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【無料版】都市のスマート化とポスト「新しい生活様式」 をめぐってーーアフターコロナの街づくりと「庭プロジェクト」
全編のご視聴はこちら→https://www.nicovideo.jp/watch/so43166241
「渋谷セカンドステージ」では、 PLANETSと東急株式会社が共同で、 渋谷から新しい文化を発信することをテーマに様々なトークショーを開催しています。今回は年末恒例の年忘れイベントとして、2023年の時事総括を3部構成で行いました。
第2部は2023年からスタートした宇野常寛が主宰する「 庭プロジェクト」 メンバーによるこれからの都市開発についてのセッションをお届けします。
▼出演者/司会者プロフィール
井庭崇(いば・たかし)
慶應義塾大学総合政策学部 教授。博士(政策・メディア)。株式会社クリエイティブシフト代表、パターン・ランゲージ国際学術機関 The Hillside Group 理事。専門は、創造実践学(パターン・ランゲージ)、創造哲学(自然な深い創造)、未来社会学(創造社会論)。1997年慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2003年同大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。2009-2010年 マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 集合知研究センター 客員研究員、2018-2020年 オレゴン大学カレッジ・オブ・デザイン 客員研究員として研究に従事。著書に、『パターン・ランゲージ』、『クリエイティブ・ラーニング』、『ジェネレーター』、『社会システム理論』、『対話のことば』、『プロジェクト・デザイン・パターン』、『おもてなしデザイン・パターン』、『プレゼンテーション・パターン』、『ともに生きることば』、『旅のことば』、『園づくりのことば』、『複雑系入門』等。
鞍田愛希子(ムジナの庭 施設長)
1980年生まれ。精神保健福祉士・社会福祉士。植木屋、花屋に勤務ののち、2011年に植物と哲学の実験工房「アトリエミショー」設立。心と体に深く作用させる植物教室を各地で手がける。その後、福祉への関心を深め、就労支援施設やフリースクールでの活動を経て、2021年3月、東京都小金井市に就労継続支援B型「ムジナの庭」を開設。植物や身体を糸口とした働く&ケアの場の提供を試みている。
田中 浩也(たなか・ひろや)
慶應義塾大学SFC環境情報学部教授、KGRI環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター長。COI-NEXT慶應鎌倉拠点リリーダー。専門は、デザイン工学、3D/4Dプリンティング、デジタルファブリケーション、資源循環型まちづくり。
吉川稔(東邦レオ株式会社 代表取締役社長)
神戸大学農学部卒業、住友信託銀行に入社。
2001年、株式会社リステアホールディングス取締役副社長、バレンシアガジャパン取締役、株式会社リステアインベストメント(ゴールドマンサックスとJV)代表取締役。2010年、クール・ジャパン官民有識者会議委員。
2016年7月、株式会社NI-WA創立、代表取締役社長に就任、現職。2016年11月、東邦レオ株式会社代表取締役社長に就任。
緑を核とした街づくり・暮らし・働く・住いをトータルプロデュースする「ライフスタイル提案」に取り組む。
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
1978年生まれ。評論家。批評誌「PLANETS」「モノノメ」編集長。主著に『ゼロ年代の想像力』『母性のディストピア』(早川書房刊)、『リトル・ピープルの時代』『遅いインターネット』『水曜日は働かない』『砂漠と異人たち』。
都市のスマート化とポスト「新しい生活様式」 をめぐってーーアフターコロナの街づくりと「庭プロジェクト」
「渋谷セカンドステージ」では、 PLANETSと東急株式会社が共同で、 渋谷から新しい文化を発信することをテーマに様々なトークショーを開催しています。今回は年末恒例の年忘れイベントとして、2023年の時事総括を3部構成で行いました。
第2部は2023年からスタートした宇野常寛が主宰する「 庭プロジェクト」 メンバーによるこれからの都市開発についてのセッションをお届けします。
▼出演者/司会者プロフィール
井庭崇(いば・たかし)
