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怪奇蒐集者 ROCKⅥ 村上ロック
怪異には
裏の顔がある―!
建物を揺らす振動の中に木霊する無数の声…
霊に憑りつかれたはずの男の意外過ぎる真意…
人に憑いた霊を取ろうとしたら方法は1つしかない。それは…
無数の人の生き血を啜った軍刀に宿ったものとは…
戦慄エキスパート村上ロックが怪異の多面性に迫る!
【収録エピソード】
1.祖父の死後届けられた一振りの刀。それが暴いた大戦中に起きた惨劇…
軍刀
2.枕元に夜毎現れるこの世のものとは思えない女。だがそれを見た男が思ったのは…
ネックレス
3.事故物件に住む友人。毎晩決まった時間になると何もない空間からあるものが落ちてくるというのだが…
降ってくる
4.留守番中の家に響くジーッという呼び鈴の音。それは一向に止む気配がなく…
ジー
5.引っかけてある釘をすり抜けて落ちるハンガー。ずっと秘密にしていたその話を母に聞かせると…
ハンガー
6.ぐりん!と正面を向いた後頭部。それは…
大晦日の夕方に突然訪れた友人が話しかかったこと…
作り話を聞いてほしい
7.大怪我をして落ち込んでいる友人を元気づけるために病室で撮った写真。そこには…
うつる
怪奇蒐集者 怪の埋火 川奈まり子
ルポルタージュ怪談の第一人者が、彷徨える霊を炙り出す!
二人とも頭がなかったんだよ… 胴体だけ車のシートに座ってて…
だからきっと、処刑されちゃったんじゃないかって…
ここにみんな落ちるんだよ…
何遍も何遍も落ちるから滲みになっちゃって… 洗っても落ちないんだって…
日本屈指の出没地帯、八王子に纏わる怪異…
いにしえの戦地に散った兵士の無念…
因縁の地に埋もれ燻り続ける怨念を実話怪談の旗手が語りで解き放つ!
【収録エピソード】
1.電柱の陰から覗くランニングシャツを着た男の子、手首のない女の子、髪を結い上げた謎の女…。聞けば幽霊が出るという話に通底するものとは…
幽霊を呼び寄せる話
2.明治初期の古戦場跡。兵士が眠ると言われる地を穢した少年たち。彼らが辿った悲惨な末路、そしてそこで写された写真には…
官軍墓地
3.子どもが溺死したという友人宅で焼香を済ませた帰り。事故があったという川に差し掛かったところでふと河原へ目をやると…
川から憑いてきた
4.「僕、自殺する人と目が合っちゃったんだよ…」そう告げた自殺が多発するマンションに住む友人はその後次第に皆と疎遠になり…
死を呼ぶ場所
怪奇蒐集者 ROCKⅤ 村上ロック
不条理に、
酔い痴れよ――!
だってあれ、脚だけなんだもん…
良くないものをいっぱい引き連れてこっちに向かってくる…
泣きながら自分の歯を1本1本引き抜いて…
怪異の中に滲み出るひと筋の狂気…
怪談マスター村上ロックが体験者の深層心理を炙り出す!
【収録エピソード】
1.幽霊が出る部屋に決して立ち入るなと言われていたにもかかわらず、どうしても衝動が抑えきれず…
カラオケボックス
2.乗客同士のトラブルでささくれた空気の残る社内。どこからともなく聞こえてきた小さな女の子の声が囁く言葉。それは…
陰口
3.趣味で訪れた廃墟。間取りを見ながらその家でかつてあったであろう暮らしに思いを馳せていると…
白昼夢
4.職場の先輩の供養に彼の死の現場を毎年訪れていた女性。霊感の強い友人の母親から止めるように諭されるが…
線香
5.縁起が悪いと止めたにもかかわらず、鬼門に位置する部屋を選んだ夫婦。彼らを呼び寄せたのは…
鬼門
怪奇蒐集者 零刻怪談 藤田第六感
札幌、すすきの午前0時―
異界の扉が開かれる!
