FE紋章 好色一代王子 第３４話「お医者さんなんて大きらいっ！」中編
- 2007/09/26 22:09:04 投稿
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( sm1148369 から)「…なかなかお料理の腕が上達なさらないようね、シーダ様…ここは少し、お手伝いしておこうかしら…えーと、お塩は…」あんな鬼女なんかの手助けをする優しい姉さん、近くにあった小さい紙包みに気付いたのが、今となっては全ての間違いだった。「コレがお塩ね。うん、と…やだ、うっかり全部入れちゃったわ」持ち前のうっかリズムで包みの中身を使い切ると、姉さんは誤魔化すように鍋のスープをかき混ぜる。「…ほう。なかなかいい匂いではないか、パオラ」そこに現れてしまったのは、私の永遠のスイートハニー、マルス様。「あら、マルス様。お鼻が利かれるみたいですね」「偶々通りがかっただけだが…ふん、まあいい、この俺様が味を見てやろう」「ふふ、味見だけですよ…はい、どうぞ」( sm1148589 へ)