震源地付近の海底を撮影、亀裂の映像公開

震源地付近の海底を撮影、亀裂の映像公開

海洋研究開発機構は、3月11日の東日本大震災の震源地付近の海底を撮影し、その際、海底にできたとみられる亀裂の映像を公開した。この映像は8月3日、有人潜水調査船「しんかい6500」から撮影されたもので、震災の震源地付近である宮城県沖、深さおよそ5,300メートルの海底。撮影された海底には、巨大地震の際にできたとみられる亀裂があり、大きなもので、幅はおよそ1メートル、長さは80メートルを超えるということだが、亀裂の深さは確認できないという。この亀裂は、一連の地震活動で海底が変動したことにより、できたとみられている。巨大地震が起きた直後に海底を調査するのは世界でも珍しく、今後、巨大地震や巨大津波が起きたメカニズムの解明に役立てたいとしている。 (08/15

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15314682