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2019年11月9日 第3回「御代替りを言祝ぐ〜大嘗祭と阿波忌部〜あなたの中に宿るもの」
林先生と
女神研究家 明石麻里さん
忌部文化研究所特任講師 松前兼一さん
の3名で「祈り」をテーマに対談
松前さんからは、長年学ばれている感性論哲学の視点から
感性論哲学の創始者芳村思風先生が説く
これからの人類の在り方「縦社会から横型社会」
力の差がある場合、支配の構造が生まれるのが当たり前の時代に阿波忌部族は平和的な感性で力の支配をせず、教え分け与え共存共栄、相互扶助の精神があった。
それを2000年近く前から忌部は横型社会を営んでいて
これからの在り方を考える前に、忌部の地(徳島)に連れて行って、これからの時代を学ぶ前に思い出してもらう!
https://iwillbe.co.jp/megami/
実際にお連れすると何か心に感じるもの、魂にスイッチが入るきっかけを持つ方が多く
その後のしあわせな出来事をたくさん聞くとのことで忌部族が持っている精神を現地におもむき頭で理解する前に体で感じてほしい、その活動(明石麻里さんと共に活動している女神ツアー)の紹介を頂きました。
林先生から
忌部族が持つ精神「ともうみの精神」
自然をいつくしむ精神
・自然に感謝し、自然と共に存在する
ともうみの精神
・従来であれば、武力を用いて他の土地を支配するのが当たり前の時代において
忌部族は武力を用いず、現地の人と力を合わせて切り開いていった。
そんな利他の精神の源流が忌部族が持ち合わせていた。
明石麻里さんから
忌部の神社に訪れる中、共通して感じるのは「やさしさ」
そこには忌部の方々が持っていた平和的な感性が存在し
何千年も前から和の文化を昔から大切にしてきた日本人の心の素晴らしさを解説頂きました。
忌部の地には、深い精神が宿っているという事で
自然に生かされている、さらに一体であり垣根がない
それを体感として持っていたのではないか。
自然を大切にし自然に生かされる阿波忌部の傾斜地農法から
武力で統治せず、平和的な感性で文化を築いて全国に広げてきた忌部の方々の原点には
「やさしさ」があり、それが今の時代も受け継がれてきた。
2019年11月9日 第3回「御代替りを言祝ぐ〜大嘗祭と阿波忌部〜あなたの中に宿るもの」
11月14日の大嘗祭を迎える前に、日本人にとって、大嘗祭の大切な意味を改めて感じあいたい。
大嘗祭の本当の意味とは 大きな役割を果たしてきた阿波忌部族とは激動の今を生きる私たちにどんな価値があるのか。
そんな想いを基に、今回第3回となります「御代替りを言祝ぐ〜大嘗祭と阿波忌部〜あなたの中に宿るもの」を開催
オープニングは竹林加寿子さん(あわたま歌手)の歌と宇佐美聖子さん、後藤未芳子さんのダンスで始まり
林先生の基調講演では
大嘗祭の歴史的な経緯と意義について
そして、阿波忌部との大嘗祭がどの様な関連があるかを解説頂いた後
知識として得るだけではなく、これからの新しい時代に向けての生き方、あり方のメッセージを頂きました。
大嘗祭を前に、私たち日本人はその意味と意義を深く見つめなおし未来へと歴史・伝統・文化・精神を引き継いでいく。
新しい時代は
「精神の満足度を求める時代」
「本質と本物を求める時代」
「日本の原点を見つめる時代(原点回帰)
いつの時代も原点を見つめて新しい時代を迎える事が大切。それによって未来を創る。
その原点を見つめるにあたってのヒントになるのが大嘗祭
2019年7月14日(日)開催第2回御代替りを寿ぐイベント【大嘗祭と阿波忌部~貴方の中に宿るもの】林先生、松前様対談
(林先生と忌部文化研究所特任講師、松前さん対談)
阿波忌部が行っていた傾斜地農業を基に
農業の視点から
