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ブース666の恐町さん ♯11「海からやってくるモノ」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、まだまだ彼女の生態は謎に包まれている。
海は好きかと聞いたら、見るのは好きだが塩気があるものへ飛び込みたくはない、と答えた。
悪霊の類なのか？
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ブース666の恐町さん ♯31「ヒグマの被害者？」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
幽霊は生前、クマのヌイグルミをそれは大事にしていたそうだ。
名前を聞くと、「むろふし」と答えた。
…子供のころの幽霊は謎のネーミングセンスを持っていたらしい。
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ブース666の恐町さん ♯21「メモと子供」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
しとしとと降る続ける雨に辟易していた。なぜか幽霊が。
信じがたいことに、このブースには雨の概念がある様だ。
非常に残念だが、降られても濡れることはなかった。
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ブース666の恐町さん ♯78「怖い話詰め合わせ」
今回の恐怖度目安：★★☆☆☆
福袋やお菓子詰め合わせは、中身が分からないから面白い。
幽霊はそう言っていた。驚きも含めて買っているのだと。
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※いつもここにあった、ここのリンクは意味が薄いため廃止しました。
シリーズから飛んでください
ブース666の恐町さん ♯27「霊殺し」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
私は掃除屋。掃除屋と言っても、ゴミを掃除する方じゃない。
所謂ゴーストバスターというヤツだ。
非番であったが、今日は如何にも怪しげな雰囲気のネカフェへやってきた。
何やら異様な匂いを感じるのだ。間違いなく、ここには獲物がいる。
私は金の為に掃除をしているのではない。居るのであれば、いつだって狩る。
(中略)
すったもんだの挙げ句、
彼と彼女と…あのよく分からんインコとは和解した。
害意がないなら、掃除することもあるまい。
ここであった出来事は他言無用とし、人払いの処置を施す。
また来よう。変わり者の友人に会いに。
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ブース666の恐町さん ♯15「喪服の女1/2」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
未だに幽霊の名前を知らなかったので、今更ながら聞いてみた。
幽霊はやれやれといった様子で名前を発音した…
私の名前は………………
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
私はあの幽霊の名前を知らない。
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ブース666の恐町さん ♯12「怖い話詰め合わせ」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
幽霊はGW中何をしているのか謎だった。
幽霊に聞いてみることにした。
彼女の場合、「サーフィン」だそうだ。それはGWに限らないのでは…？
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ブース666の恐町さん ♯140「お化けが会いに来た」「人が狂う瞬間」
今回の恐怖度目安：★★☆☆☆
Tちゃんは悪霊を吹き飛ばす仕事をしているのだそうだが、
小さい頃からそんな能力があったのだろうか？
聞いてみるとそんな事はなく、普通に幽霊を怖がる子供だったのだという。
目の前で勝手に吹き飛んでいく幽霊を見るのが、怖かったのだそうだ。
Tちゃん…それは普通じゃないよ。
ブース666の恐町さん ♯135「嘘はつかない」
今回の恐怖度目安：★★★★☆
幽霊とババ抜きをしている。
幽霊は怪談の合間にカードを取ったりするのだが、
私がババを取ろうとすると、表情に現れ、少し怪談のテンションが上がる。
…どうやら、ウソは苦手なようだ。
ブース666の恐町さん ♯38「カメラの顔認識システムとその応用」
今回の恐怖度目安：★★★★☆
ネットカフェのブースに生きた人間が来た。
あの時の事は今でもよく覚えている。
だいぶ前に来た人はブース666と聞くと、
奇数じゃない、と言って出て行ってしまった。
あれは一体どういう意味だったのだろう…？
今でも時々思い返しては暇をつぶしている。
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ブース666の恐町さん ♯40「うごめく髪の毛」
今回の恐怖度目安：★★☆☆☆
ネットカフェのブースに生きた人間が来た。
あの時の事は今でもよく覚えている。
いつだったか、ここに来たのは人ではなかった。
犬だった。大きな体をのそのそと揺らし、ブースのど真ん中に伏せた。
来たものがなんであれ、話を聞きたいのだと思い、色々な話をしてやった。
いつの間にか、その子は安らかに眠った。
何故ここを最期の場所に選んだのかは、分からなかった。
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ブース666の恐町さん ♯36「狂った家族」
今回の恐怖度目安：★★★★★
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
困ったことが起こっている…。
ここに記すネタが尽きたのだ。
困った…。
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ブース666の恐町さん ♯30「異界への扉」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
