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機動戦士ガンダムZZ 第十話さよならファ ダイジェスト
ZZガンダム②:ΖΖガンダムは、その機体名称に「Ζ」のコードを冠するといった理由から、当時アナハイム・エレクトロニクスにおいて進行中であったΖ計画の所産として捉えられている。しかし、エゥーゴは当機をΖガンダムの後継機種として発表したが、実際にはΖΖガンダムの機体構想そのものは、Ζガンダムの完成よりも遥か以前よりアナハイム内部において存在していたとされる。一説にはUC0080年代初頭におけるガンダム開発計画の発足時点において、後にΖΖガンダムとして結実する幾つかのコンセプトは基礎研究が開始されていたとされ、グリプス戦役終結に至るまでの期間には数種類の優れた性能を持つ技術検証機が用意されていたという。機動戦士ガンダムZZ 第十一話始動!ダブル・ゼータ ダイジェスト
機動戦士ガンダムZZ 第十一話始動!ダブル・ゼータ ダイジェスト
ZZガンダム③:当機の原案は一年戦争終戦後に、ティターンズにより立案された拠点防衛用の大型兵器「モビルフォートレス」計画における近接戦闘用「随伴機」である。当時最高水準の量産機であったジム・スナイパーIIの改造派生型に「モビルフォートレス」と同等の大型メガ粒子砲を搭載した増加装備を装着し、これを本体と有線接続する計画であったようだ。しかし、自重の増大による機動性能の低下は著しく、また近接戦闘時にはこのウェポンシステムを排除しなければならず、本末転倒の結果となった。そこで、有線接続を廃し「モビルフォートレス」本体と独立したパワープラントを備えた専用機へと計画は移行する。機動戦士ガンダムZZ 第十二話リィナが消えた ダイジェスト:sm9595707
機動戦士ガンダムZZ 第十二話リィナが消えた ダイジェスト
ZZガンダム④:この機体に求められた機能は、「標準サイズの機体に大出力のメガ粒子砲と重装甲を搭載し、尚且つ高機動戦闘を可能とする」という破天荒なものだった。まずジム系の機体にシステムを装備したテスト機が用意され、更には“次期ガンダム”(詳細は不明)をベースとしたテスト機が製作されるものの、大型ジェネレーターの搭載によるフレームへの過負荷が問題となり、前述の機動性低下の問題を解決するには至らなかった。結局、UC0087年初頭に「モビルフォートレス」は単機でMS形態へと変形可能なサイコガンダムとして完成を迎えたため、この時点でティターンズ主導による「随伴機」計画は断念される。機動戦士ガンダムZZ 第十三話妹よ! ダイジェスト:sm9595741
機動戦士ガンダムZZ 第十三話妹よ! ダイジェスト
ZZガンダム⑤:しかし、計画に参加していた民間企業、アナハイム・エレクトロニクスは“次期ガンダム”開発に並々ならぬ意欲を示しており、以降の計画の一切を同社が継承することとなる。そして、要求性能である「標準サイズの機体による大火力、重装甲そして高機動戦闘能力」というオーバースペックともいえる機能は新型ガンダム開発計画の目標として適用され、Ζ計画へと導入される。Ζ計画発足当初、アナハイム社内における次世代フラグシップ機の素案として、二つの可変式MS(TMS)の構想が存在していたと言われる。機動戦士ガンダムZZ 第十四話幻のコロニー(前編) ダイジェスト:sm9595760
機動戦士ガンダムZZ 第十四話幻のコロニー(前編) ダイジェスト