慶應義塾大学総合政策学部 教授。博士(政策・メディア)。株式会社クリエイティブシフト代表、パターン・ランゲージ国際学術機関 The Hillside Group 理事。専門は、創造実践学(パターン・ランゲージ)、創造哲学(自然な深い創造)、未来社会学(創造社会論)。1997年慶應義塾大学環境情報学部卒業後、2003年同大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。2009-2010年 マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院 集合知研究センター 客員研究員、2018-2020年 オレゴン大学カレッジ・オブ・デザイン 客員研究員として研究に従事。著書に、『パターン・ランゲージ』、『クリエイティブ・ラーニング』、『ジェネレーター』、『社会システム理論』、『対話のことば』、『プロジェクト・デザイン・パターン』、『おもてなしデザイン・パターン』、『プレゼンテーション・パターン』、『ともに生きることば』、『旅のことば』、『園づくりのことば』、『複雑系入門』等。
鞍田愛希子(ムジナの庭 施設長)
1980年生まれ。精神保健福祉士・社会福祉士。植木屋、花屋に勤務ののち、2011年に植物と哲学の実験工房「アトリエミショー」設立。心と体に深く作用させる植物教室を各地で手がける。その後、福祉への関心を深め、就労支援施設やフリースクールでの活動を経て、2021年3月、東京都小金井市に就労継続支援B型「ムジナの庭」を開設。植物や身体を糸口とした働く&ケアの場の提供を試みている。
田中 浩也(たなか・ひろや)
慶應義塾大学SFC環境情報学部教授、KGRI環デザイン&デジタルマニュファクチャリング創造センター長。COI-NEXT慶應鎌倉拠点リリーダー。専門は、デザイン工学、3D/4Dプリンティング、デジタルファブリケーション、資源循環型まちづくり。
吉川稔(東邦レオ株式会社 代表取締役社長)
神戸大学農学部卒業、住友信託銀行に入社。
2001年、株式会社リステアホールディングス取締役副社長、バレンシアガジャパン取締役、株式会社リステアインベストメント(ゴールドマンサックスとJV)代表取締役。2010年、クール・ジャパン官民有識者会議委員。
2016年7月、株式会社NI-WA創立、代表取締役社長に就任、現職。2016年11月、東邦レオ株式会社代表取締役社長に就任。
緑を核とした街づくり・暮らし・働く・住いをトータルプロデュースする「ライフスタイル提案」に取り組む。
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
1978年生まれ。評論家。批評誌「PLANETS」「モノノメ」編集長。主著に『ゼロ年代の想像力』『母性のディストピア』(早川書房刊)、『リトル・ピープルの時代』『遅いインターネット』『水曜日は働かない』『砂漠と異人たち』。
【完全版】コロナの時代の暮らしのヒント|井庭崇
長引く新型コロナウイルスの流行下で、「withコロナ」「ニューノーマル」といった言葉が、
ますます私たちの生活に浸透しつつあります。
今回は、様々な分野に通ずる“コツ“を抽出する「パターン・ランゲージ」の専門家で、
『コロナの時代の暮らしのヒント』を刊行された井庭崇さんをゲストに迎えて、
with/afterコロナ時代における家での過ごし方や働き方、
子育てなど、生活全般にわたる知恵と工夫について教えていただきます。
▼出演
井庭崇(慶應義塾大学総合政策学部教授)
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
▼日時
2020年11月16日(月)
収録場所:SAAI( http://yurakucho-saai.com/ )
ハッシュタグは #遅いインターネット会議
▼遅いインターネット会議とは?
PLANETS編集長・宇野常寛が提唱する「遅いインターネット」計画の一貫として、
政治からサブカルチャーまで、ビジネスからアートまで、
さまざまな分野の講師を招き参加者と共に考える場を構築していきます。
新聞やテレビといったオールドメディアは物足りない、
しかし今日の「速すぎる」インターネットの空疎さにも付き合いきれない。
こうした読者の方へ、よりアクティブな学びを提供し、
自由な問題設定と多角的な思考を共有することが目的です。
そのために日常の中に少しだけ、しかし確実に世の中とは近過ぎない、
しかし離れすぎない中距離を置いた思考の場を用意しました。
ぜひ、毎週火曜日の夜は予定を空けて、自分の世界を少しずつ広げることに挑戦してください。
【無料版】コロナの時代の暮らしのヒント|井庭崇
冒頭30分を無料公開します!
