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<マル激・後半>なぜヨーロッパの右傾化が止まらなくなっているのか/渡邊啓貴氏(帝京大学法学部教授、東京外国語大学名誉教授)
ヨーロッパの右傾化が止まらない。
欧州議会選挙に続いて、フランスの下院総選挙でも極右勢力が軒並み躍進を遂げた。ヨーロッパはこのまま右傾化していってしまうのか。それともこれは一時的な現象なのか。
また、ヨーロッパの極右政党の主だった政治的主張は、現在大統領選挙の佳境を迎えつつあるアメリカのトランプ前大統領が主導する「MAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)」の主張とも酷似している。欧州と米国の両方で右傾化や極右化が進めば、日本にもその影響が出ないはずがない。
6月に行われた欧州議会選挙における右派の躍進に危機感を覚えたフランスのマクロン大統領は6月9日、唐突にフランス下院を解散し総選挙の実施を宣言した。6月30日と7月7日の2回に渡ってフランス全土で実施された総選挙では、マクロンの思惑とは正反対の結果が出てしまった。元々単独では過半数に届いていなかったマクロン大統領の支持基盤である与党連合は、78議席を失い168議席まで減らす大敗を喫した。しかし、極右政党国民連合の伸張に危機感を覚えた29以上の勢力から成る左派が力を結集し、与党連合と200以上の選挙区で候補者の一本化を図った結果、最終的には全577議席中左派連合が最多の182議席を獲得し第1党となり、国民連合は54議席増の143議席にとどまった。
結果的に左派が大きく議席を伸ばすことにはなったが、それもこれも国民連合の躍進を阻止するために左派が小異を捨てて大同についた結果だった。
フランス政治に詳しい渡邊啓貴氏は、フランス総選挙は2つの意味でマクロンの完敗だったと断言する。1つ目はマクロンが率いる与党連合が大きく議席を減らしたこと。また、もう1つは極右勢力の議席獲得を防ぐために与党連合と左派連合が選挙協力した結果、マクロンと敵対するメランションの率いる急進左派政党「不服従のフランス」などが、第1党になってしまったことだ。
フランスでは当面パリ五輪とバカンスシーズンということもあり政争は休戦に入るが、首相に誰を据えるかも含め、マクロン政権は政治的に困難な舵取りを求められることは必至だ。
渡邊氏は今回の選挙で急進左派を含む左派連合と極右勢力が議席を伸ばしたことについて、右派も左派もポピュリズムに訴えて支持を伸ばしてきた点を指摘する。フランスでは移民の急増に対する反発と、コロナ後の収束やウクライナ戦争以降のエネルギー価格の高騰による高いインフレが問題となっており、低所得層や生活困窮者にとっては、いずれも看過できない問題となっている。極右政党も急進左派政党もいずれもこの争点を掲げて選挙戦に臨んできた。
移民の急増やインフレによる生活困窮などが起きた時、市民は将来不安を覚える。元々、右派も左派もそこに訴えかけるのがポピュリズムだ。ポピュリズムは市民の熱狂を巻き起こしやすいのに対して、極端な政策を掲げない中道は支持が集まりにくい。そもそも「中道ポピュリズム」というものは成り立ち難いからだ。
一方、それくらい脅威になるほど、近年のフランスでは極右勢力が伸びてきていることも確かだ。2012年には2議席だった国民戦線(現・国民連合)の下院の議席数は、2017年に8議席、2022年に89議席、そして今回の選挙では143議席に達している。このまま党勢を増せば、時間の問題で過半数の289議席に到達すると見る向きもある。
そして、極右政党が勢力を伸ばしているのはフランスに限ったことではない。EU圏内ではすでにイタリアやハンガリーで、極右政党が国のトップの座についているし、ドイツやオランダ、スウェーデンでも極右政党が勢いを増している。
そしてアメリカでもトランプ現象だ。バイデン大統領の選挙戦からの撤退で大統領選挙の方はまだ先行きが見えなくなっているが、少なくともここまでは全体としてトランプ陣営に勢いがあることは明らかだ。
ヨーロッパでもアメリカでも、これらの政治勢力はほぼ例外なく自国第一主義を掲げ、反グローバリゼーション、反移民・難民、反イスラム、反気候変動対策などを主張している。そして、特にフランスではEU懐疑主義は急進左派にも共通した政策となっている。右派も左派も伝統的な経済政策を維持することが難しくなり、いずれもがポピュリズムに訴えることで支持基盤を広げる道を選んだ結果と考えられる。