林先生が、阿波忌部傾斜地農業を世界農業遺産認定に向けて動いたかというと
忌部の農法が、農業の叡智を集めたものであり、歴史的に伝統を守るというのが原点にあった。
そして世界農業遺産の一部としても機能している事を皆さんに知って頂きたいとのことで
こちらのHPにて詳細を確認する事が出来ます。
http://www.awa-nougyoisan.jp/
現代に紐解くと「地方創生事業」の大本として展開したのが阿波忌部族であり、阿波忌部族が行っていた古代農法を知り、それが数千年もの間、伝統が絶えずに続き、継承されていた農法を知り、行う事が次の時代への新たな気づき、そして文化を継承し守り続ける大切さを知る事は阿波忌部を学ぶ事につながる。
阿波忌部農法の特徴としては
「21世紀をリードする、自然循環型の、生物多用性を保障する、健康志向の農産物を栽培する最先端の伝統農業」と林先生は位置づけられ
従来の
・古い、貧しい、非効率、前近代的な遅れた山間部の農業から
限界集落化を防ぎ、豊かな日本国家創生の原点となる【ソラ世界】の最興を目指したい。
ソラ世界においては、徳島剣山系の多種多様な傾斜地農業において
標高、傾斜度、日照量、気候、地勢、地質に応じ作物を栽培し、適地適作農業を営んでいるのが剣山系における傾斜地農業の最大の特徴である。
また、忌部が何故徳島の山奥から日本全国に開拓できたかというと、そこには山の中にヒントがあると林先生は仰られます。
徳島の剣山系には日本最大の地すべり地帯、及び破砕帯が走るため、畑地や棚田を容易に作ることができ、涵養林さえ残せば山上付近からでも水が湧き出るため土地生産性が高かった。
さらに、林先生が現地で「これが忌部なのか!」と感じるのは
・みんな優しく
・衣食住すべて出来る
・誰か人をお連れするとおもてなしして頂ける
伝統的に受け継がれてきたものに加えてその土地で生活している人の人間性も含めて忌部の素晴らしさを感じた事を
語って頂きました。
2019年7月14日(日)開催第2回御代替りを寿ぐイベント【大嘗祭と阿波忌部~貴方の中に宿るもの】林先生講演
「天皇即位と大嘗祭と阿波忌部」をテーマに大嘗祭についての内容と意義を解説頂きました。
・皇位継承儀礼の1つで、天皇陛下が即位して最初の新嘗祭のこと
・大嘗祭とは、天皇霊(大王霊)と一体となる儀式
・大嘗祭が整備されたのは天武・持統天皇の時代
新嘗祭について
・稲の収穫を祝い翌年の豊穣を祈願する祭事
・収穫された新穀(稲穂)を神前に献上し、感謝の念を捧げ、
これを神(自然)からの贈りものとして食する儀式
・11月23日「勤労感謝の日」は本来、新嘗祭の日
・旧暦で冬至の日が新嘗祭。冬至の日に忌み籠り、新穀を
天神地祇・神(自然)に献じ、神と食して生命の甦りを図った。
・天岩屋戸神話はこの象徴
「大嘗祭の意義」
日本は建国以来、一度も王朝が断絶したことのない尊い国
・3世紀ころから21世紀まで途切れることなく歴史が継承されている。それは世界の奇跡
初代は神武天皇、魏志倭人伝では卑弥呼と言われ、天皇陛下が交替するたび日本の起源となる歴史を再生し
現代に甦えらせる役目を果たしている。いわば、日本国が辿ってきた歴史記憶の再確認作業
林先生から、大嘗祭を知る事でこれからの時代の生き方のヒントについてを教えて頂き、
これからのバーチャルの加速により、失われた心の渇きや日本の心が求められる時代になると想定し
新時代は
「精神の満足度を求める時代」
「本質と本物を求める時代」
「日本の原点を見つめる時代(原点回帰)」
いつの時代も原点を見つめて新しい時代を迎える事が大切。それによって未来を創る。
その原点を見つめるにあたってのヒントになるのが大嘗祭
https://iwillbe.co.jp/awainbearchive/
