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交通機関の栄枯盛衰【補助金依存で何もかもサボった会社】野上電鉄 前編
今回ご紹介するのは和歌山県海南市と野上町(現・紀美野町)を結んでいた野上電気鉄道。戦前製の車両が平成まで残り、ファンの間では「動く電車の博物館」とも言われていた鉄道会社でしたが、その一方で悪い意味で記憶に残ってしまった「伝説の鉄道会社」でもありました。
・・・まあ、迷列車シリーズ視聴者の皆様なら結末はご存じだとは思いますが、その伝説を改めてじっくりご覧下さい。前編は野上電鉄が補助金にどっぷり依存してライフゼロになるまで。
後編はこっち→sm42828971
【補助金切れたら逆ギレ解散】交通機関の栄枯盛衰・野上電鉄【後編】
前編はこちら→
補助金生活にどっぷり浸り、普通の鉄道会社がやってるような努力を何一つせずにどうにもならなくなってしまった野上電鉄。今更慌てても時既に遅し。とうとう補助金打ち切りという形で長年のツケを払うときが来てしまいました。
・・・まあ、この後どうなったかは迷列車ユーザーの皆様ならご存じだと思いますが。
交通機関の栄枯盛衰【奥能登の希望からお荷物→復活と思いきや・・・】のと鉄道・前編
大変長らくお待たせしました。1年半ぶりの交通機関の栄枯盛衰でございます。
・・・いや、本当ほったらかしにし過ぎてすみません。全部ダグラスが悪いんや!(唐突な責任転嫁)
今回ご紹介するのは石川県の第三セクター・のと鉄道。その中でも設立理由となった能登線を中心にご紹介します。能登線の計画自体は戦前からありましたが、予算不足や戦争などの理由で結局全線開通したのは戦後しばらく経ってから。開業当初こそ能登半島の観光ブームで上々の滑り出しだったものの、ブーム終了で典型的な赤字ローカル線に転落し、特定地方交通線の対象に。
しかし、石川県は能登線を存続させるために早期の第三セクター化を打ち出して存続を決め、開業当初ののと鉄道も黒字経営となるなど好調なスタートを切りました。しかし・・・
交通機関の栄枯盛衰・立山黒部アルペンルート【第1話・関電トンネルトロリーバス】
ニコニコ復活おめでとうございます!
今回から5回シリーズ(予定)で、立山黒部アルペンルートの歴史と確執をご紹介します。一見するとスムーズに一つのルートになっているように見えるアルペンルートですが、実際は黒部ダムを境に運営会社が分かれており、その歴史は富山側と関電側の対立の歴史でもありました。初回は富山側と長野側で運営会社が分かれた理由と、大町側の黒部ダム建設とトロリーバスの運行開始まで。
第2回はこちら→sm44004454
交通機関の栄枯盛衰「廃線寸前からの倍返し」富山ライトレール
※この動画は前後編になっています。まだの方は先に交通機関の栄枯盛衰・JR富山港線編をご覧下さい→sm37402190
廃線への道を辿るように思えた富山港線ですが、JR西日本は路面電車化という思わぬ提案を行います。それは時同じくして少子高齢化、人口減少社会への対策を考えていた富山市長にとって渡りに船な提案でした。
「日本初の本格的LRT」という、公共交通再生のモデルケースとなったJR富山港線改め富山ライトレールはどのようにして劇的な復活を遂げたのか?そして富山港線が迎えた意外な結末とは?
交通機関の栄枯盛衰【最後はあり得ない事になった限界ギリギリ鉄道】有田鉄道
こちらのシリーズもまたもやお久しぶりになってしまいました。
・・・色々あったんですよ、色々と。
今回ご紹介するのは和歌山県にあった有田鉄道。みかんを運ぶために作られた鉄道でしたが、ご多分に漏れずモータリゼーションで貨物と旅客を失い、最後は鉄道としてありえない規模にまで縮小してしまいました。なぜあり得ないことになってしまったのか、なぜそれでも鉄道を辞めなかったのか。詳しくは本編で。
交通機関の栄枯盛衰【過疎化と負担に負けた鉄道】のと鉄道能登線(後編)
この動画は前後編になります。前編がまだの方は先にこちらをご覧下さい。→
七尾線の非電化区間を引き受け、規模を拡大したのと鉄道。しかし、それが結果的にのと鉄道のクビを締めることになってしまいました。
他地域よりも早い過疎化やモータリゼーション、規模拡大に伴う経費増大に、七尾線特有の負担がのと鉄道を苦しめることになり、やがて2度の廃線を経験することになります。そして、大半の路線を失ったのと鉄道と、鉄路が消えた奥能登地域に残されたものとは・・・?