タグ 国立天文台 が登録されている動画 : 107 件中 1 - 32 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
【MAD】4D2U Project
4D2Uプロジェクトの動画を集めてBGMを付けてみました。
『国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト』
http://4d2u.nao.ac.jp/
【宇宙ヤバイ】4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」で遊んでみた
既にうpされていたMitakaの動画に触発されて。地球→宇宙の大規模構造→再び地球へ >音楽かっこいい! 市場に追加しておきました。ドイツのアーティストです。
渦巻銀河の形成 (ver. 3)
このシミュレーションは、星をあらわす粒子、ガスをあらわす粒子、ダークマターをあらわす粒子の3種類の粒子の運動を解いているものです。ここでは、星をあらわす粒子、ガスをあらわす粒子の2種類を表示して映像化しています。
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト提供
シミュレーション:斎藤貴之(国立天文台)
可視化:武田隆顕(国立天文台)・額谷宙彦(理化学研究所)
可視化プログラミング:武田隆顕(国立天文台)・高幣俊之(理化学研究所)
オリジナル http://4d2u.nao.ac.jp/t/var/download/index.php?id=spiral2
「天文☆天体観測」コミュ作りました(コミュ限定動画有) co6641
「宇宙」コミュもあります co5956
世界で初めてブラックホールの位置特定に成功
国立天文台とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究チームが、世界で初めてブラックホールの位置を特定することに成功した。今回、位置の特定に成功したのは、おとめ座銀河団の中心にある巨大ブラックホール。ブラックホールは、強い引力により光も吸収し、文字通り「黒い穴」に見えるため、今までは、星をのみ込む時に噴射するガスの光で位置を推定していた。今回は、同時に異なる周波数の電波でガスの光を観測し、その根元にあるブラックホールの位置を特定したという。しかし、ブラックホールそのものの姿を撮影するには、さらに高度な観測装置が必要とのことで、研究チームは、今後10年を目標に挑戦したいとしている。 (09/08
30米の巨大な望遠鏡
TMT計画(てぃーえむてぃーけいかく)とは、カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学、天文学研究大学カナダ連合の3機関が共同でハワイ島マウナケア山頂に建設予定の超大型光学赤外線望遠鏡計画である。日本では国立天文台ELTプロジェクト室が積極的な参加を検討している。TMTとは Thirty Meter Telescope の略称であり、その名の通り有効口径が30mの巨大な望遠鏡となる。巨大マゼラン望遠鏡と同じく、宇宙望遠鏡との連携観測を行うことを主目的とする。主鏡は492枚の六角形の鏡を組み合わせた複合鏡。合成主鏡有効径は30メートルとなる。簡単に考えると、W・M・ケック天文台の望遠鏡を約3倍したのとほぼ同等である。完成・稼動は2018年を目標としている[2]。
次世代赤外線天文衛星SPiCA【ISAS】
圧倒的な大口径・高感度・高空間分解能を有するSPiCA。赤外線天文衛星「あかり」の後継機として2018年打ち上げを目指す。映像はTV@ISASより。
※追記:打ち上げロケットはH-IIA204型/5Sフェアリングを計画しているようです。
2012年5月21日は金環日食を楽しもう!
