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バッハ(クリストフ・ポッペン編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(ヴァイオリン+四声合唱版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=i-vtSWEs5aQ)。
デュッセルドルフ大学の教授である音楽学者ヘルガ・テーネは、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティー
タ第2番 ニ短調 BWV1004の終曲「シャコンヌ」について、「バッハの旅行中に急死した彼の先妻マリア・
バルバラへの追悼曲である」という仮説を唱えました。この仮説は彼女の同僚であったヴァイオリニストの
クリストフ・ポッペンの興味を引き、彼はシャコンヌを編曲して地元の合唱団と「異説によるシャコンヌ」
を録音しました。
この試みは主だったバッハ作品の演奏家や専門家から否定的な反応をされましたが、実際に編曲版を聴いて
みると予想以上に美しい響きで、なかなかに優れた編曲版だと感じます。何より、シャコンヌはこれまでに
200種類以上の編曲版が作成されたと推測されており、シャコンヌを追悼曲と解釈する編曲版はそれらのう
ちの1つとして充分に認めてもいいように思います。
マルコ・セリーノ(ヴァイオリン)
ザルツブルク・モーツァルテウム四声合唱団
バッハ(ブゾーニ編):無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(ルービンシュタイン)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=NKYyiD8ypCo)。
1970年6月、ポーランド出身の名ピアニスト、アルトゥール・ルービンシュタイン(1887 - 1982)はバッハ
の無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より、ブゾーニによる「シャコンヌ」のピアノ
独奏用編曲版を録音しました。
優れたショパン弾きとして名をはせたルービンシュタインは録音時に84歳に達しており、その演奏は比較的
遅めのテンポですが、高齢による技術の衰えを感じることはなく、むしろ曲の雄大さが感じられる名演とな
っています。
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
バッハ(ゲザ・ジチー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より シャコンヌ(左手のためのピアノ独奏版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=fPOBpluYD8A)。
ハンガリーの貴族の子として生まれたゲザ・ジチー(1849 - 1924)は、少年時代にフランツ・リストから
ピアノを習っていましたが、14歳の時に狩猟の際の猟銃の暴発事故で右手を失いました。しかし彼は左手
のためのピアノ曲を自ら作曲して演奏することにより、ピアニストとして活動し、音楽評論家のエドゥアル
ト・ハンスリックなどから称賛されました。
そんな彼のレパートリーの1つが、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004の
終曲「シャコンヌ」を左手のためのピアノ独奏用に編曲したものです。バッハのシャコンヌを左手のための
ピアノ独奏用に編曲したものといえば、ブラームスの編曲版(sm33997823)が広く知られていますが、そ
ちらがバッハの原曲から忠実に音を移し替えているのに対し、ゲザ・ジチー版は原曲にない多くの音が追加
されており、いかにもロマン派らしい編曲ですが、ピアニストの技巧をコンサートで示すためのショーピー
スとしてみれば、かなり優れた編曲版だと思います。
アルトゥール・シミホ(ピアノ)
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(ニッケルハルパ演奏)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=0v56JcmKzNU)。
スウェーデンの民族楽器であるニッケルハルパ(nyckelharpa)は、スウェーデン語で「鍵盤付き弦楽器」という名前の通り、弦を押さえる鍵盤が付いており、その鍵盤を押さえながらヴァイオリンなどの弦楽器のように弓で弦を擦って音を出す楽器です。弦は16本ありますが、このうち弓で擦るのは4本だけで、残りの12本は演奏弦の特定の音に共鳴して響きを豊かにする「共鳴弦」であり、教会内部で演奏するかのような残響を感じさせるようになっています。
ニッケルハルパの最古の記録は1350年頃、首都ストックホルム沖にあるゴットランド島教会の門に描かれたレリーフに演奏者の絵が残されており、16~17世紀には類似する楽器がドイツ国内でも演奏されていました。一旦は廃れていましたが、1960年頃からリバイバル活動が起こり、現在ではスウェーデン国内のリバイバル・フォークバンドなどで重要な位置を占めるほか、2007年には日本ニッケルハルパ協会が設立されています。
バッハ(アンネレーン・レナエルツ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(ハープ独奏版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=KHwsHXtVWks)。
ベルギー出身で「リリー・ラスキーヌ国際ハープ・コンクール」のグランプリ(最高賞)の受賞歴もある女
性ハープ奏者アンネレーン・レナエルツの編曲・演奏による、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」のハープ独奏版です。