2019年3月30日御代替わりを寿ぐ大嘗祭と阿波忌部(オープニング)
御代替わりのコンサート
オープニングは竹林加寿子様の歌と落合みお様のフルート
(日本人が本来が宿している調和性の力を、音で体に響き感じるために)
2019年3月30日御代替わりを寿ぐ 大嘗祭と阿波忌部(林先生から大嘗祭の説明)
大嘗祭について
大嘗祭を一言でいうと皇位継承の儀式の1つ
次に大切なのは、天皇陛下が即位して最初の新嘗祭(にいなめさい)
天皇陛下が交代する時の新嘗祭が大嘗祭と言われ
天皇陛下が正式な天皇陛下として歴代の天皇陛下の霊を宿す儀式
その2つが大嘗祭の大きな意味
新嘗祭は、稲の収穫を祝い、翌年の豊穣を祈願する祭事。
収穫された新穀(稲穂)を神前に献上して感謝の念を捧げ、これを神(自然)からの贈り物として食する儀式(神人共食)
大嘗祭の意義として
日本は建国以来、一度も王朝が断絶した事のない尊い国。その歴史は3世紀ころから21世紀まで途切れる事はなく継承された。
初代は神武天皇、魏志倭人伝では卑弥呼
天皇陛下が交代するたび日本の起源となる歴史を再生し現代に蘇らせる役目を儀式を執り行うことで果たしている。
最後に日本人が日本は何か?を海外で語れる様になってほしい。
林先生は日本人の自立が大切だと仰ります。
同じことを明治時代に福沢諭吉も言っていた。独立自尊の精神。
今こそ、私たち日本人は絶えることなく歴史が続いてきたことに感謝し、その意義を深く見つめ、誇りに思い、次世代に継承できるよう努力すべきである。日本の未来に向けては、日本人自らが、日本の原点とは何か、日本とは何かを語れるようにならねばならない。それは日本人の自立であり、『大嘗祭』の斎行と阿波忌部の歴史を見つめ直すことで、日本人は未来への輝かしい日本創生への一歩を踏み出すことができると思うのである。
2019年3月30日御代替わりを寿ぐ 大嘗祭と阿波忌部(林先生講演冒頭)
林先生からは平成の時代の振り返りから、
昭和になく平成であったものとしてIT、グローバル化、災害、リーマンショック
バブルまでは経済成長をしてきたが、永遠に成長が出来るのが難しい、経済成長の限界に近づいてきて今後AIの進化による社会変革が起こるかもしれない。
そんなバーチャルな時代に突入した平成が元号が変わりますます変化が来ると想定される。
これからの時代は今まで、そしてこれからのバーチャルの加速により、失われた心の渇きや日本の心が求められる時代になると想定し
新時代は
「精神の満足度を求める時代」
「本質と本物を求める時代」
「日本の原点を見つめる時代(原点回帰)」
いつの時代も原点を見つめて新しい時代を迎える事が大切。それによって未来を創る。
その原点を見つめるにあたってのヒントになるのが大嘗祭
2019年3月30日御代替わりを寿ぐ 大嘗祭と阿波忌部(林先生、松前様対談)
御代替わりを寿ぐ大嘗祭と阿波忌部開催しました。
2019年3月30日御代替わりを寿ぐ 大嘗祭と阿波忌部
「大嘗祭の本当の意味とは 大きな役割を果たしてきた阿波忌部族とは」をテーマに開催しました。
詳細を下記のページで紹介しております。
https://iwillbe.co.jp/awainbe2019/
日本人にとって、大嘗祭の大切な意味を改めて感じあいたい
200年ぶりの生前譲位による御代替りに迫ったこの日を選び、私たち日本人にとって、大嘗祭の大切な意味を改めて感じあいたいと願い企画しました。大嘗祭の本当の意味とは 大きな役割を果たしてきた阿波忌部族とは激動の今を生きる私たちにどんな価値があるのか。
阿波忌部研究の第一人者、林博章先生を徳島からお迎えし私たち日本人が今是非知っておくべき大嘗祭の意味を語っていただきながら、長年の同志として友情をあたためてきた松前兼一氏と共に、阿波忌部スピリット(透明感・平和的感性・共生み)復活の現代的意味とは価値を語り合いました。
