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♡相次ぐショールーム型店 コロナ下での「三方よし」背景
2022/6/23 10:50
お試しを目的としたショールーム型店が増えている。百貨店や米国発の店舗は一段の拡大計画を立てる。コロナが落ち着き日常生活が戻りつつある今、新規客開拓やリアル店舗のニーズをキャッチしうる「売り手よし・買い手よし・店舗よし」への期待が背景にあるようだ。現場を取材した。
売れない時代 展示はするけど“売らない店”の秘密
「モノが売れない時代」の今、注目されているのが「売らない店」。つまり販売を目的としないショールーム型の店舗だ。アメリカ・シリコンバレー発の「b8ta」は、様々な企業が開発した家電やグッズを展示する店を日本に上陸させ、さらに発展させようとしていた。果たしてどんなビジネスモデルなのか・・・。新しい時代にマッチした“売らない店”の秘密を探る。 ◆シリコンバレー発「売らない店」企業が大注目する“売れるため”の手法 東京・有楽町に去年8月オープンした「b8ta(ベータ)」。並ぶのはAIロボットペットや、会話が瞬時に文字化されディスプレイに映し出されるモニターなど、次世代の家電やガジェットなど100アイテム程。ここも売ることを主目的にしていない店だ。実はb8taはアメリカ・シリコンバレー発祥。特徴は店内に設置されているAIカメラや客の動向を追跡するデバイスだ。これで「客の性別・年齢」や、「商品の前を通過した割合」、「何の商品に興味を持ったのか」等の顧客データを出品企業に提供。さらに商品への不満や改良点といった来店客の生の声を吸い上げて企業に提供する。企業はそれを商品の改良に生かしていくのだ。日本法人の社長・北川卓司さんは、「日本のものづくりは完璧に製品を作り込むやり方。試作品段階で“売らない店”に出品して、客の生の声やデータをフィードバックすれば“売れる”製品になるはず」と話す。そんなb8taには大企業もベンチャーも注目している。特に熱い期待を寄せる企業が、大手ホームセンターの「カインズ」。売れ行きが伸び悩むPB商品のホウキを出品。売れない理由を探り、改善点を見出すためだという。“売らない店”で見つける“売れるためのヒント。”果たしてどんな結果が導き出されるのだろうか・・・。