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愛媛県新文書に「獣医大学いいね」柳瀬氏は無言で安倍総理は否定
「新しい獣医大学の考えはいいね」という発言はあったのか。愛媛県が国会に提出した新たな文書が波紋を広げている。面会を否定する総理と加計学園側。野党は加計理事長らの国会招致を求めている。
加計学園の獣医学部新設を巡って、これまでの安倍総理大臣の説明とは全く異なる内容を含む文書が愛媛県から提出された問題。これまで安倍総理は、獣医学部新設計画を知ったのは去年の1月20日だったと説明。ところが、新たに明らかとなった文書には加計学園の加計理事長と安倍総理が2015年2月25日に15分ほど度面談したとの記述があり、獣医学部の新設計画を知らされた安倍総理がこう話したと書かれていた。
安倍総理大臣(新たに見つかった文書から):「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」
この文書は、ともに獣医学部新設を進めてきた愛媛県が加計学園関係者から報告を受けて作成したものだった。2015年の面会については、安倍総理も加計学園側も否定している。野党側は、この問題に関する集中審議と加計理事長らの国会招致を求めている。
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愛媛県新文書 “3年前 加計氏が安倍首相に獣医学部構想説明” 首相の「2017年1月20日」との説明とズレsm33243854
愛媛県新文書 “3年前 加計氏が安倍首相に獣医学部構想説明” 首相の「2017年1月20日」との説明とズレ
加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、柳瀬元総理大臣秘書官は、今月行われた衆参両院の参考人質疑で、愛媛県今治市が国家戦略特区に提案する2か月前の平成27年4月2日に官邸で学園側と面会したことを認めました。
愛媛県は、担当者がこの面会に同行したと説明していて、参考人質疑を行った参議院予算委員会が、県に対して、面会の内容や経緯が把握できる文書を提出するよう求めていました。
これを受けて、愛媛県は、当時の資料を調べ直した結果、平成27年2月から3月にかけて作成した新たな文書が見つかったとして、5月21日午後、参議院事務局に提出しました。
愛媛県は内容を明らかにしていませんが、NHKが入手した文書には、当時、県が学園側から受けた報告の内容として、「平成27年2月25日、理事長が首相と15分程度面談。理事長から獣医師養成系大学空白地帯の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」と記載されています。
さらに、同じ年の3月に、学園と今治市が協議した結果の報告として「加計理事長と安倍総理大臣の面談を受けて柳瀬氏から資料を提出するよう指示があった」と記載されています。
このほか、4月2日に総理大臣官邸で面会した際の柳瀬氏の発言をまとめたとするメモには、柳瀬氏が「獣医学部新設の話は総理案件になっている。なんとか実現を、と考えているので、今回内閣府にも話を聞きに行ってもらった」と発言したと記載されています。
今回、新たな文書を提出したことについて、中村知事は午後5時半すぎに取材に応じ、「国権の最高機関の国会から、与野党合意のうえ、関連文書を出してほしいと要請があったので提出した」と述べ、文書の今後の扱いは国会に委ねる考えを示しました。
NHK 2018年5月21日 19時25分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180521/k10011447081000.html
内閣支持率34.1% 2カ月連続下落から上昇 ANN調査
安倍内閣の支持率は34.1%で、2カ月続けての下落から上昇に転じて再び3割台を回復したことがANNの世論調査で分かりました。
