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ロシア航空業界のありえへん話2023
今回は昨年アップしたロシアによるウクライナ侵攻後のロシア航空業界のありえへん話の続編です。あまり進展なさそうに思えたのですが、これまでのニュースを拾い集めていくとそれなりに笑えありえない事態になっていたのでまとめてみました。最後にウクライナの航空業界にも少しだけ触れています。
次に続編を作るのは恐らく戦争終結後になると思います。
・・・何も起こらなければ。
ありえへん話第一弾はこちら→
迷航空列伝列伝 カタール航空はこの先生きのこれるのか【後編】
皆様、大変、大変長らくお待たせしました。
前回の新作から7ヶ月以上、ようやく戻ってこれました・・・
ただ、まだ資料的なものを集めている最中ですし、当面の投稿ペースは月一程度になると思います。完全復活まではまだ時間がかかりますが、今後ともよろしくお願いします。
後編のバトルの相手はサウジアラビアをはじめとした近隣諸国、そして世界最大級の航空機メーカー・エアバス。特にエアバスとのバトルは一時絶縁するほどの激しいものでした。なぜそんなことになってしまったのか、そしてこれらの場外乱闘の結末は・・・?
前編がまだの方はこちら→sm41615642
迷旅客機列伝「主力にするには小さすぎ」ANA737-700
※この動画は2017年にYouTubeで投稿した動画を2019年に再編集したものを更にダウンロードしてANAからの退役までを追加した、継ぎ足しに継ぎ足しを重ねたものです。はっきり言って画質も粗いですが生存報告を兼ねたものですしご容赦下さい。
2005年からANAの次期小型主力機として就航し、国内線はもとより近距離国際線にも投入されたボーイング737-700型。当初は45機が発注され、単通路機はこの機種に統一されるはずでしたが、18機で打ち止めになった上に半分が別会社に出され、とうとう20年持たずにANAから叩き出されてしまいました。将来を期待されて就航したはずの737-700型は、なぜ日の目を見なくなって早々に消えてしまったのでしょうか?詳しくは本編で。
【中東御三家の一角は意外とケンカっ早かった】迷航空列伝列伝 カタール航空【前編】
TwitterやYouTubeでも報告しましたが、機材および動画制作環境に著しい不具合が出たため、この動画を最後に長期間新規の動画投稿を中止します。というかこの動画の元データも含め大半の画像やデータや資料も消え去ってしまいました・・・
これもYouTubeから動画ダウンロードしてどうにかアップできたやつなので、はっきり言って動画の質はあまりよくないと思います。すみません・・・
カタール航空と言えばいわゆる中東御三家の一角を占め、わずか四半世紀で世界トップクラスの航空会社に登り詰めた会社。そんな航空会社を迷扱いするのは・・・と思われるかも知れませんが、この会社、現在進行形のエアバスとのバトルを含め、意外と「場外乱闘」が多いんですよねえ・・・
前編はカタール航空の簡単な歴史と、ワンワールドの一部加盟会社とのバトルをお届けします。エアバスとのバトルは後編で→sm42563531
迷旅客機列伝「日本に来たコンベアの悲喜こもごも」コンベア880In Japan 日航以外編
※この動画は前後編になります。前編がまだの方は先にこちらをどうぞ→sm41364369
コンベア880自体の歴史についてはこちらをどうぞ→sm41233357
後編ではスイス航空、日本国内航空、民航空運公司(CAT)、キャセイパシフィック航空の4社をご紹介。短命に終わったり文字通りの虎の子として扱われたり、主力機としてそれなりに大切にされたりと、会社ごとに扱いと末路は様々でした。
・・・まあ、短命だったのはどの会社でも同じだったみたいですが。
迷旅客機列伝「速度も退役も速かった」コンベア880In Japan 日航編
今回は恐らくジェット旅客機では最大の迷機、コンベア880の日本での活躍?を2回に分けてご紹介します。世界的にはマイナー機でも、日本ではJALが購入したのを始め、複数の航空会社が日本路線で使用していたので、一時期結構見られた機種でもありました。
・・・でもその分色々とやらかしてくれてますけどね。
今回はJALのコンベア880をご紹介。それ以外の会社はこちらをどうぞ→sm41404731
【速さ全振りは要らなかった】迷旅客機列伝 コンベア880・990
今回ご紹介するのはアメリカの航空機メーカー・コンベア初にして唯一のジェット機となったコンベア880・990型。「世界最速のジェット旅客機」を謳い文句に開発・セールスが進められましたが、わずかな差でしかない最速を目指した結果、色々なものを犠牲にしておかしくなって壮絶に売れず、遂にはコンベアの名前をも消し去ってしまった飛行機でした。詳しくは本編で。
日航のコンベア880の末路はこちら→sm41364369