◆ 2012年5月21日(月)の朝、日食が起こります。 ◆ 国内では、九州地方南部、四国地方南部、近畿地方南部、中部地方南部、関東地方など広い範囲で金環日食となります。 金環日食が起こらない国内の各地域でも、太陽が大きく欠けた形に見える部分日食を見ることができます。 ◇ でも、太陽を直接見るのは大変危険です。この映像では日食の見え方、安全な観察の仕方、なぜ日食が起こるのかなどを解説します。 □ 制作:国立天文台 科学文化形成ユニット ■ 国立天文台の金環日食ページはこちら http://naojcamp.mtk.nao.ac.jp/phenomena/20120521/
超小型位置天文衛星 ナノジャスミン プロモーションムービー
ナノジャスミンは、日本初の宇宙位置天文観測を行う超小型衛星です。 ◆ 国立天文台JASMINE検討室と東京大学中須賀研究室の共同ミッションです。 ◆ ナノジャスミンは、天体までの距離や位置などの情報を観測し、銀河系の構造解明に新しい知見をもたらします。 ◇ 当初、2011年8月に打ち上げられる予定でしたが、射場整備の遅れから延期となり、2013年11月にブラジルのアルカンタラ発射場から、ウクライナのサイクロン4ロケットで打ち上げられる予定です。 ◇ 詳しくは、国立天文台JASMINE検討室のページ http://www.jasmine-galaxy.org/nano/nano-ja.html または、東京大学中須賀研究室のページ http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/nanojasmine/Index.htm をご覧下さい。 □ (以前にyoutubeから転載してくださった方ありがとうございます)
国立天文台三鷹 金環日食映像(2012年5月21日)
2012年5月21日 午前6時19分から9時2分に起こった金環日食の映像です。 撮影地の国立天文台三鷹キャンパス(東京都三鷹市)は生憎の曇り空でしたが、時々顔をのぞかせる太陽を観測することができました。 残念ながら第二接触、第三接触の瞬間は雲に隠れてしまいましたが、ほぼ全経過の様子を記録することができました。 3時間近くの現象を4分間のダイジェスト映像にまとめました。
国立天文台三鷹 金環日食 全天周魚眼撮影映像(2012年5月21日)
2012年5月21日 午前6時19分から9時2分に起こった金環日食の空の様子を写した映像です。 デジタル一眼カメラで露出を固定し、インターバル撮影を行いました。 これにより、金環日食の時に、空の明るさがどのように変化するかを見ることが出来ます。 「金環日食は暗くならない」と言われておりますが、夜のようにはならないものの、空が暗くなる様子がこの映像からお分かりいただけると思います。 3時間近くの様子を26秒にまとめてあります。
ふたご座流星群2012年12月13日@国立天文台 岡山天体物理観測所
国立天文台 岡山天体物理観測所で撮影した、2012年12月13日のふたご座流星群のタイムラプス動画です。画面上のに見えるドームが188cm望遠鏡ドーム、右下に見えるドームが91cm望遠鏡ドームです。注意:- 流星の光跡が残る処理をしています。- 画面を大きく横切る光跡は飛行機か人工衛星です。
[HSC] 超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開 [すばる]
ハワイマウナケア山頂のすばる望遠鏡に新たに設置された"Hyper Suprime-Cam"(新型超広視野カメラ)のファーストライトが行われアンドロメダ銀河(M31)の画像が公開されました。
"Hyper Suprime-Cam"は大口径の光学系と116枚のCCD素子(8億7000万画素)で構成された世界最大級の超高視野焦点カメラで、広範囲の領域(満月3x3=9個分)を一度に撮影することができるため、観測の効率が良くなり、また最先端の高感度CCDにより分解能も向上するとのことです。
今回はBGMを挿入しました。
映像ソース: http://www.youtube.com/watch?v=zEDdxDPDtV0
タイトル: 新型の超広視野カメラが開眼、ファーストライト画像を初公開
BGM: 「雨の後に」Masucu作曲 http://dova-s.jp/bgm/play409.html
編集ソフト: AviUtl
宇宙投稿リスト: mylist/38127227
[NAOJ] 国立天文台の紹介(2013年)
『国立天文台の最新の姿をお伝えするために企画・制作したプロモーションビデオです。