日本初、怪談を提供するバー、札幌スリラーナイト
そこは奇妙な体験談を携えた客が訪れる怪異の交叉点でもあった―。
北都の魔窟から腕利きの語り部が贈る、午前零時の怪異譚!
【収録エピソード】
1.飲食店の屋根裏から出てきた藁人形。釘が打たれていた場所は胴体部分ではなく…
天井裏の藁人形
2.車につけられた手形。初めは心霊スポット帰りの仲間内の悪戯かと思ったのだが…
平和の滝
3.「毎晩お父さんに殺される夢を見る」彼がそれを見なくなった理由は…
百万の家
4.テレビ画面に映る赤い光。それは電源を抜いてもまだ…
絵の女
5.友人の告別式に飾られた遺影。それは見たこともない女の顔で…
友達の遺影
怪奇蒐集者 奇譚回廊 木根緋郷
奇譚蒐集に魅せられた男が語る、怪の迷宮
車と並走する赤い着物の女…
携帯の画面に映る赤黒いまだら模様…
天井から壁までいっぱいの毛足の長い猫…
蒐集家から語り手へ、木根緋郷が導く怪異のラビリンス!
【収録エピソード】
1.夜道で出遭った自分に瓜二つの女。間違いであってほしいという願いは虚しくも…
ドッペルゲンガー
2.週末を過ごした別荘で。深夜寝室の大広間を取り囲む廊下を歩く衣擦れのような音が…
十二単
3.「カバー画像を変更しました」それは事故で重篤なはずの先輩のLINE通知で…
カバー画像
4.ビデオチャット中、相手の部屋の奥に映った巨大な男。それに続いて…
回廊の家
5.思いつきの質問に返ってきた不吉な答え。恐怖に思わず指を離してしまい…
こっくりさん
6.忍び込んだ閉鎖された校舎。廊下の突き当りの机の上にポツンと置かれていたものは…
五号棟
怪奇蒐集者 憑読怪談 和泉茉那
怪談、その多彩さは
捲るページの数ほどに…
ジワリと迫る怖い話、身近に起こり得る奇妙な話、
切なくも温かい話、心に留めておきたい話…
怪談の奥深さと可能性を追求する和泉茉那が
一話、一話慈しみ語る珠玉の怪談集!
【収録エピソード】
1.知人宅で長居をしてしまい家路に着いたのだが、何度時計を見ても同じ時刻をさしており…
狐につままれる
2.「あんな子、同じ学年にいたっけ…」こちらを見つめる視線を感じ、その方角に目をやると…
同級生
3.帰宅中に通りかかった墓地の前の道。街灯の光にぼんやりと浮かび上がった何者かの影は…
帰り道
4.祖母を荼毘に付した日。煙突の先をぼんやりと眺めていると、上空から降りてきたものが…
煙影
5.重い雰囲気の漂う隣の空き家。どうしてもその家の中を覗いてみたい欲望に抗えず…
興味本位
6.「素晴らしいものを見つけた!」それは神社の木に打ち付けらた一体の藁人形で…
触らぬ神に祟りなし
7.自分も恐怖体験をしてみたい…架空の事故現場を装って怪異が起こるのを期待していると…
言霊
8.平和学習で訪れたかつての防空壕。寒気を感じたまま帰宅した後、ベッドの足元に現れたのは…
忘れてはいけない
怪奇蒐集者 霊怪白書 長谷川晏巳
現役女子大生怪談師あみが
圧倒的表現力で放つ戦慄奇譚!
ベッドの足元でぐねぐねと蠢く黒い影…
脚、腰、胸… 見上げてゆく視線の先に…
あるべきものが…ない!
高校時代より怪談師としてのキャリアを積んだ長谷川晏巳が
初単独怪談集として人生のターニングポイントに残した爪痕!