ZZガンダム⑥:一つは、エゥーゴが計画していたジャブロー攻略を主眼においた、宇宙空間から地上までの連続運用を可能とする大気圏突入能力を有する機体案。そしてもう一つは、多数のジェネレーター直結式メガ粒子砲を搭載した高火力型の機体案である。前述の「随伴機」計画の構想は後者へと統合され、前者とは並行する形で開発が進められた。これらの開発における技術的難関は容易には解決されず、特に後者は性能の要求水準が高かっただけに、計画が一時棚上げされた。しかし、そこに連邦軍の開発によるガンダムMk-IIがアナハイム社内に持ち込まれたことで事態は一変する。機動戦士ガンダムZZ 第十五話アーガマの白兵戦 ダイジェスト:
機動戦士ガンダムZZ 第十五話幻のコロニー(後編) ダイジェスト
ZZガンダム⑦:ガンダムMk-IIは基本構造こそ第2世代に達していない機体だったが、アナハイムの技術陣はその柔軟なムーバブルフレーム構造に着目した。これに独自に開発を進めていたブロック・ビルド・アップの概念を融合させることで、格段に堅牢かつ自由度の高いムーバブルフレームの開発に成功したのである。このムーバブルフレーム技術の恩恵により大気圏突入形態への可変機構が成立し、MSZ-006 Ζガンダムが完成した。しかし、試作機が実戦投入されたグリプス戦役中期の時点では、既にMSは第4世代に繋がる重装甲・重火力機への転換期に差し掛かっており、Ζガンダムの性能的な優位性は長続きしなかった。機動戦士ガンダムZZ 第十六話 アーガマの白兵戦:sm9595810
機動戦士ガンダムZZ 第十六話アーガマの白兵戦 ダイジェスト
ZZガンダム⑧:そこで凍結中であった高火力機の構想を発展させ、さらなる長期的展望のもとに新型TMSの開発が開始される。開発過程の初期においては、複数の開発チームによる設計案が検討されていた。そのうちの一つとして、Ζガンダムの変形機構をさらに推し進め、分離・合体という要素を加味した新機軸の機体であるMSZ-009の設計プランが提出され、正式な開発認可を与えられた。MSZ-009はΖガンダムを超えるスペックを達成していたが、エゥーゴの要求する性能水準を満たすことは出来なかった。このため、さらに開発コードを刷新した新規設計の機体が検討され、MSZ-010 θガンダム及びMSA-0011 ιガンダム(後のSガンダム)の設計プランが新たに提出される。機動戦士ガンダムZZ 第十七話奪回!コア・トップ ダイジェスト:sm9595829
機動戦士ガンダムZZ 第十七話奪回!コア・トップ ダイジェスト
ZZガンダム⑨:両機は並行して開発が進められ、最終的にθガンダムがエゥーゴのフラグシップ機として採用される。このθガンダムが、後にMSZ-010 ΖΖガンダムとして、第一次ネオ・ジオン抗争時に名を馳せることになるTMSである。θガンダムは、RX-78 ガンダムの再現のみならず、Gアーマーを加えた運用システムを単体で再現しようとしたものである。A、Bパーツそれぞれにジェネレーター及び変形機構を搭載することで別個の戦闘メカニズムとしての運用を可能とし、効率的な展開能力を付与された。Ζガンダムでは可変機構の成立に用いられたムーバブルフレーム技術は、θガンダムでは機体構造そのものを強化する目的で導入された。機動戦士ガンダムZZ 第十八話ハマーンの黒い影 ダイジェスト:sm9595846
機動戦士ガンダム 第十八話ハマーンの黒い影 ダイジェスト
ZZガンダム⑩:これによって可動部の強度が飛躍的に向上し、大出力ジェネレータの搭載が可能となったため、前述の「随伴機」が抱えていた問題点はこの時点で解消された。MSZ-009は単純にA、Bパーツの分離・合体方式であったが、θガンダムではさらにコア・ブロック・システムが導入される。理由の一つとしては、全天周囲モニターを兼ねた脱出ポッドの回収率が当初の見積もりよりも低かったことが挙げられる。これは人的資源に乏しいエゥーゴにとっては大問題であり、コア・ファイターによる高い生還率は一年戦争時から定評があった。機動戦士ガンダムZZ 第十九話プルとアクシズと ダイジェスト:sm9595876