ヨーロッパの極右勢力の台頭にはどのような背景があるのか、ヨーロッパはこのまま右傾化していくのか、それは世界や日本にどのような影響を及ぼすのかなどについて、帝京大学法学部教授の渡邊啓貴氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
前半はこちら→so43917074
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
<マル激・前半>なぜヨーロッパの右傾化が止まらなくなっているのか/渡邊啓貴氏(帝京大学法学部教授、東京外国語大学名誉教授)
ヨーロッパの右傾化が止まらない。
欧州議会選挙に続いて、フランスの下院総選挙でも極右勢力が軒並み躍進を遂げた。ヨーロッパはこのまま右傾化していってしまうのか。それともこれは一時的な現象なのか。
また、ヨーロッパの極右政党の主だった政治的主張は、現在大統領選挙の佳境を迎えつつあるアメリカのトランプ前大統領が主導する「MAGA(メイク・アメリカ・グレート・アゲイン)」の主張とも酷似している。欧州と米国の両方で右傾化や極右化が進めば、日本にもその影響が出ないはずがない。
6月に行われた欧州議会選挙における右派の躍進に危機感を覚えたフランスのマクロン大統領は6月9日、唐突にフランス下院を解散し総選挙の実施を宣言した。6月30日と7月7日の2回に渡ってフランス全土で実施された総選挙では、マクロンの思惑とは正反対の結果が出てしまった。元々単独では過半数に届いていなかったマクロン大統領の支持基盤である与党連合は、78議席を失い168議席まで減らす大敗を喫した。しかし、極右政党国民連合の伸張に危機感を覚えた29以上の勢力から成る左派が力を結集し、与党連合と200以上の選挙区で候補者の一本化を図った結果、最終的には全577議席中左派連合が最多の182議席を獲得し第1党となり、国民連合は54議席増の143議席にとどまった。
結果的に左派が大きく議席を伸ばすことにはなったが、それもこれも国民連合の躍進を阻止するために左派が小異を捨てて大同についた結果だった。
フランス政治に詳しい渡邊啓貴氏は、フランス総選挙は2つの意味でマクロンの完敗だったと断言する。1つ目はマクロンが率いる与党連合が大きく議席を減らしたこと。また、もう1つは極右勢力の議席獲得を防ぐために与党連合と左派連合が選挙協力した結果、マクロンと敵対するメランションの率いる急進左派政党「不服従のフランス」などが、第1党になってしまったことだ。
フランスでは当面パリ五輪とバカンスシーズンということもあり政争は休戦に入るが、首相に誰を据えるかも含め、マクロン政権は政治的に困難な舵取りを求められることは必至だ。
渡邊氏は今回の選挙で急進左派を含む左派連合と極右勢力が議席を伸ばしたことについて、右派も左派もポピュリズムに訴えて支持を伸ばしてきた点を指摘する。フランスでは移民の急増に対する反発と、コロナ後の収束やウクライナ戦争以降のエネルギー価格の高騰による高いインフレが問題となっており、低所得層や生活困窮者にとっては、いずれも看過できない問題となっている。極右政党も急進左派政党もいずれもこの争点を掲げて選挙戦に臨んできた。
移民の急増やインフレによる生活困窮などが起きた時、市民は将来不安を覚える。元々、右派も左派もそこに訴えかけるのがポピュリズムだ。ポピュリズムは市民の熱狂を巻き起こしやすいのに対して、極端な政策を掲げない中道は支持が集まりにくい。そもそも「中道ポピュリズム」というものは成り立ち難いからだ。
一方、それくらい脅威になるほど、近年のフランスでは極右勢力が伸びてきていることも確かだ。2012年には2議席だった国民戦線(現・国民連合)の下院の議席数は、2017年に8議席、2022年に89議席、そして今回の選挙では143議席に達している。このまま党勢を増せば、時間の問題で過半数の289議席に到達すると見る向きもある。
そして、極右政党が勢力を伸ばしているのはフランスに限ったことではない。EU圏内ではすでにイタリアやハンガリーで、極右政党が国のトップの座についているし、ドイツやオランダ、スウェーデンでも極右政党が勢いを増している。
そしてアメリカでもトランプ現象だ。バイデン大統領の選挙戦からの撤退で大統領選挙の方はまだ先行きが見えなくなっているが、少なくともここまでは全体としてトランプ陣営に勢いがあることは明らかだ。
