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モーツァルト:3つのピアノ協奏曲 K.107
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=dvEMM0jkyvQ&t=337s)。
ヨハン・クリスティアン・バッハが1768年に出版した「6つのソナタ」作品5(sm36853765)は、その「ギャラント様式」に基づく作品として少年時代のモーツァルトに多大な影響を与えました。そのことは、彼がピアノ協奏曲の作曲を勉強する一環として、1770~72年にかけてこの作品のうち3曲(第2~4番)を選んでピアノ協奏曲の形に編曲した事実に表れています。これが「3つのピアノ協奏曲」K.107です。
この作品は14~16歳のモーツァルトが練習用に作曲した文字通りの「習作」であり、その内容も原曲にヴァイオリン2とチェロを追加した以外は特段の工夫もされていないというもので、評価もさして高いものではありません。ただし、これらの作品を書き上げた翌1773年に、モーツァルトは初のオリジナルのピアノ協奏曲である第5番 ニ長調 K.175(sm35524270)を作曲して高い評価を受けており、いわば彼がピアノ協奏曲の作曲家として大きく飛び立つための「踏み台」としての役割を果たしたことは間違いありません。
【鏡音リン】スカルラッティ ソナタ ヘ長調 K.107
リンにドメニコ・スカルラッティのソナタ ヘ長調 K.107を歌ってもらいました。
ヘ長調となっていますが、短調の部分も多く、終止もヘ短調ですね。
これまでの曲でもそうですが、長二度の和音が目立っていると思います。
通常、トリル等の装飾をつけて演奏される部分ですが、
ベースとしたSankey氏(ハープシコード奏者でもある)のmidiデータに準拠したものにしてあります。
(トリルにしている部分と、和音にしている部分があるので、意図的なものと判断。)
今後も基本midi準拠ですが、特に気になるところは独自解釈を盛り込むかも。
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