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模型が世界をつくる ――新しい視覚論のために
芸術動画では、美術史家の松下哲也さんとともに、美術や視覚文化、造形文化にとって「模型」がどのような役割を果たしたのかを検討してきました。とくに近代以降の日本において、鉄道模型や戦艦模型などが現実に先行して作られ、現実が模型に追随するケースや、80〜90年代の美少女フィギュアの造形が、2次元のイラストレーションの作画に影響を与えたケースなど、模型の想像力や造形が現実 を変えてしまうような転倒について考えてきました(連続講義 日本現代美術史を批評する サブカルチャー編)。
このような模型と現実の関係は、近年ますます普及してきた3DCG技術や、シミュレーション技術によって、さらに拡大しているように見えます。たとえば、ディズニーが手掛けるスター・ウォーズの実写ドラマ『マンダロリアン』では、背景にゲームエンジンであるUnreal Engineが使用され、ゲームエンジンでシミュレーションされた世界のなかで撮影する、という段階に入っています。 私たちは今、「模型的なもの」に取り囲まれて暮らし、また、自身でも「模型的なもの」を生産しています。このような模型と現実の関係を解き明かすべく、本番組では、戦前から現代までの「模型的なもの」を分析しながら議論していきます。
模型が現実に先行する、という観点は、あらゆる表現ジャンルに関係する「制作の思想」にほかなりません。現実の模倣としての芸術の延長線上に、芸術の模倣としての現実がある。それは、モノを作る、作品を制作することの意味についての議論でもあるのです。
からぱた
1982年生まれ、早稲田大学第一文学部美術史学科卒。『月刊モデルグラフィックス』副編集長を経て現在はホビーメーカーにて企画・製造に携わる。 巨大な写真を用いながら模型についての論考を繰り広げるブログ『超音速備忘録』を運営し、2020年5月にWeb模型メディア『nippper』をスタート。 結婚にあたり、自らを樹脂化するため金型発注をするなど公私ともに模型漬けになりながらその価値や未来について論考を展開している。
twitter/@kalapattar 運営メディア/『nippper』(nippper.com)、『超音速備忘録』(wivern.exblog.jp)
テキサス親父日本事務局 ワールド・オヤジ・サテライト 2024年3月1日 第2部生放送!
テキサス親父日本事務局 ワールド・オヤジ・サテライト 2024年3月1日 第2部生放送!
テキサス親父日本事務局 藤木俊一
ホワイトプロパガンダ漫画家はすみとしこ
スペシャルゲスト
親父オンブズマン日本 事務総長 小出哲也
【Live見逃し】第71期ALSOK杯王将戦 七番勝負第1局 1日目 渡辺明王将 vs 藤井聡太竜王②
【Live見逃し】第71期ALSOK杯王将戦 七番勝負第1局 1日目②
渡辺明王将 vs 藤井聡太竜王
対局日:2022年1月9日(日)
解説者:藤森哲也五段
聞き手:本田小百合女流三段
次回【watch/1670933883】
前回【watch/1670933650】
本橋哲也×上田洋子「『愛の不時着』はどこに「無事着」するか?」(2021/12/15収録) @yuvmsk #ゲンロン211215
無料ダイジェストはこちら!
https://youtu.be/qu6SPvwvEH4?si=CQf4NnJDeSLs6QJP
【収録時のイベント概要】
ゲンロンの代表・上田洋子はロシア文学と演劇の研究者で、少女時代は宝塚歌劇のファン。ゲンロンカフェでは、そんな上田をホストにして、2014年9月に「宝塚歌劇が作る新しい日本文化」(川崎賢子との対談)や2021年3月の「『風と共に去りぬ』とアメリカ」(鴻巣友季子、東浩紀との鼎談)など、「宝塚的」な想像力を主題とするイベントを開催してきました。
彼女がいま「宝塚的」な作品として注目するのが、2020年に世界を席巻した韓国ドラマ『愛の不時着』です。このたびゲンロンカフェでは、その『愛の不時着』の魅力に、研究者ならではの視点から迫るイベントを開催することにしました。
お招きするのは、英文学とカルチュラル・スタディーズを専攻する東京経済大学教授の本橋哲也さん。『深読みミュージカル』(2011年、青土社)、『ディズニー・プリンセスのゆくえ』(2016年、ナカニシヤ出版)などの著作でも知られています。
そんな本橋さんは『愛の不時着』を「韓ドラの最高傑作」と呼び、去る9月に『「愛の不時着」論』(ナカニシヤ出版)を出版されました。著書では、1話ごとに1章をあてて、台詞や小道具を手掛かりに、このドラマがいかに精巧につくられ、なにゆえに視聴者を魅きつけるのかが学問的な言葉で分析されています。ピアノ、ろうそく、母親、まなざし、約束、運命といった古典的なモチーフに注目し、ドラマ全編の隠喩の構造を炙りだすさまはじつに見事です。そしてなによりも、いちファンとしての熱い思いに溢れています。
