英国籍剥奪 - nicozon

ISの花嫁となり壊滅後に帰国希望も英国籍剥奪された女性に帰国認める判決？

王立裁判所は国籍剥奪は違法と判断「自らの主張を話す公正な機会が与えられていない事、また、公正さや正義が安全保障上の懸念よりも重要」とする判決が下された様だ。英国政府は控訴する様だが・・・一般の英国人にとっては怖い判決だろうね。

過激思想に感化され自分から進んでIS戦士の花嫁となり、ISが崩壊したから帰国したいという希望を英国政府が「国籍剥奪」という形で拒否した事に対して、異議を申し立てた側へ国費によって「法律扶助」という形で弁護士費用を出す事に英国内で論争が起こっているという報道です。

IS戦闘員の妻となる為に自からシリアに渡り、15才で戦闘員と結婚し二人の子供を亡くし、IS崩壊後3人目の子供が生まれ帰国を要望していたが、誰からも同情されず危険人物と見なされ「英国籍を剥奪」された女性の子供が亡くなった様です。

英国籍を剥奪された女性と結婚した、オランダ人の元IS戦闘員へのインタビューをBBCが報道していました。また、ドイツからISに参加した元戦闘員の国籍剥奪の是非をドイツZDFが報道していました。併せてどうぞ。

毅然とした対応と賞賛される一方で、移民の娘だから自業自得という感情で締め出したとも言われているそうです。合法に英国籍を持つ「バングラディシュ移民の娘」なのでこの対応なのかと人権派弁護士が言っています。純粋な白人の英国人ならば絶対対応は違ったのでは？この騒動は今後どう着地するのか楽しみでもあります。