日本の未来に向けて、日本人自らが、日本の原点とは何か、日本とは何かを語れるようにならねばならない。それは日本人の自立であり、『大嘗祭』の斎行と阿波忌部の歴史を見つめ直すことで、日本人は未来への輝かしい日本創生への一歩を踏み出すことが求められる時代に来ている。
そして、日本人が本来が宿している調和性の力を、音で体に響き感じるために
「御代替わりのコンサート」
オープニングでは竹林加寿子さんの歌と落合みおさんのフルート
現役の神職であり、言霊を紡ぐ唄い手と称される涼恵(すずえ)さん
阿波忌部氏の直系の末裔である三木家の麻畑の前で歌を奉納された奉納アーティスト竹林加寿子さん
心に響く素晴らしい歌声と演奏に包まれました。
阿波忌部とその農法に日本の未来を見る集い 開催しました。
9月5日に「阿波忌部農法が世界を変える」で講演頂いた林先生を講師に迎え前回よりもより具体的に濃い内容で講演頂きました。
講師
林 博章氏(はやしひろあき 古代史研究家)
1965年生まれ。青山学院大学法学部卒。2005年3月鳴門教育大学大学院修士課程修了(地理学)。
1997年から古代阿波の歴史研究に着手。
2004年には、阿波歴史民族研究会を発足、阿波再興と地域再生に向けて各産業界市民と連携して啓発・提案活動を行っている。
2005年6月には、第一回全国忌部サミットを企画し実行委員を務める。
2006年4月には「日本各地を開拓した阿波忌部の足跡~安房国編~」
2007年6月には「日本の建国と阿波忌部」を刊行、10月には吉野川市合併3周年記念事業「吉野川市と阿波忌部」を企画・運営・記念講演を行う。
2010年7月には、「倭国創生と阿波忌部(」京都大学名誉教授・上田正昭氏推薦)を出版する。
2006年から吉野川市の歴史講座の講師を務める。県立高校社会教諭
冒頭、次の時代(生命、文明)において忌部氏は大きな役割を担うという事でお話し頂きました。
阿波忌部とは
忌部氏は、古代から大和王権の祭祀を中臣氏と担当していた。本来、伊勢神宮をはじめとする王権祭祀を司っていたのは、忌部氏だった。
特に、忌部は祭祀のための祭具を調達。
阿波勢力(阿波忌部族)は海部とともに大和王権の成立直前となる2世紀後半から4世紀頃に、日本各地へ進出。
彼らは、麻・穀を植え、農業・養蚕・織物・製紙・音楽(弦楽器)・建築・漁業・農業土木技術を伝えた祭祀族、海洋民、産業技術集団であった。
また、近畿に大和王権の象徴となる前方後円墳の諸要素と古墳築造技術を伝えた。そして、大和王権成立の立役者となった。
日本の農業のルーツは阿波忌部族がもつ古代農法にあるのではないかとの事で、衣食住全てを伝えていたのが阿波忌部族。それを現代に紐解くと「地方創生事業」の大本として展開したのが阿波忌部族であり、阿波忌部族が行っていた古代農法を知り、それが数千年もの間、伝統が絶えずに続き、継承されていた農法を知り、行う事が次の時代への新たな気づき、そして文化を継承し守り続ける大切さを知る事は阿波忌部を学ぶ事につながるであろうと。
阿波忌部農法の特徴としては
「21世紀をリードする、自然循環型の、生物多用性を保障する、健康志向の農産物を栽培する最先端の伝統農業」と林先生は位置づけられ
・古い、貧しい、非効率、前近代的な遅れた山間部の農業から
限界集落化を防ぎ日本国家創生の原点となる【ソラ世界】の最興を目指したい。
阿波忌部とその農法に日本の未来を見る集い 開催しました。
9月5日に「阿波忌部農法が世界を変える」で講演頂いた林先生を講師に迎え前回よりもより具体的に濃い内容で講演頂きました。
講師
林 博章氏(はやしひろあき 古代史研究家)
1965年生まれ。青山学院大学法学部卒。2005年3月鳴門教育大学大学院修士課程修了(地理学)。