【収録エピソード】
1.購入したリュックの出品者からの執拗なコメント。それは5分ごとに続きやがて…
フリマアプリの女
2.住み始めた事故物件で夜毎聞こえる人が落ちるような音。だがそれとは別にもう一つ違う音が…
口論の理由
3.毎日同じ時間に聞こえてくる子供の泣き声。同じくそれを聞いていた隣人の様子が次第に…
お隣さん
4.すれちがいざまに一目惚れした女性。つい跡をつけてしまい辿り着いた古びたアパート。そこには…
石鹸の香り
5.「人生で初めて心霊体験した!」SNSでそう発信していた男性。やがて見かけるたびに気力が削がれてゆくように…
何か
6.突如脈絡もなく溢れ出して止まらない涙。その直後に決まってある知らせが…
涙部屋
7.仕事現場で聞かされたある女性の怪奇体験。だが話してくれたはずの男など存在しておらず…
チラシ配り
8.なんだかいつもとどこかが違う…誰も入れないはずの部屋に漂う違和感の理由…
狙われた女
怪奇蒐集者 新島怪談 うえまつそう
新島出身、地獄先生が語る!
「島の怖い話」と「学校の怪談」
島を出るまでは海に近づかないほうがいい…
…さもないと「死ぬよ」
一日ごとに指折りながら振られる手…
残された最後の1本が折られる時…
現役教師にして怪談師、デザイナー、ミュージシャン…
マルチな分野でアクティブに活躍するうえまつそうが
出身地新島の独自の文化に彩られた怪異と教師ならではのリアルな学校の怪談を蔵出し!
【収録エピソード】
第1章 島の怪談
1.独特の風習が残る新島の新盆。墓参りで見かけた半透明の老婆が言ったのは…
島のお墓
2.沖合いに何かが跳ねるのを見た内地からの出稼ぎの男性。行きつけの店でそのことを話すと…
島の人魚
3.帰省が終わり本土へと戻るその晩、父が打ち明けた話。それは長年続けてきたある儀式についてだった…
幽霊とご飯
4.夕暮れの中現れたトンネル。吸い込まれるように入った車の後をついてゆくと…
島のトンネル
第2章 学校の怪談
5.毎朝誰よりも早く登校する女子生徒。ある朝いつものように教室のドアを開けると…
ドッペルゲンガー
6.修学旅行の夜。会議を終えた教師たちが、次の見回りまでの合間に怪談語りを始めたのだが…
十物語
7.普段は使用されない施錠されたトイレ。ある日その中から女性の泣き声が聞こえると…
トイレの隙間
8.大学でのハードなキャンプ実習。個別に一夜を明かした後、集合場所に一人遅れて現れた友人は…
キャンプ実習
怪奇蒐集者 閻魔怪談 奈落 伊藤えん魔
舞台裏で跳梁する異形の影!
闇を支配する怪談師が語る、劇場と演劇界の怪異譚!
地獄から鳴り響く戦慄ボイス!
恐怖系悪役俳優 伊藤えん魔があなたを奈落の底へと引きずり込む!!
【収録エピソード】
1.多くの戦没者を出した防空壕跡地に建てられた劇場。ある日楽屋にかかってきた電話に…
G劇場の楽屋
2.帰宅途中の劇団員を乗せたタクシー。白バイの警察官が停車を促した理由とは…
ドラレコ
3.かつて凄惨な事故が起こった劇場。今でもいくつもの怪異が噂されるその舞台の奈落で…
T劇場の怪異
4.「部屋の中では独り言に気注意しぃや」下宿屋の近所のお年寄りにそう言われていたのだが…
セリフの練習
5.ベチャリ…、ボトボト…、ドサッ… 呻きと共に天井から次々と落ちてくるものの正体は…
Nスタジオの自殺霊
6.事故物件と知りつつも入居した部屋。泊まりに来た友人が指さす先には…
洗濯物
7.寺の本堂の真下に作られた劇場。あるホラー漫画の大家を招いて催したイベントで…
I寺劇場の白い服の人
8.役者、スタッフ、観客すべてが感じ取った異変。それは天井からじっと見下ろす視線で…
K劇場の怪異
9.仮眠中の車の中。深夜の河川敷にもかかわらず、大勢が移動するただならぬ気配が…
百鬼夜行
怪奇蒐集者 ROCKⅣ 村上ロック
一人で、夜聴くな――!
