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News エアアジア・ジャパン 日本再参入 新会社設立記者発表 2014/7/1
生放送が終了したのでNews配信します。
7月1日、日本の国内線から撤退したマレーシアの格安航空会社、エアアジア・ジャパンは、楽天などからの出資を受け、羽田空港の利用も視野に、日本市場に再参入すると発表しました。
エアアジアは、インターネット通販の楽天から18%の出資を受け「エアアジア・ジャパン」を設立し、日本の国内線に再参入します。
新会社は、化粧品のノエビアホールディングスやスポーツ用品販売のアルペンからも出資を受け、CEO(最高経営責任者)には、旧エアアジア・ジャパンの小田切義憲氏が就任しました。
出資比率はエアアジアが49%、
投資会社 オクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンドが19%、
楽天が18%、
化粧品会社 ノエビアホールディングスが9%、
スポーツ専門店アルペンが5%。で、資本金は70億円を予定しています。
使用機材は、エアバスA320型機の180席で、新造機をエアアジアグループからのリースで2機を調達し、2015年末時点には、4機体制とし、その後は1年間に5機ずつ増やしていく方針で、来年夏の運航を目指しています。
拠点となる空港や具体的な路線は、今後、決めるということです。
エアアジアグループのトニー・フェルナンデスCEOは、都内で行われた会見で、「すばらしいパートナーを得た。
「最近は政府が積極的に動いていると感じ」日本のように1億人のマーケットがあって成功できないのは、やり方が間違っていると考えるべき」日本には非常に大きなチャンスがある」と、再度日本市場に挑戦する理由を述べました。
また、同席した楽天の三木谷浩史社長は「チケット販売や予約、それに機内のエンターテインメントや機内販売、決済システムなど、ITを活用できる」と述べ、楽天トラベルだけではなく、電子書籍「kobo(コボ)」を機内で使っていただくとか、eコマースの提携など、無限の可能性がある」と、事業の拡大を図る考えを示しました。
エアアジアが再参入することで、日本の格安航空会社を巡る競争がますます激しくなりそうです。