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東方昭和伝 第十五章「岡田内閣と天皇機関説問題(後編)」(2/2）
天皇機関説問題以降、言論の自由が全く失われ、暗黒時代が始まったというのは戦後のフィクションなので注意してください。確かに国体に関しては言論の自由は失われましたが、その他の政治・経済・軍部批判など、その他の領域についての言論の自由は、この時点ではまだ失われてはいません。
※訂正：天動説→地動説（3：12） 通過→通貨（6：55）
昭和天皇の憲法観の背景について 東方昭和伝 第十五章「岡田内閣と天皇機関説問題(後編)」に関しての北条久奈さんからの補足→http://togetter.com/li/190540
前→sm12666097 次章「昭和維新への道」第一幕：北一輝と青年将校運動→sm12970865
東方昭和伝 第十五章「岡田内閣と天皇機関説問題(後編)」(1/2）
国内抗争編その３。天皇機関説論争はやっぱり一般人にはややこしいです。解説頑張ったつもりだけど分かりにくかったらごめんなさい。なお、大正デモクラシーを理論的に確立した美濃部ですが、美濃部は経済・財政を議会から切り離す「円卓巨頭会議構想」を提唱し、内閣審議会設置には賛成しています。美濃部が徹頭徹尾議会政治・政党内閣制擁護の立場はとっていないことに注意。
＊訂正(11:00)枢府→枢相 内大臣の略称は内府ですが、枢密院議長は枢相でしたね。枢府は枢密院そのものの略称でした。
昭和天皇の憲法観の背景について北条久奈さんからの補足→http://togetter.com/li/190540
後→sm12666226
東方昭和伝 第十四章「岡田内閣と天皇機関説問題(前編)」(2/2）
スターリンはナズーリンと予想した人残念でした☆
※訂正 江兆銘→汪兆銘（11：06頃）
前→sm12449559 次章→sm12666097
東方昭和伝 第十四章「岡田内閣と天皇機関説問題(前編)」(1/2）
国内抗争編その２。岡田白蓮さんはマジ貧乏。
※訂正：「島海」→「鳥海」（21：12頃）
後→sm12449740 次章→sm12666097
東方昭和伝 第十三章「帝人事件」(2/2）
大阪時事新報 1934.12.28 (昭和9) 社説 “帝人”疑獄
「近代の政治は経済的利益の残滓を繞っての醜悪な紛糾そのものである。所謂帝人事件として、われわれを戦慄せしめた近代の大疑獄事件の予審終結決定書は漸く二十七日公表せられたが、これ等の犯罪が背任●職、偽証等、凡そ、公私人として、不名誉この上も無いものであるが、それが、現職の大蔵次官局長を初め、前大臣や特銀の頭取等を容疑者としている丈けに、われわれとして唖然たらしめるのである。いよいよ明春これが公判も行われる筈であるが、其の社会風教上に及ぼす影響の如何に甚大なるかを見る時には到底正視出来ないものがある。今日に至るまでの検察当局の苦心は一通りではなかったと思うが、この点われわれは当局に対して満腔の謝意を表すべきである。 」
昭和9年のジャーナリズムがこぞって取り上げ、検察と一緒になって政財界を叩いた帝人事件。しかし帝人事件は、完全な検察のデッチ上げだったのである。疑獄事件が起こると、マスコミや国民は、ついヒステリックにバッシングに走ってしまいがちだが、政治的な意図によって仕組まれるケースが現実にこの国の歴史に存在したという事実は、記憶しておくべき教訓だろう。
前→sm12241244 次章「岡田内閣と天皇機関説問題（前編）」→sm12449559
東方昭和伝 第十三章「帝人事件」(1/2）
国内抗争編その１。検察が大変なことになっているこのタイミング※で帝人事件をやるとは思わなんだ。
※大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件（ 2010年（平成22年）9月21日 ）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%9C%B0%E6%A4%9C%E7%89%B9%E6%8D%9C%E9%83%A8%E4%B8%BB%E4%BB%BB%E6%A4%9C%E4%BA%8B%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E6%94%B9%E3%81%96%E3%82%93%E4%BA%8B%E4%BB%B6
アメリカ大使館の画像は気にするなよ！絶対だぞ！
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