機動戦士ガンダムZZ 第十九話プルとアクシズと ダイジェスト
ZZガンダム⑪:もう一つの理由は、火力の充実である。大型艦艇をも凌駕する重火力MSに対抗するために、エゥーゴ首脳陣はアナハイムに50MWクラスの大出力ビーム兵器の搭載を要求した。また、機動性維持の観点及びエゥーゴの艦艇規格に適合させるため、全高を20m以内に収める要求も提出された。アナハイムの技術陣は小型・高出力のジェネレーターを開発したが、それでも要求水準を達する為には3基分の出力を必要とした。2基で搭載するにはMSの全高が25m以上必要だったため、A、B、コア・ブロックの3分割方式とされた。θガンダムの開発に際しては、様々な技術的難関が山積していたと言われている。機動戦士ガンダムZZ 第二十話泣き虫セシリア(前編) ダイジェスト:sm9595895
機動戦士ガンダムZZ 第二十話泣き虫セシリア(前編) ダイジェスト
ZZガンダム⑫:しかし、そこにはΖガンダム及びその派生機群の開発で培われた多くのノウハウが投入され、結実されていった。最終的にθガンダムは戦艦級の火力を備えると共にサイコミュを搭載し、NT対応能力を備えた当時最高水準の性能を持つ機体として完成した。そして、宇宙世紀0088年3月のロールアウト時において「Ζガンダムを超えるガンダム」との意味合いを込め、ΖΖガンダムの機体名称[2]を与えられたのである。実戦投入から第一次ネオ・ジオン抗争終結に至るまで長期に渡ってアップ・デートが継続されており、更なる性能向上が図られていったという。機動戦士ガンダムZZ 第二十一話泣き虫セシリア(後編) ダイジェスト
機動戦士ガンダムZZ 第二十一話泣き虫セシリア(後編)ダイジェスト
ZZガンダム⑬:エゥーゴの最高位機種として誕生したΖΖガンダムは、ハイ・メガ・キャノンと多数の高出力メガ粒子砲の搭載、さらに複数個に分離しての航空展開能力を備え、第3・第4世代双方の機能を有し、単機のMSに万能の性能を求めた機体であった。MSはRX-78ガンダムによって兵器として確立され、Ζガンダムの世代に劇的な性能向上と機能拡張がなされた。それらの集大成となったΖΖガンダムは当時のMS技術の一つの到達点であり、かつてのRX-78が備えていたのと同等の完成度を、その戦果をもって示したのである。機動戦士ガンダムZZ 第二十二話ジュドー、出撃!! ダイジェスト:sm9595967
機動戦士ガンダムZZ 第二十二話ジュドー、出撃!!ダイジェスト
ZZガンダム⑭:ΖΖガンダムはΖ計画の末端に位置しているが、開発コンセプトとしてはRX-78ガンダムの発展系と形容した方が正しい機体である。全領域での運用能力、機動力の強化は勿論のこと、一方で重装甲・大火力志向の強い機体でもあり、これらの要素を同時に成立させている。機体各部には、新開発の熱核ジェット / ロケット・ジェネレーターが複数搭載されている。このジェネレーターは機体の主動力源としての役割に加え、熱核ジェット / ロケット・エンジンとしての共用機構を備えており、大気圏内外において高性能のスラスターとして機能する。従来のものよりも小型化されているが、単基でもMS一機を十分に稼動可能である。機動戦士ガンダムZZ 第二十三話燃える地球 ダイジェスト:sm9596000
機動戦士ガンダムZZ 第二十三話燃える地球 ダイジェスト