調査は5月19日と20日に行いました。安倍内閣の支持率は先月より5.1ポイント上がって34.1%で、支持しないと答えた人は4.1ポイント下がって51.1%でした。また、働き方改革法案の成立を支持する人は45%で、支持しない人は36%でした。カジノを含むIR(統合型リゾート)実施法案については支持しない人が67%で、支持する人を大きく上回りました。加計学園を巡る問題で国会に参考人として呼ばれた柳瀬元総理秘書官の答弁に納得しなかった人は83%でした。
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「加計学園」問題で、安倍首相の意向が「働いた」29.0 %、「働いていない」38.3 % 政府の移民推進に「賛成」21.4 %、「反対」63.2 % 【ニコニコニュース 4月調査】sm33167591
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「安倍政権のままでは、プリキュアに出てきた『ウソバーッカ』ばかりになるのでは」
衆議院本会議国会質問 平成30年5月15日
質問
●安倍総理大臣は、加計学園問題と関係して中村時広愛媛県知事から「嘘つき」と指摘され、厚生労働省の裁量労働制に関連して異常データという嘘、自衛隊日報隠蔽疑惑など公文書問題がある。道徳教育の理念に安倍政権は沿うものになっているか。
●文化は歴史的なものからサブカルチャー、生活文化まで幅広くある。文化庁の定義する「文化」とは。
●学校教育で、トップレベルの芸術教育への転換を図るとしているが、参考としているスポーツ教育でのトップアスリートの例と比較可能なのか。
●山本当時大臣が「学芸員はガン」と経済優先・文化軽視とも取れる発言をしたが、社会教育施設としての博物館をどう考えるか。
●価値ある文化財を保存していく為に地方公共団体への助成を国としてしていく考えはないか。
●地方創生のために文化庁の京都移転が挙がっているが、全国の活性化に資するのか。
答弁:林文部科学大臣、梶山地方創生担当大臣
抜粋版:sm33219578
「安倍政権のままでは、プリキュアに出てきた『ウソバーッカ』ばかりになるのでは」【抜粋版】
衆議院本会議国会質問 平成30年5月15日
質問
●安倍総理大臣は、加計学園問題と関係して中村時広愛媛県知事から「嘘つき」と指摘され、厚生労働省の裁量労働制に関連して異常データという嘘、自衛隊日報隠蔽疑惑など公文書問題がある。道徳教育の理念に安倍政権は沿うものになっているか。
答弁:林文部科学大臣
全編:sm33219783
前川喜平・前文部科学事務次官「事実に反する」 安倍総理の国会答弁
加計学園の獣医学部新設を巡り、安倍総理大臣が前川前文部科学次官について述べた国会答弁が「事実に反する」として前川氏がコメントを出しました。
安倍総理は14日の国会で、愛媛県今治市と同じように獣医学部新設を目指していた京都産業大学の提案について「前川前次官ですら熟度が十分でないという認識のうえに、加計学園しかなかったということをおっしゃっていた」などと述べました。前川氏はこの発言について「文部科学省は京産大のヒアリングに呼ばれておらず、京産大の提案内容について当時、私は全く知りませんでした」としたうえで、「京産大の熟度が十分でないという認識を私が持っていたとする安倍総理の発言は事実に反し、極めて心外です」とコメントを出しました。
「会計検査院の言う通りになぜ森友学園土地価格を評価しないのか」
参議院予算委員会集中審議「外交・内外の諸情勢」 平成30年5月14日
【須田慎一郎】飯田浩司のOK! Cozy up! 2018.05.14
#36:00 ← 7時台のニュース解説はコチラ(6時台すっ飛ばし)をクリック
▼北朝鮮 核実験場廃棄 外国メディアに公開と表明
▼柳瀬参考人招致に愛媛県知事が反論で国会は?
▼イスラエルのアメリカ大使館 きょう移転 他
飯田浩司ブログ
http://www.1242.com/blog/iida/
須田慎一郎 飯田浩司のOK!_Cozy_up! 政治 #cozy1242 #jolf @cozy1242
【加計学園参考人招致】ダイジェスト版
あ?