「国立天文台では、どんな研究をしているのかわからない」「国立天文台にどんな施設があるのか知らない」「国立天文台は何を目的に研究しているのかわからない」という方に、国立天文台を俯瞰していただくために制作しました。』
映像ソース: https://www.youtube.com/watch?v=s8AUzf0ofEQ
タイトル: 国立天文台 紹介ビデオ 2013
宇宙投稿リスト: mylist/38127227
エンコードの関係で動画がカクついていますが、気になるようでしたら国立天文台チャンネルでご覧ください(映像ソースからたどれます)。
[岡山天体物理観測所] 188cm反射望遠鏡のメンテナンスの様子 [国立天文台]
浅口市には国内最大級の188cm反射望遠鏡(岡山天体物理観測所)があり、山頂が低く道も整備されていたため工事がしやすく天文台に適した場所であったため1960年に東京大学東京天文台附属施設として設置されました。
この映像は年に一度の反射鏡メンテナンスの様子です。ガラス基盤上に蒸着されたアルミを薬品で溶かして洗い流した後、再蒸着する様子が見えます。
地元なのに30年ほど行ってません(^^;。また見学に行きたいと思います。
本家が公開していますのでそちらもどうぞ: watch/1423722137
映像ソース: http://youtu.be/KSCmMsssdy8
タイトル: 188cm反射望遠鏡蒸着作業
宇宙投稿リスト: mylist/38127227
国立天文台 紹介ビデオ
国立天文台の最新の姿をお伝えするために企画・制作したプロモーションビデオです。
「国立天文台では、どんな研究をしているのかわからない」「国立天文台にどんな施設があるのか知らない」「国立天文台は何を目的に研究しているのかわからない」という方に、国立天文台を俯瞰していただくために制作しました。
国立天文台、アルマ望遠鏡で惑星誕生の様子撮影に成功
(14_11_07)国立天文台は6日、チリのアンデス山脈で2013年から運用しているアルマ望遠鏡で、惑星が誕生する様子を撮影することに成功したと発表した。
天文学専用スーパーコンピュータ「アテルイ」,さらに2倍の計算速度へ
国立天文台天文シミュレーションプロジェクト(Center for Computational Astrophysics,CfCA)では2014年9月11日から30日,数値計算専用スーパーコンピュータCray XC30システム「アテルイ」のアップグレードを行い,同10月1日より共同利用運用を開始しました.
今回のアップグレードでは最新のCPUへの交換によって,理論演算性能がこれまでの502Tflopsから約2倍の1.058Pflopsに向上し,アテルイはペタフロップスマシンへと飛躍しました.
新しいアテルイではこの性能を活かし,シミュレーション天文学の観点からさらなる宇宙の理解を加速させることが期待されます.
詳細はこちらをご覧ください。http://www.cfca.nao.ac.jp/pr/20141113
New Year’s Greetings from NAOJ 2015
Happy New Year!
Everyone, how will you spend New Year’s?
It is an essential duty of the National Astronomical Observatory of Japan to build and operate state-of-the-art astronomical facilities, providing world leading capabilities for astronomers in Japan and other countries to produce leading-edge scientific results.
Last year, we started construction of TMT on the summit of Mauna Kea and ALMA produced an awe inspiring image of a celestial object.
In the coming year, we hope to introduce everyone to more NAOJ activities like these.
Please watch for future news.
国立天文台より新年のご挨拶 2015
あけましておめでとうございます。
皆様には新年いかがお過ごしでしょうか?
