タグ 100兆個 が登録されている動画 : 4 件中 1 - 4 件目
種類:
- タグ
- キーワード
対象:
mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故? スパイク蛋白を産生した樹状細胞は破壊対象となるのでは?
## mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故?
* 樹状細胞は自身がスパイク蛋白を産生した場合、MHC-I提示するのでは?
* キラーT細胞の攻撃対象になり攻撃されるのでは?
* 結論として、100兆個以上のスパイク蛋白を作る兆単位の細胞が破壊対象
* 図は[英語版のWikipedia「mRNA Vaccine]](https://en.wikipedia.org/wiki/MRNA_vaccine)[7]からのものを改変
[https://pbs.twimg.com/media/GJFiL8wa8AAMV4X?format=jpg&name=large](https://pbs.twimg.com/media/GJFiL8wa8AAMV4X?format=jpg&name=large)
英語版の[Wikipedia「mRNA Vaccine]](https://en.wikipedia.org/wiki/MRNA_vaccine)[7]掲載の図では、樹状細胞などの抗原提示細胞がmRNAからスパイク蛋白を産生し放出し再取込みしてMHC-IIで抗原提示するように描かれている。
しかし実際に起こるのは、こちらも図では描いてあるが、mRNAからスパイク蛋白を産生しそれを細かくしたペプチドの状態でMHC-Iで抗原提示することである。図でCD8+T細胞つまりキラーT細胞と結合していることから分るように樹状細胞は攻撃対象となり、破壊されるのでは無いだろうか。
強調したいのは、樹状細胞などの抗原提示細胞だけがmRNAを取込んでスパイク蛋白を発現し抗原を提示するのでは無く、10兆のmRNAを取込んだ細胞(抗原提示細胞含む)が100兆個以上のスパイク蛋白を発現し、兆単位の細胞が破壊対象になる、ということである。
余談だが、[日本語版Wikipediaの「mRNAワクチン」](https://ja.wikipedia.org/wiki/RNA%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3)[8]の図は、MHC-IとMHC-IIが同じように抗原提示する更にドンデモな図になっているので確認して欲しい。ただどのみち、樹状細胞は破壊対象になる。
mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故? 抗原提示前に、抗原を細胞に作らせることが決定的に違う
## mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故?
### 攻撃されないための抗原提示で逆に攻撃対象に?
* 細胞は常に攻撃を受けないようMHC-I分子で自身の蛋白を提示
* 感染細胞はMHC-I分子でウイルス由来蛋白を提示してしまうので攻撃される
* MHC-I分子による提示は、樹状細胞なども行う
* つまり樹状細胞は自身と敵との両方を別の方法で提示している
* 図は[molbio08氏ツイッター](https://twitter.com/molbio08/status/1627091924619509762)[3]より
細胞は常に、免疫細胞から攻撃を受けないようMHC-I分子で自身の蛋白質を提示している。つまり自分は味方だと常に提示しているのである。これはウイルスに乗っとられた感染細胞との違いを明確にするためでは無いかと考えられている。ウイルスに乗っとられた感染細胞はMHC-I分子でウイルス由来蛋白を提示してしまうので免疫細胞であるキラーT細胞の攻撃対象となる。
またMHC-I分子による提示は、樹状細胞なども行う。つまり樹状細胞は自身と敵との両方を別の方法、それぞれMHC-IとMHC-IIで提示していることになる。樹状細胞がこの両方を行っているということが重用な点である。
mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故? 抗原提示前に、抗原を細胞に作らせることが決定的に違う
## mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故?
### 抗原提示前に、抗原を細胞に作らせることが決定的に違う
* [ウイルスや従来ワクチンであれば、樹状細胞などがウイルスや細菌、抗原を取込み、MHCクラスII分子によって抗原提示(上の図)](https://twitter.com/molbio08/status/1627091924619509762)[3]
* [mRNAワクチンの場合は「他の細胞で100兆個以上作らせる」のが先でその一部を樹状細胞が取込み抗原提示(下の図)](https://www.nicovideo.jp/watch/sm40895964)[4]
* [樹状細胞などがmRNAを取込みスパイク蛋白を産生して抗原にするという説明](https://twitter.com/DrEricDing/status/1459284608122564610)[5]は間違いでは?
[ウイルスや従来ワクチンであれば、樹状細胞などがウイルスや細菌、抗原を取込み、MHCクラスII分子によって抗原提示する](https://twitter.com/molbio08/status/1627091924619509762)[3]。
[しかしmRNAワクチンの場合は「他の細胞で100兆個以上作る」のが先であり、その一部を樹状細胞が取込み抗原提示](https://www.nicovideo.jp/watch/sm40895964)[4]することになる。
[mRNAの仕組みとして、樹状細胞などがmRNAを取込みスパイク蛋白を産生して抗原として提示](https://twitter.com/DrEricDing/status/1459284608122564610)[5]するという説明をしている動画がある。この動画だと100兆個以上のスパイク蛋白がバラ捲かれないような印象を受ける動画になっている。しかしこれは間違いなのでは無いだろうか。次節で説明する。
mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故?
## mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故?
### mRNAの数もスパイク蛋白の数も桁違い
* 抗原の設計図となるmRNAを体内に注入、人間の細胞に抗原を作らせる
* 10兆を超えるmRNAが、100兆個以上のスパイク蛋白を産生
* 感染や生ワクチンで体に入る抗原の100倍以上で桁違いなのでは?
* シュードウリジン化mRNAは数ヶ月も残りいつまで作られるか不明
* 図は[RNA学界の寄稿文(左)](https://www.rnaj.org/bulletin/148-vol-45/978-furuichi-34)[1]と[TVさんツイッター(右)](https://twitter.com/TV00112/status/1706455856001470803)[2]より
これまでのワクチンとして、生ワクチン、不活化ワクチン、コンポーネントワクチンなどがあるが、どれも抗原を外部から注入するものだった。しかしmRNAワクチンは、抗原の設計図となるmRNAを体内に注入することで人間の細胞に抗原を作らせるもので、根本的に異なる。しかも量も桁違いである。
コロナウイルスの表面にはスパイク蛋白があり毒性がある。mRNAコロナワクチンは自分の細胞にスパイクを作らせるもので、一回接種あたり30μgとして、射ち込むmRNAの個数は10兆個以上 。スパイク蛋白は100兆個や1000兆個それ以上作られる。これはコロナ感染してウイルスが増殖したときより桁違いに多い。
またノーベル賞受賞のカリコ氏のmRNA技術に関する肝は、体内で免疫系から攻撃されないようシュードウリジン化することである。いつmRNAが壊されるか分らない、つまりいつまでスパイク蛋白質が作り続けられるか不明である。
一枚目の画像は[日本RNA学会の寄稿文](https://www.rnaj.org/bulletin/148-vol-45/978-furuichi-34)[1]である。文中は5μgとなっているが、実際にはファイザーは30μg、モデルナ100μg(3回目以降は50μg)のmRNAが含まれており、[二枚目の画像](https://twitter.com/TV00112/status/1706455856001470803)[2]から、2回接種することを考えると、200μg、mRNAの個数だけで100兆個近くになることも考えられる。