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N.Rakov - Aquarelles (Watercolors): II. Mazurka & IV. Legende & VII. Scherzo
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) のピアノ作品『水彩画 (1946)』より「マズルカ」「寓話」「スケルツォ」ですー
現存するラコフのピアノ作品は古くは1929年まで遡ることが出来ますが, どの時代についても共通して言えることは口ずさめる旋律があることと, (教育用小品に限らず)技巧的に難しすぎることがないという点です
本作は9曲から成る中級者用の小品集ですが, 題は曲集中の第1番「水彩画」に由来するもので, あくまで曲集全体を指標するものではありません
← 前 ラコフ sm25450013 | sm25578097 チャイキン 後 →
演奏: Nikolai Rakov
N.Rakov - Concerto No. 2 in A minor for violin and orchestra
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) の作品『ヴァイオリン協奏曲 第2番 イ短調 (1954-63)』ですー
2分に亘るヴァイオリンソロから始まるこの作品は, 一作品の作曲に多くを費やすことのないラコフにしては珍しく9年もの歳月を経て完成されました
恐らく, 第1協奏曲(1944)が協奏曲形式の作品として処女作でありながら, なまじっか「スターリン賞」に輝き, 当時の聴衆に広く受け入れられてしまった事象と不可分だと思われます
作曲中 行き詰まりを感じたのか, 事実, 後から書き始めた『ヴァイオリン小協奏曲 ニ調(1960)』が先に陽の目を浴び, そこで実践・実験した手法を踏襲する形で本作はお披露目されました
← 前 sm25418822 | sm25509071 後 →
演奏: Oleg Kagan (vn), All-Union Radio Symphony Orchestra, Neeme Järvi(cond)
N.Rakov - Sonata No. 2 in G major for violin and piano
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) の作品『ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ト長調 (1974)』ですー
1974年, ひとりの名ヴァイオリニストがロシアから離れたアムステルダムで亡くなります
彼はラコフと同い年, 同じヴァイオリン弾きでともにモスクワ音楽院で学び, のちに同僚となり…など多くの接点がありました
ラコフの名を確固たるものにした第1協奏曲を献呈されたダヴィッド・オイストラフの菩提を弔うかのように, この曲は静かでありながらいろんな感情に溢れています
← 前 ラコフ sm25337351 | sm25450013 ラコフ 後 →
演奏: David Fruhwirth(vn), Milana Chernyavska(pf)
N.Rakov - Suite for trumpet and piano: IV. Humoresque
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) の作品『トランペットとピアノのための組曲 (1957)』より第4番「ユーモレスク」ですー
音楽教育家としてのラコフの顔は, ひとつは楽器法(管絃楽法)を専門とするものと, 早期音楽教育指導(子どものための初等音楽教育)に関するものがあります
したがって, 彼の書く音楽は"技巧に先行した芸術的な一品"というよりは, "技巧的にあまり難しくないが, 初中級者が楽しく演奏し学べるもの"が多いことも特徴のひとつとして挙げられます
彼の遺した管楽器のための作品は, 概してその類のものであり, ロシアでは今も学習者のレパートリーとして愛奏されているようです
← 前 アブラミアン sm25308684 | sm25418822 ラコフ 後 →
演奏: Timofei Dokshitser (tp), Sergei Solodovnik (pf)
N.Rakov - Concerto No. 2 for piano and orchestra
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ (1908 - 1990) の作品『ピアノ協奏曲 第2番 (1969)』ですー
ラコフのピアノ協奏曲は1969-77年の間に書かれた4作品がありますが, いずれも単一楽章で演奏時間が短く, ソリストに求められる技術もあまり高度なものではないことを特徴としています
2つあるヴァイオリン協奏曲と規模を比べるとあまりに簡素で, これは恐らく学習過程の演奏者を想定しているからだと考えられます
7度や9度音程が耳に心地よいこの第2番は展開部代わりに挿入される第3主題を含んだロンドソナタ形式で書かれています
← 前 コルンゴルト sm24416983 | sm24432495 R.ハジエフ 後 →
演奏: Alexei Nasedkin (pf), All-Union Radio Symphony Orchestra String Group, Nikolai Rakov (cond) mylist/45260295
N.Rakov - Sonatina No. 3 " Little Triptych" for violin and piano
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ(1908 - 1990) の室内楽作品『ヴァイオリン・ソナチネ 第3番 "小さな三部作" (1968)』ですー
教育者として人生の大部分を捧げた彼の作品のうち、その約半数が子どもや青少年を対象にした教育課程程度の難易度を想定して書かれています
少なくとも自身の専門としたヴァイオリンで3作品、録音も残したピアノで16作品のソナチネを遺しており、ほか学習課程を対象にした小品が数多く眠っています
本作が『三部作』と銘打っているのは、当初これはソナチネとして発表されたのではなく、それぞれが「朝」「瞑想曲」「夢」という題の小品集であったためです
← 前 カラーエフ sm22273818 | sm22291070 ヒンドソン 後 → mylist/31627033
演奏:David Fruhwirth(vn), Milana Chernyavska(pf)
N.Rakov - Concerto for violin and orchestra No. 1 in E minor: 3rd mvt.
ロシアの作曲家 ニコライ・ラコフ(1908 - 1990)の協奏作品『ヴァイオリン協奏曲 第1番 ホ短調(1944)』より第3楽章ですー
モスクワにほど近い都市・カルーガ出身の彼は、グリエールらに作曲を学ぶとともにヴァイオリン奏者として並行した活動を行いました
指揮者として、また作曲者・教育者としてさまざまな楽器に精通し、調性的ながらも多彩な転調を伴った楽曲を多く残しました
名ヴァイオリニスト オイストラフに献呈されたこの出世作は1946年、スターリン賞を受賞 彼の名を広く知らしめました
← 前 アラポフ sm18802697 | sm18928927 カサドシュ 後 → mylist/31627033
演奏:Oleg Kagan (vn), Moscow Radio Television Symphony Orchestra, Nikolai Rakov (cond) [rec. 1978]