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装甲騎兵ボトムズ 第46話 予感 ダイジェスト
ATM-09-WRマーシィドッグ:クメン王国編でキリコが使用していた湿地戦仕様のスコープドッグ。腰部両側のエアバージ(浮き袋)により浮力を得、脚部のハイドロジェットで河川を水上航行する。キリコが身を寄せた傭兵を中核戦力とする基地「アッセンブルEX-10(イーエックス-テン)」では新鋭ATダイビングビートルが配備されていたが、以前は本機が主力機であった。キリコは乗り慣れたドッグ系ATへの搭乗を希望し、地元の名士となっていたゴウトがスコープドッグを改造して本機を用意した。 防水性が下半身に限られるため潜行能力を持たず、ダイビングビートルのような湿地戦用新造機種に比べその面での性能は劣る。装甲騎兵ボトムズ 第47話 異変 ダイジェスト:sm9662522
装甲騎兵ボトムズ 第45話 遭遇 ダイジェスト
ATM-09-GCブルーティッシュドッグ:ファンタム・レディ(フィアナ)が操縦するPS専用機。テスト機でもあり、そのデータは後に開発されたPS専用機にフィードバックされている。コープドッグをフルチューンしたもので、本機のデータは以後秘密結社で開発されるPS用ATの基礎となった。背部に取り付けられたバックパックは本来ヘビイ級ATに搭載されるポリマーリンゲル液浄化装置=PRSPパックであり、これにより通常のスコープドッグでは不可能な高運動性能の長時間発揮を可能にしている。また、右腕は六連装ガトリングガンと鋼鉄の爪(アイアンクロー)を組み合わせた特殊兵器“ガトリングクロー”に換装され接近戦能力が向上、型式番号の末尾GCはその略である。装甲騎兵ボトムズ 第46話 予感 ダイジェスト:sm9662495
装甲騎兵ボトムズ 第44話 禁断 ダイジェスト
ATM-09-RSCスコープドッグ レッドショルダーカスタム:ウドの街を牛耳っている治安警察との決戦に備えて、キリコが火力を強化してカスタム化したスコープドッグを、バニラがレッドショルダーにあやかって左肩を赤く塗装したもので、正式に採用された機体では無く、あくまでも俗称である。これは肩の塗装にちなんで命名されたもので、装備されている武装には特段な背景は設定されていなかった。レッドショルダー正規の装備をキリコがあり合わせのパーツで模倣したものである。制式機はスコープドッグタクティカルカスタムと呼ばれる。装甲騎兵ボトムズ 第45話 遭遇 ダイジェスト:
装甲騎兵ボトムズ 第42話 砂漠 ダイジェスト
アームドトルーパー⑧:ATの開発メーカーとして、アデルハビッツ社、ウットヘルト社などの名前が挙げられるが、これらはムック「ボトムズ・オデッセイ」「ボトムズ・アライヴ」「ボトムズ・バイブル」「ボトムズ・アーカイヴ」及びそれらの設定制作に携わったサークル「ATVP」の同人誌で設定されたものであり、今のところサンライズの公式設定ではない。もっとも同様に『機動戦士ガンダム』のムック「ガンダムセンチュリー」に登場する、本来は非公式設定であったジオニック社やツィマッド社の名は近年映像作品に登場し、その後公式設定になっている。装甲騎兵ボトムズ 第43話 遺産 ダイジェスト:
装甲騎兵ボトムズ 第41話 クエント ダイジェスト