ヨーロッパでもアメリカでも、これらの政治勢力はほぼ例外なく自国第一主義を掲げ、反グローバリゼーション、反移民・難民、反イスラム、反気候変動対策などを主張している。そして、特にフランスではEU懐疑主義は急進左派にも共通した政策となっている。右派も左派も伝統的な経済政策を維持することが難しくなり、いずれもがポピュリズムに訴えることで支持基盤を広げる道を選んだ結果と考えられる。
ヨーロッパの極右勢力の台頭にはどのような背景があるのか、ヨーロッパはこのまま右傾化していくのか、それは世界や日本にどのような影響を及ぼすのかなどについて、帝京大学法学部教授の渡邊啓貴氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
後半はこちら→so43917077
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
『科学技術により誕生した天人と人型ロボット』 2.死後の世界(前編)
本動画は、『科学技術により誕生した天人と人型ロボット』の全15話の内の第2話となります。
本動画より主要キャラ六人の内の五人が揃い、議論(たまに言い争い)をしていきます。
今回は懐疑主義的な人間であるはせべと人型ロボットである永江が前半に議論し、
後半に永江と不老不死である比那名居が論争します。
[あらすじ]
大学に永江と共に入学することが出来た比那名居だったが、
週6日で平均3コマもの講義と、部員数たった五人の文芸サークルでの活動で、すっかり大学生活に辟易してしまっていた。
そんなある日、永江の提案で文芸サークルでトルストイの『人生論』の読書会をすることになる。
はせべと永江の論争を高見の見物をしていた比那名居だったが、
そんな彼女は『人生論』で述べられている世界観がそもそも不条理だということを主張し始める。
【VOICEROID寸劇】英国のEU離脱(ブレグジット) - 前編 EEC加盟と欧州懐疑主義の高まり
「加盟した」と書くだけでこの長さ?
今回は英国のEU離脱(ブレグジット)問題の前編と言うことでEEC&EFTA設立からECC加盟、そして欧州懐疑主義の高まりとユーロ危機、キャメロン政権発足までを動画にしてみました。
次回は国民投票と英国のEU離脱、その後の影響について取り上げる予定です。
何か英国情勢に大きな変化が無ければ4月中には出したい
※間違い・補足等あれば気軽にコメントでご指摘いただければ幸いです。
【動画内の配役】
ナレーション:紲星あかり
イギリス(政府):琴葉茜
イギリス欧州懐疑主義派:琴葉葵
イギリス親欧派:東北きりたん
ECC&EU:東北ずん子
アメリカ:結月ゆかり
ギリシャ:四国めたん
デンマーク:春日部つむぎ
【広告者様】
うらマッハ様 Nadir様 mizunosound様 敬仲様 Laotoka様 かべるね様 霜月あかね様 力久ピコ、あどふぃん様 ヤマカガシ様 丁型海防艦様 とりめら様 アパラチア様 ねぎ様 暗がり小道様 BADH様
仮名:歴史好きな人様 カマドーマ様 APT様 野州様 かいわ様 あまや様 鶏ささみ様 吉田平八郎様 taki様 応援中(匿名)様 なつか様 fk506様 遥野いつく様 とじます様 すり身/そし様
fortune様 niconico寺様 ゆっきー様 L880様 ゆと様
【参考文献】
迷走するイギリス― EU離脱と欧州の危機 - 細谷 雄一
EU離脱 - 鶴岡 路人
欧州連合―統治の論理とゆくえ - 庄司 克宏
欧州分裂クライシス: ポピュリズム革命はどこへ向かうか - 熊谷 徹
当時の報道、新聞、条約文、演説等
英語版wikipedia
【Twitter】
@santai_san_1991
【お借りした素材】
・立ち絵
琴葉姉妹 - むにさが 様
東北きりたん - からい 様
春日部つむぎ - とらっかぁ様
東北ずん子 - からい 様
結月ゆかり - からい 様
ずんだもん - 坂本アヒル 様
四国めたん - 坂本アヒル 様
・地図
Google Earth
・音楽
効果音ラボ 様
無料効果音で遊ぼう! 様
・画像
Youtube版に記載
□処世哲学: ピュロンの懐疑主義・エピクロスの快楽主義・ゼノンの禁欲主義: 純丘先生の1分哲学! 17 #純丘曜彰 #哲学
見るだけで賢くなれるブレインサプリ。大阪芸術大学の純丘曜彰教授博士が哲学のキーワードを1分で解説します。古代ローマ、コスモポリタン、カエサル、シーザー、暗殺
世界5分前仮説 照井浩也の日記
今日はちょっと難しい話をする照井浩也です。みなさんは世界5分前仮説って聞いたことありますか?