セリとジョンヒョクの愛はなぜかくも人々を魅了したのか? イベントでは、ドラマの奥にある歴史の重層性や人間の記憶、俳優たちの実力などにも焦点を当てつつ、『愛の不時着』の隠された魅力をたっぷり語っていただきます。
文学や演劇に関心がある広いトークにしますので、韓流ドラマにあまり知識のないひとでも安心してご参加ください。会場と放送でお待ちしています。
【登壇者の本橋哲也さんより】
このたびは、『愛の不時着』をきっかけとして、ゲンロンカフェにお招きいただき、このドラマを愛してやまない皆さんとお話しできることを心から嬉しく思います。この作品が、私たちが生涯で出会う芸術のなかでも忘れがたいもののひとつであることは、実際にご覧になった方たちの多くが感じておられることでしょう。私自身は韓国ドラマの専門家ではなく、韓国・朝鮮語もまったくできないのですが、一見してこの作品の魅力にとりつかれ、それを多くの皆さんと分かち合いたくなって拙著を書きました。(その際、できもしないハングルを書き入れたり、場面を取り違えたりして、多くの読者の方々からご指摘をいただき、恥ずかしい思いとともに感謝も覚えました……。)
『愛の不時着』は、これまでともすれば、東アジアの「女や子どもが見るもの」とされてきた韓国ドラマを、一気にグローバルな観客層へと拡げ、中高年男性(私のような)が主人公のジョンヒョクに魅了され、錚々たる知識人が熱く南北分断を論じるといった社会現象を引き起こした作品です。その後の『梨泰院クラス』『ヴィンチェンツォ』『イカゲーム』へと続く、韓ドラの爆走ぶりは、皆さんもご存じのことでしょう。
そのような地球大のブームの要因を探るために、拙著では私なりの表象分析の手法を動員して、このドラマの内実をこれでもかこれでもかと執拗に読解し尽くしたつもりです。私自身の読みがどれだけ妥当であるかどうかはわかりませんが、ぜひこの作品をこれからご覧になられる方も、すでに何度もご覧になられた方も、ともに『愛の不時着』という空前絶後の傑作の襞に分け入りましょう。
ゲンロンカフェでは、私と同じく、というか私以上に、この作品に出会うことで、自らの人生を豊かに、そして他者への想いを新たにした皆さんとともに、あらためて「『愛の不時着』の無事着」を祝福したいと思います。このような機会を与えていただいた上田洋子さま、東浩紀さまはじめ、「ゲンロン」の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。(本橋哲也)
【『愛の不時着』あらすじ】
韓国でファッション企業を経営する超セレブの女性ユン・セリは、パラグライダーで嵐に巻き込まれて韓国と北朝鮮のあいだにある非武装地帯(両国のあいだの中立地帯)の北朝鮮近くに不時着、巡回中だった人民軍の士官リ・ジョンヒョクに発見されることになる。ジョンヒョクはセリをなんとか帰国させようとするが、セリが彼の言葉を信じなかったために北朝鮮の領土に入り込んでしまい、帰国は不可能に。北朝鮮の素朴な暮らしに最初は戸惑うセリだが、兵士や村の女性たちとの交流の中でなにが本当の幸せなのかを考えるようになる。セリとジョンヒョクは少しづつ惹かれ合うが、そこにジョンヒョクの許嫁が現れ、他方では軍内部の陰謀も絡み……。
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本橋哲也『『愛の不時着』論――セリフとモチーフから読み解く韓流ドラマ』(ナカニシヤ出版)
https://amzn.to/3DhsjS3
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『愛の不時着』はどこに「無事着」するか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20211215/
津崎良典×斎藤哲也×吉川浩満「誤解から学ぶデカルト入門――『デカルトはそんなこと言ってない』(晶文社)刊行記念」 @saitoshokai @clnmn #ゲンロン211130
【収録時のイベント概要】
筑波大学准教授の津崎良典さん、編集者・ライターの斎藤哲也さん、文筆家の吉川浩満さんによるトークイベントを配信します。津崎さんが翻訳を手がけた、ドゥニ・カンブシュネル『デカルトはそんなこと言ってない』(晶文社)の刊行記念イベントです。
【吉川浩満さんからのイベント紹介】
本書は、その名のとおり、デカルトが言ったことではなく、デカルトが〈言ってない〉ことを糸口としてデカルト哲学を解説する一冊です。著者はなぜそんな本を書いたのか。それは、私たちがデカルトの言葉をあまりにも都合よく簡略化・戯画化しているから、つまりデカルトが〈言ってない〉ことまで言ったことにしてしまっているからです。そうであるなら、私たちの誤解を出発点にすることこそ、正しい理解へといたる効果的な方法なのではないか?