アーマードトルーパー⑦:人型戦車とも言えるATだが、機動性を優先する為に装甲は小火器に耐える程度の薄いもので、しかも引火性の高いPR液を内蔵している為にパイロットの死亡率は非常に高いものとなっている。ATとその乗り手を指す「ボトムズ」という呼び名は、軍の定めた公式見解では「Vertical One-man Tank for Offence & Maneuver-S:攻撃と機動のための直立一人乗り戦車」の略称であるとされているが、実際はパイロットたちの素行の悪さと上記のような任務環境の過酷さから付いたスラング「Bottoms:最低の奴(ら)」であるとする「説が強い」という。装甲騎兵ボトムズ 第42話 砂漠 ダイジェスト:sm9662374
装甲騎兵ボトムズ 第40話 仲間 ダイジェスト
アーマードトルーパー⑥:また、多くのATには近接戦用固定兵装として火薬カートリッジ(装弾数7発)の爆発力によってマニピュレータ前腕部をスライドさせて相手に打撃を与えるアームパンチ機構や、一部の機体には槍状のパイルバンカーやクロー(鉤爪)が装備されている。当初、ATは陸戦兵器として開発されたが、ラウンドムーバーと呼ばれる宇宙空間用機動ユニットや、ドッグキャリアーという突撃ブースターを装着することにより、宇宙戦闘機代わりにも使われる。なおファッティーやスタンディングトータスMk-IIのように、背部にブースターを固定装備した宇宙専用型もある。装甲騎兵ボトムズ 第41話 クエント ダイジェスト:sm9662353
装甲騎兵ボトムズ 第39話 パーフェクト・ソルジャー ダイジェスト
アーマードトルーパー⑤基本的な携帯火器は、人間用のレーザー照準器付きアサルトライフルを拡大したような形状のGAT-22ヘビィマシンガンであるが、任務に応じ万能カタパルトランチャー・GAT-49mmペンタトルーパー、エネルギー弾を放つ対艦大型火器・GAT-35ロッグガンやSAT-03ソリッドシューター、SMAT-38ミサイルポッドなども使用される。 なおヘビィマシンガンの使用時に排莢が見られないのは、発射薬に液体火薬を用いたケースレス弾を使用しているから。装甲騎兵ボトムズ 第40話 仲間 ダイジェスト:sm9662320
装甲騎兵ボトムズ 第38話 暗闇 ダイジェスト
アーマードトルーパー④:パイロット搭乗時やパラシュート降下の着地時などには、脚部を変形させて胴体が前方に沈み込む独特の「降着ポーズ」を取る。バララントATはギルガメスATと逆に普通の体育座りポーズである。ATには内燃機関は搭載されず、マッスルシリンダーによって四肢を駆動するようになっている。これはポリマーリンゲル液と呼ばれる液体に満たされており、アイドリング状態ではポンプによってシリンダー内を循環している。さらに駆動時には電気信号によって化学反応が発生、マッスルシリンダーが収縮する。装甲騎兵ボトムズ 第39話 パーフェクト・ソルジャー ダイジェスト:sm9662289
装甲騎兵ボトムズ 第37話 虜 ダイジェスト
アーマードトルーパー③:操縦装置は2本のスティックと2枚のペダルによるシンプルなものであるが、ボイスコマンドシステム(音声入力)とミッションディスク(基本動作の自動化)が採用されており、パイロットの負担を軽減している。多くの機体には直接外を見ることのできる窓がなく、AT の頭部にあるターレットレンズからの映像と機体各部にあるセンサーの情報が、まとめてゴーグルに投影されるようになっている。なお劇中、ゴーグルのレンズは通常赤色であるが、パイロットがゴーグルのコネクターをコンソールに接続するとレンズが青緑色に変わるという描写がある。装甲騎兵ボトムズ 第38話 暗闇 ダイジェスト:sm9662227
装甲騎兵ボトムズ 第36話 恩讐 ダイジェスト