【フリーBGM】怒涛流星【ピアノがカッコいい戦闘BGM】
https://www.youtube.com/watch?v=4DRZ4ZoMjqA
柳瀬氏参考人招致の成果は?/国政モニターサイトでのヘイトスピーチ問題
2018年5月10日木曜日
MC:小田嶋隆
ゲスト:落合洋司(弁護士)、はたちこうた(BuzzFeed Japan記者)
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内閣府が国民の意見を募るために行っていた「国政モニター」のサイトに「在日、帰化人の強制退去が必要なのではないか」「鳩山(由紀夫)元総理を処刑すべきではないか」などの過激な意見が掲載されている。内閣府はサイト内で「お寄せいただいたご意見は誹謗(ひぼう)中傷などを除き、公開している」と説明しているが、事実上、ヘイトスピーチや誹謗中傷が野放しになっている。
毎日新聞2018年5月1日 19時16分(最終更新 5月1日 22時43分)
https://mainichi.jp/articles/20180502/k00/00m/040/070000c
内閣府国政モニターの魚拓、キャッシュ:ヘイトや差別はあるのか
http://www.jijitsu.net/entry/kokusei-monitor-gyotaku-cache
柳瀬氏参考人招致で政府・与党「区切り」一部から「総理に報告なし?」疑問も
加計学園の問題を巡り、これまで愛媛県職員との面会は「記憶にない」との説明を繰り返してきた柳瀬元総理秘書官が参考人招致されました。参考人招致を終えて政府・与党からはどのような声が出ているのでしょうか。
(政治部・原慎太郎記者報告)
政府・与党としては、驚くような新事実はなかったという受け止めが大半です。菅官房長官も学部新設のプロセスは適切だったと改めて強調しました。
菅官房長官:「柳瀬参考人は一つひとつの質問に丁寧に答えられていたんじゃないでしょうか。(学部新設のプロセスは)客観的に審査されて決定されたんじゃないでしょうか」
柳瀬氏が加計学園関係者との面会を認めたことについて、政府関係者は「面会したからといって加計ありきだったということはあり得ない」と強気の姿勢を崩していません。一方、自民党ですが、石破元幹事長は「総理に秘書官が面会の報告をしないことは普通、考えられない」などと疑問の声を上げています。ただ、党内の大半の議員は、このまま野党が追及を続けても安倍総理大臣の指示があったという決定的な証拠は出てこないという見方です。ある与党議員は、同じような質問と答弁が繰り返されたとして「まるで延々と終わらないテレビドラマを見せられている気分だ」とうんざりした様子を見せていました。野党側は、愛媛県知事の参考人招致や柳瀬氏と加計学園関係者の証人喚問を求めていますが、政府・与党は「一定の区切りが付いた」として、応じない構えです。
柳瀬唯夫・元首相秘書官国会招致 きょうの証言と過去の答弁を比較
加計学園の問題を巡り、これまで愛媛県職員との面会は「記憶にない」との説明を繰り返してきた柳瀬元総理秘書官が参考人招致されました。
参考人として国会に姿を見せた柳瀬氏の発言を以前のものと比較してみます。ポイントは2つあります。まず、「自分の記憶の限りでは愛媛県や今治市の方とお会いしたことはありません」と繰り返してきた点について、10日の答弁では「加計学園の関係者と面会した」と加計学園関係者とは会ったことを認めたうえで、「相手は10人近くいた。今でも愛媛県や今治市の職員が同席者にいたかは分からない」とも述べました。さらに、もう一つのポイント「首相案件」と柳瀬氏が発言したとされる点については「そのような発言はしていない」とこれまでの主張は変えず、10日も「私は普段から首相という言葉は使わない」「獣医学部の新設解禁を総理が早急に検討していきたいと発言したので、そういう趣旨を申し上げた」と繰り返し述べました。さらには「加計学園に関して総理への報告も指示を受けたこともない」としています。
柳瀬唯夫・元首相秘書官「3回面会」「総理指示は一切ない」と断言
加計学園の問題を巡り、柳瀬元総理秘書官は国会の参考人質疑で安倍総理大臣からの指示を否定しました。柳瀬氏はこれまで、愛媛県や愛媛県今治市の職員との面会は「記憶にない」としていました。しかし、県の職員が作成した備忘録には、学園関係者とともに面会した記録が残っていました。また、そこには獣医学部新設について「首相案件」という文言もあり、その真偽や柳瀬氏が面会した意図などが焦点です。
