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【1979年】飲み水利用の川 規定値の7000倍の放射線汚染…何も知らず大量被曝し見捨てられた先住民族たち 『チャーチロック鉱滓ダム汚染水流出事故』【ゆっくり解説】
#00:00 OP
#00:38 チャーチロック
#1:22 汚泥を貯めていたダム
#1:50 突然の決壊
#2:40 UNCが対応したが…
#3:26 放射能の単位
#4:32 汚染された川を利用していた人々
#5:23 被害が大きくなった要因
#6:39 実際には46倍の汚染が
#6:57 評価の難しい被害
#8:17 運営会社の怠慢
#10:09 核開発ブームが去った後
#12:35 事故がきっかけでようやく注目された地域だった
今回紹介するのは、チャーチロックダム汚染水流出事故です。
アメリカ合衆国、ニューメキシコ州にはかつて、ウラン鉱石を採掘するための鉱山が沢山ありました。
それらの鉱山にはウラン精錬施設が建設され、そこでは日々ウランの抽出が行われていました。精錬ではその廃棄物としてウラン鉱石の残りかすや、その他の重金属が含まれた汚泥を貯蔵するためのダムも建設され、そこには大量の汚染水が保管されていました。
しかし1979年のある日の早朝。このダムの一部が突然崩壊し、中の汚染水約36万リットルが外に流出してしまいました。
この事故で汚染水が近くの川に流入し、土壌も広く汚染。そして地域の井戸水まで汚染が広がってしまいました。
しかし、この鉱山を経営していた会社UNCは、速やかに事故処理を行わず、また事故の詳細も地域住人にしらせることはありませんでした。
その結果、事故の危険性をほとんど知らなかった先住民たちは、生活用水の補給所として利用していた、あの川から水を汲み、大量被ばくしてしまいました。
更に、事故の詳細やその危険性は、地域の医療機関にも通知されていなかったため、急性被ばく症を患った住人が診察を受けた時も「熱中症の症状だ」という誤診が行われてしまい、適切な処置が施されることはありませんでした。(文字数制限により以下割愛
引用・出展・参考文献(視聴者提供資料)
年報社会学論集 26 号(2013)5‒16 頁
アメリカ原子力開発と犠牲区域の空間構築
https://ishort.ink/HWiJ
Wikipedia ニューメキシコ州
https://ishort.ink/6Ntx
環境省 放射線の単位
https://ishort.ink/SWQf
123便に書いていただいたコメントに対する僕なりの解釈をお伝えします!
今回は123便に書いていただいたコメントに対する僕なりの解釈をお伝えしますので最後まで聞いていただければと思います。