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Marco da Gagliano: La Dafne_Part 5 [SCENA QUINTA]
マルコ・ダ・ガリアーノ作曲の歌劇「ダフネ」(1608)、第5場をお送りします。月桂樹になったダフネとの別れを惜しんだ後、アポロは羊飼い・ニンフたちのもとに戻ってきます。アポロは愛するダフネを失ったことを嘆きますが、同時に変わらぬ愛の証として、彼女への恩恵を約束します。月桂樹(ダフネ)はアポロの聖樹として永遠に称えられるというのです。ニンフたち、羊飼い達はダフネの栄誉を称え、同時に愛の力を称えて、真の愛から逃げることがないようにと、歌い踊ってフィナーレを迎えます。木になって永遠の生命を得たダフネ、神からの真の愛など、古典古代の神話物語が17世紀初めのキリスト教文化圏の詩人/音楽家に受容されたか経緯が伺い知れて、大変興味深いと感じます。終盤のアポロのアリアに聞かれる装飾的音形は、モンテヴェルディ作の「オルフェオ」(1607)のアリアに見られるものと酷似していますが、両者に出演した当代を代表するテナー歌手のフランチェスコ・ラージが得意とした歌唱法をモンテヴェルディとガリアーノがそれぞれ記譜したためと考えられます。Tirsi: Iroha_V4, Apolo: VY2V3, Pastore del Coro: VY1V4, MIKU_V4X, IA, Kaito_V3, Gackpoid_V4. A=440Hz, Logic Pro X 4.1のHermode Tuningで調律しました。秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500
Marco da Gagliano: La Dafne_Part 4 [SCENA QUARTA]
ボカロ演奏によるマルコ・ダ・ガリアーノ作曲の歌劇「ダフネ」(1608)、第4場をお送りします。ダフネとアポロの後を追いかけていた羊飼いのティルシが、悲しみに暮れて仲間の羊飼い、ニンフたちのところに戻ってきました。ダフネは月桂樹(ダフネ)の木に変わってしまったという知らせに、羊飼いニンフたちは驚き、ダフネの面影を偲んで嘆きます。伝統的な牧歌劇のような展開だった「ダフネ」ですが、ここに来てオペラらしい悲劇の要素が表に出てきます。マドリガーレ、モノディーの作曲に長けたガリアーノらしい曲作りと言えるでしょう。Vocaloid: Tirsi: Iroha_V4, Pastor del Coro: Kaito_V3, Altro Pastore: Kiyoteru_V4, Ninfa del Coro: VY1V4, CORO: VY1V4, MIKU_V4X, IA, KAITO_V3, Kiyoteru_V4, Gackpoid_V4.秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500
深夜に投稿したファイルにエラーがあったため、一部修正の上再投稿しました。
Marco da Gagliano: La Dafne_Part 3 [SCENE TERZA]
マルコ・ダ・ガリアーノ作曲の歌劇「ダフネ」(1608)より、第三場をお送りします。アモーレの矢に射られたアポロは美しいニンフのダフネに一目惚れし、求愛しますが、聖なる掟により神との交わりを禁じられたダフネは、これを断り逃げ出します。アポロは嘆き、ダフネを追いかけます。これを見た愛の神アモーレとヴェネーレ(ヴェヌス)は、天の神も征服する愛の力を讃え、合唱も愛の力を讃えます。1608年の初演時にならって、ダフネとヴェネーレをミクさんが歌っています。アモーレは喉の調子が治ったレンくんにお願いしました。Vocaloid: Dafne: Miku_V4X, Amore: LEN_V4X, Venere: MIKU_V4X, Apollo:VY2V3, CORO: VY1V4, MIKU_V4X, IA, KAITO_V3, Gackpoid_V4.秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500追記:広告ありがとうございます!大変嬉しいです。
Marco da Gagliano: La Dafne_Part 2 [SCENE SECONDA]
マルコ・ダ・ガリアーノ作曲の歌劇「ダフネ」(1608)より、第二場をお送りします。ピュートンを倒して得意になったアポロは、森で出会ったヴェヌスとアモーレ(キューピッド)の親子をからかい、アモーレの怒りを買います。アモーレの褒賞も罰も、どちらも「愛」なのですが…愛する心を軽んじて愛の神の怒りを買わないよう、エコーとナルキッソスの例を引いて合唱が歌い、第二場は終わります。Vocaloid: Amore: RIN_V4X, Venere: MIKU_V4X, Apollo:VY2V3, CORO: VY1V4, MIKU_V4X, IA, KAITO_V3, Gackpoid_V4.秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500追記)ご静聴ありがとうございます。広告までいただけて、大変嬉しいです。
Marco da Gagliano: La Dafne _Part 1【第八回ボカロクラシカ音楽祭】
モンテヴェルディと同時代にフィレンツェで活躍した作曲家マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643)作曲の歌劇「ダフネ」La Dafne より、序曲、プロローグ、第一場を演奏しました。1608年のマントヴァ公子フランチェスコ・ゴンザーガとサヴォイのマルゲリタの結婚式に上演すべく作曲されましたが、諸事情で1608年の謝肉祭にマントヴァで上演されました。先行するペーリ作のダフネ(1598)よりも劇的な表現に富んでおり、脚本のリヌッチーニは「最高のダフネ」と称賛したと伝えられます。第八回ボカロクラシカ音楽祭、自由曲部門で参加します。テーマは「8」(1608年初演)です。Vocaloid: VY1V4, MIKU_V4X, IA, Iroha_V4, Kiyoteru_V4, VY2V3, Gackppoid_V4.秋茄子の公開マイリスト:mylist/57231500
Marco da Gagliano:Valli Profonde 深い谷
初期バロックの作曲家 Marco da Gagliano マルコ・ダ・ガリアーノ作曲のモノディ歌曲、Valli Profonde 深い谷 を演奏いたします。深い谷=地獄 のことで、歌詞中にはダンテの神曲からイメージしたと思われる地獄の光景の描写が見られます。楽曲は歌詞に見合った劇的かつ叙情的な内容で、モンテヴェルディのそれと並ぶ、代表的なモノディ歌曲と言えるでしょう。Marco da Gagliano は初期オペラの作曲家としてもDafne(1608)、La Flora (1628)など重要な作品を残しています。演奏にはクヌート・イェッペセン編「フローラ」収録の楽譜を使用しました。独唱はVY2V3です。temper adjust を使用して、キルンベルガー第3法で調律しました。 秋茄子の公開マイリスト:mylist/33133394追加)2013/4/25 今日はVY2の誕生日でした。おめでとう。そしていつもありがとう。