(政治部・村上祐子記者報告)
柳瀬氏は「加計学園の関係者と総理官邸で3回、面会していた」と初めて認めました。「記憶にない」としてきた答弁の事実上の修正になります。
柳瀬元総理秘書官:「加計学園の方、その関係者の方と面会した。私は今でも愛媛県や今治市の職員の方が同席者のなかにいたかどうかは分からないが、10人近くの同席者のなかで愛媛県や今治市の方たちがいたのかもしれない」
また、「首相案件」という発言をしたかどうかについては、「そもそも首相という言葉は使わない」と否定しました。
立憲民主党・長妻代表代行:「首相案件ということをおっしゃったのか」
柳瀬元総理秘書官:「3年前、自分がどう言ったかって一言一句覚えているわけではない。私が申し上げたのは、総理が獣医学部の新設の解禁というのを政府として早急に検討していきたいと言った案件であると」
また、安倍総理には「報告したことも、指示を受けたことも一切ない」と断言しました。ただ、柳瀬氏は「国家戦略特区で外部の人と会ったのは加計学園だけ」とも述べました。10日午後からは参議院での質疑が行われます。野党としては、安倍総理の関与の有無についてさらに追及する方針です。
加戸・元県知事「会合でアドバイスをいただいたことが獣医学部の認可につながった、私は感謝申し上げたい」
参議院予算委員会 平成30年5月10日
参考
国会審議タイムライン
https://www.asahi.com/articles/ASL595V6RL59UEHF01G.html
江田憲司議員「許認可や補助金の対象となる加計学園側と会うのがいかに異例か。首相や首相秘書官の指示があったとしか考えられない」
衆議院予算委員会 平成30年5月10日
参考
国会審議タイムライン
https://www.asahi.com/articles/ASL595V6RL59UEHF01G.html
「国家戦略特区の申請なのに、自治体である今治市が伺わなかったという説明でいいのか」
参議院予算委員会 平成30年5月10日
参考
国会審議タイムライン
https://www.asahi.com/articles/ASL595V6RL59UEHF01G.html
蓮舫「あなたの記憶は自在になくしたり思い出したりするものなのですか」
参議院予算委員会 平成30年5月10日
参考
柳瀬:「私が記憶を調整していることは全くない。一貫して今治市や愛媛県の方とお会いした記憶はないし、加計学園やその関係者とお会いした記憶はある」「(昨年7月、柳瀬氏は国会質疑で今治市職員と面会したか)記憶にない」
蓮舫:「(国会で)聞かれていないから言っていないというだけだ。不誠実ではないか」
柳瀬:「一つひとつに答え、結果的に全体像が見えにくくなった。国会の議論を混乱させ、深くおわび申し上げたい」
国会審議タイムライン
https://www.asahi.com/articles/ASL595V6RL59UEHF01G.html
柳瀬唯夫・元首相秘書官「加計学園関係者と官邸で会った3回は覚えている。」
衆議院予算委員会 平成30年5月10日
参考
2015年4月のほか、その前と後の計3回、加計学園側と首相官邸で面会した。「官邸で会った3回は覚えている。それ以外は覚えていない」。安倍晋三首相が自らの別荘に友人らを招いたバーベキューの際に加計学園の理事長と事務局長に会った。「それ以外に会ったかどうかは覚えていない」。かかった費用については「総理側のご負担だと理解している」。
国会審議タイムライン
https://www.asahi.com/articles/ASL595V6RL59UEHF01G.html
第196回国会ようやく正常化 働き方改革法案・カジノ法案審議も日程は“窮屈”
5月8日からようやく国会が正常化します。政府・与党は今の国会の最重要法案として働き方改革法案の成立を目指しています。しかし、9日は日中韓首脳会談、10日には柳瀬唯夫元総理秘書官の参考人招致が行われます。さらに、その後も安倍総理大臣のロシア訪問やG7首脳会議など、重要な日程が目白押しです。来月20日の会期末まで1カ月余り、十分な審議はできるのでしょうか。
(政治部・河村勇紀記者報告)
この後、本会議が開かれ、19日ぶりに野党が審議に復帰します。終盤国会に向けて、自民党の二階幹事長は「もう無駄な時間は費やせない」と決意を示しました。
自民党・二階幹事長:「会期末に向けて一日たりともゆとり、余裕はありませんから、各方面に十分な目配りをするなかで対応していきたい」