ZZガンダム⑮:合体形態時には総てのジェネレーターが直列に接続され、機体全体ではΖガンダムの3倍強に達する出力となる。この破格の出力が複数の高機能デバイスの搭載を可能とし、本機に全高20m級というサイズを越えた性能を付与している。機体各部に分散配置されるジェネレーターの中でも、バックパックに搭載されるものは特に出力が高く、通常のMSのレベルを凌駕する出力を有する。バックパック・モジュールは本機において最も大きな内部容積を有する部位であり、搭載される熱核エンジンは本来であれば航宙艦艇に積載されるクラスのもので、単基でその艦艇の全電力を賄えるとされている。機動戦士ガンダムZZ 第二十四話南海に咲く兄弟愛 ダイジェスト:sm9596025
機動戦士ガンダムZZ 第二十四話南海に咲く兄弟愛ダイジェスト
ZZガンダム⑯:MS形態時には加速用のメインバーニアユニットとして機能し、大型の航宙艦艇並みの推進力を機体にもたらす。さらにMA形態では腕部及び脚部のジェネレーターに直結したノズルが全て展開され、推力・航続距離ともに高速巡洋艦並みの能力となる。MA形態からMS形態へと移行する際、腕部・脚部の大口径ノズルは機体内部に格納され、MS形態時におけるスペック・ノート上の比推力はΖガンダムよりも抑えられる形となる。しかし、実際には余剰出力が全身に分散配置された姿勢制御スラスターへと供給されており、推力を多方向に分散させているに過ぎない。機動戦士ガンダムZZ 第二十五話ロンメルの顔 ダイジェスト:sm9596053
機動戦士ガンダムZZ 第二十五話ロンメルの顔 ダイジェスト
ZZガンダム⑰:姿勢制御スラスターはΖガンダムの4倍に相当する32基を搭載し、可変ベーンによる推力偏向が可能。設置数・分散率において同時期のMSと比較して突出している。その他の機動ユニットとしては、腕部のフレキシブル・ウイングバインダーや大型のショルダースラスター・バインダー等を搭載しており、機体の姿勢変換、運動性能を向上させる。本機は大出力エンジンと機動デバイスによって優れた空間戦闘能力を有してはいたが、それに比例して機体の操縦難度も高く、パイロットへの負荷は大きい。本機のパイロットを務めたジュドー・アーシタは巧みな機体操作によって無数のファンネルによる弾幕を突破する機動を機体に行わせている。機動戦士ガンダムZZ 二十六話マサイの心 ダイジェスト:sm9596079
機動戦士ガンダムZZ 二十六話マサイの心 ダイジェスト
ZZガンダム⑱:しかし、これは彼の技量に負う面も大きく、ルー・ルカらがパイロットを務めた際には後方支援を行うことが多かった。変形・合体機構を有する都合上、ムーバブルフレームは構造的に複雑にならざるをえなかったが、本機のそれは「MS+航空 / 航宙機+大出力火器」という複数の要素を満たすべく、様々な試行錯誤が結実している。Ζガンダムのムーバブルフレームは既存の構造と比較にならない程高い強度を備えていた。本機はコア・ブロックを導入した点を除けばΖ系MSとほぼ同等の変形機構を有しており、複雑な変形をほぼ瞬間的に行うことが出来る。機動戦士ガンダムZZ 第二十七話リィナの血(前編) ダイジェスト:sm9596171
機動戦士ガンダムZZ 第二十七話リィナの血(前編)ダイジェスト
ZZガンダム⑲:また、構造材であるガンダリウムは、試作段階の機体であるFAZZのものよりも品質が向上し、ムーバブル・フレームの信頼性を高めている。重層的な構造を持つ可動モジュールと装甲は、マグネット・コーティングを標準で施された各部のヒンジやスライドレールによって分離しつつ堅固に結びつき、本来矛盾する機能である“柔軟さ”と“堅牢さ”を同時に実現する。本機の四肢は熟成されたムーバブル・フレーム技術の粋が集約された複合的なモジュールであり、巨大なベクタード・ノズルとして、さらにAMBACユニットとしても十全に機能する。機動戦士ガンダムZZ 第二十八話リィナの血(後編)ダイジェスト:
機動戦士ガンダムZZ 第二十八話リィナの血(後編)ダイジェスト
ZZガンダム⑳:腕部は携行火器としてはやや大型の部類である2連装メガビームライフルを容易に取り回すことが可能であり、マニピュレーターは、上昇しようとする MS用エレベーターを強引に牽引するトルク性能がある。一説には、模擬戦において重装甲を誇るドム系MSを殴打によって沈黙させる程の強靭なフレーム構造を有するとされ、「連邦系において最もタフな機体」とテストパイロットに賞賛されたという。また、脚部は走行・跳躍といった人型機動兵器としての基本的な機能を備えた上で多数のスラスターを搭載し、歩行/機動ユニットとして高い完成度を有している。機動戦士ガンダムZZ 第二十九話ルーの逃亡 ダイジェスト:sm9596191
機動戦士ガンダムZZ 第二十九話ルーの逃亡 ダイジェスト
フルアーマーΖΖガンダム①:ΖΖガンダムをS型へと仕様変更した上で、更なる機能向上を図る目的で追加パーツを装着した形態。FAZZ(ファッツ)による試験運用結果を基に、さらに改良されたプランに基づいて設計されている。ΖΖガンダムのフルアーマー化に際し重視されたのは、追加装備による換装重量の増加があっても機動力を損なわないことであった。バックパックのメインスラスターは新規設計の熱核ハイブリットエンジン4発に換装され、各ユニット上には合計44基のスラスターが増設されている。全備重量90t近い重装型の仕様となったが、機動力は極めて高い水準に仕上がっており、特に加速性能の点では既存の機体を大幅に凌駕するものとなっている。機動戦士ガンダムZZ 第三十話青の部隊(前編)ダイジェスト:sm9596228
機動戦士ガンダムZZ 第三十話青の部隊(前編)ダイジェスト
フルアーマーΖΖガンダム②:追加ユニットはガンダリウムコンポジットによる多重空間装甲であり、内部はマイクロミサイルポッドやプロペラントタンク、あるいはスラスター等の搭載に有効利用される。装甲表面には耐ビームコーティングが施され、標準的な出力のビーム兵器であれば直撃にも3秒間耐えられるとされている。これらは頭部・バックパックを除き、ほぼ全身に搭載されており、四肢の可動部位を保護し、また変形用の可動部に架せられる応力を分散させ、機体強度を向上させている。一部のアーマーは各関節部の最大可動域に影響しないようフローティング装甲とされ、機体の駆動性に最大限配慮した設計となっている。機動戦士ガンダムZZ 第三十話青の部隊(後編)ダイジェスト:
機動戦士ガンダムZZ 第三十一話青の部隊(後編)ダイジェスト
フルアーマーΖΖガンダム③:但し、慣性重量が増加した分、四肢のレスポンス低下は避けられず、近接戦闘には不向きである。搭乗者であるジュドー・アーシタはこの点を技量で補い、ラカン・ダカランの駆るドーベン・ウルフを格闘戦で圧倒、撃破している。増加パーツは戦闘中に不要と判断されれば、任意に強制排除が可能であり、ユニット内のプロペラント及び弾薬を全て消費した際にはノーマル形態のΖΖガンダムへと移行することで継戦時間の延長が可能である。機動戦士ガンダムZZ 第三十二話塩の湖を越えて ダイジェスト:sm9596279
機動戦士ガンダムZZ 第三十二話塩の湖を越えて ダイジェスト
フルアーマーΖΖガンダム④:本機のフルアーマー仕様は、機体の設計段階からシステムの一部として盛り込まれており、良好な機体バランスを維持したままに飛躍的な性能向上を可能とする。追加ユニットは増加装甲としての機能も有するが、実際には機動・火力面を含めた複合的な機能向上ユニットであり、単機能のMSとして特化した仕様としては、このフルアーマー形態がΖΖガンダムの真の完成形であるとされている。機動戦士ガンダムZZ 第三十三話ダブリンの午後 ダイジェスト:sm9596311