これが本書の独特かつ秀逸な着想です。結果として、デカルト哲学への理解が深まると同時に、哲学のテクストを読むとはどのようなことなのかも浮かび上がるという、一粒で二度おいしい名著となりました。
本書の訳者は、著者カンブシュネル先生のお弟子さんでもある津崎良典先生です。本書の翻訳と解説にこれ以上の適任者はいません。デカルト、カンブシュネル先生、そして津崎先生ご自身のお仕事についてお話をしていただけたらと思います。また、もうひとりのゲストとして、ライターの斎藤哲也さんにもお越しいただきます。哲学入門書・解説書のベストセラーを多数手がけてこられた斎藤さんの目に本書はどう映るでしょうか。
私(吉川)はといえば、勤務先の晶文社で本書の編集業務を担当いたしました。編集者という素人読者の観点から、お二人にお話を伺いたいと思います。(吉川浩満)
■
誤解から学ぶデカルト入門 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20211130/
斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「新型コロナウィルス、エピクテトスなら、こう言うね。――未曾有の危機に人々が不安や悩みを抱えるいま、古代ローマの人生哲学をアップデートする」(2020/4/16収録)
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200422_02/
【収録時のイベント概要】
山本 楽しくも苦しくもある現代社会で、いかに幸せに、そして、よりよく生きていくことができるのか。
吉川 どんな自己啓発書にも負けない、古代の賢人の知恵にぜひ触れてほしい。
(山本貴光+吉川浩満『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。: 古代ローマの大賢人の教え』、筑摩書房)
エピクテトスとは、紀元1〜2世紀、ローマ帝政時代のローマやギリシャで活躍した哲学者。元々は奴隷の身分だったにも関わらず、解放されて哲学の教師になるという波乱の人生を送りました。エピクテトスの言行録『人生談義』は後世の人々にも高く評価をされ、モンテーニュやパスカル、夏目漱石らも愛読したといいます。
ゲンロンカフェではお馴染みの博覧強記のお2人、山本貴光さんと吉川浩満さんも「われわれの心の師匠」と呼ぶほど、エピクテトスの言葉に影響を受けているそうです。3月に刊行されたお2人の新著『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』では、エピクテトスの哲学、またその背景にあるストア哲学の世界をわかりやすく紹介しながら、仕事や人間関係など、現代のわれわれの不安や悩みに対して、エピクテトスの教えをどうアップデートできるのかを考察しています。
いまわれわれは、新型コロナウィルスがグローバリズム化が進んだ世界で猛威をふるい、未曾有の危機に直面しています。ウィルスの感染拡大を防ぐのはもちろん、人々が抱えるさまざまな不安や悩みにも向き合っていかねばなりません。古代ローマの大賢人、エピクテトスなら、われわれにどのような言葉を投げかけるのでしょうか?
この度ゲンロンカフェでは山本さん吉川さんのお2人に加え、ライター・編集者の斎藤哲也さんをお招きします。年末恒例企画「人文書めった斬り!」イベントでも人気の3人のトークは必聴です。
新型コロナウィルス、エピクテトスなら、こう言うね。 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200416/
連続講義 日本現代美術史を批評する 現代美術とサブカルチャー編 #5 キャラ絵は本当に「記号」なのか?——キャラ絵の美術様式論
「正史がない」と言われ続けてきた日本現代美術史を、芸術動画が語り、書き直す。芸術動画の主力レギュラー番組である「連続講義 現代美術史を批評する」。 「現代美術とサブカルチャー編」では、美術史家の松下哲也さんをゲスト講師におむかえして、サブカルチャー史から読解する、まったく新しい戦後現代美術史の姿を明らかにしていきます。
鈴木哲也×斎藤哲也「専門を超える本の読み方――知の世界を旅してどこに向かうのか」(2021/5/28収録) @saitoshokai #ゲンロン210528
webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20210708_01/
【収録時のイベント概要】
専門外の本、読みこなすのが難しい本は、どう選び、どう読めばいいのだろうか。
インターネットが当たり前のものになり、知りたいことをかんたんに検索できるようになった。
コロナ禍で大学の講義は多くがオンライン化し、もはや自宅で十分という声も聞こえる。
しかしその一方で、ネット検索で上位に来るのは真偽の怪しいまとめサイトばかりで、
たしかな情報は得にくくなるばかりだ。
かと言って書店に足を運んでも、信頼に足る本を見つけるのは難しい。
毎年発行される新刊は7万点を超える。
専門外の分野で、質の高い本を見つけるのはどうすればよいのか。
一見わかりにくい、難易度の高い本とはどう向き合えばいいのか。
京都大学学術出版会に長年勤務し、自身の経験を元にした『学術書を読む』『学術書を書く』を著した鈴木哲也と、
人文社会系の書籍で編集・構成に携わり、ベストセラー『哲学用語図鑑』(編集・監修)など多くの話題作を世に送り出してきた斎藤哲也による、
専門化の罠を超え、知の世界を旅するための、実践的な「本の選び方」「読み方」の手引き。
専門を超える本の読み方 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210528/
斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「『人文的、あまりに人文的』な、2020年上半期人文書めった斬り!──真夏の人文書パーティー! コロナ禍を考える人文書も徹底紹介!」(2020/8/26収録)
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200902_01/
【収録時のイベント概要】
博覧強記で知られる、斎藤哲也氏、山本貴光氏、吉川浩満氏による「人文書めった斬り!」イベントは、年末恒例の人気企画。三氏が持ちよった膨大量の選書リストをもとに、話題書から知られざる一冊まで、その年に刊行された人文書の魅力を徹底紹介していく。読書家はもちろん、書店員や編集者など業界関係者からも注目を集めるイベントだ。
そんな人気企画だが、三氏が取り上げる人文書があまりに多いため、「1年に1回では足りない! もっと『人文書めった斬り!』イベントをやって欲しい!」という熱いリクエストが寄せられ、この度、2020年上半期の人文書をふり返るイベントの開催が決まった。
2020年上半期は、新型コロナウィルス感染拡大の話題一色に染まった。緊急事態宣言下では大型チェーンを中心に書店が休業せざるをえない状況が続き、書店での刊行記念イベントは軒並み中止されるなど、本と出会う、本が紹介される機会が次々と失われていった。コロナ禍に隠れてしまった魅力的な人文書の数々を、三氏がとことん紹介してくれることだろう。
また今回は特別編として、コロナ禍のいま読むべき人文書を(こちらは刊行年に限らず)ご紹介いただく予定だ。まだまだ収束は見えないうえ、感染が拡大している兆候もあるいまだからこそ、物事を俯瞰し、社会と冷静に向き合うための人文書の知見を探りたい。
本を愛するすべての人のための、真夏の熱い夜!
