ベニグノ・アキノ 暗殺の瞬間
- 2011/07/07 16:51:48 投稿
- 再生数：11599
- マイリスト数：15
1983年8月21日、当時のフィリピンの独裁的なマルコス政権に批判的であった政治家ベニグノ・アキノが、追放先のアメリカからフィリピンに帰国する際、マニラ国際空港でロランド・ガルマンに射殺された。当時、マルコス大統領は大統領任期を過ぎても居座り、独裁色を強めており、マルコス大統領に立ち向かえる人物として、当時の上院議員ベニグノ・アキノは国民からの人気もあり次期大統領とも呼び声が高かった。それに脅威を感じたマルコス大統領は、ベニグノ・アキノを反政府人物と見なしアメリカに追放していた。後の政府調査発表は、軍部による犯行という決断を下し、多数の軍高官らを共謀の疑いで告発したが、彼らはすぐに無罪釈放となっている。この事件は、後のマルコス政権崩壊につながった。