与党側はこの国会で働き方改革法案のほかに、ギャンブル依存症対策やカジノ実施法案などを成立させたい方針です。ただ、政府関係者は「成立に向けてギリギリのタイミングだ」と話しています。一方、欠席戦術で世論の批判を受けた野党側は、働き方改革法案の対案を提出しました。野党側は、政府案について「長時間労働を助長して過労死につながる」と批判しています。特に一部の専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」を法案から削除するよう求めています。会期末に向けて日程が窮屈ななかで、法案を巡る与野党の本格的な攻防が始まります。
柳瀬氏の参考人招致を10日で合意 国会正常化へ
与野党は5月7日、大島理森衆院議長の仲介で国会の正常化で合意した。立憲民主党など野党の国会対策委員長は断続的に協議し、与党が提案した柳瀬唯夫・元首相秘書官(現経済産業審議官)の参考人招致を受け入れた。柳瀬氏の参考人招致は10日に行われる見通しだ。これを受け、野党は8日に開かれる衆院本会議に出席する。
与野党はこのほか、安倍晋三首相が出席する衆参両院の予算委員会集中審議を行うことでも合意した。財務省が森友学園の決裁文書を改ざんした問題では、改ざん前の文書を18日をめどに国会へ提出することも確認した。
立憲などは麻生太郎財務相の辞任や柳瀬氏らの証人喚問など4項目を要求し、4月20日から国会審議への出席を拒否してきた。
参考人招致では、加計学園の獣医学部新設をめぐり、柳瀬氏が2015年4月に首相官邸で学園関係者や愛媛県職員らと面会したことを認めるかどうかが焦点になる。愛媛県の文書には柳瀬氏が面会で「首相案件」と述べたと記されており、野党側は事実関係を改めて追及する構えだ。
https://www.asahi.com/articles/ASL5763FVL57UTFK01K.html
野党6党“審議拒否”から18日目 国会はいつ正常化?
「モリカケ」や「日報」「セクハラ」など問題が相次いで、野党が4月20日に「審議拒否」に入ってから5月7日で18日目になりますが、ようやく正常化に向けて動き出しました。今、国会では何が起きているのでしょうか。
(政治部・有馬央記記者報告)
7日朝から一日中、与野党の協議が断続的に続いていますが、参考人招致に誰を呼ぶのかなどでまだ折り合っていません。ポイントは、柳瀬元総理秘書官の国会招致です。柳瀬元総理秘書官は加計学園関係者との面会を認める考えで、野党側はその答弁を引き出せれば参考人招致でも構わないとして、審議に復帰する方針です。ただ、与党側は他の参考人も呼びたいとしていて、それに野党側が「柳瀬元総理秘書官の印象を薄めようとしている」として難色を示しています。そもそも、正常化に向けた動きは7日朝から表面化しました。審議をしない野党が世間の批判に耐えかねたといえそうです。ある立憲民主党の幹部は、連休中に地元に帰ると「野党が起き上がらないのはけしからん」と言われたとぼやいていました。立憲民主党の辻元国対委員長が衆議院の大島議長に事態打開に向けた申し入れをすると、大島議長は与党側に話し合いによる解決を促しました。参考人招致を巡って与野党が折り合えば、野党は早ければ8日の本会議から審議に復帰する見通しで、柳瀬元総理秘書官の参考人招致は10日にも実現するとみられています。
国会正常化へ動き 野党・立憲民主党、「議長裁定」に頼み
野党側は国会で柳瀬唯夫元総理秘書官の証人喚問などを求めて4月20日から審議拒否を続けてきましたが、正常化の動きが出ています。
(政治部・佐藤美妃記者報告)
自民党と立憲民主党の国対委員長会談が始まりました。審議復帰に向けた最終的な詰めを行っています。これに先立って辻元清美国対委員長は大島議長のもとを訪れ、審議復帰に向けた与党との橋渡し、いわゆる「議長裁定」を行うよう要請しました。
立憲民主党・辻元清美国対委員長:「真相解明の場を積極的に設けることや調査結果の提示などを強く立法府として求めて頂きたい」
野党が審議拒否を続ける間も与党は働き方改革法案などの審議を着々と進めていて、審議に復帰せざるを得ない状況でした。柳瀬氏が加計学園側との面会を認める方向に転じたことを審議復帰の理由にする考えです。与党側も強硬な国会運営を続ければ、世論の批判を招くとの事情があります。双方の思惑が一致して野党は8日の本会議から復帰し、今週中にも柳瀬氏の参考人招致が行われる見通しです。
森友学園事件、加計学園事件、南スーダン・イラク派遣日報問題で揺れる安倍政権の行方は?