日航以外のコンベア880の末路はこちら→sm41404731
【リメイク版】迷航空会社列伝「全米最悪の航空会社」コンチネンタル航空
※この動画は2016年12月に投稿した動画のリメイク版です。
今回はかつてのアメリカ大手航空会社の一角、コンチネンタル航空の歴史をご紹介します。コンチネンタル航空自体は既に一度動画を作っているのですが、リメイク版ではロレンツォ以前のコンチネンタル航空の歴史を中心に、当時は資料がなくて端折っていた部分を加筆修正していますので、オリジナル版との比較をしながら見て頂ければと思います。
オリジナル版→
迷航空会社列伝「元祖フリーダムエアライン」エアサイアム
今回取り上げるのはタイ初の民間航空会社・エアサイアム。
オリエントタイやらタイ国際航空やら色々とアレな航空会社が多いタイの航空業界ですが、多分そのルーツはこの会社じゃないですかねえ。って位調べたら酷い会社でした。詳しくは本編で。
なお、冒頭でも言及してますが今回はエアサイアムの使用可能な画像が無かったため、当該航空会社の画像はありません。興味のある方は各自ググって調べてください。
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」最終章・名門の落日(後編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
かつての名門だったマクドネル・ダグラスはボーイングとの合併で生き残りを図ろうとします。民間機部門だけを見ればボーイングによる救済と思われがちですが、ボーイングがMDの戦闘機開発のノウハウとサポート体制を欲しがった、と言う側面もありました。
が、海の向こうの国々がこの合併を快く思うわけがなく、大西洋を挟んだ貿易戦争に発展しかけます。そして、全てが終わった後のマクドネル・ダグラスと、彼らが生み出した飛行機のその後とは・・・?
本編は今回で終了ですが、そのうちダグラス凋落の概要と理由をまとめたダイジェスト版を作るつもりです。また、ラストのアレについてはいつか詳細な資料本が出て色々分かってきたら作ろうと思います。
・・・まあ、何のことか分からない方はこちらをご参照くださいw↓
朝日新聞連載「強欲の代償 ボーイング危機を追う」
https://www.asahi.com/rensai/list.htm...
Netflix「地に落ちた信頼:ボーイング737MAX墜落事故」
https://www.netflix.com/jp/title/8127...
最終章前編→sm40303208
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」最終章・名門の落日(前編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
出した新型機が総崩れで万策尽きかけた90年代のマクドネル・ダグラス民間機部門。しかしそれでも70年代後半から80年代はまだその技術力と顧客網を当てにしてヨーロッパのメーカーとの提携話が持ちかけられていました。
・・・が、その提携交渉もことごとく失敗に終わり、更に新型機のセールス失敗で窮地に陥ったマクドネル・ダグラスは絵に描いた餅な「ぼくのかんがえたさいきょうのりょかくき」計画で何とか顧客の関心を繋ぎ止めようとしますが逆効果に終わりました。
そして長年マクドネル・ダグラスを支えてきた軍用機部門も総崩れとなった事で、名門航空機メーカーの経営は行き詰まりを見せるのです。
第6章→sm40218971
最終章後編→sm40398887
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第6章 MD-90・95
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
まだMD-11が開発途中だった頃、マクドネル・ダグラスが社運をかけて採用に全力を挙げていたのが新世代の低燃費エンジン・プロップファンでした。ライバル会社が開発費の高さに尻込みする中、マクドネル・ダグラスは毎度おなじみ既存機種の再利用で開発費と販売価格を抑え、一気に主導権を得る戦略を描いていましたが、肝心のプロップファンは実用化できず、あえなく採用を断念。
そして、宙に浮いた次期単通路機はエンジン換装とコクピットのデジタル化でお茶を濁すことになりますが、時代は既にハイテク化と経済性、汎用性を重視しており、1950年代の技術で設計されたDC-9系統ではもはや太刀打ちできなくなっていました。名門マクドネル・ダグラス最後の時はすぐそこまで迫っていました。
第5章→sm40171527
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第5章 MD-11
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