機動戦士ガンダムZZ 第三十三話ダブリンの午後 ダイジェスト
R・ジャジャ:旧ジオン公国軍のギャンの設計思想を受け継ぎ、白兵戦能力を重視して開発された。だが、試作途中で量産化計画が見送られたため、指揮官用として改修され実戦投入された。ビームサーベルは形状が中世ヨーロッパの騎士が持つ剣の様に装飾され、収納用のサーベルラックが付属するなど実用性に乏しく、開発者の美意識が垣間見える機体ともいえる。両肩には内蔵武器の3連装ミサイルポッドのほかに可動式盾「バリアブルシールド」を装備。これは多方向からの攻撃に対応出来ると同時に、機体の機動性を高めるスラスターの役割をはたしており、これにより高い運動性と機動性を確保している。機動戦士ガンダムZZ 第三十四話カミーユの声 ダイジェスト:sm9596339
機動戦士ガンダムZZ 第三十四話カミーユの声 ダイジェスト
ガザD:グリプス戦役において一定の評価を得たガザCは、次期主力量産機としての立場を確固たるものとした。その名の通りガザCの発展・改良型であるこの機体は、ガザC特有の簡易可変機能をそのまま受け継いでいるため全体のシルエットはさほど変わっていない。非力だったジェネレーターは強化され、機動力が向上している。剛性面で問題のあったバインダーは前腕部から肩部へと接続位置が変更されている。また、武装面も強化され全体的な火力も向上している他、白兵戦能力も強化されている。機動戦士ガンダムZZ 第三十五話落ちてきた空 ダイジェスト:sm9596360
機動戦士ガンダムZZ 第三十五話落ちてきた空 ダイジェスト
ガ・ゾウム:ガザ系を発展させた機体だが、今までとは異なるフレーム構造、変形機能を持つ。直結型からEパック方式に変更されたハイパー・ナックルバスター、ガザDよりも大型化されたミサイルを装備しており、従来のガザシリーズよりも、MS形態での対モビルスーツ戦を重視した性能付けがなされている。反面、クローの廃止によってMA形態での格闘戦にやや不安が出てしまった感も否めない。ガザEと同時期に開発され、当初はこの機体が「ガザE」となる予定であったが、従来のガザシリーズよりも性能向上が著しかったために別名称が与えられた。機動戦士ガンダムZZ 第三十六話重力下のプルツー ダイジェスト:sm9596472
機動戦士ガンダムZZ 第三十七話ネェル・アーガマ ダイジェスト
カプール:一年戦争時の水陸両用機MSM-03Cハイゴッグの発展型。水流抵抗が小さく耐圧性に優れる球形の機体は非常に高い水中運動能力を発揮し、水中移動時には手足部を機体内に収納し巡航形態となる。カタログスペック上では過去の水陸両用MSを凌駕するが、海のない宇宙要塞アクシズ内で作られたという理由から、地球に残留していた正規兵からの信頼は低く、彼らは連邦製のザク・マリナーの方を好んで使用した。アームなど、一年戦争時のハイゴッグに似た構造となっている。ジオン製水陸両用MSの伝統であるアイアンネイルは、ガンダリウム合金製の装甲をも貫通できたとされる。機動戦士ガンダムZZ 第三十八話鉄壁、ジャムル・フィン ダイジェスト:
機動戦士ガンダムZZ 第三十八話鉄壁、ジャムル・フィンダイジェスト
ガルスJ:アクシズへ合流した旧ジオン公国出身の技術者が開発に携わったため、公国軍MSの影響が色濃く特にMS-07グフの流れを汲んでいるが、一方で、ガンダリウム合金やムーバブル・フレームなどの新技術も導入された機体となっている。AMX-102ズサと連携して作戦を遂行する事を前提にしているため、どちらかと言えば゛中/近接戦闘に比重が置かれた設計になっている。フィンガーランチャー、両肩に内蔵されたミサイルポッドなど固定武装が充実し、主武装であるエネルギーガン(出力3.8Mw。射撃毎にマガジン内の砲弾型Eパックカートリッジを一個ずつ消費する珍しい携帯ビーム兵器)とあわせ、全体的にまとまった性能を有している。機動戦士ガンダムZZ 第三十九話サラサ再臨 ダイジェスト:sm9596675