読書の秋に読むべき本は、このイベントで決まる!
「人文的、あまりに人文的」な、2020年上半期人文書めった斬り! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200826/
【Live見逃し】第72期ALSOK杯王将戦 挑戦者決定リーグ戦 糸谷哲郎八段 vs 服部慎一郎五段①
【Live見逃し】第72期ALSOK杯王将戦 挑戦者決定リーグ戦
糸谷哲郎八段 vs 服部慎一郎五段
対局日:2022年11月7日(月)
解説者:藤森哲也五段
聞き手:内田晶(観戦記者)
次回【watch/1669661883】
小川哲×今村昌弘×呉勝浩「真夏のミステリー×SF読書会」【小川哲の文学BAR #2】 (2021/8/26収録)@Imamura1985 #ゲンロン210826
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/w46ShLm4AyU
【収録時のイベント概要】
SF作家・小川哲氏がホストをつとめるゲンロンカフェの読書イベントシリーズ「小川哲の文学BAR」第二回を開催!
第二回のゲストは、小川氏と同世代のミステリー作家の今村昌弘氏と呉勝浩氏。
今村氏は2017年に『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は各所で大きな反響を呼び、第18回本格ミステリ大賞〔小説部門〕を受賞、映画化やコミカライズもされた。続編の『魔眼の匣の殺人』、『兇人邸の殺人』もともにベストセラーとなりシリーズ累計で100万部を突破。2021年はテレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加し、メディアの枠を超え活躍している。
呉氏は、2015年にデビュー作『道徳の時間』が第61回江戸川乱歩賞を受賞。2018年に『白い衝動』で第20回大藪春彦賞、2020年には『スワン』で第162回直木賞候補となり、さらに第41回吉川英治文学新人賞、第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。2021年に再び『おれたちの歌をうたえ』が第165回直木賞候補に選ばれるなど、デビュー以来めざましい躍進が続いている。
ホストの小川氏は、2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。2017年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞をW受賞。2020年に刊行した『嘘と正典』は第162回直木賞候補となった。ゲンロンカフェへも幾度も登壇いただき、執筆のみならず、快活なトークも人気を博している。
1980年代生まれの登壇者たちはプライベートでも親しく、今回も小川氏の呼びかけに集まった。デビュー以来、様々なフィールドで活躍し続ける3名が、ミステリー&SF小説の読書会を開催する。
三者で事前に打ち合わせた結果、以下の課題図書が決定。当日は各氏が出したこれらの課題図書作品を読み解きながら、ミステリーとSF小説の書き方、読み方、楽しみ方を存分に語っていただく。
<課題図書>
*イベントでは取り上げる作品のネタバレを含む可能性があります!!
深木章子『欺瞞の殺意』(原書房 、2020年)【今村氏からの課題】
殺人犯として服役していた元弁護士が仮釈放後にある関係者に送った書簡。それが事件のすべてを根底から覆す引き金となった。
「わたしは犯人ではありません。あなたはそれを知っているはずです」。
無実にもかかわらず「自白」して無期懲役となった元弁護士と事件関係者との「往復書簡」は、「毒入りチョコレート」殺人をめぐる推理合戦となり、やがて「真相」のぶつかり合いが思わぬ方向へ物語を導いていく。
佐藤究『テスカトリポカ』(KADOKAWA、2021年) 【呉氏からの課題】
メキシコのカルテルに君臨した麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、対立組織との抗争の果てにメキシコから逃走し、潜伏先のジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会った。二人は新たな臓器ビジネスを実現させるため日本へと向かう。川崎に生まれ育った天涯孤独の少年・土方コシモはバルミロと出会い、その才能を見出され、知らぬ間に彼らの犯罪に巻きこまれていく――。
ロバート・J・ソウヤー『ゴールデン・フリース』(ハヤカワ文庫SF、1992年)【小川氏からの課題】
宇宙旅行都市計画の一環として、47光年かなたのエータ・ケフェイ星系第四惑星のコルキスをめざすバサード・ラムジェット宇宙船〈アルゴ〉。コンピュータ“イアソン”が完璧に制御しているこの船で、一人の女性科学者が死亡した。事故死?自殺?それとも…。自殺だというイアソンの主張に疑いを抱いた前夫が単独で調査を始め、困難の末にあばいた驚愕の真相とは?“感情を持つコンピュータ”をリアルに描いた話題作。
もちろん、上記に加えて、登壇者の近年の著作についてもそれぞれお話しをたっぷりと伺う予定だ。直木賞をはじめ各賞の裏話にも期待!