ゲスト
施光恒(政治学者、九州大学大学院准教授)
桂春蝶(落語家)
“混迷国会”打開のめど立たず 与党、審議打診も
与党側は衆参両院の予算委員会で、集中審議を開くことを野党側に打診していますが、「混迷国会」を打開するめどは立っていません。
(政治部・前田洋平記者)
野党側が求めている麻生大臣の辞任について、あるベテラン議員は「与党に要求するのはナンセンスだ」と突き放しました。
自民党・高村副総裁:「行政府に不祥事があったからといって、立法府が審議をさぼっていいわけではない」
与党側は4月25日、安倍総理大臣の訪米報告を参議院本会議で行うことや26日には、衆参の予算委員会で集中審議を開き、森友はじめ財務省の一連の問題について議題にする考えです。さらに、加計学園問題については柳瀬元総理秘書官の参考人招致を改めて提案しています。ある閣僚経験者は「野党合同ヒアリングで官僚を突き上げながら、審議拒否を続ける野党こそ、国会軽視だ」と批判を強めています。この後まもなく、安倍総理は総理官邸で公明党の山口代表と会談し、今後の国会運営などについて話し合うとみられます。
加計問題で新たなメール 文科省に官邸訪問事前連絡
学校法人「加計学園」の愛媛県今治市への獣医学部新設計画をめぐり、林芳正文部科学相は20日、愛媛県職員らが2015年4月2日に柳瀬唯夫首相秘書官(現・経済産業審議官)と面会する予定を記したメールが見つかったことを明らかにした。内閣府から文科省に送信されたメールを印刷したものが、文科省の調査で確認されたという。
内閣府の梶山弘志地方創生相は20日、メールの存在は確認できなかったものの、当時の担当職員が「記憶はないが、自分が作成・送信したものと思われる」と話していることを明かした。内閣府によると、この職員は文科省からの出向者だった。柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」などと説明している。今回のメールは、面会予定が政府内で共有されていた事実を示しており、柳瀬氏の説明の信頼性がいっそう問われることになる。
愛媛県が作成した文書には職員らが、藤原豊・地方創生推進室次長(現・経済産業省貿易経済協力局審議官)と面会後、柳瀬氏が首相官邸で対応して「本件は、首相案件」と発言したなどと記されている。内閣府によると、藤原氏は「明確な日付は分からないが、愛媛県や今治市職員とこの頃に会ったことは記憶している」と面会を認めた。
メールは15年4月2日に送られ、同日午前に藤原氏から「熱意をどれだけ示せるか」「構想の内容を検討いただき、ご相談いただきたい」といった説明があったと記されている。それに続き「本日15時から柳瀬総理秘書官とも面会するようです。概要は後でまとめてお送りします」とあった。林氏によると、「概要」の存在についても調べたが、文書は見つからず、覚えている職員もいなかった。
内閣府によると、藤原氏は面会について「国家戦略特区制度を丁寧にPRするという大臣指示を受けたもので、特別な対応ではない。何らかの指示をしたわけではない」などと説明したという。
柳瀬氏は愛媛県側との面会をこれまで認めていない。林氏は20日の会見で「それぞれの方々がしっかり説明責任を果たしていかれるということだと思う」と述べた。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/20/ehime-yanase_a_23415885/
「森友文書改ざん調査、日報問題、柳瀬氏喚問」 野党は審議欠席で徹底抗戦 与党側が要求全て拒否
再び国会が混乱しています。野党側が求めているのは、財務省による文書改ざんの調査結果の公表、麻生大臣の辞任と福田事務次官の罷免、自衛隊日報問題の真相究明、加計学園問題では柳瀬元総理秘書官の証人喚問です。しかし、与党側はすべてに対して「ゼロ回答」だったとして野党は反発。審議を欠席して徹底抗戦の構えですが、与党は野党抜きで審議を強行する方針です。