機動戦士ガンダムZZ 第三十九話サラサ再臨 ダイジェスト
キュベレイMk-II:ハマーンが搭乗した試作1号機のマイナーチェンジ。基本的な機体構成は同じである。当時アクシズ内にて養成されていたクローン・ニュータイプの能力を査定する為に製造されたとも言われている。ビームサーベルの基部が3方向に展開可能など、若干の改修がされている他、サイコミュ・コントローラーによる外部制御が可能な仕様の機体も存在する。エルピー・プル用の2号機はエゥーゴの巡洋艦アーガマに回収された後に、サイコガンダムMk-IIとの交戦時に破壊されている。プルツー用の3号機はハマーン・カーン暗殺任務の際に近衛部隊のゲーマルク、ガズアル、ガズエルと交戦した他、エゥーゴのΖΖガンダムとも交戦している。機動戦士ガンダムZZ 第四十話タイガーバウムの夢 ダイジェスト:sm9596722
機動戦士ガンダムZZ 第四十話タイガーバウムの夢 ダイジェスト
クィン・マンサ:全身に多数のメガ粒子砲を装備し、特に胸部の2連大型ハイメガ粒子砲はビームの収束・拡散も可能となっており戦艦クラスの主砲を遥かに凌ぐ威力を誇る。テールバインダーは大容量のファンネルコンテナとなっており、搭載数はキュベレイの 3倍を備える。また、肩部バインダーには巨大なメガ粒子偏向器を搭載し、攻撃・防御の両面において他機の追随を許さない。スラスターも大出力を確保しており、この種の巨大兵器としては機動力にも秀でている。コクピットを備える頭部はサイコガンダムMk-II同様に分離行動が可能であり、武装・推進器を搭載しパイロットの生還率を高める緊急脱出艇としての機能を備えている。機動戦士ガンダムZZ 第四十一話ラサラの命 ダイジェスト:sm9596768
機動戦士ガンダムZZ 第四十一話ラサラの命 ダイジェスト
ゲーマルク:機能上第4世代MSに分類される機体であり、全身に多数のメガ粒子砲を装備している。一基あたりの出力は標準的だが、機体のあらゆる方位に向けての砲撃が可能。胸部に搭載されるハイパーメガ粒子砲は出力30.5MWにも達する強力な兵装であり、ΖΖガンダムに優るとも劣らない圧倒的な火力を有している。ゲーマルクが本格的に稼動すれば、コア3級のコロニーを崩壊させる程の威力があると言われている。背部にはマザーファンネルと呼ばれるビット兵器を2基装備し、その内部には小型のチルドファンネルを各14基搭載する。マザーファンネルを中継としてチルドファンネルを展開。従来よりも広域のオールレンジ攻撃を可能としている。機動戦士ガンダムZZ 第四十二話コア3の少女(前編)ダイジェスト:sm9596805
機動戦士ガンダムZZ 第四十二話コア3の少女(前編)ダイジェスト
ザクⅢ:ザク系の最終型として開発された機体。アクシズへと逃亡したジオン系技術者が地球連邦軍の開発したハイザックを名機ザクIIの正当な後継機とは認めず、本機の開発へと踏み切ったという経緯を持つ。汎用性の面ではザクを標榜するだけのものがあり、多種多様なオプション装備によって任務に応じた機能特化が可能。サイコミュ及び大出力火器こそ持たないものの、左右のフロントスカートに搭載されたビームキャノン、大気圏内での空中戦を想定して可動式スラスターを装備したバックパックなど、装甲・推力の面や開発コンセプトに関しては第四世代モビルスーツと比較して何ら遜色の無いものを持つ。機動戦士ガンダムZZ 第四十三話コア3の少女(後編)ダイジェスト:sm9596841