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★チャイニーズ・カンフー(Chinese Kung Fu)
フランスのスタジオ・ミュージシャン・グループ、BANZAIの1975年作。全日本プロレス・ジャンボ鶴田の入場テーマ曲に使用されました。
★Make Up
フラワー・トラベリン・バンドは、1967年、女性ロック・シンガーの草分け、麻生レミを擁して内田裕也が結成したフラワーズが前身。70年にジョー山中など新たなメンバーを迎え、フラワー・トラベリン・バンドとして再出発。71年の2作目『SATORI』は海外でも高い評価を獲得。ジョーの抜群の歌唱力とパワフルなサウンドで日本のロック界に大きく貢献したが73年に解散。ソロ転向後のジョーは映画『人間の証明』の主題歌をヒットさせている。この曲「Make Up」は、1977年、日立のテレビCMソングに採用。
★Eye In The Sky
アラン・パーソンズ・プロジェクトは、ビートルズをはじめ、ウィングス、ピンク・フロイドのレコーディング・エンジニアを手掛けていたアラン・パーソンズと、ソングライターのエリック・ウルフソンが、1974年、ロンドンで結成。1年以上かけて一流のミュージシャンを集め、1976年に1stアルバム『怪奇と幻想の物語~エドガー・アラン・ポーの世界』でデビュー、グラミー賞にもノミネートされ、注目を集めます。その後も、コンセプト・アルバムを主体にした作風で、オーケストラとロックをポップに融合した作品を生み出し、イギリスとアメリカで大きな成功を収めます。この曲「Eye In The Sky」は、1982年に発表した6枚目『Eye In The Sky』からのシングルでアラン・パーソンズ・プロジェクト最大のヒット曲(全米3位)となりました。
★追憶の甘い日々(Reminiscing)
リトル・リバー・バンドは、1975年、オーストラリア、メルボルンで結成。1976年、「イッツ・ア・ロング・ウェイ・ゼア」でデビューすると、オーストラリアで高い人気を得て、さらにアメリカにも進出し、ウエスト・コーストを彷彿するサウンドでスマッシュ・ヒットとなります。オーストラリア出身のグループとしては、初めて、アメリカでゴールド・ディスクを獲得しました。この曲「追憶の甘い日々」は、1978年に発表した3枚目のアルバム『夢追人』からのシングル曲で、全米3位を記録し、リトル・リバー・バンドを代表する1曲となります。リトル・リバー・バンドは、これまでにアルバムの総売り上げ枚数が2500万枚以上を記録し、現在も活動中。
★恋する二人(Cruel To Be Kind)
イギリス・サリー州生まれのニック・ロウは、1970年にブリンズリー・シュウォーツのベーシストとしてデビューし、パブ・ロック・ムーヴメントの中心人物として活躍。1975年のブリンズレー・シュウォーツ解散後は、デイヴ・エドモンズらとロックパイルを結成。またプロデューサーとしてもダムドやエルヴィス・コステロ、プリテンダーズらを手がけ評価を得ます。70年代よりソロ・アルバムも多数発表。この曲「恋する二人」は、1979年のヒット曲、全米12位。日本では、bice(中島優子)、三遊亭圓丈がカバーしました。