国立天文台は、天文学に関する大型研究施設を建設・運用し、国内外の研究者の共同利用によって第一線の研究成果を挙げることを主たる目的としています。
昨年はマウナケア山頂でTMTの建設が始まり、アルマ望遠鏡も驚くべき天体画像を出しはじめました。
このような国立天文台の活動を、今年も多くの皆様に紹介していきたいと思っております。
どうぞご期待ください。
岡山天体物理観測所 188cm反射望遠鏡蒸着作業
岡山天体物理観測所188cm反射望遠鏡主鏡のアルミ蒸着作業が岡山県の初夏の風物詩として定着してからもう長くになります。1960年の開所から50年を超える月日の流れの中で、蒸着作業に携わる職員の顔ぶれは大きく変わりました。しかし、作業を安全確実に遂行し、ピカピカの鏡でまた次の一年に臨もうという気概は、今も変わらずそこにあります。それこそが岡山天体物理観測所の共同利用を支えているのです。
ふたご座流星群 / Geminids Meteor Shower
国立天文台 岡山天体物理観測所構内で撮影した2014年12月14日のふたご座流星群極大の夜のタイムラプス動画です。円周魚眼レンズを使用していますので、地面に寝転がって空を見ているような画像になっています。画面の上が北で188cm望遠鏡ドームが写っています。画面右下(南西)には91cm望遠鏡ドームが見えます。曇る時間帯もありましたが、たくさんの流星が写っています。特に午前1時47分ごろに画面右下に出現した火球は、薄雲を通しても非常に明るく輝いています。午前0時ごろ画面左下(南東)に明るい光が現れますが、これは月齢22の月です。時間の経過とともに南の空に移動していきます。
注:流星の光跡が残る処理をしています。 画面を大きく横切る光跡は飛行機です。前半は非常に多くの飛行機が飛び交っています。
月食とは
月食が起こる仕組みをCGを使って分かりやすく解説している動画です。CGの前後には国立天文台職員による解説があります。
4D2Uドームシアターリニューアル公開
国立天文台三鷹 4D2U(4次元デジタル宇宙)ドームシアターは2007年春に完成し、スーパーコンピューターによるシミュレーション結果を可視化したムービーコンテンツや、4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」を使用した立体視映像の上映がたいへん好評を得てきました。
上映用コンピューター等の老朽化に伴い2014年秋から公開上映を停止し、上映システム一式の更新作業を進めてまいりました。
このたび更新作業完了し、2015年4月からは新上映システムでの公開を再開する運びとなりました。
H-IIAロケット30号機の打ち上げ
H-IIAロケット30号機の打ち上げを東京都三鷹市にある国立天文台構内から撮影しました。
H-IIAロケット30号機に搭載されたX線天文衛星「ASTRO-H」の優れた観測によって天文学が大きく発展することを期待します。
流星群とは
流星群のリストには、たくさんの流星群の名前が挙げられています。その中で、比較的安定して出現し、観測しやすいものに、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」、1月の「しぶんぎ座流星群」があります。これらはよく、三大流星群などと言われます。それでも、流星の出現が多いのは、せいぜい数時間程度で、その期間を別にすると、期待するほどの流星はなかなか見られず、一般に流星の観測は、かなり忍耐を必要とするものになります。
天文学の観測では、恒星とか惑星とか、地球から遠く離れた天体を対象とすることが多く、月でさえ、38万キロメートルもの距離があります。それに比べると、流星は地表からたった100キロメートル程度のところに出現します。だから、具体的な天体観測としては、流星観測はもっとも手近なものと言っていいでしょう。このように近い距離の観測でも、太陽よりはるかに遠いところまで伸びた軌道をもつ彗星の性質を推し量ることができるのです。そんなところに、流星観測の面白さがあると言えます。
ブラックホールをさがす
ブラックホールは光さえも吸い込む暗黒天体です。
物質も光も、吸い込まれると二度と脱出できません。
ところが、この暗黒天体ブラックホールは観測で見つけることができるのです。
ブラックホールに引き込まれるガスは、吸い込まれる直前、光り輝くガス円盤を形成します。
円盤からは強力なジェットが噴出する場合もあります。
円盤からの光の放射やジェットを観測することで、見えないはずのブラックホールを見つけることができるのです。
太陽塔望遠鏡
東京都では、毎年文化の日を中心に「東京文化財ウィーク」を開催しています。
2016年の文化財ウィークにあわせて、国立天文台の登録有形文化財である太陽塔望遠鏡の紹介ビデオを作りました。
『森の中で、天文学の歴史と発展を見守る太陽塔望遠鏡』
国立天文台三鷹キャンパスにある太陽塔望遠鏡は、アインシュタインの一般相対性理論を検証する目的で1930年に造られました。