アーマードトルーパー②:人型であるATの長所は、市街地や山岳地で小回りが効き不整地走行能力の高い二足歩行システムと、マニピュレータによる兵装選択システムによる多様性である。また足底にはコアレスモーターのローラーや履帯が装着されており、平坦な場所ではこれを使った高速移動「ローラーダッシュ」が可能である。人間で言う頭と胸に相当する部分にコクピットがあり、パイロットは耐Gスーツ機能と真空中でも活動できる気密性を持った耐圧服を着用した上、外部視察・情報表示用の専用ゴーグルと酸素マスクを装着して搭乗する。これはATの構造簡易化により、一部機種を除きパイロット用生命維持装置は一切装備されていないためである。装甲騎兵ボトムズ 第37話 虜 ダイジェスト:sm9662206
装甲騎兵ボトムズ 第35話 死線 ダイジェスト
アーマードトルーパー①:「アーマードトルーパー」とは、百年戦争末期にギルガメス連邦の主星であるメルキアで開発された、全高4メートル前後の人間型機動兵器の総称である。宇宙戦艦同士の艦隊決戦や惑星破壊ミサイルの応酬により双方の国力が疲弊、目的が有人惑星での資源争奪戦に移行したことによって開発された。陸戦においては戦車+機械化歩兵の役割を単体で担うことを期待されたが、平原など視界の開けた戦場での直立したATは、機体幅は小さいものの戦車より全高が1mほど大きく被発見率が高く、また戦車の方が火力とその射程、装甲の点で有利であり、ATの採用後もその技術をフィードバックされて併用されている。装甲騎兵ボトムズ 第36話 恩讐 ダイジェスト:
装甲騎兵ボトムズ 第34話 惑星サンサ ダイジェスト
ディーテル・ロイル・バッテンタイン:ギルガメス軍中将。「素体」を生み出したパーフェクト・ソルジャー育成計画に深く関わった。ロッチナの上官で、秘密結社に奪われた素体と関わりのあるキリコの追跡を命じた。後に元帥まで昇進、ギルガメス連合最高執政官となるが、テレビシリーズと『赫奕たる異端』の間に起きた「アンティテーツ事件」によって死亡する。装甲騎兵ボトムズ 第35話 死線 ダイジェスト:sm9662148
装甲騎兵ボトムズ 第33話 対決 ダイジェスト
ジャン・ポール・ロッチナ:ギルガメス軍の情報将校で大尉。第1話でキリコを拘束し尋問するが逃げられ、ウドの街に潜伏される。PSの情報を知っているであろうと目するキリコを追跡・監視するが、その任務を解かれて以降はバララント軍の大佐として再登場、軍や秘密結社とは別にワイズマンの「ある意志」によりキリコの行動を監視し続ける。彼の真の主人というべき存在が滅ぼされ、彼自身も死亡したと思われた後も、OVA『ビッグバトル』でバララント軍大佐として健在だったり、本編の 32年後を描いたOVA『赫奕たる異端』ではキリコの記録を綴る老人となって登場したりと、テレビシリーズ終了後も謎の多い人物として登場する。装甲騎兵ボトムズ 第34話 惑星サンサ ダイジェスト:sm9662099
装甲騎兵ボトムズ 第32話 イプシロン ダイジェスト
キッデル・トガル:秘密結社の幹部で元ギルガメス軍中佐。第1話冒頭に登場したのみで以後出番が無いが、ゲーム『ライトニングスラッシュ』では、廉価版PSといえる「フェイシャルソルジャー」開発の責任者として登場した。装甲騎兵ボトムズ 第33話 対決 ダイジェスト:sm9662061
装甲騎兵ボトムズ 第31話 不可侵宙域 ダイジェスト
シムカス・フットー:秘密結社の幹部で元ギルガメス軍大佐。サンサ編で戦艦テルタインの艦長として指揮をとっていた。古式なヘルメットとサングラスが特徴。技術にしか関心がない双子と、復讐に燃えるイプシロンの勝手な行動に散々に手を焼かされる。クエント編ではテルタインと共に登場しなくなった。装甲騎兵ボトムズ 第32話 イプシロン ダイジェスト:
