キーワード 田中智學 が含まれる動画 : 12 件中 1 - 12 件目
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【鎌倉仏教シリーズ】第95回・日蓮系新興宗教⑤顕正会2-2
日蓮の弟子・日興の流れ(日興門流)を引き継ぐ日蓮正宗は、その正宗を構成する多くの法華講(構成ユニット)の中で巨大化した法華講の顕正会と創価学会を、国立戒壇の解釈を巡って対立し、やがてこの両者の法華講を破門することになります。国立戒壇とは、日蓮が唱えた三大秘法の中の「本門の戒壇」の極端な解釈を明治末期頃にした国柱会の田中智學によって生み出されたものですが、これは戦前、日蓮主義と呼ばれ、釈迦牟尼仏(絶対神)の生まれ変わりである天皇が中心になって世界中を法華経信仰一色にするべきだ(八紘一宇)という思想です。この思想を引き継いだのは日蓮正宗なんですが、中でも顕正会と創価学会は国立戒壇論を強く主張し、正宗から破門されることになりました。
【鎌倉仏教シリーズ】第95回・日蓮系新興宗教⑤顕正会2-1
日蓮の弟子・日興の流れ(日興門流)を引き継ぐ日蓮正宗は、その正宗を構成する多くの法華講(構成ユニット)の中で巨大化した法華講の顕正会と創価学会を、国立戒壇の解釈を巡って対立し、やがてこの両者の法華講を破門することになります。国立戒壇とは、日蓮が唱えた三大秘法の中の「本門の戒壇」の極端な解釈を明治末期頃にした国柱会の田中智學によって生み出されたものですが、これは戦前、日蓮主義と呼ばれ、釈迦牟尼仏(絶対神)の生まれ変わりである天皇が中心になって世界中を法華経信仰一色にするべきだ(八紘一宇)という思想です。この思想を引き継いだのは日蓮正宗なんですが、中でも顕正会と創価学会は国立戒壇論を強く主張し、正宗から破門されることになりました。
【鎌倉仏教シリーズ】第92回・日蓮系新興宗教②霊友会2-3
日蓮の弟子(六老僧)からの流れとはまったく無関係に大正時代より彗星の如く現れた霊友会は、日蓮の弟子・日朗の流れを汲む本門仏立宗出身の西田無学の影響を受け、法華経を、夫婦の先祖供養を修行(菩薩行)の中心と据えてると解釈し、創始者の久保角太郎は最初「霊能者」の若月チセらと大正15年(1924年)に北千住霊友会を創立し、やがてチセと袂を分かち、兄嫁の小谷喜美らと昭和2年(1927年)に赤坂霊友会を創立し、それが昭和5年(1930年)現在に至る霊友会へと発展していきます。突然現れた霊友会は、果たして田中智學らの国柱会日蓮主義とはまったく異なる流れなのか? その辺を検証しながら見て行きたいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第92回・日蓮系新興宗教②霊友会2-2
日蓮の弟子(六老僧)からの流れとはまったく無関係に大正時代より彗星の如く現れた霊友会は、日蓮の弟子・日朗の流れを汲む本門仏立宗出身の西田無学の影響を受け、法華経を、夫婦の先祖供養を修行(菩薩行)の中心と据えてると解釈し、創始者の久保角太郎は最初「霊能者」の若月チセらと大正15年(1924年)に北千住霊友会を創立し、やがてチセと袂を分かち、兄嫁の小谷喜美らと昭和2年(1927年)に赤坂霊友会を創立し、それが昭和5年(1930年)現在に至る霊友会へと発展していきます。突然現れた霊友会は、果たして田中智學らの国柱会日蓮主義とはまったく異なる流れなのか? その辺を検証しながら見て行きたいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第92回・日蓮系新興宗教②霊友会2-1
日蓮の弟子(六老僧)からの流れとはまったく無関係に大正時代より彗星の如く現れた霊友会は、日蓮の弟子・日朗の流れを汲む本門仏立宗出身の西田無学の影響を受け、法華経を、夫婦の先祖供養を修行(菩薩行)の中心と据えてると解釈し、創始者の久保角太郎は最初「霊能者」の若月チセらと大正15年(1924年)に北千住霊友会を創立し、やがてチセと袂を分かち、兄嫁の小谷喜美らと昭和2年(1927年)に赤坂霊友会を創立し、それが昭和5年(1930年)現在に至る霊友会へと発展していきます。突然現れた霊友会は、果たして田中智學らの国柱会日蓮主義とはまったく異なる流れなのか? その辺を検証しながら見て行きたいと思います。
【鎌倉仏教シリーズ】第90回・日蓮主義⑨妹尾義郎と左翼日蓮主義 2-2
