キーワード GE-36 が含まれる動画 : 2 件中 1 - 2 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
【NASA】次世代プロペラ機用エンジン『アドバンスド・ターボプロップ』
70年代にオイルショックの影響から始まった、燃費の良いプロペラ機でジェット機並みの速度を実現するためのエンジン研究をNASAが音頭を取っていたさいの名称が『アドバンスド・ターボプロップ(ATP)』です。フライトテストベッドにガルフストリームIIが使われ、C-130やP-3に使われるT56の民間仕様アリソン501をベースにしたSR-7Lプロップファン(プロペラ屋のハミルトン・スタンダードはそう名付けた)が左翼にマウントされ、左右非対称でジェットとプロペラの混載という妙な飛行機となってます。これは牽引式のプロペラですが、GEやP&W/アリソンも別に推進式のエンジンGE-36(sm13505696)や578-DXなどを開発試験していました。結局当時は騒音などでお蔵入りしたわけなのですが、近い将来リバイバルするとかしないとか。
mylist/32333996
アンダクテッドファンエンジンとカーボンコンポジットファンブレード
ゼネラル・エレクトリック社とNASAが共同で開発していたアンダクテッドファン(UDF)エンジンに絡めて、それに採用されていた炭素繊維複合材製のブレードの系譜は、現在のGEのエンジンGE90やGEnxなどの複合材製ファンブレードに息づいてるという主旨の内容なのでしょうが(多分)、それよりも動いているUDFエンジンGE-36の映像のほうに興味を引かれます。GE-36はF/A-18などの搭載されているF404エンジンをベースにしたもので、タービンと減速機無しで直結した特徴的なブレードを回して推力を得ることで、低燃費で通常のプロペラ機より高速飛行できるエンジンです。客室や周囲への騒音が減らせずお蔵入りしましたが、最近の燃料費上昇でふたたびGEとNASAが試験しているようです。
mylist/32333996