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【英傑大戦】気まぐれにデッキ変えつつ英傑【第59回:天誅】
人の斬り方、わしが教えてやるよ・・!
土佐藩郷士:岡田宜振。通称:岡田以蔵。
河上彦斎と共に幕末四大人斬りに数えられる尊皇攘夷派志士。
けっして高い身分ではなかったが、以蔵の剣才を見込んだ武市瑞山(半平太)に拾われ
彼に師事して九州諸藩を回って小野派一刀流を修めた。
半平太主導の土佐勤王党に参加した後は京に上り、天誅と称して佐幕派要人を次々に殺害。
(その反面で坂本龍馬との交流もあった為、幕府軍事総裁:勝海舟の警護を行ったこともある)
彼の運命が狂うのは攘夷過激派であった長州藩が朝廷から追放された「八月十八日の政変」の発生である。
これによって土佐藩主だった山内容堂は、尊皇攘夷派の一斉弾圧に舵を切った。
土佐勤王党により土佐藩軍政:吉田東洋暗殺が行われたことを半ば確信していた容堂は速やかに武市半平太を捕縛。
後ろ盾を失った以蔵も急速に身を崩していき、京での押し入り強盗として捕縛されてしまう。
土佐勤王党の犯行を吐かせるために拷問を受けるが、軽い拷問でも喚き散らした為に半平太に呆れられ
このままではすぐに白状すると判断した半平太による以蔵毒殺計画も謀られたが
あっという間に以蔵が土佐勤王党の犯行を吐露した為に、勤王党幹部と共に処刑された。
最後があまりにもダラしないエピソードで土佐勤王党崩壊の理由となった為に
土佐維新志士の顕彰碑名簿に載せてもらえない等の冷遇が続いたが
大河ドラマ「龍馬伝」の放送から一般的イメージがかなり見直された人物である。
ちなみに近年の岡田以蔵のイメージに首巻き(マフラー)が描かれるのは
大河ドラマ「龍馬伝」で岡田以蔵役であった佐藤健氏が細身であった為
首周りを太く強そうに見えるようにする目的で着用されたものが
岡田以蔵=マフラーのイメージとなったものである。
長兄の英傑大戦:mylist/73130055