1997年から古代阿波の歴史研究に着手。
2004年には、阿波歴史民族研究会を発足、阿波再興と地域再生に向けて各産業界市民と連携して啓発・提案活動を行っている。
2005年6月には、第一回全国忌部サミットを企画し実行委員を務める。
2006年4月には「日本各地を開拓した阿波忌部の足跡~安房国編~」
2007年6月には「日本の建国と阿波忌部」を刊行、10月には吉野川市合併3周年記念事業「吉野川市と阿波忌部」を企画・運営・記念講演を行う。
2010年7月には、「倭国創生と阿波忌部(」京都大学名誉教授・上田正昭氏推薦)を出版する。
2006年から吉野川市の歴史講座の講師を務める。県立高校社会教諭
冒頭、次の時代(生命、文明)において忌部氏は大きな役割を担うという事でお話し頂きました。
阿波忌部とは
忌部氏は、古代から大和王権の祭祀を中臣氏と担当していた。本来、伊勢神宮をはじめとする王権祭祀を司っていたのは、忌部氏だった。
特に、忌部は祭祀のための祭具を調達。
阿波勢力(阿波忌部族)は海部とともに大和王権の成立直前となる2世紀後半から4世紀頃に、日本各地へ進出。
彼らは、麻・穀を植え、農業・養蚕・織物・製紙・音楽(弦楽器)・建築・漁業・農業土木技術を伝えた祭祀族、海洋民、産業技術集団であった。
また、近畿に大和王権の象徴となる前方後円墳の諸要素と古墳築造技術を伝えた。そして、大和王権成立の立役者となった。
日本の農業のルーツは阿波忌部族がもつ古代農法にあるのではないかとの事で、衣食住全てを伝えていたのが阿波忌部族。それを現代に紐解くと「地方創生事業」の大本として展開したのが阿波忌部族であり、阿波忌部族が行っていた古代農法を知り、それが数千年もの間、伝統が絶えずに続き、継承されていた農法を知り、行う事が次の時代への新たな気づき、そして文化を継承し守り続ける大切さを知る事は阿波忌部を学ぶ事につながるであろうと。
阿波忌部農法の特徴としては
「21世紀をリードする、自然循環型の、生物多用性を保障する、健康志向の農産物を栽培する最先端の伝統農業」と林先生は位置づけられ
・古い、貧しい、非効率、前近代的な遅れた山間部の農業から
限界集落化を防ぎ日本国家創生の原点となる【ソラ世界】の最興を目指したい。
阿波忌部とその農法に日本の未来を見る集い 開催しました。
9月5日に「阿波忌部農法が世界を変える」で講演頂いた林先生を講師に迎え前回よりもより具体的に濃い内容で講演頂きました。
講師
林 博章氏(はやしひろあき 古代史研究家)
1965年生まれ。青山学院大学法学部卒。2005年3月鳴門教育大学大学院修士課程修了(地理学)。
1997年から古代阿波の歴史研究に着手。
2004年には、阿波歴史民族研究会を発足、阿波再興と地域再生に向けて各産業界市民と連携して啓発・提案活動を行っている。
2005年6月には、第一回全国忌部サミットを企画し実行委員を務める。
2006年4月には「日本各地を開拓した阿波忌部の足跡~安房国編~」
2007年6月には「日本の建国と阿波忌部」を刊行、10月には吉野川市合併3周年記念事業「吉野川市と阿波忌部」を企画・運営・記念講演を行う。
2010年7月には、「倭国創生と阿波忌部(」京都大学名誉教授・上田正昭氏推薦)を出版する。
2006年から吉野川市の歴史講座の講師を務める。県立高校社会教諭
冒頭、次の時代(生命、文明)において忌部氏は大きな役割を担うという事でお話し頂きました。
阿波忌部とは
忌部氏は、古代から大和王権の祭祀を中臣氏と担当していた。本来、伊勢神宮をはじめとする王権祭祀を司っていたのは、忌部氏だった。
特に、忌部は祭祀のための祭具を調達。
阿波勢力(阿波忌部族)は海部とともに大和王権の成立直前となる2世紀後半から4世紀頃に、日本各地へ進出。