建物全体が一つの巨大な望遠鏡というユニークな建造物です。
1998年に国の登録有形文化財になりました。観測施設として現役を退いてから、半世紀が経とうとしています。
かつては見晴らしが良かった周辺も、今ではうっそうとした森になってしまいました。
通常は外観のみの見学が可能ですが、年に数回行う特別公開では、かつてのように太陽の光を地下の分光器室まで導いて、来場者にそのスペクトルを見ていただいています。
このビデオから太陽塔望遠鏡の魅力が伝われば幸いです。
スカパー!日曜シネマテーク 2017年01月29日
この番組は、ココロ動く映画の楽しさを毎週2本立てでご紹介するラジオの中の名画座。支配人のグレゴリー・スターと案内役の笹本玲奈が、各界でご活躍されている方に好きな映画のお話を伺っていきます。今回は、国立天文台副台長の渡部潤一さんが語る『アルマゲドン』とタレント/アーティストの篠原ともえさんが語る『ファンタスティック・プラネット』
エクリプス ―日食とは
皆既日食のわかりやすい説明映像ができました。
天体現象の中でも最も神秘的であり、感動する現象は皆既日食でしょう。
太陽と月の「見かけの大きさ」がほぼ同じ(月の方がわずかに大きい時=皆既日食、わずかに小さい時=金環日食)という偶然、しかも、天空における太陽の通り道である「黄道(こうどう)」と、月の通り道である「白道(はくどう)」の絶妙な交差により、月の本影が地球に落ちるとき、真珠色に輝く太陽コロナが現れます。
どうぞ理屈抜きで、皆既日食の感動を美しい映像と音楽で味わってください。
文:末松芳法(太陽観測科学プロジェクト)
https://www.nao.ac.jp/gallery/weekly/2017/20170815-solareclipse.html
2018年1月31日は皆既月食をみんなで見よう!
2018年1月31日の夜に皆既月食が起こります。この月食は、日本全国で観察することができます。
月は、東南東の空で20時48分にかけ始め、21時51分に南東の空で皆既食となります。皆既食となった月は、「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼ばれる、赤黒い色に見えます。
皆既食は23時08分に終わり、その後は徐々に欠けた部分が小さくなっていき、日付の変わった0時12分に、南の空で部分食が終わります。皆既月食の全行程が空の高い位置で起こるため、とても観察しやすい月食です。
晴れるといいですね。
皆既月食(2018年1月)|国立天文台 特集
皆既月食(2018年1月)|国立天文台 ほしぞら情報
「すばる」がとらえた宇宙を身近に
すばる望遠鏡が見つめる宇宙の姿を自由に楽しめる「HSCビューワ」サイトを公開しました。
https://prc.nao.ac.jp/citizen-science/hscv/index.html
すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・カム」(HSC)。
すばる望遠鏡が見つめる宇宙の姿を、HSCの高精細な画像を通じてお楽しみください。
火星大接近2018
火星観望の好機到来!
2018年7月31日に火星が地球に最接近します。最接近時の火星と地球の間の距離は5,759万キロメートルです。今回の接近は、「大接近」とも呼ばれる近い距離での最接近となります。6000万キロメートルよりも近い距離まで近づくのは2003年の最接近以来15年ぶりです。
火星は地球のひとつ外側にある惑星で、約780日(約2年2カ月)の周期で地球への接近(会合)を繰り返しています。地球の軌道はかなり円に近い形をしていますが、火星の軌道は少しつぶれた楕円形をしています。また、会合周期がちょうど2年ではなく2年2カ月であるため、火星と地球が接近する位置は毎回ずれ、距離も大きく変わります(最も近い位置での接近と最も遠い位置での接近では、距離が2倍ほど違います)。
火星の直径は地球の半分程度と小さく、遠い時は表面のようすがよく観察できませんが、地球との最接近を迎えるころは火星が大きく見えるため、観察の好機となります。
火星の接近というと最接近の日ばかりが話題になりますが、最接近前後の数週間は、地球と火星の距離はそれほど変わりません。この機会に、ぜひ火星を望遠鏡で観察してみてください。望遠鏡をお持ちでない方は、天文施設にお出かけになって、大きな望遠鏡で火星をご覧になってみてはいかがでしょう。
(ほしぞら情報2018年7月)火星が地球に最接近
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2018/07-topics03.html
(特集)火星大接近2018
https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2018/
(基礎知識)火星の接近
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/mars-approach.html