動画の続きはこちらから→http://bit.ly/36SSgZZ
※ニコニコ動画「PLANETSチャンネル」へのご入会はこちらから
https://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd
長引く新型コロナウイルスの流行下で、「withコロナ」「ニューノーマル」といった言葉が、
ますます私たちの生活に浸透しつつあります。
今回は、様々な分野に通ずる“コツ“を抽出する「パターン・ランゲージ」の専門家で、
『コロナの時代の暮らしのヒント』を刊行された井庭崇さんをゲストに迎えて、
with/afterコロナ時代における家での過ごし方や働き方、
子育てなど、生活全般にわたる知恵と工夫について教えていただきます。
▼出演
井庭崇(慶應義塾大学総合政策学部教授)
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
▼日時
2020年11月16日(月)
収録場所:SAAI( http://yurakucho-saai.com/ )
ハッシュタグは #遅いインターネット会議
▼遅いインターネット会議とは?
PLANETS編集長・宇野常寛が提唱する「遅いインターネット」計画の一貫として、
政治からサブカルチャーまで、ビジネスからアートまで、
さまざまな分野の講師を招き参加者と共に考える場を構築していきます。
新聞やテレビといったオールドメディアは物足りない、
しかし今日の「速すぎる」インターネットの空疎さにも付き合いきれない。
こうした読者の方へ、よりアクティブな学びを提供し、
自由な問題設定と多角的な思考を共有することが目的です。
そのために日常の中に少しだけ、しかし確実に世の中とは近過ぎない、
しかし離れすぎない中距離を置いた思考の場を用意しました。
ぜひ、毎週火曜日の夜は予定を空けて、自分の世界を少しずつ広げることに挑戦してください。
宇野常寛(評論家・PLANETS編集長)
〈6/6〉井庭崇×斎藤環「認知症と新たなアプローチ──パターン・ランゲージを応用する」【2015/10/01収録】 @takashiiba @pentaxxx
今年5月、認知症の本人やその家族に向けたブックレット『旅のことば』(丸善出版)が刊行された。副題を「認知症とともによりよく生きるためのヒント」というこの小さな本には、認知症本人やその家族、あるいは認知症に関心を持つ人に向けた、40個の「工夫」が記されている。よくある問題や悩みに直面したとき、どのように対処すればよいのか、そしてその結果どんな改善が期待できるのかがコンパクトにまとめられ、明確な行動の指針になるように設計されているのが特徴だ。『旅のことば』は、「パターン・ランゲージ」と呼ばれる考え方に基いて制作された。パターン・ランゲージは、もともとは建築や都市設計の用語で、建築家のクリストファー・アレグザンダーが1977年に提唱した。街や建物のかたちによくあらわれる形態を取り出す方法論のことを指し、専門家以外への情報共有を簡単にする効果がある。のちにプログラミングの方法論として注目されるなど、広い分野に影響を与えている。そのパターン・ランゲージを、世界で初めて福祉分野に応用したのが、この『旅のことば』なのだ。パターン・ランゲージを応用した本書は「やさしさに満ちた道標」「希望に満ちた暖かい一冊」(いずれもAmazonレビュー)と評され、認知症の当事者からも高い評価を受けている。従来のアプローチとは異なる角度から、認知症に関する新しい取り組みが生まれつつある。このイベントでは、パターン・ランゲージを専門とし、『旅のことば』の編著者を務めた井庭崇氏と、臨床家として長い実務経験を持ち、また近年はフィンランド発の精神療法「オープンダイアローグ」の啓蒙に注力する斎藤環氏の両名をお招きする。認知症や精神疾患をめぐる現状と、近年生まれつつある新しい方法論について、それぞれの立場からお話しいただく。
〈5/6〉井庭崇×斎藤環「認知症と新たなアプローチ──パターン・ランゲージを応用する」【2015/10/01収録】 @takashiiba @pentaxxx