彼らは、麻・穀を植え、農業・養蚕・織物・製紙・音楽(弦楽器)・建築・漁業・農業土木技術を伝えた祭祀族、海洋民、産業技術集団であった。
また、近畿に大和王権の象徴となる前方後円墳の諸要素と古墳築造技術を伝えた。そして、大和王権成立の立役者となった。
日本の農業のルーツは阿波忌部族がもつ古代農法にあるのではないかとの事で、衣食住全てを伝えていたのが阿波忌部族。それを現代に紐解くと「地方創生事業」の大本として展開したのが阿波忌部族であり、阿波忌部族が行っていた古代農法を知り、それが数千年もの間、伝統が絶えずに続き、継承されていた農法を知り、行う事が次の時代への新たな気づき、そして文化を継承し守り続ける大切さを知る事は阿波忌部を学ぶ事につながるであろうと。
阿波忌部農法の特徴としては
「21世紀をリードする、自然循環型の、生物多用性を保障する、健康志向の農産物を栽培する最先端の伝統農業」と林先生は位置づけられ
・古い、貧しい、非効率、前近代的な遅れた山間部の農業から
限界集落化を防ぎ日本国家創生の原点となる【ソラ世界】の最興を目指したい。
阿波忌部とその農法に日本の未来を見る集い 開催しました。
9月5日に「阿波忌部農法が世界を変える」で講演頂いた林先生を講師に迎え前回よりもより具体的に濃い内容で講演頂きました。
講師
林 博章氏(はやしひろあき 古代史研究家)
1965年生まれ。青山学院大学法学部卒。2005年3月鳴門教育大学大学院修士課程修了(地理学)。
1997年から古代阿波の歴史研究に着手。
2004年には、阿波歴史民族研究会を発足、阿波再興と地域再生に向けて各産業界市民と連携して啓発・提案活動を行っている。
2005年6月には、第一回全国忌部サミットを企画し実行委員を務める。
2006年4月には「日本各地を開拓した阿波忌部の足跡~安房国編~」
2007年6月には「日本の建国と阿波忌部」を刊行、10月には吉野川市合併3周年記念事業「吉野川市と阿波忌部」を企画・運営・記念講演を行う。
2010年7月には、「倭国創生と阿波忌部(」京都大学名誉教授・上田正昭氏推薦)を出版する。
2006年から吉野川市の歴史講座の講師を務める。県立高校社会教諭
冒頭、次の時代(生命、文明)において忌部氏は大きな役割を担うという事でお話し頂きました。
阿波忌部とは
忌部氏は、古代から大和王権の祭祀を中臣氏と担当していた。本来、伊勢神宮をはじめとする王権祭祀を司っていたのは、忌部氏だった。
特に、忌部は祭祀のための祭具を調達。
阿波勢力(阿波忌部族)は海部とともに大和王権の成立直前となる2世紀後半から4世紀頃に、日本各地へ進出。
彼らは、麻・穀を植え、農業・養蚕・織物・製紙・音楽(弦楽器)・建築・漁業・農業土木技術を伝えた祭祀族、海洋民、産業技術集団であった。
また、近畿に大和王権の象徴となる前方後円墳の諸要素と古墳築造技術を伝えた。そして、大和王権成立の立役者となった。
日本の農業のルーツは阿波忌部族がもつ古代農法にあるのではないかとの事で、衣食住全てを伝えていたのが阿波忌部族。それを現代に紐解くと「地方創生事業」の大本として展開したのが阿波忌部族であり、阿波忌部族が行っていた古代農法を知り、それが数千年もの間、伝統が絶えずに続き、継承されていた農法を知り、行う事が次の時代への新たな気づき、そして文化を継承し守り続ける大切さを知る事は阿波忌部を学ぶ事につながるであろうと。
阿波忌部農法の特徴としては
「21世紀をリードする、自然循環型の、生物多用性を保障する、健康志向の農産物を栽培する最先端の伝統農業」と林先生は位置づけられ
・古い、貧しい、非効率、前近代的な遅れた山間部の農業から
限界集落化を防ぎ日本国家創生の原点となる【ソラ世界】の最興を目指したい。