アンネレーン・レナエルツ(ハープ)
バッハ(アレクサンドル・ジロティ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=EX9pqMtM5HY)。
アレクサンドル・イリイチ・ジロティ(1863 - 1945)はロシア革命まではロシアの音楽界を支え、革命後はアメリカを中心に演奏活動をつづけたピアニスト・指揮者・作曲家ですが、一般的にはモーツァルトやショパン、チャイコフスキー、そしてバッハの作品を数多くピアノ演奏用に編曲したことで知られています。その1つが、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004の最終楽章である「シャコンヌ」のピアノ独奏版です。
「シャコンヌ」のピアノ独奏版といえば通常は和声をふんだんに追加した豪華絢爛なブゾーニの編曲版が注目されがちですが、派手さは一歩譲るものの、生前は優れたピアニストとして活躍したジロティの編曲版も、なかなか味がある響きが聴けます。
ターニャ・ガブリーリャン(ピアノ)
【聴き比べ】バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 第5曲【シャコンヌ】
✿ J.S.Bach
Chaconne from Partita No.2 for solo violin in D minor, BWV1004
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
第2番より 第5曲 “シャコンヌ”
✿ 個人的な好みで選びました┏○゛
#00:01 ❶庄司 紗矢香
#01:06 ❷イツァーク・パールマン
#02:23 ❸五嶋 みどり
#03:40 ❹ネマニャ・ラドゥロヴィチ
#04:45 ❺ヒラリー・ハーン(静止画)
#06:19 ❻ヤッシャ・ハイフェッツ
✿ シェリング、ミルシティン、グリュミオー、
シゲティ、フランチェスカッティ、スターン、
ヴェンゲーロフ、クレーメル、メニューイン
は需要があるようでしたら第二段~第三段で
ヴァイオリニスト視点 vol.3「J.S.Bach - Partita No.2 Allemande」
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バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004(ジョルジェ・エネスク演奏)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=xa4Kk9kcs60)。
1948年、共産圏に組み入れられた祖国ルーマニアから脱出し、パリで耐乏生活を強いられていた作曲家・ヴァイオリニストのジョルジェ・エネスク(1881 - 1955)は、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータの全曲録音を行いました。彼は20世紀前半において最高クラスの名ヴァイオリニストとして名をはせていましたが、第二次世界大戦の混乱と祖国の共産化の混乱の中で経済的には苦境であったため、少しでも生活の足しにするために録音に応じたといわれています。しかし、この録音を行ったのはコンチネンタルというアメリカのマイナーレーベルで、極めて少数の枚数しか発売されなかったため、好事家の間で高値で取引されたものの、エネスクが得た収入はそれほどでもなかったといいます。
この録音はエネスクが67歳のときのものであり、全盛期とされる1920~30年代の録音と比べると、技術的な衰えを隠せるものではありません。しかし、2度3度と聴きなおすことでその真価が聴こえてくるもので、万人受けはしないものの「噛めば噛むほど味が出る」という得難い記録となっているように思います。
ジョルジェ・エネスク(ヴァイオリン)
バッハ(ジョン・フィーリー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(ギター独奏版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=JNEnzNHTkd8)。
アイルランドのギター奏者・教師であるジョン・フィーリー(1955 -)の編曲による、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」のギター独奏版です。「シャコンヌ」のギター編曲版はセゴビアによるギターの魅力を前面に押し出したものが代表的ですが、フィーリーの編曲・演奏は原曲にかなり忠実で端正な音色が特徴であり、ある意味セゴビア版の対極に立つ名演といえます。
ジョン・フィーリー(ギター)
バッハ(ブラームス編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(チェンバロ演奏)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=_ChKsMjIMFw)。
フランスのチェンバロ奏者で、バロック・クラシック・ジャズの様々な技法を演奏に盛り込み、奇抜なファ
ッションで知られるジャン・ロンドーの演奏による、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ
短調 BWV1004より「シャコンヌ」のブラームス編曲版です。
ブラームスの編曲版はクララ・シューマンが右手を痛めた際に演奏可能なレパートリーを用意するため作成
されたもので、左手のみで演奏するようになっていますが、ロンドーはあえて両手で演奏しており、実質的
には「ブラームス/ロンドー編曲」とするのが正確かもしれません。
ジャン・ロンドー(チェンバロ)
【初音ミク】Maverick Rose - Chaconne
イラストは雪月佳さんからお借りいたしました!