稀代の怪談マスター村上ロック ソロ怪談集第4弾!
時空の歪みから零れ落ちた一滴の怪異…
恐怖のスペシャリスト村上ロックのショート怪談コレクション!
【収録エピソード】
1.取り壊しを依頼された古民家。縁の下から得体の知れない生き物の頭蓋骨が…
「縁の下」
2.玄関の鍵穴に何者かが差し込んだこより。恐る恐る開いてみると…
「紙縒り」
3.職を転々とする父が突如購入した一軒家。格安で手に入れたというのだが…
「二つ折り」
4.「怖くないよ」そう告げた手だけで這いずってきた女。彼女の正体は…
「相談」
5.畦道に佇むワンピースを着た50代ぐらいの男。好奇心で近付いてみたのだが…
「女装」
6.祠に供えられたおにぎり。巻かれていたのは海苔などではなく…
「おにぎり」
7.バイト中、何故か頭から離れなかった妄想。それは過去実際に起きていた…
「精肉店」
8.子ども部屋の天井からぶら下がる逆さづりの女。その全身は雑巾のように…
「捩じれ」
9.「ぼくたちは今、神様なの」初めはその言葉の意味が分からなかったのだが…
「不思議な子」
10.1秒前まで一緒にいたのに、次の瞬間顔も、名前も、声さえも…
「貰ってくれる?」
怪奇蒐集者 ROCKⅢ 村上ロック
悪夢は、覚醒する―。
語り綴られる極上の怪異!
自分と少しずつ入れ替わっていく人形…
地図からも失われた町に染みついた人々の妄念…
〇〇ちゃんが逆になってる!
〝外れなし〟の異名を取る稀代の怪談マスターが刻に埋もれた禍々しき記憶を呼び覚ます!
【収録エピソード】
1. 悪質なパワハラへの復讐のため、かつての教師夫妻の元を訪れた男。彼が取った行動の極めて〝後味の悪い〟顛末は…
「ビンタ!」
2. 自己紹介の際になぜか自分の名前を嚙みそうになってしまう男。それは遠い過去のある出来事が原因で…
「誕生日」
3. ゴーストタウンと化した炭鉱町。今も漂い続けるのは賑わいを見せていた過去の記憶なのか…
「我路町」
4. 「お前だけが気づいてないんだよ」…学生が撮影したビデオテープにあった〝決して写ってはいけないもの〟…
「映画研究部」
5. 生徒の家庭の様子をピタリと言い当ててしまう先生が、ある女子児童の家に視たもの…
「黒田先生」
怪奇蒐集者 千山那々
黒衣のクールビューティが放つ!戦慄のスーパーショット!
オトモダチとなり接近した人形の企み…
親友だったのに思い出せない、忽然と消え失せた子の名…
監視カメラが映した不審死の一部始終…
ユタの末裔でありパラリーガルとして数多の事件に携わった
怪談師千山のシャープな語りが脳髄を貫通する!
【収録エピソード】
1.どこで拾ってきたのか、汚い大きな人形で遊んでいる娘。まるで友達ででもあるかのように…
「ミキちゃん」
2.親友からのSOSで駆け付けたとあるダム。自宅にいたはずなのに気づいたらそこに来ていたというのだが…
「さいとうさん」
3.サバイバルゲームをしていた廃アパート。周囲のあまりの静けさに思い切って大胆な行動に出たところ…
「伝説の男」
4.薄暗い道の離れた場所に立つ人影。おかしなシルエットに不審なものを感じ、よく目を凝らしてみると…
「マフラー女」
5.退去を促されていた入居者の突然の死。遺体の状況と死亡推定日時との間に残された不審な点は…
「防犯カメラ」
6.あるYouTubeチャンネルでの肝試し企画。リニューアルオープンしたというそのお化け屋敷に纏わる噂とは…
「某お化け屋敷」
怪奇蒐集者 怪談ざんまい 深津さくら
掘っても掘っても白い枯れ枝のようなものが…
怨念にまみれた無数の絵馬、その一つに異様な文字が…
家の中をどこまでもついて来る血まみれの老婆…
人形たちの指し示す先に…
実話怪談の魅力に取り憑かれた蒐集家が
封印した自身の体験を含む奇妙で恐ろしい逸話を語る!
