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清水脩 智恵子抄 古沢淑子
古沢淑子独唱 上田仁指揮 東京交響楽団による演奏
1955年10月13日、日比谷公会堂での世界初演時のライヴ録音
同日演奏のドラージュの4つのインドの歌(抜粋)sm43661828
モーリス・ドラージュ 4つのインドの歌(抜粋) 古沢淑子
古沢淑子独唱 上田仁指揮 東京交響楽団による演奏
1955年10月13日、日比谷公会堂での日本初演時のライヴ録音
音源に問題があるのか全4曲のうち第2曲と第3曲しか録音がありません。
同日演奏の清水脩の智恵子抄sm43661831
土肥泰 梵唱変容 上田仁 東響 スタジオ録音
戦後作曲家発掘集成の初演盤(ライヴ録音)ではなく、高野山出版社発行のスタジオ録音盤
演奏会記録によると1963年2月8日杉並公会堂でのレコード録音のようです。
カップリングの黛敏郎の曼荼羅交響曲(岩城宏之指揮東響)はCD化されたものの、何故か梵唱変容の方は未だにCD化されていない。
編集能力ゼロなので、未編集でupしています。
素人録音のため、糞音質でも聴けるだけで充分と思える方のみご視聴ください。
1963年1月のプログラムに載っている資料を用いてこの作品の解説と團伊玖磨との対談を載せてみた。
ハチャトゥリアン:バレエ「仮面舞踏会」(1985年 ソヴィエト・テレビ映画)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=uyYQr8RnZd8)。
1941年にハチャトゥリアンがレールモントフの戯曲のために作曲した全14曲の劇付随音楽「仮面舞踏会」
は、後に5曲を選んで編曲された組曲版や、作品冒頭に演奏される「ワルツ」の人気が高い一方、オリジナ
ルの劇付随音楽全曲が演奏される機会は多くありません。
1985年、ソ連のテレビ映画スタジオであるスタジオ・エクランは、ハチャトゥリアンの劇音楽に弟子のエ
ドガル・ホヴァニシャンがバレエ音楽として編曲したバレエ版「仮面舞踏会」に基づくテレビ映画を作成し
ました。現時点では、このテレビ映画版がハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」全曲の唯一の公式映像のよう
です。
脚本:リディア・ヴィルヴォフスカヤ(台本)
ミハイル・ドルゴポロフ(リブレット)
監督:ナタリア・リジェンコ(振付家)
ヴィクトール・スミルノフ=ゴロヴァノフ(振付家・演出家)
演出家:フェリックス・スリドフカー
カメラマン:ゲオルギー・レルベルグ
配役
ニキータ・ドルグーシン(アルベーニン)
スヴェトラーナ・スミルノヴァ(アルベーニンの妻ニーナ)
セルゲイ・バラノフ(ズヴェズヂッチ公爵)
ナタリア・バリシェワ(シュトラーリ男爵未亡人)
アレクサンドル・コレーネク(正体不明の男)
ハコブ・テル=ヴォスカニアン指揮
アレクサンドル・スペンディアリャン・オペラ・バレエ国立劇場管弦楽団
アレクサンドル・スペンディアリャン・オペラ・バレエ国立劇場合唱団
片岡良和 抜頭によるコンポジション 上田仁 東響 スタジオ録音
上田仁指揮 東京交響楽団 による演奏
Vintage Classicsの初演盤ではなく、日本現代作曲家シリーズNo.11 TBS賞交響絵巻「日本」第1集 東芝 JSC-1012のスタジオ録音盤
Salidaによる作曲者へのインタビューによると00:00~00:08の2回の強奏はやり直しのために音盤化される際にカットされるはずだったものが何故かそのまま編集されずにそのまま残ってしまったとのこと。
何故か未だにCD化されていない録音
編集能力ゼロなので、演奏時間を合わせる以外はほぼ未編集でupしています。
素人録音のため、糞音質でも聴けるだけで充分と思える方のみご視聴ください。
前の投稿したものは録音は聴きなおしてみたらかなり悪質だったので再録してきました。
カップリングの山内正の陽旋法に拠る交響曲 sm43476684
山内正 陽旋法に拠る交響曲 上田仁 東響 スタジオ録音
上田仁指揮 東京交響楽団 による演奏
Salidasの初演盤ではなく、日本現代作曲家シリーズNo.11 TBS賞交響絵巻「日本」第1集 東芝 JSC-1012のスタジオ録音盤
何故か未だにCD化されていない録音
編集能力ゼロなので、演奏時間を合わせる以外はほぼ未編集でupしています。
素人録音のため、糞音質でも聴けるだけで充分と思える方のみご視聴ください。
カップリングの片岡良和の抜頭によるコンポジション sm43528223
カゼッラ:管弦楽のためのディヴェルティメント「パガニーニアーナ」作品65
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=dCwg07vXjiA)。
1941年1月、イタリアの作曲家アルフレート・カゼッラは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から創立
100周年を記念する作品の委嘱を受けました。これに応えて、彼は全4楽章の管弦楽組曲を作曲します。
この作品はパガニーニの作品(奇想曲やギター四重奏曲、ヴァイオリンと管弦楽のための「春のソナタ」
「タランテラ」など)からのメロディの引用に満ちており、カゼッラはユーモアにあふれた作品の性格から
ディヴェルティメント「パガニーニアーナ」と名付けました。
