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【GLT】9000試合で初 《19-20EPL:第28節延期分》 アストン・ヴィラ vs シェフィールド・ユナイテッド 【VAR】
2020年6月17日、ヴィラ・パーク。※ダイジェスト版ではありません。
主審:マイケル・オリバー。
スタメン紹介と問題の41分のシーンと前・後半の間の前半戦のアナライズ(分析解説)番組のコメントetcです。
以下は顛末です。
(1) 41分にシェフィールドのノーウッドのFKをキャッチしたヴィラのGKニーランが、後退した勢いそのままに右サイドネットに突っ込む。
ニーランはボールと一緒にラインを割ったが、主審マイケル・オリヴァーはゴールラインテクノロジー(以下「GLT」)の反応がないことを示して得点を認めず。
スコアレスドローに終わる。
(2) 試合後に「ゴールラインテクノロジー」システムを提供する
『ホークアイ・イノベーションズ』が、同試合で発生したエラーに関する公式声明を発表した。
「ゴール周辺のスタンドに設置されている7台のカメラは、
GK、DF、ゴールポストによって遮られていました。
このような“遮断”は、ホークアイのゴールラインテクノロジーシステムが稼働した
9000以上の試合における前例のないケースです。
試合前には担当者のテストによってシステムが機能していることが確認され、
試合中もずっと機能していました。
ホークアイは、プレミアリーグとシェフィールド・U、およびこの件の影響を受けたすべての人に謝罪いたします」
(3) イングランドのプロサッカーを担当する審判団の母体である
『プロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド(PGMOL)』も声明を発表。
ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が判定に関与しなかった理由について、次のように弁明した。
「国際サッカー評議会(IFAB)の規則では、VARはゴールが入った状況をチェックすることは可能です。
しかしながら、主審がゴールラインテクノロジーからの信号を受け取らなかったという“特殊な状況”だったため、VARは介入しませんでした」