【収録エピソード】
1.マンション建設のために取得した物件。視察した現地の惨状に驚愕するも工事は進み…
「犬の骨」
2.母の体験談に刺激を受け自分の娘にお腹の中にいたときの記憶が残っているかと尋ねてみると…
「掃除」
3.悪縁を断ち切るという神社に掛けられていた絵馬。その一つに書かれていた〝文字のようなもの〟…
「絵馬」
4.不吉な夢が続き、お祓いをする感覚で先祖供養にと訪れた寺。そこで目にしたのは…
「卒塔婆」
5.シェアハウスに一足遅れて入居した友人の部屋からおかしな物音がしているのに気づき…
「三人暮らし」
6.喫煙難民となった部長。チェーンスモーカーだった彼の車から出現した異様なものとは…
「煙草」
7.手狭になった部屋からの引っ越し準備中、ふと部屋の中に覚えた違和感の元を辿ってみると…
「フィギュア」
8.死に場所を求め辿り着いた人里離れた山中。満天の星空に輝くひときわ明るい星から降り注いできたのは…
「カープ帽のおじさん」
9.夢の中に出てきた和箪笥。引き出しいっぱいの黒髪に浮かぶように入っていた女の首が話しかけてきたことは…
「箪笥」
怪奇蒐集者 松本エムザ
幼子の片目に映る鬼…
生活排水と共に聞こえる啜り泣き…
暮らしに潜む不可解な出来事を
怪の隣人が語りで描き出す!
【収録エピソード】
1. 級友宅への届け物を尻込みするようになった息子。その家の壁に飾られている鹿の頭部の剥製が怖いのかと思い訊ねると、怖いのはそれを拝んでいるおばあちゃんなのだという…
「首護るもの」
2. 満員電車の中。ふと見ると大きなリュックを背中に背負っていた男性が。胸に抱えずにマナーが悪いなと思っていたのだが、よく見るとそれはリュックなどではなく…
「きっかけ」
3. 初めての神社の縁日を物珍しそうに楽しんでいた幼い甥っ子。だが突然立ち止まり泣きながら「鬼が怖い」と。そこで彼の母親が差し出したのは…
「左目の鬼」
4. 町役場の道路管理課の男性。その日彼が受けた住民からの通報は普段のものとは一風変わっていた。「排水溝から女の泣き声が聞こえる」というのだ…
「流れていずこ」
5. 仲良しグループで出かけた遊園地。三組に分かれて入ったお化け屋敷で一組だけに聞こえていた恐ろしい声。その体験は十数年もの間胸の奥にしまっておいたのだが…
「警告」
6. 東南アジアの某国での海外駐在から帰国した友人。これといった不自由はなく、むしろ楽しんだ海外生活だったが、その国を離れる際に選別として渡された品に…
「駐妻のお悩み」
7. 古びた乳母車のようなカートを押して近所で〝ベビーカーおばさん〟と気味悪がられていた女性。純粋な優しさで接していた女の子に、次第に心を開いていったそのおばさんは…
「ベビーカーおばさん」
8. 実の娘のように優しく接してくれた義母が亡くなって数か月。久しぶりに実家へ帰り、息子の昼寝の隙に微睡んでいるとどこからか呼びかけてくる声が。だがその声をよくよく聞くと…
「義母の話」
怪奇蒐集者 ぱんち
新時代の怪談界に大型新人が出現!
いつしか怪の虜となった語り部が旅路の中で聞き集めた妖したちの囁き!