装甲騎兵ボトムズ 第30話 幻影 ダイジェスト
チャルク・オリヤ:秘密結社の一員で元ギルガメス軍大尉。かつて教官としてキリコに市街地戦の訓練を施した過去を持ち、リド襲撃作戦にも参加していた。キリコを始末するために、ファイトマネー5000万ギルダンのリアルバトルをゴウト達に持ちかけ市街地に誘い出す。しかし戦闘の末、キリコに戦闘不能にされ秘密結社について自白を迫られたために、口封じのために治安警察によって始末された。装甲騎兵ボトムズ 第31話 不可侵宙域 ダイジェスト:sm9661975
装甲騎兵ボトムズ 第29話 二人 ダイジェスト
クダル・コニン:秘密結社の一員で元ギルガメス軍少尉。小惑星リドでのPS素体強奪作戦でAT部隊の指揮を執った。戦後はウド市でバトリング選手をしており、バトリング場のゴロツキたちからも一目置かれる存在であった。バトリング場でキリコを見つけると彼の対戦相手だったボモーと自分を交代させ、ブロウバトルをリアルバトルに変更しキリコ抹殺を図るが、返り討ちにされてしまう。装甲騎兵ボトムズ 第30話 幻影 ダイジェスト:sm9661916
装甲騎兵ボトムズ 第28話 運命 ダイジェスト
アルベルト・キリイ:秘密結社の最高幹部で元ギルガメス軍少将。クエント編より結社の行動を前線に出て指揮していた。双子に誘導されてクエント星の技術を手に入れようとするなど野心的な面が見られる。ワイズマンからの直接指揮を受ける数少ないメンバーの1人だったが、人工天体内でキリコを後継者に選んだワイズマンにより用済みと判断され処分された。装甲騎兵ボトムズ 第29話 二人 ダイジェスト:sm9661855
装甲騎兵ボトムズ 第27話 暗転 ダイジェスト
アロン・シュミッテル、グラン・シュミッテル:PS製造に関わる双子の技術者で、2人ともオカマ言葉で喋る。キリコとフィアナがクメンを脱出して以降、2人を追撃するイプシロンのテストを行う。のちにアロンはキリコがワイズマンの後継者であることに対する不満を抱き、反乱を企てるがキリコに射殺された。グランはその際に帰順し、クエント星では最後までキリコに従い艦を指揮したが、裂溝部での戦いで撃沈され戦死した。装甲騎兵ボトムズ 第28話 運命 ダイジェスト:sm9661816
装甲騎兵ボトムズ 第26話 肉薄 ダイジェスト
セルジュ・ボロー:秘密結社幹部で元ギルガメス軍情報部少佐。劇中の風体やファンタム・レディからは「ボロー司祭」と呼ばれるなど、宗教団体に所属していることが匂わされているが、後のOVA『赫奕たる異端』で、異端者として破門された元マーティアルの一員だったと設定付けられている。ファンタム・レディやイプシロンのお目付け役であり、ウド編及びクメン編でキリコをつけ狙った。クメン編ラストで建材の下敷きになって死亡した。装甲騎兵ボトムズ 第27話 暗転 ダイジェスト:sm9661781
装甲騎兵ボトムズ 第25話 潜入 ダイジェスト
ギムアール・イスクイ:秘密結社幹部で元ギルガメス軍特務工作部少佐。PSに必要なヂヂリウムを確保するため、死亡したウドの治安警察署長の後任として送り込まれた。そこでファンタム・レディーを巡りキリコたちと争うこととなったが、ウド編のラスト、軍情報部に送り込まれたメルキア降下騎兵部隊の急襲を受け、爆発に巻き込まれ死亡した。装甲騎兵ボトムズ 第26話 肉薄 ダイジェスト:sm9661756
装甲騎兵ボトムズ 第24話 横断 ダイジェスト
