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INTEL楽譜シリーズ その15
アルカン作曲
グランドソナタ 「4つの時代」 ≪40代:幸せな家族≫
演奏者:マルク=アンドレ・アムラン
ト長調。劇的な第2楽章の後にくるのは、ゆったりとした嫋やかな旋律で、
幸福に満ちた家庭は終始落ち着いた雰囲気の3部形式で書かれている。
中間部は子どもたちと記されている。
始めの旋律の再現では、その輪郭が多少変化し、和声は豊かになり、
表情豊かなデュエットになる。愛情を込めてと指示された動きに溶け込むとき、
時計は10時10を打つ。10時になると祈りが始まる。 やがて子どもたちが加わり、
その後、この賛美歌はフォルテになる。そして、最後の短いなごり惜しそうな最初の旋律の引用は、
子どもたちの退場にきっかけを与え、静かなカデンツで締め括る。
INTEL楽譜シリーズ その14
アルカン作曲
グランドソナタ 「四つの時代」 ≪30代:ファウストの様に≫
演奏者:マルク=アンドレ・アムラン
嬰ニ短調。ファウスト伝説が着想の源泉となっている為、
随所にメフィストフィレスやグレートヒェン(妻)などといった名前が挙げられている。
一楽章と同様、二楽章はさらにソナタ形式から逸脱している。
オクターブや和音での跳躍が激しく、51,53,32,21,12,23,35の様な
同じ指で同じ部分を跳躍した直後に正確に連続で押すなど、
超絶技巧が要求される難曲である。
因みに後半のフーガは緻密なほどに複雑に作られており、最終的には6声となる(それを10本の指で演奏するのは至難の技であろう)。
調性も複雑を極めており、表現面でもかなりの努力を要する大作となっている。
INTEL楽譜シリーズ その16
アルカン作曲
グランドソナタ 「四つの時代」 ≪50代:縛られたプロメティウス≫
演奏者:マルク=アンドレ・アムラン
嬰ト長調。
『いいや、お前は私の苦しみをやわらげられまい!
もし運命が私を死に至らしめるのなら!
死…これが私をこの苦痛から解放してくれるだろうに!
私の悪についてのいかなる言葉ももう送られてはこないであろう。
ゼウスがその力を失っていなかったということ以外は、彼が何をしようと生きていよう…。
見るがいい!私が耐えているこれらの苦痛がうけるに値するかどうかを。』
INTEL楽譜シリーズ その13
アルカン作曲
グランドソナタ 「四つの時代」 ≪20代:疾風の如く≫
演奏者:マルク=アンドレ・アムラン
ニ長調。ソナタ形式ではなく、3部形式のスケルツォによって開始される。
4つの楽章の中で最も短く、構造的に最も把握しやすいのだが、
技巧的に見るとその変態っぷりがよく表現されている。
冒頭の四分音符はあたかも2拍子であるかのように聴こえるが、
アクセントは1拍目に置かれている。
その後、フォルティッシモで2オクターヴにわたる分散和音のうえで劇的に奏され、
ニ長調の嵐音階に続いて自信に満ちた厚い和音が連続する。かなりの難曲だ。
Libetta - Alkan , Grande Sonata Les Quatre Ages 20 ans.
大ソナタ『四つの時代』 op.33~第1楽章『20代』
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