https://piapro.jp/yuduki_kei
٩(ˊᗜˋ*)وバッハ大好きです。
『AVT-9999 LUDUS』収録曲です。
バッハ(ファッツィ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(トランペット協奏曲版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=sHVQtZ0h5N8)。
オレゴンのジャズ・トランペット奏者ドク・セヴェリンセンとエリック・カンゼル指揮シンシナティ・ポップス・オーケストラのコンビによるクラシック曲のアルバム「トランペットは踊る」から、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」のトランペット協奏曲という変わり種の編曲版です。
ドク・セヴェリンセン(トランペット)
エリック・カンゼル指揮シンシナティ・ポップス・オーケストラ
バッハ(レオンハルト編):パルティータ ト短調(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番のチェンバロ独奏版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=VP75_7pEezI)。
オランダ出身の名チェンバロ・オルガン奏者グスタフ・レオンハルト(1928 - 2012)による、バッハの無
伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004のチェンバロ独奏用編曲版です。
編曲にあたっては原曲のニ短調からト短調へ移調がなされており、有名な「シャコンヌ」も含めてバロッ
ク時代の音楽技法に則った見事な編曲で、知られざるバッハの「鍵盤楽器のための作品」と呼んで差し支
えないほどの名編曲・名演奏です。
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
バッハ(カゼッラ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV1004より「シャコンヌ」(管弦楽版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=E3-awXMUs9I)。
近代イタリアの作曲家で、レスピーギと並んで古楽・バロック音楽の再興に力を尽くしたアルフレード・
カゼッラ(1883 - 1947)は、1936年にバッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調BWV
1004より「シャコンヌ」を管弦楽用に編曲しました。
カゼッラの編曲版には随所に聴き手を驚かせるような原曲にない音が自由に追加されており、近代音楽の
作曲家らしさを感じられますが、必ずしも原曲から逸脱するわけではなく、どこかユーモアを感じさせる
部分もあり、数ある「シャコンヌ」の管弦楽版の中でも屈指の面白さがあるように思います。
ディミトリ・ミトロプーロス指揮
トリノRAI交響楽団
バッハ(パヴェル・リヴィリス編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」(管弦楽版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=VVLvR9Xpc_Q)。
モルドバ(旧ソ連)出身の作曲家パヴェル・リヴィリス(Pavel Rivilis 1936 - 2014)編曲による、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」の管弦楽版です。ただし、本作はバッハの原曲を直接編曲したのではなく、ブゾーニ編曲によるピアノ独奏版をさらに管弦楽用に編曲したようです。
内容的には、要所要所で金管楽器・打楽器の輝かしい響きが聴かれるものの、ストコフスキー版ほど劇的(派手)なものではなく、どちらかといえば齋藤秀雄版に近い、比較的落ち着いた印象を受ける編曲版です。
ヴァレンティン・ドニ指揮
ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団
バッハ(アンリ・メッセレル編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 より「シャコンヌ」(オルガン版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ofnm01lkEUk)。
フランスの作曲家・オルガニスト、アンリ・メッセレル(Henri Messerer 1838-1923)編曲による、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 より「シャコンヌ」のオルガン独奏版です。
Jens Korndörfer(オルガン)
