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【第十三回ボカロクラシカ音楽祭】ヨハネ受難曲(シュッツ)よりイントロ
【第十三回ボカロクラシカ音楽祭】参加作品
曲名:ヨハネ受難曲
(伝道者聖ヨハネによるイエス・キリストの苦しみと死の物語)から第1曲
作曲者:ハインリッヒ・シュッツ
参加部門:自由曲部門
テーマ:十三(作品目録の4+8+1=13)
第十三回ボカロクラシカ音楽祭開催おめでとうございます。
テーマについては、この曲の作品目録(SWV)481番、その数字の和は十三、偶然とは言えまさに受難曲にピッタリなナンバーだと思い選んでみました。(但し、受難曲とは言っても所謂「Passion」とは記されていません。まぁ「史記」が正しい訳かな)
全曲通しても30分強なので、全部やっても良かったんですが、構成上の難しさから冒頭合唱だけにしています。いや、間に合わなかったんですよ、去年と比べ全体的に手抜きだし(テヘ)
シュッツの受難曲はオケの伴奏、アリアなしの構成、オペラ風なバッハの作品とは対のイメージがあります。むしろ受難曲と言うよりドイツ伝統の「受難劇」を曲にしたようなものです。
楽譜を拝見して、シュッツのヨハネ受難曲には「調号」がありません。全曲調が同じです。これは彼の曲が「教会旋法(フリギア旋法と聞いています)」に基づいているからです。これだけの制約の中でこれだけの曲を作ったシュッツはこの時代の大作曲家と言って間違いありません。
翻訳は宗教曲なので曲中には入れなかったんですが、直訳すると「聖なる伝道者ヨハネにより書かれた我らが主イエス・キリストの苦しみと死」、まさにイントロらしい歌詞ですね。
今回ピッチは挑戦的に少し高いa=460としています。ドレスデンはヴィヴァルディが没した地でもあり、イタリアの影響を少なからず受けていたのではと言う思いからです。
ご静聴いただきありがとうございます。
【合唱曲】シュッツ 諸々の天は神の栄光を語り(大阪Hシュッツ)
Geistliche Chormusik(宗教的合唱曲集)から Die Himmel erzählen die Ehre Gottes, SWV 386(諸々の天は神の栄光を語り)
作曲:Heinrich Schütz(ハインリヒ・シュッツ)
演奏は大阪H・シュッツ室内合唱団(指揮:当間修一)シュッツによるシュッツの演奏がないのは寂しいと思ったのでアップしました。他に投稿した合唱曲mylist/8673317
Schutzを録音してみた
合唱の練習録音をUPしてみました。シュッツの「Verba mea auribus percipe」と「Quoniam ad te clamabo」です。意見厳しい意見、甘甘意見、ばりばりよろしく☆