イプシロン:秘密結社が創り上げた2人目のPS「プロト・ツー」。PSとしてのアイデンティティーに過剰な誇りを持つなど不安定な部分があり、彼も「欠陥品」気味である。自分の教育係であり同じPSであるプロト・ワンを奪おうとするキリコに激しい憎悪、嫉妬心を抱き、クメン王国内戦以降、再三キリコと銃火を交えるが、惑星サンサにおけるキリコとの最終対決に敗北。専用ATを駆る自分を負かしたキリコは常人ではなくPSであると言い残し、息を引き取る。装甲騎兵ボトムズ 第25話 潜入 ダイジェスト:sm9661721
装甲騎兵ボトムズ 第23話 錯綜 ダイジェスト
ル・シャッコ:巨漢のクエント人傭兵で、クメン王国内戦時にキリコと共に戦った戦友。寡黙で信義に篤い性格。内戦終結後はクエント星に戻っており、クエント編で再登場しキリコと行動を共にする。大柄なクエント人専用のAT、ベルゼルガを駆る。クエント星消滅後は、数少ないクエント人の生き残りとなる。OVA『ビッグバトル』にもゴウト達と共に登場し、キリコを支援する。装甲騎兵ボトムズ 第24話 横断 ダイジェスト:sm9661687
装甲騎兵ボトムズ 第22話 触発 ダイジェスト
バニラ・バートラー:ココナ同様、ゴウトと行動を共にする明るい男で、元メルキア軍人。ウドの街ではゴウトと同じく、キリコを使って一儲けをたくらんでいたが、一緒に行動していくうちにキリコを支援するようになる。百年戦争時は軍の優秀なパイロットで、ウド編でも治安警察のヘリを強奪して乗り回していた他、クメンで経営していたバーを焼かれた後には、一時EX-10のヘリのパイロットとして参戦した。全体的に重たくシリアスな『ボトムズ』の世界において、ある意味で珍しいタイプの陽気なキャラクターであり、コメディリリーフとして活躍する。装甲騎兵ボトムズ 第23話 錯綜 ダイジェスト:
装甲騎兵ボトムズ 第21話 溯行 ダイジェスト
ココナ:ウドの街で“たかり”で身銭を得る浮浪少女で、キリコを巡ってゴウトらと行動を共にする。特にウド編では、キリコを見捨てようとするゴウトやバニラを何度も説得してキリコを助けるなど、重要な働きをした。クメン編ではバーの歌姫もこなすが、『機甲猟兵メロウリンク』の小説版によれば「たのまれグッバイ」以外はからっきしであるらしい。気が強いが少々涙もろい一面もある。キリコに気があったが、フィアナとの仲を見て身を引き、むしろ彼らの力になろうとする。装甲騎兵ボトムズ 第22話 触発 ダイジェスト:sm9661619
装甲騎兵ボトムズ 第20話 フィアナ ダイジェスト
ブールーズ・ゴウト:ウドの街でキリコが知り合った人物。闇商人を生業にしてきたためメカニック・商売の才能に長け、キリコの父親的な存在でもある。最初はキリコの腕を見込んでバトリングの選手にするつもりだったが、ウド治安警察とキリコの抗争に巻き込まれてキリコに肩入れしていき、最終的にはウドの街の崩壊によってウドでの商売を畳む羽目になる。その後、クメン王国の傭兵部隊基地アッセンブルEX-10に武器類を納入する商売を手がけて成功。傭兵としてアッセンブルEX- 10に入ったキリコを助ける。クメン内乱末期の大混乱もしぶとく生き延び、結局キリコには最後の最後まで付き合うことになった。装甲騎兵ボトムズ 第21話 溯行 ダイジェスト:
装甲騎兵ボトムズ 第19話 思惑 ダイジェスト
ファンタム・レディ(フィアナ):ギルガメス軍が作ったPSの1人。年齢不明の謎の女性。組織や軍からは「プロト・ワン」「素体(そたい)」などと呼ばれ、キリコや仲間たちは本編の途中から「フィアナ」と呼んでいる。名の意味は「火」「炎」(Fire)の女性形で、主題歌『炎のさだめ』とOVA『赫奕たる異端』最終回予告の文言はこれに由来する。(本編のクレジットでは3話が「美女」。以降最終回まで「ファンタム・レディ」)。ギルガメス、バララントを通じて初のPSとして誕生したが、教育を施される前の「空白の状態」でキリコと出会ったため、キリコの存在が刷り込まれ、彼を慕うようになる。装甲騎兵ボトムズ 第20話 フィアナ ダイジェスト:sm9661548
