晩秋の車窓から インスト オリジナル │A0030

晩秋の車窓から インスト オリジナル │A0030

窓の外に目をやると、田んぼの畦道の向こうにさざなみ立つ水面が広がる。灰色に塗り込められた空、落葉を終えた木々はただただ枝を揺らすのみ。故郷から突然呼び出された「ぼく」は、冬休みにはまだ少し早い、閑散とした湖西線に飛び乗り北を目指す。外は風が強い。力強いエンジンの音とは裏腹に、タタン、タタン、…というリズムは心なしかいつもより遅く感じる。神経は高ぶり、目を閉じることもままならない。ああ、早く着け、雪に閉ざされてしまう前に。___DTMを始めて3日目、初めての投稿です。拙い作品ですが、暖かい気持ちで聞いて頂けると幸いです。次の曲 春を一歩一歩めざす足音が聞こえる曲 nm19781058

http://www.nicovideo.jp/watch/nm19448029