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猛暑の夏「日傘男子」増加中 恥ずかしくても...効果バツグン!
まだまだ暑い日が続いているが、日傘を手放せない人も多いのではないだろうか。
今、男性でも日傘を差す人が増えているという。
このところ、街中で見かけるようになった、日傘を差す男性。
ここ最近の“危険な暑さ”もあって、今、“日傘男子”が増えてきている。
東京・自由が丘にある傘専門店「Waterfront JIYUGAOKA/TOKYO」では、男性の日傘需要に応え、専用の売り場を設置。
傘ソムリエ・土屋博勇喜さん「昨年に比べると、男性の日傘ニーズは、だんだん増えている。日傘の売れ行きが、このショップで約8割。その4割ぐらいは男性日傘」
こちらの店舗では、2年前まで、ほとんど売れていなかったという男性用日傘だが、2019年は、日傘全体の売り上げの2割に。
2020年、さらに売り上げは増え、全体の4割になったという。
この日、店を訪れていた“日傘男子”歴2年の男性(60代)は、「便利だなと思いました。暑いときは日傘があったほうが楽」、「雨が降っても使える。これをいただけますか」などと話し、2本目の日傘を購入。
店を出ると、買ったばかりの日傘を差し、颯爽と帰っていった。
この“日傘男子”に、長崎県のハウステンボスも注目している。
ハウステンボスでは、熱中症予防や日傘でソーシャルディスタンスを保とうと、日傘男子普及キャンペーンを実施中。
男性が日傘を使っている写真をSNSに投稿すると、ハウステンボスの宿泊券や1DAYパスポートなどが当たるキャンペーン。
猛暑で増殖する、“日傘男子”。
街では、どのくらいの男性が日傘を差しているのか見たところ、渋谷のスクランブル交差点では、30分の間に、10人の“日傘男子”を発見。
日傘男子歴2年(50代)「コロナのご時世でもあるし、熱中症もあるので、自衛で(差している)」
日傘男子歴1週間(20代)「頭がすごく熱くならなくていい」
はたして、その効果はいかに。
東京で最高気温34.8度となった20日、日傘ありとなしではどのくらい違うのか、サーモグラフィーで見てみると、その違いは歴然。
体の上半身を中心に、その差は、およそ15度もあることがわかった。
差せばわかる、差さねばわからぬ、日傘のありがたみ。
「まだ、浸透してないというか、まだ、恥ずかしさがあるというか」と話す日傘未体験の男性に、日傘の効果を体験してもらったところ「思ったより全然変わる。いいかもしれない」といった反応が。
「女性のイメージが強いので、男性が差すのは(抵抗がある)」と話した男性からも、「結構涼しい。検討します」といった声が聞かれた。