(政治部・河村勇紀記者報告)
ある与党幹部は「丁寧な国会運営をしてきたが、時間の無駄だった。方針転換する」として、対決姿勢を鮮明にしています。
公明党・井上幹事長:「要求が通らなければ審議を拒否するのはいかがなものかと。国民生活に必要な関連法案が国会に提出されているわけですから」
与党としては、このままでは働き方改革法案など重要法案の成立が危うくなるため、野党欠席のまま審議を進めています。一方、野党側は麻生大臣を続投させている安倍総理大臣への批判を強めています。
立憲民主党・福山幹事長:「安倍政権の政権運営がもはや限界に達しているのではないかと思わざるを得ない」
ただ、野党が審議拒否したことで、23日に安倍総理が出席する集中審議では柳瀬元秘書官の参考人招致が見送られることになりそうです。野党の幹部は「世論の反発や不満が高まるなかで、与党との我慢比べだ」として、一歩も引かない構えです。
自民党「麻生辞任、柳瀬氏喚問無理」野党「審議の前提壊れてる」 野党6党が集中審議欠席へ
野党6党は幹事長会談を行い、4月23日に予定されている安倍総理大臣出席の集中審議を欠席する方針を固めました。野党が要求している麻生財務大臣の辞任や柳瀬元総理秘書官の証人喚問などに自民党が応じないため、「審議の前提が壊れている」としています。
加計学園“首相案件”文書も記憶も「確認できず」 内閣府
加計学園を巡って当時の総理秘書官が「首相案件」と発言したと書かれた文書について、この案件を所管する梶山地方創生担当大臣は、内閣府では確認ができなかったと明らかにしました。
梶山地方創生担当大臣:「調整対象者に対する調査をすべて終えたところでありまして、現時点では対象文書自体、紙文書、電子ファイルのいずれについても確認ができなかったということであります」
内閣府は愛媛県職員らと面会したとされる藤原豊前地方創生推進室次長をはじめ、担当者33人に対して「文書を見た記憶があるか」などと聞き取り調査をするとともに、文書の捜索を行いました。その結果、内閣府から文書は見つからず、記憶があると回答した担当者もいませんでした。文書には藤原氏が「かなりチャンスがあると思って頂いて良い」などと発言したという内容もありますが、藤原氏は「承知していない」と答えたということです。
林文科大臣「存在確認できない」 加計学園“首相案件”文書
加計学園の獣医学部新設を巡り、愛媛県が作成した「首相案件」と書かれた文書について、林文部科学大臣は「存在を確認できなかった」とする調査結果を発表しました。
林文科大臣:「当該の文書について、見たことがある、または共有したことがあると答えた職員はおらず、存在が確認できませんでした」
愛媛県は2015年4月に職員らが当時の柳瀬総理秘書官と官邸で面会し、柳瀬氏が加計学園の獣医学部新設について「首相案件」などと発言したとする記録文書を作成しました。また、県はこの文書を文部科学省や農林水産省などの担当者に渡した可能性があるとしていました。これを受け、文科省が担当課や幹部職員ら51人への聞き取りや共有フォルダーの検索をして調査を行ったところ、省内からは同様の文書は見つからなかったということです。一方、愛媛県側が官邸を訪問することについて、文科省の担当者が内閣府側から事前連絡を受けていたかについては調査中だとしています。
証人喚問「国会の判断に従う」 柳瀬元総理秘書官
加計学園の獣医学部新設を巡って愛媛県の関係者に対して「首相案件」と発言したとされる柳瀬元総理秘書官は、証人喚問などについて国会の判断に従う考えを示しました。
元総理秘書官・柳瀬経産審議官:「(Q.与野党で国会招致の調整が進んでいるが?)当然、国会のご判断に従わせて頂きます」「(Q.国会ではちゃんと説明されるつもりでしょうか?)…」
総理秘書官時代に柳瀬氏が愛媛県職員らと面会し、「首相案件」と発言したとされる文書が愛媛県や農林水産省から見つかっています。柳瀬氏は詳しい説明を避けています。