今年5月、認知症の本人やその家族に向けたブックレット『旅のことば』(丸善出版)が刊行された。副題を「認知症とともによりよく生きるためのヒント」というこの小さな本には、認知症本人やその家族、あるいは認知症に関心を持つ人に向けた、40個の「工夫」が記されている。よくある問題や悩みに直面したとき、どのように対処すればよいのか、そしてその結果どんな改善が期待できるのかがコンパクトにまとめられ、明確な行動の指針になるように設計されているのが特徴だ。『旅のことば』は、「パターン・ランゲージ」と呼ばれる考え方に基いて制作された。パターン・ランゲージは、もともとは建築や都市設計の用語で、建築家のクリストファー・アレグザンダーが1977年に提唱した。街や建物のかたちによくあらわれる形態を取り出す方法論のことを指し、専門家以外への情報共有を簡単にする効果がある。のちにプログラミングの方法論として注目されるなど、広い分野に影響を与えている。そのパターン・ランゲージを、世界で初めて福祉分野に応用したのが、この『旅のことば』なのだ。パターン・ランゲージを応用した本書は「やさしさに満ちた道標」「希望に満ちた暖かい一冊」(いずれもAmazonレビュー)と評され、認知症の当事者からも高い評価を受けている。従来のアプローチとは異なる角度から、認知症に関する新しい取り組みが生まれつつある。このイベントでは、パターン・ランゲージを専門とし、『旅のことば』の編著者を務めた井庭崇氏と、臨床家として長い実務経験を持ち、また近年はフィンランド発の精神療法「オープンダイアローグ」の啓蒙に注力する斎藤環氏の両名をお招きする。認知症や精神疾患をめぐる現状と、近年生まれつつある新しい方法論について、それぞれの立場からお話しいただく。
〈4/6〉井庭崇×斎藤環「認知症と新たなアプローチ──パターン・ランゲージを応用する」【2015/10/01収録】 @takashiiba @pentaxxx
今年5月、認知症の本人やその家族に向けたブックレット『旅のことば』(丸善出版)が刊行された。副題を「認知症とともによりよく生きるためのヒント」というこの小さな本には、認知症本人やその家族、あるいは認知症に関心を持つ人に向けた、40個の「工夫」が記されている。よくある問題や悩みに直面したとき、どのように対処すればよいのか、そしてその結果どんな改善が期待できるのかがコンパクトにまとめられ、明確な行動の指針になるように設計されているのが特徴だ。『旅のことば』は、「パターン・ランゲージ」と呼ばれる考え方に基いて制作された。パターン・ランゲージは、もともとは建築や都市設計の用語で、建築家のクリストファー・アレグザンダーが1977年に提唱した。街や建物のかたちによくあらわれる形態を取り出す方法論のことを指し、専門家以外への情報共有を簡単にする効果がある。のちにプログラミングの方法論として注目されるなど、広い分野に影響を与えている。そのパターン・ランゲージを、世界で初めて福祉分野に応用したのが、この『旅のことば』なのだ。パターン・ランゲージを応用した本書は「やさしさに満ちた道標」「希望に満ちた暖かい一冊」(いずれもAmazonレビュー)と評され、認知症の当事者からも高い評価を受けている。従来のアプローチとは異なる角度から、認知症に関する新しい取り組みが生まれつつある。このイベントでは、パターン・ランゲージを専門とし、『旅のことば』の編著者を務めた井庭崇氏と、臨床家として長い実務経験を持ち、また近年はフィンランド発の精神療法「オープンダイアローグ」の啓蒙に注力する斎藤環氏の両名をお招きする。認知症や精神疾患をめぐる現状と、近年生まれつつある新しい方法論について、それぞれの立場からお話しいただく。
〈3/6〉井庭崇×斎藤環「認知症と新たなアプローチ──パターン・ランゲージを応用する」【2015/10/01収録】 @takashiiba @pentaxxx
今年5月、認知症の本人やその家族に向けたブックレット『旅のことば』(丸善出版)が刊行された。副題を「認知症とともによりよく生きるためのヒント」というこの小さな本には、認知症本人やその家族、あるいは認知症に関心を持つ人に向けた、40個の「工夫」が記されている。よくある問題や悩みに直面したとき、どのように対処すればよいのか、そしてその結果どんな改善が期待できるのかがコンパクトにまとめられ、明確な行動の指針になるように設計されているのが特徴だ。『旅のことば』は、「パターン・ランゲージ」と呼ばれる考え方に基いて制作された。パターン・ランゲージは、もともとは建築や都市設計の用語で、建築家のクリストファー・アレグザンダーが1977年に提唱した。街や建物のかたちによくあらわれる形態を取り出す方法論のことを指し、専門家以外への情報共有を簡単にする効果がある。のちにプログラミングの方法論として注目されるなど、広い分野に影響を与えている。そのパターン・ランゲージを、世界で初めて福祉分野に応用したのが、この『旅のことば』なのだ。パターン・ランゲージを応用した本書は「やさしさに満ちた道標」「希望に満ちた暖かい一冊」(いずれもAmazonレビュー)と評され、認知症の当事者からも高い評価を受けている。従来のアプローチとは異なる角度から、認知症に関する新しい取り組みが生まれつつある。このイベントでは、パターン・ランゲージを専門とし、『旅のことば』の編著者を務めた井庭崇氏と、臨床家として長い実務経験を持ち、また近年はフィンランド発の精神療法「オープンダイアローグ」の啓蒙に注力する斎藤環氏の両名をお招きする。認知症や精神疾患をめぐる現状と、近年生まれつつある新しい方法論について、それぞれの立場からお話しいただく。