バッハ(ナタン・ラフリン編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=rkN1HpYwiH8)。
ウクライナ出身で旧ソ連各地のオーケストラの常任指揮者を歴任し、ショスタコーヴィチの交響曲第11番「1905年」の初演者として名を遺す指揮者ナタン・ラフリン(1905 - 1979)による、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」の管弦楽編曲版です。「シャコンヌ」の管弦楽版は、ストコフスキーを筆頭に様々な作曲家・指揮者が編曲を手掛けていますが、ラフリンの編曲は「重戦車」と形容されることが多い旧ソ連のオーケストラの特徴を意識したのか、腹に響くような迫力を前面に押し出したものとなっています。最近ではラフリンの出身地にあるウクライナ国立交響楽団が、指揮者Arkady Leytushによって精力的にレパートリーにしているようです。
Arkady Leytush指揮
ウクライナ国立交響楽団
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 より「シャコンヌ」(メンデルスゾーンによるピアノ伴奏付)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=yrVlz5r_HvY)。
1829年の「マタイ受難曲」復活上演を皮切りに、メンデルスゾーンが忘れ去られていたバッハの作品の再
評価に務めたことは、よく知られています。その活動の一つが、1840年に有名な無伴奏ヴァイオリン・パ
ルティータ第2番 BWV1004 より「シャコンヌ」にピアノ伴奏を追加したことです。後にF.W.レッセルやシ
ューマン(sm31698246)も「シャコンヌ」にピアノ伴奏を追加していますが、メンデルスゾーンの試みが
最も早いものです。
Adam Czermak(ヴァイオリン)
Kamil Piotr Grabowski(ピアノ)
バッハ(ヨアヒム・ラフ編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004より「シャコンヌ」(管弦楽版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=aS6tb-o4JLA)。
シューマン・リストとブラームスの間のドイツ・オーストリア音楽圏において交響曲作曲家として活躍し、交響曲第5番「レノーレ」を代表作とするスイスの作曲家ヨーゼフ・ヨアヒム・ラフ(1822 - 1882)が編曲した、バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004より「シャコンヌ」の管弦楽版です。
クリストファー・ホグウッド指揮
広州交響楽団
バッハ(ブラームス編):無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=91KBiPlit-Y)。
1852年、ブラームスは右手を痛めたクララ・シューマンのため、左手のみでピアノを演奏可能な作品を
進呈しました。それが、バッハの無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調 BWV1004より「シャコ
ンヌ」の編曲版です。原曲より1オクターヴ下がっている他は、極めて忠実な編曲であり、片手で演奏す
るようにしたことが、原曲の響きを再現することに功を奏しているといえます。
クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
バッハ(ストコフスキー編):無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004より「シャコンヌ」
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=0clgGYv1v7I)。
レオポルド・ストコフスキーによるバッハの管弦楽編曲作品の中で、最も大規模と考えられるのが、無伴奏
ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004の最終楽章「シャコンヌ」です。この編曲版の特徴と
しては、変奏曲である原曲の構成に改変を加えたことがあり、主題の前に序奏となる低音部を追加し、コー
ダの後に主題を再度登場させてピアニッシモで終結させる、という展開となっています。大抵の編曲版が原
曲に従って盛大なコーダでしめくくるのに対して、この終り方はかなり独創的であり、ストコフスキーの非
凡さが垣間見えるように思われます。
レナード・スラットキン指揮
BBC交響楽団
