福岡民謡 炭坑節(三橋美智也)

福岡民謡  炭坑節(三橋美智也)

「月が出た出た、月が出た」でおなじみの炭坑節は、明治期以降わが国の近代産業の発展を担ってきた石炭産業の隆盛のなかで、過酷な労働のなかから自然発生的に生まれてきた多くの仕事唄の一つです。石炭産業の発展につれて、筑豊地方の炭坑では採炭唄(ゴットン節)・石刀唄・南蛮唄・選炭唄などの仕事唄が生まれました。そして、これらの唄が宴席に持ち込まれ、やがて、花柳界で選炭唄に三味線の伴奏がつき、洗練されつつ座敷唄として広く歌われるようになったのです。

http://www.nicovideo.jp/watch/nm3890139