〈2/6〉井庭崇×斎藤環「認知症と新たなアプローチ──パターン・ランゲージを応用する」【2015/10/01収録】 @takashiiba @pentaxxx
今年5月、認知症の本人やその家族に向けたブックレット『旅のことば』(丸善出版)が刊行された。副題を「認知症とともによりよく生きるためのヒント」というこの小さな本には、認知症本人やその家族、あるいは認知症に関心を持つ人に向けた、40個の「工夫」が記されている。よくある問題や悩みに直面したとき、どのように対処すればよいのか、そしてその結果どんな改善が期待できるのかがコンパクトにまとめられ、明確な行動の指針になるように設計されているのが特徴だ。『旅のことば』は、「パターン・ランゲージ」と呼ばれる考え方に基いて制作された。パターン・ランゲージは、もともとは建築や都市設計の用語で、建築家のクリストファー・アレグザンダーが1977年に提唱した。街や建物のかたちによくあらわれる形態を取り出す方法論のことを指し、専門家以外への情報共有を簡単にする効果がある。のちにプログラミングの方法論として注目されるなど、広い分野に影響を与えている。そのパターン・ランゲージを、世界で初めて福祉分野に応用したのが、この『旅のことば』なのだ。パターン・ランゲージを応用した本書は「やさしさに満ちた道標」「希望に満ちた暖かい一冊」(いずれもAmazonレビュー)と評され、認知症の当事者からも高い評価を受けている。従来のアプローチとは異なる角度から、認知症に関する新しい取り組みが生まれつつある。このイベントでは、パターン・ランゲージを専門とし、『旅のことば』の編著者を務めた井庭崇氏と、臨床家として長い実務経験を持ち、また近年はフィンランド発の精神療法「オープンダイアローグ」の啓蒙に注力する斎藤環氏の両名をお招きする。認知症や精神疾患をめぐる現状と、近年生まれつつある新しい方法論について、それぞれの立場からお話しいただく。
〈1/6〉井庭崇×斎藤環「認知症と新たなアプローチ──パターン・ランゲージを応用する」【2015/10/01収録】 @takashiiba @pentaxxx
今年5月、認知症の本人やその家族に向けたブックレット『旅のことば』(丸善出版)が刊行された。副題を「認知症とともによりよく生きるためのヒント」というこの小さな本には、認知症本人やその家族、あるいは認知症に関心を持つ人に向けた、40個の「工夫」が記されている。よくある問題や悩みに直面したとき、どのように対処すればよいのか、そしてその結果どんな改善が期待できるのかがコンパクトにまとめられ、明確な行動の指針になるように設計されているのが特徴だ。『旅のことば』は、「パターン・ランゲージ」と呼ばれる考え方に基いて制作された。パターン・ランゲージは、もともとは建築や都市設計の用語で、建築家のクリストファー・アレグザンダーが1977年に提唱した。街や建物のかたちによくあらわれる形態を取り出す方法論のことを指し、専門家以外への情報共有を簡単にする効果がある。のちにプログラミングの方法論として注目されるなど、広い分野に影響を与えている。そのパターン・ランゲージを、世界で初めて福祉分野に応用したのが、この『旅のことば』なのだ。パターン・ランゲージを応用した本書は「やさしさに満ちた道標」「希望に満ちた暖かい一冊」(いずれもAmazonレビュー)と評され、認知症の当事者からも高い評価を受けている。従来のアプローチとは異なる角度から、認知症に関する新しい取り組みが生まれつつある。このイベントでは、パターン・ランゲージを専門とし、『旅のことば』の編著者を務めた井庭崇氏と、臨床家として長い実務経験を持ち、また近年はフィンランド発の精神療法「オープンダイアローグ」の啓蒙に注力する斎藤環氏の両名をお招きする。認知症や精神疾患をめぐる現状と、近年生まれつつある新しい方法論について、それぞれの立場からお話しいただく。