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王外交部長 第20回東南アジア諸国連合・中日韓外相会議に出席
王毅国務委員兼外交部長は2日、タイの首都バンコクで開かれた第20回東南アジア諸国連合・中日韓(ASEAN+3)外相会議に出席した。
王外交部長は、ASEAN10カ国に中日韓3カ国を加えたASEAN+3を「東アジアの中心」と示した上で、「ASEAN+3協力は東アジア協力の主要ルートである。我々は、ASEAN+3諸国が終始団結と協力、共同発展、地域の繁栄を重んじて、矛盾や齟齬を適切に取り扱い、共同で東アジアをよりよく建設していくことを願っており、実現すると信じている」と述べた。
また「多国間主義と自由貿易を揺るぎなく擁護することで、ASEAN+3を地域経済一体化へのけん引の旗印としていくべきだ。また、人的交流と協力を深めることで文化の調和のとれた共存を促進する場に、さらに、手を携えてリスクや試練に対応することで平和と安定を維持する柱としていかなければならない。中国は中日韓協力の議長国とASEAN+3協力の合同議長国として、各国との協力を密接にし、11月の首脳会議の準備を整えて、ASEAN+3協力の新たな発展を推進していきたい」と強調した。
会議に参加した各国の外相らは、ASEAN+3協力の成果を積極的に評価した上で多国間主義と自由貿易を支持し、開放性と包摂性のある理念を堅持し、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に関する交渉の年内終了にむけ努力していくこと、地域経済一体化プロセスを推進し相互連結を強化し人的交流を促進していくこと、地域の金融安定を共同で維持し地域の経済ガバナンスの構造を整備していくことなどで合意した。
ピックアップ:王外交部長、台湾問題で米国に「火遊び」しないよう警告
中国の王毅国務委員兼外交部長は12日、米国に対し台湾に関連する問題を「火遊び」せず正しく処理するよう促した。
王部長は、ハンガリーのブダペストでシーヤールトー・ペーテル外務貿易大臣と共同記者会見を行った中で、米国側が最近、中国の厳粛な立場と強固な反対を無視し、台湾への武器売却を承認したことに対して、中国は厳重に抗議すると述べた。
今回、売却が承認された武器は、スティンガーミサイルや関連の装備品を含み22億ドル相当分に達すると見られている。
王部長は、中国は台湾の指導者である蔡英文氏が米国で「トランジット」することを深く懸念している。いかなる形であれ、米国と台湾の間の公式な接触には強く反対していると付け加え、「台湾独立」分離主義行動が歴史の流れと台湾海峡を行き来する人々の関心に背くことであり、何の未来もなく、逃げ道もなく、失敗する運命にあると述べた。
また、台湾問題は完全に中国の内政問題であり、外部からの干渉を受けないと強調。いかなる人も勢力も、台湾と大陸の統一という歴史的プロセスを阻止することはできない。また、国家主権と領土保全を守ろうとする中国政府と国民の確固たる意思を過小評価してはならないとした上で、米国が中米関係に新たな困難とトラブルを起こそうとするならば、「持ち上げた石で自分の足を傷付ける」自業自得な状況になるだろうと述べた。
王部長は、7日から13日まで、ポーランド、スロバキア、ハンガリーを訪問中。