夏の日差しと暑さを忘れて読書に没頭すること間違いなしの必聴イベント。どうぞお見逃しなく。
【登壇者の小川哲さんより】
お二人に初めて会ったのは昨年一月の直木賞の選考会の夜で、僕と呉さんはともに賞の候補でした。僕は宮内悠介さんを呼んでいわゆる「待ち会」をしていたのですが、呉さんは今村さんを呼んでいたようです。
夕方に結果が発表され、僕も呉さんも仲良く落選し、別々の場所で残念会をしていたのですが、僕たちの担当編集者が何人かかぶっており、編集者はどちらの残念会に参加するべきか迷っているようでした。
「いっそのこと、合流すればよくないですか?」と僕は口にしてみました。お互い落選した以上、明日の予定もありませんし、同じ場所で残念会をすれば編集者が迷う必要もありません。そして何より、僕は呉さんと今村さんにお会いしてみたかったのです。
もちろん、大きな賞に落選した夜に、他の候補と会うことを嫌がる人もいるでしょう。ですが僕は、特に理由もなく「呉さんが嫌がるはずがない」と確信していました。実際に、呉さんは合流を快諾してくれました。
こうして、僕、宮内さん、呉さん、今村さんの四人で、なんとも奇妙な合同残念会をすることになったのです。僕たちがその日の夜、具体的にどんな話をしたのか、さすがにこの場ですべてを公言することはできませんが、楽しかったことだけは断言できます。少なくとも「落選してもいいことがあるんだな」という負け惜しみが言える程度には、素敵な思い出になりました。
こうして偶然できた四人の縁はその後もなんとなく続いていて、この度ゲンロンカフェに来ていただけることになりました。呉さんも今村さんも、僕と違って現代日本人作家——つまり同業者の本をよく読んでいるし、「今、誰が面白いのか」「誰に注目するべきなのか」といった話にも詳しいです。二人が活動の中心としているミステリというジャンルを中心に、いろいろな話を聞ければと思います。お楽しみに!(小川哲)
真夏のミステリー×SF読書会 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210826/
古田徹也 聞き手=斎藤哲也「一生役立つ哲学入門――『はじめてのウィトゲンシュタイン』刊行記念」(2021/3/24収録) @FURUTA_Tetsuya @saitoshokai #ゲンロン210324
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/HUF4ptQS-T0
【収録時のイベント概要】
20世紀を代表する哲学者、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(1889 – 1951)。主著として挙げられる前期の『論理哲学論考』と後期の『哲学探究』 を中心に、その思考の変遷は哲学史の重要な転回点として数えられ、現代まで多大な影響を及ぼしています。しかし、生前は奇行のエピソードで知られ、きわめて独創的な叙述で議論を展開する彼の哲学の全体像をとらえるのは、決して容易ではありません。
東京大学准教授で哲学者の古田徹也さんの新著『はじめてのウィトゲンシュタイン』( https://amzn.to/3qUfZAi )は、ウィトゲンシュタインの思考の骨幹を明らかにすることで、その豊潤な哲学の可能性に迫る、まさに決定版といえる入門書です。
今回ゲンロンカフェでは、本書の刊行記念として、「ウィトゲンシュタイン入門」を古田さんに講義いただきます。聞き手を務めるのは、ライター・編集者の斎藤哲也さん。斎藤さんも、著書『試験に出る哲学』( https://amzn.to/3vz2pFR )や監修を務めた『哲学用語図鑑』( https://amzn.to/38QrH8H )など、幅広い層に哲学の魅力や面白さを紹介する名手として知られています。勘所を的確に突く斎藤さんの問いかけに対し、はたして古田さんがどう答えるのか、目が離せません!
古田さんは著書『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』( https://amzn.to/3qVoJGi )刊行時のインタビュー(構成は斎藤さん https://kadobun.jp/feature/interview/178.html )で、「ウィトゲンシュタインを読むと、世界の捉え方の落とし穴もわかるし、意味とか、倫理とか、規範とか、あるいは自分自身とか、一生ずっとついてまわる問題に自分で向き合うための本当に大事なヒントや支えを得られる」と述べています。
困難な現実の世界について、その世界で生きるわれわれ自身について、豊かな示唆を与えてくれる「一生役立つ」哲学とは? ご期待ください!
一生役立つ哲学入門 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210324/
連続講義 日本現代美術史を批評する 現代美術とサブカルチャー編 #1「現代美術と模型文化」
「正史がない」と言われ続けてきた日本現代美術史を、芸術動画が語り、書き直す。芸術動画の主力レギュラー番組である「連続講義 現代美術史を批評する」がスタートします。
「現代美術とサブカルチャー編」では、美術史家の松下哲也さんをゲスト講師におむかえして、サブカルチャー史から読解する、まったく新しい戦後現代美術史の姿を明らかにしていきます。
連続講義 日本現代美術史を批評する 現代美術とサブカルチャー編 #2 シミュレーターとしての美術
「正史がない」と言われ続けてきた日本現代美術史を、芸術動画が語り、書き直す。芸術動画の主力レギュラー番組である「連続講義 現代美術史を批評する」がスタートしました。
「現代美術とサブカルチャー編」では、美術史家の松下哲也さんをゲスト講師におむかえして、サブカルチャー史から読解する、まったく新しい戦後現代美術史の姿を明らかにしていきます。
第2回目は「シミュレーターとしての美術」と題し、美術がいかに「夢=ヴィジョンを見る体験の外部装置」として開発されてきたのかを美術史を遡りながら確認しつつ、シミュレーターとしての美術の可能性について議論していきます。
【Live見逃し】第71期ALSOK杯王将戦 七番勝負第1局 1日目 渡辺明王将 vs 藤井聡太竜王①
【Live見逃し】第71期ALSOK杯王将戦 七番勝負第1局 1日目
渡辺明王将 vs 藤井聡太竜王
対局日:2022年1月9日(日)
解説者:藤森哲也五段
聞き手:本田小百合女流三段
次回【watch/1670933768】
三宅陽一郎×ドミニク・チェン×東浩紀「人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ」(2019/2/8収録) @miyayou @dominickchen @hazuma
【収録時のイベント概要】
知能とは何か」という人工知能の本来の基礎は、人間の究極的な問いの一つなのです。古来から哲学者が何千年と考えて来たことでもあります。おそらく、「知能とは何か」という基礎が完成するときは、人工知能が完成するときです。
三宅陽一郎『人工知能のための哲学塾』(BNN新社)
「まえがき」より
■
ゲームAI開発の第一人者・三宅陽一郎氏がゲンロンカフェ初登壇!