大型機市場で完全に後れを取ってしまったマクドネル・ダグラスは起死回生の一手として超長距離市場に目を付け、DC-10を長距離用機材に仕立て直したMD-11を投入します。しかし、MD自身の見通しの甘さと、DC-10との共通性に固執したために色々無理をしたことで当初のスペックを満たせない上に操縦性に難のある飛行機になってしまい、商業的にはボロボロとなってしまいました。
そして、MD-11の失敗でマクドネル・ダグラスは大型機開発競争から事実上脱落し、終焉へのカウントダウンが始まってしまうのです。
第4章前編→sm40066434
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第4章 MD-80(後編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
エアバスがA300の成功で航空機業界に足場を築いた頃、DC-10の事故で大ダメージを負ったマクドネル・ダグラスもDC-9の改良型投入で巻き返しを図ります。一時は737と同じ理由で販売不振になったものの、世界的な2名乗務化の流れがMD-80シリーズを救い、マクドネル・ダグラス久々の好調をもたらします。
・・・まあ、この好調もマクドネル・ダグラス最後の栄光になるんですけどね。詳しくは本編で。
第4章前編→sm40066434
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第4章 MD-80(前編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
へ へ
やあ (´・ω・`)
ようこそ、エアバス本社へ。
このメロンはサービスだから、まず食べて落ち着いて欲しい。
うん、マクドネル・ダグラスの話のはずなのに「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。
でも、サムネに写るA300を見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
貨物ドアやピーナッツやリストラで殺伐とした航空機業界で、そういう気持ちを忘れないで欲しい。そう思って、このA300を開発したんだ。
じゃあ、A300の発注書にサインして貰おうか。
・・・ごめんなさい調子に乗りました。
今回もマクドネル・ダグラスのシリーズなのにほぼエアバスとA300の解説です。でもMDにとどめを
刺すのはエアバスだからね仕方ないね(メロン食べながら)
後編では今度こそMD-80シリーズの解説をしますのでよろしくお願いします。
第三章後編→sm40023178 第四章後編→sm40113394
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第3章 DC-10(後編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
1974年のトルコ航空981便の事故はマクドネル・ダグラスの運命を大きく変える転換点となってしまいました。DC-10の貨物ドアの欠陥を知りながら放置し、事故が起きても裏工作と小手先の改修で誤魔化したツケは346人の命を奪う結果となり、製造元のマクドネル・ダグラスは大きな非難を受けて取り返しのつかない大ダメージを受けることになります。
一方のロッキードもピーナッツのせいで信用を失い、最終的には旅客機ビジネスからの撤退を余儀なくされる羽目に。結局、ダグラスもロッキードも大型機開発競争の敗者となりました。
第三章中編→sm39969920 第4章前編→sm40066434
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第3章 DC-10(中編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
初めに謝りますが、今回はマクドネル・ダグラスの歴史と言っておきながらほぼボーイングとロッキードの経営危機の話になります。
・・・だってこの頃のボーイングとロッキードのやらかしヤバすぎるんだもん。
アメリカの航空機メーカー3社が送り出した大型機は、メーカーに大きなダメージを与えました。トライスターはエンジン選定が裏目に出て潰れかけて信用を無くし、ボーイングも大体747の売れ行き不振のせいでい倒産寸前に追い込まれ、空前絶後の大リストラが行われます。そして、両社の敵失で漁夫の利を得るかに思われたマクドネル・ダグラスにも破滅の足音が・・・詳しくは本編で。
第三章前編→sm39941312 後編→sm40023178
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第3章 DC-10(前編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