【収録エピソード】
1. 課外授業で泊まった宿泊施設。夜中にトイレに起きて戻る途中、異様な寒気が。そして自分の意志とは無関係に強引に振り向かされた視線の先には…
「さっちゃん」
2. 得意先へと向かうタクシーの中。ドライバーから聞かされたのは心霊スポットで消えた女の霊の話。だがその話はそこで終わりではなく…
「タクシー」
3. 「明日から苗字が変わるの」高校の親友がポツリと漏らしたひと言。家庭の事情かなと思っていると、続けて彼女の口から聞かされたのはその一族に代々続く不吉な出来事で…
「滅ぶ一族」
4. 「俺の弟は人を殺したことがある」そう話してくれた男性。彼がその事実を知ったのは今から30年前に遡るある戦慄体験が発端だった!…
「上」
5. 塾へ向かういつものバスの中。うたた寝をしていると聞こえてきた奇妙な笑い声。顔を上げた視線の先にいたのは異様な形に体のねじれた女で…
「東京N市の路線バス」
6. 夕暮れの街灯の下に佇んでいたバニーガールの格好をした女性。誘われるままついていくと、小さな島の漁村なのにもかかわらず全く見覚えのない店が…
「バニーちゃん」
7. 国道沿いに建つ霊が出るという噂の廃アパート。心霊スポットになっている一家心中があったというその建物を探検し帰宅すると、待ち受けていた父親が指摘したのは…
「廃アパート」
8. 社員旅行で訪れた沖縄。酔って繁華街でさんざん悪ふざけをした挙句帰ったホテルで。さっきまで一緒にいた女性社員の部屋からしゃくりあげるような泣き声が…
「花一匁」
怪奇蒐集者 しのはら史絵
実話怪談に魅せられた作家が語る
禁忌と因習の怪異譚!
【収録エピソード】
1. 自身の体の障害を克服する薬があると聞いたRさん。治療をしたいと願い出るが、何故か頑なに拒む母。そんなとき、普段は彼女に冷たく当たるおばあちゃんが訪ねてきて…
「チェンジ・ザ・ワールド」
2. 池ポチャしたロストボールを回収する仕事をしていたHさん。先輩の長期休暇の間に、「あそこだけはやめたほうがいい」と忠告されていた池に潜ってみたのだが…
「ゴルフボールダイバー」
3. 倒産し、廃墟となっていたマネキン工場。そこへ肝試しに行ったとき、一緒に連れて行った友人が天井から吊るされていた一体の人形に魅せられたようになり持ち帰ってしまう。それを境に…
「マネキン人形」
4. 水産研究所からの依頼で大型船で漁に出たAさん。だが全く魚が獲れず仕方なくある場所へ向かった。そこは昔から決して漁をしてはいけない〝禁則海域〟だった…
「太刀魚と刃」
5. ゴミ捨て場に捨てられていたボロボロの熊の縫いぐるみ。それを見た瞬間、何故かどうしても自分が直してあげなければという気持ちになり持ち帰り縫い直したのだが…
「ハリコサンとテディベア」
怪奇蒐集者 村上ロック2
不可解で、奇妙で、不吉で、哀しい・・・
世の怖いもの好きを唸らせる、
妖しと恐怖のスペシャリストの語りがここに!
怪談ファン待望のROCKソロ怪談集第2弾!!
【収録エピソード】
1.幽霊を目撃して以来〝視える体質〟になってしまったA君。絶対視ちゃいけないやつは分かっていたはずなのに…
「霊感」
2.天井裏から出てきた籠。それを掴んだ瞬間に脳裏に閃いた映像と匂い。その正体を突きとめようとした結果…
「籠の中の赤ちゃん」
3.人気のない冬の海。つい最近までの生活痕がある海の家に落ちていた一枚のチラシ。その裏にびっしりと書かれていた文章は…
「捧げもの」
4.「私も仲間に入れて」雪遊びの最中にいつの間にか現れた少女。そして現実となった本能的に感じた危険。その不幸な記憶は幼い頃に封印していたはずだったが…
「雪の少女」
5.ある日忽然と姿を消し、皆があきらめかけた頃再び姿を現した少年。その間の彼の記憶はあまりにも不可解なもので…
「神隠し」
怪奇蒐集者 正木信太郎
夢か現か幻か…
奇譚狩猟家が懐に忍ばせた日常に満ちる怪奇と不思議の破片たち…
悪寒と不安を誘う8編の怪異譚!