三宅氏は、「ファイナルファンタジー」シリーズなどデジタルゲームにおける人工知能の開発に携わりながら、論文や著書を発表する実践的研究者としても知られる。
「人工知能はサイエンス、エンジニアリング、哲学が交錯する分野」と語る三宅氏は、人工知能の開発と哲学的な論究のあいだを行き来してきた。
三宅氏は哲学塾を主催、その講演録をまとめた『人工知能のための哲学塾』は大きな話題を呼んでいる。
第一弾では人工知能開発の足場としてきた西洋哲学を解説。昨年刊行された第二弾『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』では、荘子や道元、龍樹、井筒俊彦らの東洋哲学から、あらためて人工知能の行方を探求した。
昨年末の斎藤哲也、山本貴光、吉川浩満3氏によるイベントでは、『東洋哲学篇』が堂々「人文的大賞2018」を受賞。ゲンロンカフェ来場者のあいだでも、登壇を待ち望む声が高まっていた。
このたびゲンロンカフェでは、そんな三宅氏を招いて「人工知能のための哲学塾 at ゲンロンカフェ」を開催。聞き手には、東浩紀に加え、情報学研究者のドミニク・チェン氏をお迎えする。
ドミニク・チェン氏は、昨年10月のゲンロンカフェイベント「アートとテクノロジーが出会う場所」にも登壇。人工知能をより拡張した概念「人工生命」について刺激的なプレゼンを行った。
知能とは? 生命とは?
高度に発展していくテクノロジーに、我々はどんな人文学的な含意を見いだせるのか。
ゲンロンカフェならではの文理融合の議論がついに実現!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190208/
【討論】米中台、その狭間の日本[桜R2/8/29]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆米中台、その狭間の日本
パネリスト:
王明理(台湾独立建国聯盟日本本部委員長・日本李登輝友の会理事)
古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)
野嶋剛(ジャーナリスト・大東文化大学特任教授)
福島香織(ジャーナリスト)
用田和仁(元陸上自衛隊西部方面総監 陸将)
渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総
◆チャンネル桜・別館
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連続講義 日本現代美術史を批評する 現代美術とサブカルチャー編 #3「怪獣と美術」
「正史がない」と言われ続けてきた日本現代美術史を、芸術動画が語り、書き直す。芸術動画の主力レギュラー番組である「連続講義 現代美術史を批評する」がスタートしました。「現代美術とサブカルチャー編」では、美術史家の松下哲也さんをゲスト講師におむかえして、サブカルチャー史から読解する、まったく新しい戦後現代美術史の姿を明らかにしていきます。
第3回目は「怪獣と美術」です!
舞台「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE 本編
陽泉を破りウインターカップベスト4進出を決めた誠凛。準決勝の相手は、海常VS福田総合学園の勝者。黄瀬との対戦を待ち望む黒子と火神だが、福田総合には帝光バスケ部出身の灰崎がいた。かつて同じポジションを争った因縁の相手との戦いに黄瀬は……。準決勝1試合目。緑間を擁する秀徳の前に立ちはだかるのは、「キセキの世代」の主将・赤司率いる洛山。最強の名をほしいままにする洛山の実力が明らかに!『「キセキの世代」を倒して日本一になる』黒子と火神の誓いが果たされるまで、あと2試合――!
黒子テツヤ:小野賢章/火神大我:安里勇哉/日向順平:牧田哲也/伊月 俊:石田 隼/木吉鉄平:河合龍之介/小金井慎二:近野拓郎/相田リコ:田野アサミ/黄瀬涼太:黒羽麻璃央/笠松幸男:松村龍之介/森山由孝:和合真一/早川充洋:滝川広大/緑間真太郎:畠山 遼/高尾和成:山田ジェームス武/大坪泰介:spi/宮地清志:上原一翔/青峰大輝:小沼将太/桃井さつき:杉 ありさ/城戸愛莉※Wキャスト/紫原 敦:鮎川太陽/灰崎祥吾:橋本全一/赤司征十郎:糸川耀士郎/実渕玲央:田中涼星/葉山小太郎:青木空夢/根武谷永吉:小柳 心/黛 千尋:高本 学/荻原シゲヒロ:田中宏宜
演出:中屋敷法仁/脚本:竜崎だいち/企画:舞台「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE製作委員会/制作:バンダイナムコライブクリエイティブ/ゴーチ・ブラザーズ
©藤巻忠俊/集英社・舞台「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE製作委員会
斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「『人文的、あまりに人文的』な、2021年人文書めった斬り!――五反田に集まれ! 帰ってきた人文忘年会!」(2021/12/28収録) @saitoshokai @yakumoizuru @clnmn #ゲンロン211228
無料ダイジェストはこちら!
https://youtu.be/y2cjjt0ZnRI?si=PEmf1N6YwByOTdsz
【収録時のイベント概要】
2年ぶりに有観客でやります! ゲンロンカフェで行われる年末の風物詩、人文忘年会!