新興の軍用機メーカー・マクドネル社に救済合併され、辛うじて命脈をつないだダグラス民間機部門。次なる競争の舞台は更なる航空需要の増大を狙って開発された大型機。ボーイングは350席級の4発巨人機を、マクドネル・ダグラスはそれよりも一回り小さい3発機の開発を開始します。しかし、全く同じコンセプトの旅客機を別のメーカーが開発していたことでダグラスの新型大型機は激しい消耗戦に陥ることになるのです。詳しくは本編で。
第三章中編→sm39969920
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第2章 DC-9(後編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
今更ですが明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
DC-9の好調を横目に、ボーイングも短距離ジェット市場に参入するべく、ボーイング737の開発に取り掛かります。現在でこそ世界で最も売れたジェット機として君臨する737ですが、投入当初はトラブルやパイロット組合の抵抗で販売は低迷し、お荷物扱いされてしまいました。
一方のダグラスはDC-9やDC-8-60シリーズの好セールスで絶好調なように見えましたが、その増えすぎた受注がダグラスを破滅に追い込みます。詳しくは本編で。
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第2章 DC-9(前編)
※この動画はシリーズ物です。まだ第一章をご覧になっていない方はこちらをどうぞ→sm39816964
ダグラスとボーイングが次に狙ったのは欧州の航空機メーカーが先行していた中短距離の小型ジェット機市場。ボーイングは主要都市間用の727を、ダグラスは中小航空会社向けのDC-9を開発します。
727は大ヒット機となってボーイングの経営改善に貢献し、DC-9も当初は迷走したものの、シンプルな設計と効率の良さでこちらも大きなヒット作となります。しかし、この成功が後にダグラスを窮地に追い込む事になるとは、ダグラス自身も気づきませんでした。詳しくは本編で。
そしてこれが年内最後の投稿です。皆様どうぞ良いお年を。
後編できました→sm39873800
迷旅客機列伝「マクドネル・ダグラスはなぜ消えたのか」第一章 DC-8
今回から久しぶりに長期シリーズをやります。
今回のテーマはレシプロ機時代の絶対的王者であり、ジェット時代初期はボーイングと並ぶ世界の二大航空機メーカーだった「マクドネル・ダグラス」が、なぜボーイングやエアバスとの競争に敗れ、消えていったのかを解説していきます。
第一章で取り上げるのはダグラス初のジェット旅客機・DC-8。DC-8自体はボーイング707と互角の争いを演じた名機ですが、その裏ではよく言えば保守的、悪く言えば優柔不断でリスクを恐れるダグラスの体質や資金難と言った、ダグラス消滅の兆候が見え隠れしていました。詳しくは本編で。
第二章前編→sm39836583
裁判所猫と学ぶ航空経営者列伝「ゴードン・ベスーン」後編
※この動画は前後編になります。前編がまだの方は先にこちらをどうぞ→sm39578221
後編は後にコンチネンタル航空でも盟友となるジュン・ツルタの誘いで転じたピードモント航空時代とボーイング時代を中心に、コンチネンタル航空再建につながるゴードンの活躍をご紹介します。
・・・ところでアメリカって銃絡みのジョークって普通なんでしょうか?
裁判所猫と学ぶ航空経営者列伝「ゴードン・ベスーン」前編
今回は以前の配信でお披露目した裁判所猫さんと財務担当さんのイラスト初使用です。作成した経緯については以前生放送でお話ししましたが、ニコニコの方は既に消えているのでYouTubeのアーカイブをご参照下さい→https://youtu.be/oVjEjYSVs7c
今回裁判所猫さんと学ぶのは倒産寸前のコンチネンタル航空を再建させた名経営者、ゴードン・ベスーンの半生。前半は幼少期から海軍時代、最初の航空会社勤務となったブラニフ航空時代までをご紹介します。
それにしてもこの人も若い頃は結構やりたい放題でしたね。
迷航空会社列伝「一度『消えた』後にまた潰れました」フィリピン航空・後編
この動画は前後編になります。まだの方は先に前編をどうぞ→sm39401946
突然の廃業宣言からどうにかして運航再開にこぎ着けたフィリピン航空はその後定期的に黒字を出すまでに業績を回復させます。しかし、ライバルとなるLCCの台頭に、フィリピン航空当局のやらかしによる乗り入れ禁止、財閥支配による癒着や労使紛争がフィリピン航空を蝕んでいきます。
そんな満身創痍のフィリピン航空にあのパンデミックを耐えるだけの体力は残っておらず、裁判所猫のお世話になることに・・・