1942年4月14日、本作はカール・ベーム指揮のもと、ウィーン楽友協会ホールで初演されました。
リッカルド・ムーティ指揮
スカラ座フィルハーモニー管弦楽団
【日本音楽】「春の山辺」を弾いてみた【ピアノ】
【日本音楽】「春の山辺」を弾いてみた【ピアノ】
佐藤 敏直 作曲
SATO Toshinao
「春によせる三つのうた」より《春の山辺》
《The Foot of a Mountain at the Spring》 from "Three Songs for Spring"
演奏系総合: mylist/18331638
クラシック系マイリスト: mylist/65665149
ポピュラー、ジャズ、その他: mylist/65665165
【ゆっくり解説】雪さんと学ぶ20世紀以降の音楽 現代音楽史【後編】
折角なので最後まで説明しました
だいふくちゃんのライフはもうゼロなので次からまたぬるま湯になる予定です
■音声
VOICEVOX:WhiteCUL
■立ち絵
WhiteCUL:moiky様
■BGM&SE
Springin' Sound Stockとか
【ゆっくり解説】雪さんと学ぶ20世紀以降の音楽 現代音楽史
だいふくちゃん、ゆっくり解説にチャレンジしてみました
■音声
VOICEVOX:WhiteCUL
■立ち絵
WhiteCUL:moiky様
■BGM&SE
Springin' Sound Stockとか
【カバー曲】1000 Knives - 坂本龍一 【Instrumental】【nniインスト曲】【ギターカバー】
ご視聴ありがとうございます!
こんにちは、アドバルーンです。
坂本龍一さんの千のナイフを、ギターでカバーしました。
1981年リリースのYMOのアルバム、「BGM」のバージョンをもとにつくりました。
メインのメロディはギターで弾きました。
ジョゼフ・ジョンゲン:オルガンと管弦楽のための協奏交響曲 作品81
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=9WF951J5l4k)。
ベルギーのオルガニスト・作曲家・指揮者であったジョゼフ・ジョンゲン(1873 - 1953)は、同じ年に生
まれたラフマニノフと同様に後期ロマン派の作風に則った作品を数多く作曲しました。
その中で最も有名な作品は、1926年に作曲された「協奏交響曲」作品81になります。この作品の独奏楽器
はオルガンで、有名なハイドンやモーツァルトの協奏交響曲のように2つ以上の独奏楽器が登場するわけで
はありません。その代わり、全4楽章を通じてオルガンはほぼ途切れることなく演奏され続けており、オル
ガンを独奏楽器とする大規模な協奏曲とも、オルガンをオーケストラの一部とする交響曲とも解釈できる両
義的な作品となっていて、ジョンゲンが本作を「協奏交響曲」と名付けた理由がうかがえます。
音楽的にはワーグナーやフランクの流れを受け継ぐ後期ロマン派に属していますが、一方でドビュッシーの
印象派に近い響きもあり、何より大規模で壮麗な音響にあふれた作品です。本作はオルガンと管弦楽のため
の作品としては、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」やプーランクの「オルガン、弦楽とティ
ンパニのための協奏曲」などに匹敵する名作の1つとして、多くのオルガニストたちに高く評価されていて
実際に演奏・録音を手掛ける奏者も多いとのことです。
ヴァージル・フォックス(オルガン)
ジョルジュ・プレートル指揮
パリ国立歌劇場管弦楽団
【クラシック】榊ミレの「主題と変奏」を弾いてみた【ピアノ】
【クラシック】榊ミレの「主題と変奏」を弾いてみた【ピアノ】
※ファイルサイズの関係で音・映像が劣化しています。
オリジナル版 ⇒ https://youtu.be/CmCWssiGuSk
榊 ミレ 作曲
SAKAKI Mire
《主題と変奏》
《Thème varié》
《Theme and Variations》
榊 ミレ 公式チャンネル
Mire Sakaki Official Channel
⇒ https://youtube.com/@miresakaki2949?si=BsH1mHCaCJIvnS9U
演奏系総合: mylist/18331638
クラシック系マイリスト: mylist/65665149
ポピュラー、ジャズ、その他: mylist/65665165
ごくさいしょく / 初音ミク
【無色透名祭Ⅱ】参加作品です。
https://site.nicovideo.jp/mushokutomeisai/
応募番号: M2_0056
A lunatical leech affects hallowedness. (Gallery edit) / Drossy dolls ( feat. 初音ミク )
合成音声現代音楽祭 2023 〜たぶん、これもまた音楽〜 参加曲です。
Drossy dollsの1st Album「Faculty」に収録したアート・パンク路線の楽曲を、古楽のアプローチでアレンジ致しました。
クロスフェードデモの動画と頒布ページへのリンクを掲載しておりますので、ぜひクロスフェードをお聴きくださいませ。
コンセプト部門
テーマ:ディスカントゥス
ボーカルレス音源 & 歌詞 https://savilissaient.fanbox.cc/posts/6902315