博覧強記で知られる斎藤哲也氏、山本貴光氏、吉川浩満氏による年末恒例「人文書めった斬り!」イベントが今年も開催決定! 今年刊行された数多の人文書から、3人が膨大な選書リストを作成。「めった斬り!」と銘打ってはいるが、実際はそれぞれがオススメする人文書を次から次へと紹介していく「人文愛」あふれるイベントだ。
読書家、作家、ライター、編集者、書店員、出版関係者…… 本を愛する人々が集う「人文忘年会」イベントだが、昨年は新型コロナウィルス感染症の流行により配信のみの開催となった。今回は、2年ぶりに会場観覧を受け付けて行われる。
イベントの最後には、3人が選ぶ「人文的大賞2021」が決定。昨年は書籍部門として全卓樹氏の『銀河の片隅で科学夜話』 、著者部門としてドミニク・チェン氏が選ばれた。今年の大賞には、果たしてどの人文書が選ばれるのか?
年末年始に読む本はこのイベントで決まる! 五反田に集まれ!
■
「人文的、あまりに人文的」な、2021年人文書めった斬り! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20211228/
全卓樹×山本貴光×吉川浩満「この世界の小さな驚異について――人文的、あまりに人文的な科学夜話」(2021/6/4収録)@Quantum_Zen @yakumoizuru @clnmn #ゲンロン210604
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/ARfNjRZLV0U
webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20210621_01/
【収録時のイベント概要】
博覧強記で知られる斎藤哲也氏、山本貴光氏、吉川浩満氏が、その年に刊行されたお薦めの人文書を紹介していくゲンロンカフェの年末恒例イベント「『人文的、あまりに人文的』な、人文書めった斬り!」。昨年末のイベントの最後に、三氏が「人文的大賞2020」として選んだ一冊が、高知工科大学教授の全卓樹氏の著書『銀河の片隅で科学夜話』(朝日出版社)だ。
同書は、物理学者である著者による科学エッセイ。現実の世界のなかの不思議や驚きを、科学の知見を紹介しながら、情感豊かに描いている。同書の帯では、翻訳家・評論家の大森望氏が「明晰でわかりやすく、面白くて叙情的。科学と詩情。ここにはSF100冊分のネタが詰まっている。」と推薦を寄せている。各種メディアでも紹介され、文理を超えて、幅広い読者層に話題だ。
山本・吉川両氏は今年1月に共著『人文的、あまりに人文的』(本の雑誌社)を刊行した。同書は、ゲンロンが発行している電子批評誌「ゲンロンβ」の連載をまとめたもの。人文書を中心としたブックガイドだが、自然科学に関する本も多く取り上げられている。両氏は、科学や技術を抜きにしては我々の生活や社会が成り立たなくなっている現在、自然科学の領域を読み解くこと(天文)を抜きに、人間や人間が生み出すものを読み解くこと(人文)は難しいと述べている。
ジャンル横断的に知を広げることで、この世界の驚異と人間の営みに迫る、ゲンロンカフェの科学夜話。絶対にお見逃しなく!
この世界の小さな驚異について – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210604/
【討論】都知事選後の日本の政治[桜R2/7/11]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆都知事選後の日本の政治
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
伊藤達美(政治評論家)
潮匡人(評論家)
西岡力(「救う会」全国協議会会長・モラロジー研究所歴史研究室室長)
本間奈々(元愛知県春日井市副市長・元自治大学校研究部長兼教授) ※スカイプ出演
山岡鉄秀(情報戦略アナリスト)
渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総
◆チャンネル桜・別館
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※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
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4周年直前生放送!グラブルアニバーサリーSP
ZenzaWatch https://www.youtube.com/watch?v=nVVhv9yz9Lk<br>
2018/03/04(日) 開場:18:00 開演:18:30<br>
来場者数:298125人コメント数:347875 <br>
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出演者<br>
小野友樹(グラン・ランスロット役)加藤英美里(シェロカルテ役)東山奈央(ルリア役)白石稔(ローアイン役)今井麻美(ヴィーラ役)中村悠一(ロミオ役)伊藤かな恵(スツルム役)立花理香(ユイシス役)M・A・O(ナルメア役)<br>
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木村唯人(プロデューサー)福原哲也(ディレクター)<br>
公式サイトLINK<br>
◇グランブルーファンタジーhttp://granbluefantasy.jp/ <br>
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◇Cygameshttp://www.cygames.co.jp/ <br>
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◇グランブルーファンタジー公式チャンネルhttp://ch.nicovideo.jp/granbluefantasy <br>
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【経済討論】ウイルス後の恐るべき未来[桜R2/5/23]
一流論客陣が本気で論じる、充実度NO.1の討論番組。他では聞けない、まさにホンモノの議論を展開していきます!
◆ウイルス後の恐るべき未来
パネリスト:
安藤裕(衆議院議員)
金子洋一(前参議院議員)
田中秀臣(上武大学教授)※Skype出演
田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)
藤和彦(経済産業研究所 上席研究員)
渡邉哲也(経済評論家)※Skype出演
司会:水島総
※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
http://www.ch-sakura.jp/579.html
◆チャンネル桜公式HP
http://www.ch-sakura.jp/
夏目大×吉川浩満×木島泰三「頭足類の心と私たちの心――『タコの心身問題』刊行記念イベント」(2019/03/29収録) @dnatsume @clnmn @KijimaTaizo
【収録時のイベント概要】
話題書、ピーター・ゴドフリー=スミス『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』の刊行記念トークイベント開催!