ネットカフェの扉の隣に、見たことのない扉が出来ていた。
なんだろうか？と思いながらその扉に手をかけると、後ろから声を掛けられた。
「おい、そっちはゲームカフェの入り口だぞ。お前はそっちだ。」
と。
ああそうか、と思い、いつもの扉へ…？
振り返ると、いつぞやのゴーストハンターとやらがさっき私が入ろうとした扉に
消えていくところだった。
あっちはあっちで楽しい所なのだろう。と、何の根拠もないが思った。
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ブース666の恐町さん ♯39「普通の子に戻れた日」
今回の恐怖度目安：★★☆☆☆
ネットカフェのブースに生きた人間が来た。
あの時の事は今でもよく覚えている。
その前に来た人は顔にいくつも傷がついた、見た目怖い人だった。
ちょっとビビったから怒らせない様に、
感動できる系の怖い話を聞かせてみたら、意外なことに号泣し始めた。
人って見た目によらないんだなって思ったわ。
何度か来てくれた後、その人はぱったりと来なくなってしまったけど、
その人の仲間だというこれまた強面の人達がお花をどっさり持ってきた。
このネットカフェの店長さんは泣きそうだったわ。
よほど嬉しかったのね。
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ブース666の恐町さん ♯33「山奥のくねくね」「人葬」
今回の恐怖度目安：★★★★☆
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
幽霊が買っているインコが何か咥えているのを発見した。
「それ」は白くくねくねと動いているようだったが、
ピントが合わない感じで良く見えない。
目を凝らしてよく見ようとしたら、何物なのか分かる前に、インコは
「それ」を飲み込んでしまった。
あれはなんだったのだろう…？アルビノのミミズか？
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ブース666の恐町さん ♯26「楽しそうなカップル」「沈まぬ太陽」
今回の恐怖度目安：★★★★★
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
いつものようにブースに入ると、本が置かれていた。
誰かがここに置き忘れたらしい。手に取ってタイトルをみると…
「沈まぬ…太陽？」
「ダメッ！！」
幽霊インコに本を取られた。インコはそのまま飛び去った。
だめとはどういうことなのだろう…？
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ブース666の恐町さん ♯124「不吉な予感」「某中古車オークション会場で働いていた」「夜中に受験勉強」「霊感のある姉妹」
今回の恐怖度目安：★★☆☆☆
短編集が続くのは、その方が編集が楽だからです。少しだけど。
ブース666の恐町さん ♯123「山で拾った石」「山でクマを追っていた」「牛の首」
今回の恐怖度目安：★★☆☆☆
「本日のラインナップはイシ！クマ！ウシ！」
幽霊のテンションが何故か高い。
「「イシ！クマ！ウシ！」」
幽霊インコもテンションが高い。Tちゃんも…私も乗るべきなのか？
ブース666の恐町さん ♯19「スグル！」「ハナちゃん」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
「ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが！」
「ネットのブースにユウレが出ルという本当ダタガ！」
「ネットブスにユレが出ル本当ダ！」
ブースの上の方に、透けたインコがいた。
やけにうるさい。あれも幽霊だろうか？
あと変に略すな。
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ブース666の恐町さん ♯141「笑え」「満月」「大事にしますね」「怖い話をネットで公開」「霊感があるかどうかが判る方法」「瑕疵物権に住んでみた」
今回の恐怖度目安：★★☆☆☆
「今夜は怖い話をたくさんしていくわね」
幽霊はそう言って、箱を出してきた。
どうやら出たクジの結果で、話す内容を変えようという事の様だ。
Tちゃんが至極楽しそうに目を輝かせながら、一番手を名乗り出た。
引いたものは…
「なにこれ？」
「リンゴ味ね。さあ、貴方もどうぞ。」
幽霊はニコニコしながら、こちらにもアメ箱を出してきた。
どうやら、お話の順番は固定らしい。ちなみにごぼう味だった。
ブース666の恐町さん ♯70「合わせ鏡」
今回の恐怖度目安：★★★★☆
長い事しりとりをしているが、だんだんと長考が増えてきた。
我々の勝負は、そろそろ終わりの時を迎えそうだ…
が、まだ頑張る。そしてせめて幽霊に勝ちたい。
「ベ…ア…！？」
さすがに無理やりだったか…幽霊も気付いたようだ。
何度か「あ」が続いていることｎ
「先帝の無念を晴らす！！」
戦いを終わらせようという意思は伝わらなかったようだ。
幽霊はなおも長考の末、言葉を接いだ。
何故考えあぐねてしまうのかには、気付いていないが楽しそうだ。
「アフロディテ！」
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ブース666の恐町さん ♯24「おばあちゃん」「テープレコーダー」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
ネットカフェのブースに幽霊が出るという噂は本当だったが、
珍しく買い物袋を提げてきた私を見て、幽霊は不思議そうな顔をした。
今日のお話が終わったら供えようと思う。
このプレゼントを気に入ってくれるとうれしい。
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ブース666の恐町さん ♯136「少女苑」
今回の恐怖度目安：★★★☆☆
はっちゃんと呼ばれた、帽子を被った背の高い女は、
ぽぽぽとしか言葉を話せないが、しっかりとしたいい子だった。
しばらくババ抜きを楽しんだ後、はっちゃんは名残惜しそうに帰っていった。
Tちゃんが怪訝な顔をしている。