歌ってみたなどにご利用くださいませ。
Drossy dolls 1st Album「Faculty」
クロスフェード(視聴) https://www.nicovideo.jp/watch/sm40358391
頒布:
BOOTH https://cele-structures.booth.pm/items/3807920
Fantia https://fantia.jp/products/333643
DLsite https://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ423444.html
他の名義でもVOCALOID曲を発表しておりますので、そちらもよろしくお願いします。
Celestial Structures https://www.nicovideo.jp/series/353898
Graceful Slumbers https://www.nicovideo.jp/series/353776
二次創作/東方アレンジ https://www.nicovideo.jp/series/353902
作詞/作編曲:未鎖. ( https://twitter.com/missa_celestial )
イラスト:ヒイロユイ様 ( https://piapro.jp/heeroyuy01 )
ボーカル:初音ミク
公式サイト https://Celestial-Structures.com/
ストラヴィンスキー:ミサ曲
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=vjn4-kal2ZI)。
ストラヴィンスキーの「ミサ曲」は1944年から徐々に作曲を進め、1948年に完成しました。彼が指揮者の
ロバート・クラフトに語った内容によると、作曲のきっかけとして「モーツァルトのミサ曲に苛立ったとい
うのが幾らかある。ロサンゼルスの古本屋であれらを見つけたのは1942年か1943年だった。ロココ・オペ
ラ的な罪の甘さを最後まで弾いたとき、自分のミサを、ただし本物を書かないといけないと気付いた」との
ことです。作品は先に完成した「キリエ」「グロリア」が部分的に初演され、全曲初演は1948年10月27日
にミラノにおいて、エルネスト・アンセルメ指揮スカラ座管弦楽団、合唱団によって行われました。
この頃のストラヴィンスキーは簡素で新古典的、反ロマン派的な美学に基づく作品を作曲していました。特
に「ミサ曲」は彼には珍しく、どこからも委嘱を受けることなく自発的に作曲しており、当時の彼の作風が
色濃く表れたものとなっています。
ジョージ・ベンジャミン指揮
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番 ト短調 作品135(ドイツ語歌詞 ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ZeoLGj8ERFw)。
1962年、ショスタコーヴィチはムソルグスキーの歌曲集「死の歌と踊り」の管弦楽伴奏版(sm38157469)
を作りました。この歌曲集は全ての曲が「死」を題材にしており、自らの体調が減退して死を強く意識して
いたショスタコーヴィチは、正面から死を取り扱ったムソルグスキーの作品に感銘を受けて、自らも「死」
を題材にした作品の作曲に取り組みます。そうして完成した交響曲第14番 ト短調 作品135は、1969年9月
29日にレニングラードで初演されました。
芸術作品における「死」は救済や安息といった要素が取り上げられることが多いのに対し、本作は「死は美
しいものではなく、死はすべての終わりでしかない」というショスタコーヴィチの思想が前面に押し出され
ていて、周囲からは賛否両論を巻き起こしましたが、現在では彼の代表作の1つと評価されています。
この動画はレニングラード初演の約2年半後、1972年3月28日にライプツィヒにおいて開催された演奏会の
実況録音です。旧東ドイツでの演奏ということで、このときはドイツ語に訳された歌詞が歌われており、バ
ルシャイやロストロポーヴィチの名演を聴き慣れていると違和感があります。とはいえ、ロシア国外におい
てはショスタコーヴィチ作品の優れた解釈者と評価されていたケーゲルの指揮は冴えわたっており、ドイツ
語歌詞による歌唱は本作がマーラーの「大地の歌」に影響されて作曲されたことを思い起こさせ、なかなか
に聴き応えのある名演だと思います。
なお、この作品はしばしば「死者の歌」の標題で呼ばれていますが、これは日本のレコード会社が国内での
販売にあたって名付けたもので、海外では使われていないそうです。
エミリア・ペトレスク(ソプラノ)
フレッド・タシュラー(バス)
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
ヒンデミット:組曲「1922年」作品26
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=jRLf-0QWcXY)。
第一次世界大戦後のドイツでは、人間の内面の探求を表現主義音楽から、社会の中の人間をの存在を即物的
に表現する新即物主義(Neue Sachlichkeit)音楽への移行が始まりました。その代表的な作曲家がパウル・
ヒンデミットで、その作風を確立させた曲の1つが、1922年に作曲されたピアノのための組曲「1922年」作