単なる物質から、どのように心が生じるのか。哲学者で練達のダイバーでもある著者は、タコやイカなどの「頭足類」に注目する。
なぜだろうか。人間は、人間以外の生物であるサルやイヌなどにも、心や知性らしきものを持っていると感じることがある。それら哺乳類の生物は、進化の歴史上、人間に非常に近い存在だ。だが頭足類は違う。本書によると、人間と頭足類の共通祖先が生きていたのは約6億年前で、その生物にはのちに知性となるような能力はなかった。進化は「まったく違う経路で心を少なくとも二度、つくった」のであり、頭足類は人間の知性や心を脱特権化するのだ。
哲学の「他我問題」(われわれは他者の持つ「自我」を経験することができない)を考えるにあたって、頭足類は格好の題材だという。
著者が海に潜り、頭足類の観察をしていると、人間の心とは本質的に大きく違った心を持っているらしいと気づくそうだ。
多様な生物の進化の歴史を考察することで、人間の知性や心を相対的に探求していく本書は、各方面で評判が立っている。
昨年末に開催した斎藤哲也、山本貴光、吉川浩満3氏による人文書イベントでは、吉川氏が本書の魅力(そして、タコの知性の凄さ!)を熱弁する場面があり、話題になった。
この度、ゲンロンカフェでは同書を翻訳した夏目大氏と吉川氏の対談イベントを開催する。
吉川氏は、昨年上梓した『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』で、急速な発展をみせる認知と進化にかんする科学技術が、いかに人間観を変容していくかについて紹介した。
両氏の対談は、頭足類の心や生態を掘り下げる面白さ、その意義をより深めてくれることだろう。
さらに、スピノザ研究者の木島泰三氏が緊急参戦! 木島氏は、ピーター・ゴドフリー・スミスに大きな影響を与えている、ダニエル・デネットの翻訳(『心の進化を解明する』)なども手がけている。
哲学と生物学を横断する、知的刺激に満ちた内容は必見!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190329/
連続講義 日本現代美術史を批評する 現代美術とサブカルチャー編 #4 「キャラ絵様式の変遷」
「正史がない」と言われ続けてきた日本現代美術史を、芸術動画が語り、書き直す。芸術動画の主力レギュラー番組である「連続講義 現代美術史を批評する」がスタートしました。
「現代美術とサブカルチャー編」では、美術史家の松下哲也さんをゲスト講師におむかえして、サブカルチャー史から読解する、まったく新しい戦後現代美術史の姿を明らかにしていきます。
「SKE日曜討論2 ほぼ月刊 48ジャーナル 増刊号」いときん×さえきあきひろ×石橋哲也×長崎茂
放送日:2015年2月1日
「SKE日曜討論2 ほぼ月刊 48ジャーナル 増刊号」
▼出演
いときん、さえきあきひろ、石橋哲也、長崎茂
■
「2015年のSKEは何か起こる」
その確信を持ってスタートした本シリーズは、第2回目にして、早くも強烈な試練を与えられた。相次ぐ卒業の発表、支配人の交代……。組閣からのチーム再生の兆しは見えているのか? センター交代の効果は? 中堅メンバーの未来とは?
最早、ぬるい議論をしてる場合じゃない。少しでも何かを動かす議論をしよう。ある人は言う。「SKEはAKBの悪い部分ばかりを追ってしまっている」と。しかし、SKEにはSKEのソウルがあるはずだ。それは何なのか? それは今でも息づいているのか?
こうしてみても、?がつくことばかりが思いつく。今回は、そのひとつひとつを丁寧に解きほぐしてみたい。また、視聴者のみなさんと一体になった討論になるよう、コメントも多く拾いたい。SKEに詳しくない人にも、出来る限り理解していただけるよう、文脈を明確にした議論にもしたい。SKEの歴史に一石を投じる番組にしていくためにも、延長覚悟で臨みたいと思う。あなたも、ぜひ参加して欲しい。
斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「『人文的、あまりに人文的』な、2018年人文書めった斬り!」(2018/12/28収録) @saitoshokai @yakumoizuru @clnmn
【収録時のイベント概要】
卓抜した博覧強記の3人、斎藤哲也氏、山本貴光氏、吉川浩満氏による「人文書めった斬り!」イベント、待望の2018年版が開催決定!
今年1月に行われた「『人文的、あまりに人文的』な、2017年人文書めった斬り!」では、斎藤氏175冊! 山本氏255冊!吉川氏262冊! 3人の合計でのべ692冊!!!という膨大な選書リストをご用意いただき(ちなみに、すべて2017年刊行の人文書です)、当たり年とも言われた2017年の人文書を徹底総括しました。
「いま、人間や社会はどんな問題に関心を向けているのか」「人類の叡智はどこまで達しているのか」「人間はどのように変わり、変わっていくのか」 ……さまざまな哲学的・普遍的な問いに、人間は書物を通して向き合ってきました。ありとあらゆる人文書を広い視野で俯瞰することで、人間や社会の「いま」が浮かび上がってきます。
前回、膨大なリストから「人文的大賞」として選ばれた読書猿『アイデア大全』『問題解決大全』においては、その後、同書の帯に受賞が紹介されました。いまや業界でも大注目のイベントとなっています。今回も、3人の方々には選書リストをご用意いただける予定です。年末年始に読む本は、このイベントで決まるかも!?
読書家、作家、ライター、編集者、書店員、出版関係者……本がお好きな方にはたまらない、絶対に必見の内容です!
2018年のゲンロンカフェはこのイベントで締めくくります。ぜひお越しください。
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20181228/