08/
【収録時のイベント概要】
『北里大学獣医学部 犬部!』や『平成犬バカ編集部』をはじめ、「犬」に関する著書を多く持つノンフィクション作家の片野ゆか氏をお招きして、犬に対して並々ならぬ想いをよせる文筆家の吉川浩満氏と、昨年に子犬を迎えて180度生活が変わったというアニメーション研究の土居伸彰氏とともに、ゲンロンカフェ初の犬! イベントを開催する。
◆
人は犬と暮らすと幸せになる。
人はパートナーとしての犬から、愛とは何かを教わり、愛することを覚えて、その何倍もの愛を受け取ることになるーーこれは愛犬家にとっては当然の事実であるが、犬と暮らしたことがない人にはなかなか理解しづらいことかもしれない。
しかし最近では、犬と人がアイコンタクトをとると幸せホルモンと言われる「オキシトシン」が犬にも人にも分泌されることが明らかになっている。また、女性は人や猫よりも犬と一緒に寝たほうが睡眠の質が向上するという調査結果もあれば、認知症の高齢者や発達障害のこどもに対して、介在犬によるアニマルセラピーが症状や社会性の改善といった効果を出したという報告もあり、今や、犬が人を幸せにすることは多角的に証明されつつある。
犬と人が同じ「群れ」として生活を共にして1万5千年(3万年という話もある)たつといわれている。犬は、狩猟犬、牧羊・牧畜犬、番犬、補助犬、家庭犬として、人と様々な形でパートナーシップを築いてきた。長い時間を人の隣で生きてきた犬だが、その中でも「家庭犬」としての歴史は意外にも短く、浅い。特に日本では、一部の愛玩犬(徳川綱吉に可愛がられた狆など)をのぞき、昭和の時代までは「番犬」として屋外で飼われる犬が多数を占めていた。しかし、平成の到来とともにおとずれるレトリバー犬などの洋大型犬のブームをきっかけに、徐々に室内で飼われる犬が増加。現代では番犬としての実用性を期待しない「家族としての犬」の存在が主流となっている。動物行動学の進歩も著しく、体罰を伴う叱るしつけから褒めるしつけへの変化など犬と人の関係性は良好になる一方で、身勝手な飼い主による飼育放棄により殺処分をされる犬はいまだに多くおり、ペット流通ビジネスの世界では「商品」として扱われ、劣悪な環境で生まれ育つ者も少なくはない。
犬をとりまく時代と環境の変化にともない、犬と人の関係はどのように変化したのか。この変化を、ある種の天才(奇人?)である「犬バカ」な人を追いながらリアルに感じ、考えることができるのが片野ゆか氏のノンフィクション作品である。
片野氏は、2006年に「動物文学」の生みの親・平岩米吉の生涯を描いた『愛犬王 平岩米吉伝』で第12回小学館ノンフィクション大賞を受賞した。
今年公開の映画『犬部!』の原案となった『北里大学獣医学部 犬部!』(2010年)や、『ゼロ! 熊本市動物愛護センター10年の闘い』(2012)、『保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと』(2013)では、「動物愛護」に焦点を当てながら犬と人が幸せに生きるために何が必要なのかを問い、現代における「家庭犬」のあり方を考えている。また、保護犬・保護猫について読んでいたら、いつの間にか自分と意見が違う「人」とも共生する方法を見つけていたりもする。
今夏に文庫化もされた『平成犬バカ編集部』(2018)では、この国初の日本犬専門雑誌「Shi-Ba」編集部に密着しながら、日本のライフスタイルの変化と呼応する犬と飼い主の関係性の変化に注目して「犬現代史」に迫った。
いずれも主役は犬ではあるのだが、どの本にも猫が必ず登場するし、なによりも、これらの本で「犬について考えること」は、「人について考えること」に繋がっている。
『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』『理不尽な進化』の著者である吉川浩満氏は、『ユリイカ2018年6月臨時増刊号 総特集=<決定版>ウェス・アンダーソンの世界』に「イヌは防衛されなければならない」と題した論考を寄稿した。先日は朝日新聞に「イヌを守れ、ネコの時代に」を掲載。文筆家の山本貴光氏とともに運営するyoutubeチャンネル「哲学の劇場」では「人間を映し出す犬」や「ペットロス」についてなど、最近はますます犬への言及が多くなっている。
吉川氏と同じく、ウェス・アンダーソン監督のアニメーション『犬ヶ島』に感銘を受け(同特集のユリイカにも寄稿)たアニメーション研究の土居伸彰氏は、コロナ禍に見舞われて海外出張が次々と中止となった2020年の秋、「スヌーピー」でお馴染みのビーグル犬の子犬を迎えた。犬と暮らす初めての経験に多くの衝撃を受けながらも、今ではすっかり立派な「犬バカ」であり、インタラクティブな存在としての犬との生活を楽しんでいる。
本イベントではこの3名の登壇者とともに、犬のためだけではなく、現代を生きる人のために、「なぜ犬は人を幸せにするのか」、そもそも「猫全盛期で超都市型生活が主流の現代において犬とは一体どのような存在なのか」を考えてゆきたい。
これらの話は、「犬」の話に限らない大きなテーマへとつながっていくだろう。時代によって人間社会の家族の形も変化してきた。新しい「家族」について考える中で、人とは異なる存在と群れ(家族)を築くことは、ひとつの鍵になるはずだ。
登壇者の3名は犬だけではなく、もれなく猫も好きどころか、動物全般が大好きである。先日ゲンロンカフェにて開催された猫イベント(真辺将之 × 上田洋子「日本人はいつから猫が大好きになったのか?」)とともに、どなたにもお楽しみいただきたい。
なぜ犬は人を幸せにするのか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20211022/