品26です。
全5楽章から成る本作は、シェーンベルクが主導する無調音楽に影響されつつも、当時流行していたジャズ
やダンス音楽を大胆にパロディ化しており、大量消費社会における流行音楽は工業製品と同じ消耗品に過ぎ
ない、という表現主義音楽にはない冷徹な視点により作曲されたことがうかがえます。
題名が作曲年の「1922年」なのは、本作の様式が1922年に作曲された現代の(バロック音楽において一般
的な)「組曲」である、というヒンデミットの意思表明と推測されています。その根拠は、本作の初版楽譜
の表紙に当代社会を象徴するものとして自動車や電車、大衆生活を描いたヒンデミット自身によるイラスト
が掲載されていることで、この拍子は作品が現代(1920年代)社会の音楽的な反映であることを強調して
いる、とされています。
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
キンニャモニャによる主題と変奏 - Nagiha [Official]
for Yasuaki Igarashi
YouTube ... https://www.youtube.com/watch?v=2a4KwBr66iE
團伊玖磨 行進曲 ビヤ・フェスティバル ドイツ民謡 乾杯の歌
行進曲は上田仁指揮、東京交響楽団のフル・オーケストラ演奏。乾杯の歌では二期会によるドイツ語合唱が加わった演奏です。
どちらも未CD化録音で、團伊玖磨の行進曲「ビヤ・フェスティバル」の原典版(オケ版)の録音はおそらくこれしかないかも?
ビヤ・フェスティバルは1962年5月に竣工したアサヒビール大森工場の落成記念に作曲された作品。初演者は上田仁指揮の東京交響楽団。
ビヤ・フェスティバル#00:00 乾杯の歌#05:20
【クラシック】忙しい人向けに1/30にしてサティの「ヴェクサシオン」を弾いてみた【ピアノ】
【クラシック】忙しい人向けに1/30にしてサティの「ヴェクサシオン」を弾いてみた【ピアノ】
840回も聴く暇がない? ご心配なく! たった28回に圧縮しました。
エリック・サティ 作曲
Éric Alfred Leslie Satie
《ヴェクサシオン》
《Vexations》
演奏系総合: mylist/18331638
クラシック系マイリスト: mylist/65665149
ポピュラー、ジャズ、その他: mylist/65665165
モートン・グールド:ウェスト・ポイント交響曲(交響曲第4番)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=WFdyvCx2aN4)。
モートン・グールド(1913 - 1996)といえば、日本ではテレビ朝日系の「日曜洋画劇場」のエンディング
テーマ曲として長らく使われた「ソー・イン・ラヴ」 (コール・ポーター作曲) の編曲者として知られてい
ますが、彼は映画音楽・テレビ音楽・バレエ音楽・ジャズ音楽・ミュージカル音楽、そして純粋なクラシッ
ク音楽など、幅広いジャンルの作品を手掛けた作曲家でした。
1952年、グールドはアメリカ陸軍士官学校(ウェスト・ポイント)から150周年を記念する作品の委嘱を受
け、「バンドのための交響曲(Symphony for Band)」を作曲しました。これは題名の通り吹奏楽での演奏
を前提とした作品で、グールドの4番目の交響曲にあたりますが、委嘱の経緯から「ウェスト・ポイント交
響曲(West Point Symphony)」とも呼ばれています。当時、吹奏楽のために作曲された交響曲はヒンデミ
ットの交響曲 変ロ調やヴィンセント・パーシケッティの交響曲第6番くらいしかなく、草創期の吹奏楽のレ
パートリーを広げるのに貢献したとして高く評価されました。
作品は「墓碑銘」と「行進曲」の2楽章構成で演奏時間は約20分と、クラシック音楽の交響曲と比較すると
やや小ぶりですが、内容は「全体的な性格は悲しげな」第1楽章と「たくましく、陽気な性格」の第2楽章
(いずれもグールド自身の説明)の2つの楽章が好対照をなしており、現代では吹奏楽分野におけるグール
ドの代表作とされるのも納得の作品です。
モートン・グールド指揮
ウェスト・ポイント・バンド
無理数拍で作った音楽「星空」
Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/@novelknown3913
石井歓 シンフォニカ「アイヌ」 初演
1959年9月28日、東京交響楽団の第100回定期演奏会にて公開初演された石井歓作曲のシンフォニカ「アイヌ」。
演奏は上田仁指揮、東京交響楽団、ソプラノ独唱は奥村淑子、森正指揮合唱団によるコーラス
伊福部に焦点当てすぎなTYCE-60014には情報がほとんどなかったため、提供してもらった初演時のプログラムに載っている資料を用いてこの作品の紹介・解説を試みた。
分量が多かったため、時間配分がめちゃくちゃなのはご了承。一時停止しながら読んでください。
東響所有の自筆譜には「シンフォニア」と書いてあるようですが、ここでは作曲者の発言やプログラム、対談文の記載の通り「シンフォニカ」表記を採用。ちなみに放送初演は1958年11月25日(TBSラジオ)
合唱団についての詳細はプログラムに記載がないため実態は不明。森正指揮東響盤の録音(sm22808546)では二期会合唱団なので同合唱団かも…?