世界五分前仮説(せかいごふんまえかせつ)とは、「世界は実は5分前に始まったのかもしれない」という仮説である。
哲学における懐疑主義的な思考実験のひとつで、バートランド・ラッセルによって提唱された。この仮説は確実に否定する事(つまり世界は5分前に出来たのではない、ひいては過去というものが存在すると示す事)が不可能なため、「知識とはいったい何なのか?」という根源的な問いへと繋がっていく。
たとえば5分以上前の記憶がある事は何の反証にもならない。なぜなら偽の記憶を植えつけられた状態で、5分前に世界が始まったのかもしれないからだ。
以下、ラッセルの文章
世界が五分前にそっくりそのままの形で、すべての非実在の過去を住民が「覚えていた」状態で突然出現した、という仮説に論理的不可能性はまったくない。異なる時間に生じた出来事間には、いかなる論理的必然的な結びつきもない。それゆえ、いま起こりつつあることや未来に起こるであろうことが、世界は五分前に始まったという仮説を反駁することはまったくできない。したがって、過去の知識と呼ばれている出来事は過去とは論理的に独立である。そうした知識は、たとえ過去が存在しなかったとしても、理論的にはいまこうであるのと同じであるような現在の内容へと完全に分析可能なのである— ラッセル "The Analysis of Mind" (1971) pp-159-160: 竹尾 『心の分析』 (1993)
Wikipedia抜粋。
なんか、言われてみればその通りだなと思って...。
そう考えるとなんだか何も信用できなくなりそうです。
まあ、これは仮説なので有り得ないと信じたいですが...、真実は誰も知ることができません。
頭がややこしくなる話でした!
中国の実際のGDPは発表の半分か?!
中国が発表したGDP7%成長という数字を巡って、国際社会から不満が噴出している。イギリスの調査会社は独自に計算し、今年の成長率は2.8%と試算した。
ザ・シネマハスラー大掃除 『ダークナイト ライジング』
ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフルより。シネマハスラーの中でどうしても扱えなかった映画を一気に評論しつくす「シネマハスラー大掃除SP」から、「ダークナイト ライジング」部分のみ抜粋。2012年12月8日放送分。
マイケル・シャーマー 「迷信を生む2つの仕組み」
宇宙人による誘拐からダウジングまで、マイケル・シャーマーが奇妙なことを信じる人間の傾向について語ります。そうした傾向が人の持つ基本的な2つの生存上の能力によってもたらされると語ります。2010年2月、TED2010。
Source: http://www.ted.com/talks/lang/jpn/michael_shermer_the_pattern_behind_self_deception.html CC-BY-NC-ND 3.0
Translation: http://dotsub.com/view/2ddf1c2d-916a-477c-809f-d6fdf95f6e3b CC-BY-NC-ND 3.0
【サウザンドアームズ】 カイリーンでデート ~ツンギレ編~
返す返すも、声優やイメージソンガーだけは卓抜したゲーム。カイリーンの自室でレア・アイテムを探索したり、噴水前で口説き落としてみ。イベント発生。シャランがディスクリムゾンの襲撃で陥落するまでにね。 【年齢】16歳 【故郷】空中商都シャラン 【性格】好奇、打算的、利得的、擦れっ枯らし 【信念】唯物論、現実主義、懐疑主義 【特技】欺瞞、窃取、ギャンブル 【好物】財貨、高級品、サーロインステーキ 【忌避】ラバンティス(24歳)【願望】玉の輿