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「チャンスフラワー」って何? おうち時間で大人気
「花のある生活」がより身近になる注目のサービスを住田アナウンサーが取材しました。
オフィスビルが立ち並ぶ東京・港区虎ノ門の小さなフラワーショップです。店頭に花を並べると次々と客が訪れ、売れていきます。
その理由は何といっても驚きの値段。バラやカーネーションなど、通常300円から800円程度する花がどれでも1本「税込み100円」という安さで買うことができるのです。
このお店は、なぜ破格の値段で売ることができるのでしょうか。
売られているのは茎が曲がっていたり、細かったり、花びらの色が通常と違っていたりする花です。こうした花は「規格外」として廃棄されていましたが、こちらの店が買い取り、「チャンスフラワー」と名付けて販売しているのです。
買ったことがある人に写真を見せてもらうと、そこには室内で美しく咲き誇る花々が…。
コロナ禍でおうち時間が増えるなか、手頃な値段で生活に彩りを与えてくれるチャンスフラワーの需要は伸び続けているといいます。
しかし、規格外の商品とはいえ、安い値段で売ってしまうと正規品の花が売れなくなるということはないのでしょうか。
正規品の花の売り上げも伸びるとあり、当初は不安の声を上げていた農家からも賛同の声が増え、現在は都内だけでなく、地方の花卸売市場と連携して規格外の花を仕入れています。
神奈川県厚木市のカーネーション農家です。通常は収穫した花の5%ほどが規格外になるといいます。
需要の増加とともにチャンスフラワーを購入できる場所も増えています。
古本販売大手「ブックオフ」は都内と関西の8店舗で、定期的にチャンスフラワーの販売会を行っています。
他にも東京・恵比寿の居酒屋など、首都圏と関西の51カ所で定期的に販売されているということです。
捨てられてしまう花に新たな価値を 生花店の挑戦!
規格外のために捨てられてしまう花に新たな価値を生み出そうと、東京・港区にある生花店がユニークな取り組みを行っています。長さがそろっていなかったり茎が曲がっている花は、市場では規格外として廃棄されています。店ではこの花を「チャンスフラワー」と呼び、火曜日と金曜日の週に2回、1本100円で販売しています。