装甲騎兵ボトムズ 第18話 急変 ダイジェスト
キリコ・キュービィー:ギルガメス軍の「メルキア方面軍」に所属、階級は曹長。一時は第24メルキア方面軍戦略機甲兵団・特殊任務班X-1(通称「レッドショルダー」またの名を「吸血部隊」)にも所属していた。10歳以前の明確な記憶がなく、それを思い出そうとすると発作をおこして苦しみ、暴力的になることもある。過酷な戦いの日々と失意から、人間的な感情が欠落していたものの、フィアナとの邂逅やゴウトたちとの関係が深まるにつれ、少しずつそれを取り戻していく。装甲騎兵ボトムズ 第19話 思惑 ダイジェスト:sm9661516
装甲騎兵ボトムズ 第16話 掃討 ダイジェスト
同じように1980年代から長く続く『機動戦士ガンダム』や『超時空要塞マクロス』といったシリーズは、作品によってその都度主人公とメカ、それらが存在する時代や世界情勢などが目まぐるしく変わるため、ある意味で長期的な歴史の年代記のようなかたちになっているが、『ボトムズ』シリーズは百年戦争終結前後を軸に描かれており、作品間の時間軸が密接している。そのためどのシリーズも基本的にメカや設定などの世界観が一貫しており、32年後の『赫奕たる異端』においても大きな変化はない。装甲騎兵ボトムズ 第17話 再会 ダイジェスト:sm9661457
装甲騎兵ボトムズ 第15話 疑惑 ダイジェスト
また、チャンピオンRED2008年6月号から2009年7月号にかけて漫画『装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES』(作画:杉村麦太 )が連載された。こちらは主人公がボトムズ乗りの幼い少女で、クエント人の女傭兵も登場する等(乗機はベルゼルガ)、原作同様の退廃的な世界観に萌えキャラの要素を盛り込んだ異色作となっている。装甲騎兵ボトムズ 第16話 掃討 ダイジェスト:
装甲騎兵ボトムズ 第14話 アッセンブルEX-10 ダイジェスト
この新アニメシリーズとは別に「日経エンタテインメント!」誌で高橋良輔が小説版ボトムズ・『孤影再び』を連載(「日経キャラクターズ!」誌からの移動)。『赫奕たる異端』の後の時代の物語で、第14回では、ペールゼン・ファイルズについて触れられており、メルキア情報相次官フェドク・ウオッカムの名が出てくる。なお、『孤影再び』を元にした最後のエピソードと謳っているOVA、『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』が2010年3月よりリリースされる。装甲騎兵ボトムズ 第15話 疑惑 ダイジェスト:sm9661404
装甲騎兵ボトムズ 第13話 脱出 ダイジェスト
スタッフも当時のスタッフの殆どが集結している(一時WOWOWスクランブル枠での放送との噂も流れたが、OVAとして発売という形が取られておりTV放送は行われなかった)。OVAの『レッドショルダードキュメント野望のルーツ』とテレビ本編の空白期間を舞台として描かれる。2009年1月17日には『ペールゼン・ファイルズ劇場版』が公開された。また、2007年からは日経トレンディネットで、ペールゼン・ファイルズなどの制作現場やボトムズの次回作の構想を、高橋良輔が制作日誌的な小説にした「新・小説VOTOMSいちぶんの一」を連載中である。装甲騎兵ボトムズ 第14話 アッセンブルEX-10 ダイジェスト:sm9661363