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【ネカフェ難民と振り返る】エロ漫画の歴史#10ー貸本劇画の終焉(ゆっくり解説)
あぁぁぁぁい
◼️解説
・東漫
東京漫画社の略称。
・いばら美喜
代表作に「謎の恐怖少女」「怪談!!黒猫」等。主にひばり書房の書き下ろしホラーが有名。投稿者とも付き合いがあり、水木しげるの自伝にも、彼がモデルとされる貧乏漫画化が登場する。
・ホームランコミックス
貸本時代の漫画を新書版として発売した東光社のシリーズ。
・青柳祐介
代表作に「土佐の一本釣り」「土佐鬼やん」。月例新人賞からデビューしたCOM系の作家であり、板間の修行を続けながら漫画の創作に励んだ。
・宮谷一彦
代表作に「性触器」「太陽への狙撃」「肉弾時代」。青柳と同様COM系の作家であり、永島慎二に次ぐ「青春劇画のホープ」と期待された。当時としては異質なほど精密な画風から、大友克洋をはじめとするニューウェーブ漫画家に多大なる影響を与え、はっぴいえんど二枚目アルバム「風街ろまん」(代表的アルバム)のジャケット画も手がけている。
・小島剛夕
代表作に「子連れ狼」。紙芝居画家や貸本漫画化を経て、白土三平のアシスタントに。「カムイ伝」の制作にも田鶴触っており、白土の画風がそれまでの丸い漫画調から劇画調のリアルなものへと変わるきっかけになったとも言われている。
・山上たつひこ
代表作に「ガキでか」「喜劇紳士相大系」「光る風」。1969年、日の丸文庫入社し、編集の傍ら貸本劇画を描き始め、「影 別冊」「コミックmagazine」「少年マガジン」と、着々とキャリアを気づいていく。72年から「少年チャンピオン」にて「ガキでか」を連載。 水島新司の『ドカベン』や鴨川つばめの『マカロニほうれん荘』、手塚治虫の『ブラックジャック』と並び、チャンピオン黄金期を牽引する大ヒット作となった。
・下元克己
代表作に「快男児ゴリ一平」。商業漫画家としての活動が短かったため知名度は低いものの、劇画工房系のさいとう・たかを、辰巳ヨシヒロ、佐藤まさあきらと交友を持つ。
・さいとうプロ
さいとう・たかをプロダクションの略称。「無用ノ介」「サバイバル」等さいとう・たかを作品を手がけ、「ゴルゴ13」「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」を現在も連載中。
・佐藤プロ
佐藤まさあきプロダクションの略称。「堕靡泥の星」を筆頭にピカレスク作品を中心に手がけた。
・横山プロ
横山まさみちプロダクションの略称。官能漫画だけでなく、歴史漫画も手がけた。
▼参考書籍
・戦後エロマンガ史(著:米沢嘉博/青林工藝舎)
・エロマンガ表現誌(著:稀見理都 )
・エロマンガスタディーズ(著:永山薫/ちくま文庫 )
等
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