日蓮主義と言えば、八紘一宇を訴えて世界侵略と世界征服を画策した田中智學や、一生一殺をスローガンに政府財界要人暗殺の運動を進めた井上日召など国家主義的な法華右翼のイメージが強い中、きわめて異色な存在として、左翼日蓮主義者として労働運動や社会主義運動に参加した妹尾義郎(せのうぎろう)がいます。同じ日蓮主義で右翼と左翼がいるという事自体に違和感を感じる人は多いと思いますが、実は、右翼とか左翼というのは方法論の違いで、根本は法華経で世界を統一(政治界も宗教界も)しようという原点は共有していたのです。妹尾は戦前、戦後を通じて自らの左翼日蓮主義的立場を貫き、最後には共産党にまで入党するという経緯を辿ります。
【鎌倉仏教シリーズ】第90回・日蓮主義⑨妹尾義郎と左翼日蓮主義 2-1
日蓮主義と言えば、八紘一宇を訴えて世界侵略と世界征服を画策した田中智學や、一生一殺をスローガンに政府財界要人暗殺の運動を進めた井上日召など国家主義的な法華右翼のイメージが強い中、きわめて異色な存在として、左翼日蓮主義者として労働運動や社会主義運動に参加した妹尾義郎(せのうぎろう)がいます。同じ日蓮主義で右翼と左翼がいるという事自体に違和感を感じる人は多いと思いますが、実は、右翼とか左翼というのは方法論の違いで、根本は法華経で世界を統一(政治界も宗教界も)しようという原点は共有していたのです。妹尾は戦前、戦後を通じて自らの左翼日蓮主義的立場を貫き、最後には共産党にまで入党するという経緯を辿ります。
【鎌倉仏教シリーズ】第85回・日蓮主義④石原莞爾と国柱会2- (2)
釈迦尊と日蓮上人と天皇を一体視し、釈迦・日蓮の権化(生まれ変わり)としての天皇が中心となって世界を法華経で統一(世界征服)することを目指す日蓮主義は、大正時代頃から台頭しだした田中智學の国柱会を中心に知識人や軍人、経済人の間に広く浸透していきます。石原莞爾は、仙台陸軍幼年学校時代より法華経に興味を持ち、東京で陸軍大学卒業後には陸軍武官として国柱会に入会し、本格的に日蓮主義に没頭していきます。やがて彼は、日蓮主義の八紘一宇思想を実現すべく、満州事変の企画実行、そして世界最終戦争論を展開していきます。
【鎌倉仏教シリーズ】第85回・日蓮主義④石原莞爾と国柱会2- (1)
釈迦尊と日蓮上人と天皇を一体視し、釈迦・日蓮の権化(生まれ変わり)としての天皇が中心となって世界を法華経で統一(世界征服)することを目指す日蓮主義は、大正時代頃から台頭しだした田中智學の国柱会を中心に知識人や軍人、経済人の間に広く浸透していきます。石原莞爾は、仙台陸軍幼年学校時代より法華経に興味を持ち、東京で陸軍大学卒業後には陸軍武官として国柱会に入会し、本格的に日蓮主義に没頭していきます。やがて彼は、日蓮主義の八紘一宇思想を実現すべく、満州事変の企画実行、そして世界最終戦争論を展開していきます。
【鎌倉仏教シリーズ】第83回・日蓮主義②田中智學と国柱会2- 2
本来日蓮宗は、日本の天皇と言えども所詮釈迦牟尼仏の守護神の一つにすぎないと解釈してましたが、明治13年(1880)に田中智學が、釈迦牟尼仏と日蓮上人とアマテラスは同一である(王法冥合論)を展開し、蓮華会を設立して以降、日蓮主義は燎原の火のごとく広がり、大正13年(1943)に国柱会へと発展すると、日蓮主義は軍人、知識人、文化人の間に大きな影響力を持つようになり、後の多くの右翼テロリズムのイデオローグとなっていきます。
【鎌倉仏教シリーズ】第83回・日蓮主義②田中智學と国柱会2- 1
【鎌倉仏教シリーズ】第83回・日蓮主義②田中智學と国柱会2- 本来日蓮宗は、日本の天皇と言えども所詮釈迦牟尼仏の守護神の一つにすぎないと解釈してましたが、明治13年(1880)に田中智學が、釈迦牟尼仏と日蓮上人とアマテラスは同一である(王法冥合論)を展開し、蓮華会を設立して以降、日蓮主義は燎原の火のごとく広がり、大正13年(1943)に国柱会へと発展すると、日蓮主義は軍人、知識人、文化人の間に大きな影響力を持つようになり、後の多くの右翼テロリズムのイデオローグとなっていきます。
GHQ焚書図書開封 第40回
※「GHQ焚書図書開封」は、過去放映分を隔週水曜日に公開していきます。
占領下、大東亜戦争を戦った日本人の物語を断ち切るかのように、7千冊以上の戦前・戦中の書物がGHQによって没収された。理不尽な"焚書"に遭ったそれらの図書を"開封"し、当時の日本の実相を読み解いていきます。
第40回:国家主義者 田中智學の空想的一面
出演:西尾幹二
平成21年9月19日 放送