被災地の在宅医療、支援チーム活動

被災地の在宅医療、支援チーム活動

 いまだにがれきの撤去が進まない宮城県気仙沼市の郊外。そこにある民家で95歳の女性の訪問診療が行われていました。この女性は東日本大震災の後、深刻な床ずれに苦しんでいます。 「(診療を)一生懸命していただいて、本当に助かってました」(長男の妻・貴子さん) 診療にあたる医師たちは、震災の直後に結成された気仙沼巡回療養支援隊、通称・JRSのメンバーです。JRSは、全国からボランティアで集まった在宅医療のエキスパートの医師や看護師の団体。震災は地域医療に大きな打撃を与えました。 「こちらの小児科では、今回の津波で医師が犠牲になりました。気仙沼には36の医療機関がありますが、6割以上が被災し、地域医療が深刻なダメージを受けています」(記者)・・・

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15341540