迷航空会社列伝「一度『消えた』フラッグキャリア」フィリピン航空前編
今回取り上げるのは先日「2度目」の経営破綻をしたフィリピン航空。
実はこの会社、経営破綻したのはこれが初めてではなく、1998年のアジア通貨危機の際にも経営が行き詰まり、経営陣が廃業を宣言して一時運航停止に陥ったことがありました。前編は一度目の経営破綻に至った経緯と復活まで。2度目の経営破綻に至った経緯は後編でご紹介します→sm39473046
迷航空会社列伝Lite「伝説になり損ねた『伝説の』航空会社」レジェンド航空
今回ご紹介するのは「テキサス州と隣接する州以外の路線は56席以下の旅客機以外は開設できない」という制約があったダラス・ラブフィールド空港の抜け穴を突いて全米各地に定期路線を飛ばそうとした「伝説の」航空会社・レジェンド航空。長い法廷闘争の末に就航を勝ち取ったレジェンド航空でしたが、その伝説は長くは続きませんでした。詳しくは本編で。
迷航空会社列伝「フラッグキャリアだけどフリーダム」カメルーン航空
今回は何気にアフリカ初の迷航空会社です。
今回取り上げるのは中央アフリカにあるカメルーンのフラッグキャリア、カメルーン航空。2002年の日韓ワールドカップの時のカメルーン代表の大遅刻事件の原因を作った会社でしたが、その内実は一国のフラッグキャリアらしからぬトンデモフリーダム会社でした。詳しくは本編で。
・・・多分アフリカの会社は某オリエントタイ級の会社がゴロゴロいそうで怖い。
迷旅客機列伝「747SPを欲しがった航空会社の事情」
今回は久々の迷旅客機シリーズです。紹介するのはボーイング747シリーズの短胴・長距離型の747SP。と言っても機体そのものではなく、その機体を買った航空会社の裏事情をご紹介します。
747SPを買った航空会社の事情は単純に長距離路線を飛ばしたかった会社、政治的理由で長距離性能が必要だった会社、路線を買ったらセットで無理矢理付いてきた会社と様々であり、意外にも様々なドラマがあったのです。詳しくは本編で。
迷航空会社列伝「F1レジェンドの空へのリベンジ」ニキ航空・ラウダモーション
この動画はラウダ航空編の続編になります。まだご覧になっていない方は先にこちらをどうぞ→sm39013766
自分の会社を追われたラウダは一度はF1の世界に戻りますが、やはり航空事業への思いを捨てきれなかったのか、今度はLCCの「ニキ航空」を設立して航空ビジネスに再参入します。ビジネスモデルが似ているエアベルリンと手を組んだもののの、そのエアベルリンのしくじりのせいでニキ航空は存続の危機に陥ります。しかしそのニキ航空を救ったのは意外な人物でした。
果たしてニキ航空、そしてラウダの航空ビジネスの結末は・・・?
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名航空会社列伝「不屈のF1レーサーの空への挑戦」ラウダ航空
今回取り上げるのは1970年代から80年代にかけて活躍し、生死をさまよう大事故から生還して通算3度のワールドチャンピオンに輝いたF1レーサー、ニキ・ラウダが作った航空会社「ラウダ航空」
その道のりは平坦ではなく、1991年の大事故で会社存続の危機に陥った事もありましたが「不屈の男」はその逆境も自らはねのけます。しかし最終的には同じ国のフラッグキャリアに身売りし、やがてラウダ自身も会社を追われてしまいました。小規模ながらも着実に規模を拡大し、ユニークなサービスで人気を集めた航空会社が生き残れなかった理由とは?
・・・あ、これで終わりじゃないですよ?もうちっとだけ続くんじゃ→sm39054366
迷航空会社列伝 エアアジア・ジャパン 最終章
※この動画は以前投稿した二代目エアアジア・ジャパンの続編です。まだの方は先にこちらをどうぞ→sm33714397
当初の予定からはかなり遅れたものの、中部~台北線や仙台線を開設し、ようやく経営拡大フェーズに入ったエアアジア・ジャパン。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大がその希望を打ち砕きます。元々就航遅れや規模拡大の遅れによる大幅赤字が続いたエアアジア・ジャパンにコロナ禍を耐えるだけの資金はなく、エアアジア本体も支える余裕はありませんでした。
そしてクビが回らなくなったエアアジア・ジャパンは裁判所へ・・・
迷航空会社列伝「イースタン航空は乗っ取り屋が美味しく頂きました」後編
この動画は前後編になります。前編がまだの方は咲にこちらをどうぞ→sm38843969
一見すると順風満帆に見えたイースタン航空。しかし実際はつかの間の繁栄でしかなく、航空自由化で競争が激化すると元々収益性や労使関係に問題があったイースタン航空はあっという間に行き詰まってしまいます。
そして、いくつものボタンの掛け違いから国内線ビッグフォーの一角はあの乗っ取り屋の手に落ち、破滅への道をひた走ることになるのです。
・・・あとロ〇ンツォはやっぱりクソだわ。