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【米国はこう見ている】采配裏目で敗戦も、指揮官は田中将大を称賛
6回2失点で7敗目の田中、続投に関する2つの重要な局面があった？ ヤンキースの田中将大投手は18日（日本時間19日）、敵地でのメッツ戦に先発し、6回5安打2失点とクオリティー・スタート（QS、6回以上を自責3以内）を達成。試合を作ったものの、ソロホームランを2本被弾し、7敗目（12勝）を喫した。 チームは1－5で敗れ、ア・リーグ東地区首位のブルージェイズとのゲーム差は4・5に広がった。ヤンキースにとって痛い1敗となったものの、エース続投に関する2つの重要な局面をこの試合で迎えていたヤンキースのジョー・ジラルディ監督と同僚は、そのピッチングを称賛している。地元紙「ジャーナル・ニュース」が報じた。
投打かみ合ったヤンキース、田中「４連敗は避けたかった」
ヤンキースは投打がかみ合って快勝し、本拠地での直接対決４連戦４連敗を免れた。ジラルディ監督は好投した田中について「すべての球が良かった。重要な試合を楽しんでいるように見える」と頼もしさを口にした。 試合前に通算３千安打達成のセレモニーがあった主軸のロドリゲスは、二回１死一、三塁から中飛で本塁にヘッドスライディングして生還。八回には適時二塁打を放ち「いい勝利。田中は力強かった」と笑顔で話した。 ■田中の話「（ブルージェイズとの）４連戦を３連敗して登板が回ってきたので、何としても自分の投げる試合で勝って、４連敗は絶対に避けたいと思っていた。絶対勝つんだという強い気持ちを持ってマウンドに上がった。回を重ねるごとに自信を持って投げられるようになった」
田中将大 ４失点も打線の援護で11勝目
田中投手は１回、先頭バッターにツーベースヒットを打たれ、ツーアウト後、４番オルティーズに初球を打たれ、タイムリーツーベースヒットで１点を先制されたが、２回味方打線がホームラン３本を含む打者１１人攻撃で８点を挙げて逆転、３回も３点追加で、序盤で１１対１と大きくリードした。その後は、毎回のように苦しいピッチングが続いたが、スライダーと左バッターのインコースを攻める速球を軸に要所を締め、６回までを３失点とまとめました。田中投手はこの試合打たれたヒットがホームラン１本を含む６本、奪った三振が５個、フォアボール１つで、４失点という投球内容でした。試合はヤンキースが１３対８で勝って、勝ち投手となった田中投手の通算成績は１１勝６敗となりました。
田中将大、デビューから2年連続2桁勝利！ 日本人4人目＆ヤ軍史上8人目
5戦連続QSで10勝目、ダルらに続く1年目から2年連続2桁勝利、戦後ではヤンキース史上3人目 ヤンキースの田中将大投手が28日（日本時間29日）、敵地ブレーブス戦で7回を5安打7奪三振3失点と力投し、10勝目（6敗）を挙げた。メジャー1年目の昨季は13勝（5敗）を挙げており、2年連続2桁勝利。デビューから2年連続2桁の白星はヤンキース史上8人目、戦後では3人目となった。15-4で勝利したヤンキースは連敗を2で止めた。