解説#00:00 第1楽章#04:51 第2楽章#12:33 第3楽章#18:01
25:00以降いいぞ~これ
Swampman
無調やリバース(逆再生)などを使ったリリースカットピアノのソロです。この曲も泥から発生したのかもしれませんね。
オネゲル(ショスタコーヴィチ編):交響曲第3番「典礼風」H.186(4手ピアノ版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=cKdJEUoD0bc)。
アルテュール・オネゲルの代表作の1つである交響曲第3番「典礼風」H.186は1946年に初演され、多くの
作曲家・音楽家たちの注目を浴びました。そして、そんな作曲家の1人がショスタコーヴィチで、翌1947
年に彼は本作を4手ピアノ演奏用に編曲しました。当時、ショスタコーヴィチはレニングラード音楽院の
教授であり、この編曲版は学生たちに教育を行うための教材として作成されました。
オネゲルは本作(原曲)について「私がこの曲に表そうとしたのは、もう何年も私たちを取り囲んでいる
蛮行、愚行、苦悩、機械化、官僚主義の潮流を前にした現代人の反応なのです」と述べていますが、そう
いった本作の本質はショスタコーヴィチの編曲版にも充分現れています。
なお、この動画で演奏しているアドリエンネ・ショオーシュとイヴォ・ハアグは、アンドラーシュ・シフ
とクルタークにピアノを学んだハンガリー出身の夫婦ピアノ・デュオで、現在はスイスで演奏活動を行っ
ているとのことです。
アドリエンネ・ショオーシュ、イヴォ・ハアグ(ピアノ)
バーンスタイン:前奏曲、フーガとリフ(1955年10月16日 テレビ放映)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=T3JYlHS5KHw)。
1940年代、ジャズ・クラリネット奏者のウディ・ハーマンは、自ら組織したビッグバンド・ジャズの
楽団(通称ウディ・ハーマン楽団)の演奏レパートリーを増やすために多くの作曲家に新作の委嘱を
行いました。そうした作曲家の1人がレナード・バーンスタインで、1949年にハーマンの依頼を受けた
彼は「前奏曲」「フーガ」、そしてジャズ用語で短い旋律の繰り返しを意味する「リフ」の3楽章が切
れ目なく演奏される作品を作曲します。これが「前奏曲、フーガとリフ」です。
しかし作品が完成したとき、依頼者ウディ・ハーマン楽団は解散しており、いったん作品は演奏される
ことなくお蔵入りとなりました。本作が初演されたのは1955年10月16日、バーンスタインが司会を務
めたテレビ番組「The World of Jazz」でのことで、その時の演奏がこの動画となります。バーンスタ
イン自身が指揮したこの演奏により、作品は広く知られることとなります。
8年後の1963年5月、バーンスタインはクラリネット奏者にベニー・グッドマンを迎えて本作のセッショ
ン録音を行い、これにより作品の知名度・評価はさらに高まりました。そして現代では、ジャズとクラ
シックが高レベルで融合した、バーンスタインの愛すべき小品との評価が確立しています。
なお、この「The World of Jazz」の演奏におけるクラリネット奏者については「ベニー・グッドマン」
「アル・ガロドロ」という2つの情報が混在しており、動画を見る限りでは、クラリネット奏者はアル
・ガロドロのように思われます。