エディソン・デニソフ:ヴァイオリンと室内管弦楽のためのパルティータ(バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004編曲版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=4oy9jI17TVE&t=62s)。
旧ソ連において社会的リアリズムに与せず、西欧の現代音楽研究に没頭して「反体制派」の作曲家として
活躍したエディソン・ヴァシリイェヴィチ・デニソフ(1929 - 1996)の「ヴァイオリンと室内管弦楽のた
めのパルティータ」は、その名の通り、バッハの有名な無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調
BWV1004をヴァイオリンと室内管弦楽団のためのヴァイオリン協奏曲として編曲したものです。
ただし、デニソフの編曲は一筋縄ではいかないもので、ヴァイオリン独奏を管弦楽が不協和音で妨害した
り、ヴァイオリン自体が原曲の流麗な響きから脱線したりと、西欧の現代音楽にかなり接近した音響が独
創的で、実質的に編曲ではない独自の「作品」となっています。
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
パーヴェル・コーガン指揮
管弦楽団
バッハのシャコンヌのさわりの部分【DTMクラシックてんこ盛り祭】
バッハのシャコンヌのさわりの部分。長いのと、難しいので、DTMで完成版を公開するのは先のことと思っていました。未完成版です。l
バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004 より「シャコンヌ」(シューマンによるピアノ伴奏付)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=ES66dEhDCM0)。
バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004の終楽章「シャコンヌ」に、シューマンがピアノ伴奏を追加したものです。シューマンは精神障害を苦に自殺未遂を起こす直前の1852~1853年にかけて、本作を含むバッハの6つのヴァイオリンソナタとパルティータにピアノ伴奏を追加する試みを行っています。
ベンジャミン・シュミット(ヴァイオリン)
リサ・スミアナバ(ピアノ)
バッハ,無伴奏バイオリンパルティータBWV1004よりアルマンド【初音ミク】
J.S.バッハ,無伴奏バイオリンパルティータ第2番ニ短調BWV1004のアルマンドを,初音ミクに歌ってもらいました。/背景の赤い花はポインセチアです。/ボカロクラシカクリスマス祭2015参加作品
バッハのシャコンヌ聴き比べ。
バッハ作曲、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」第2番ニ短調 BWV1004より、第5曲「シャコンヌ」の聴き比べ。収録順に、ヤッシャ・ハイフェッツ、ヨーゼフ・シゲティ、オスカー・シュムスキー、諏訪根自子。
【clarinet】Bach Partita Nº 2, BWV 1004 1.Allemand【演奏してみた】
Bach:Partita Nº 2, BWV 1004
1.Allemand
バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004 より
1.アルマンド
演奏
きのこ
APC_Clarinet公式サイトはコチラ!
http://camara-music.wix.com/apcclarinet
【ゆっくりクラシック解説動画】第4話:パルティータ・ソロライブ
やっぱりクラシックはいいですねぇ・・・
どうも、グングニルです。明日はちょっと動画投稿できなさそうなので今日のうちに。
私がクラシックにであって最も衝撃を受けた曲の一つ。震えるまでに素晴らしいヴァイオリンの旋律をお楽しみください。
今回使用した楽曲→【sm3389140】
【sm25183780】前←まとめ【mylist/47451279】→次【sm25195704】
追記→動画を見直すと微妙に日本語が不自由なところがアバババババ^p^そこらへんはこっそり見逃してください。
バッハ=ブゾーニ 「シャコンヌ」
演奏会で弾いたヤツをup振り返ってみるとこの日は爪長かった。「ホールではもっと響いてましたよw」とのコメントは既にいただいてますorzド素人が聞いても分かるくらい盛大なミスがいくつもありますが、その他で何かコメントあれば下さい。画像はネットで適当に見つけたヤツ
マビノギ演奏 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番BWV1004 1. Allemanda J.S.Bach
マビノギにヴァイオリンが実装されまして、J.S.Bach無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV1004より、1.Allemandeを演奏してみました。