【収録エピソード】
1.掃除中に出てきた紙切れ。指示通りに辿ってゆくと、入るなと言い渡されていた父の自慢の中庭に…
「宝探し」
2.暇つぶしに近くの禁足地を訪れた先輩二人。屈強な体格の男二人でも怖気づくただならぬ気配。恐る恐る足を踏み入れると…
「コイントス」
3.同じ雑居房の新入り服役囚の謎の死。懲役を終え出所するときに刑務官から聞かされた事実は…
「刑務所」
4.人気ラーメン店での行列待ち。ふと気づくと周りにいたはずの客が消えうせており店の中を覗くとそこにいたのは…
「並び屋」
5.急に催して駆け込んだ古い雑居ビルのトイレ。用を足してほっとしていると個室の外から人の声が。何気なく聞いていると…
「レンタル店のトイレ」
6.異常を知らせるサインに中を点検してみると上のゴンドラからマネキンが。だがそれはよく見ると…
「立体駐車場」
7.帰宅途中、行く先々で何度も目の前に現れる謎の女性。気のせいかと思いながら自宅マンション前まで来て屋上を見上げると…
「精神科」
8.博多駅前を歩いていた目の不自由な老人。戸惑っている様子を見て声をかけると、彼が言うことには…
「ロケーションコーディネーター」
怪奇蒐集者 深津さくら
群雄割拠の怪談界にまた一人腕利きの語り手が出現!アカデミックなアプローチから「怪」に迫る女性怪談師・深津さくら。「怪談王関西特別編2018死走~和尚を止めろ」では並み居る実力者を相手に見事優勝を飾り、著作の面でも活躍するなど、今最もノッている語り手の作品をいち早くお届けする! 【収録エピソード】1.古道具を扱う店の主人。骨董品をはじめあらゆる商品を売っている中でたった一つ着物だけは扱わないという。そうなったある事件の顛末とは…「古い振袖」2.Tさんが幼いころに住んでいた家。その1階のトイレには、換気扇の隙間からゴリラが覗き込んでくるのだという。初めのうちこそ笑って聴いていたのだが…「トイレを覗くもの」3.釣りが趣味だという語り手の父。その日はいくら待っても一向に手応えがない。やがてようやく魚がかかった合図の鈴が鳴ったのだが、その音は…「夜釣り」4.怪談会に使う音楽を作ってくれた知人の男性。様々なレコードから怖い音源を集めてくれたのだが、その中の1枚に不可解なものが…「叫びのレコード」5.学生時代を過ごしたマンションを引き払う直前。残り少ない日を友人と過ごすため部屋へ帰ると、空き部屋のはずの隣室のドアにびっしりと謎の貼り紙が…「厭な貼り紙」6. 引っ越しのため家族でとある一軒家を内見に来た女性。いい雰囲気に思えた家だったが、古びた階段を上り2階に上がると、西日の差す和室の真ん中に…「揺れる」7. ある大きな研究所に勤めていたAさん。そこではトラブルの責めを負い自殺した上司の霊が出るという噂があった。根拠のない話に怒りすら感じていたAさんだったが…「研究所」
怪奇蒐集者 川奈まり子
AV界から実話怪談界へ降り立った凄腕の奇譚ハンター!硬派なルポライターとしての実力を活かした語りで江戸期から昭和を経て現代に連なる東京の地下で蠢く「魔」の脈動を浮かび上がらせる!「刻の迷い人」「トンネルの女」「告白」「東京奇譚 小塚原刑場」「東京奇譚 山の手大空襲」「バチ」の6話。