オーストラリア首都近郊で化学工場爆発

オーストラリア首都近郊で化学工場爆発

オーストラリアの首都キャンベラ郊外のミッチェルにある化学工場が16日未明、爆発・炎上したが、火災は同日午後までにほぼ鎮火した。しかし完全に鎮火するのは17日になる可能性もあるという。一時は有毒な黒煙が上がって近隣の住民約100人が避難したほか、10キロ圏内に屋内退避勧告が出された。近隣住民によると、轟音がして窓や建物が揺れ、爆撃を受けたのかと思った人もいたという。報道によると爆発音は20~30回聞かれ、一時は数百メートル上空まで炎が上がった。緊急時サービス庁(ESA)はこの事故で2人が軽症を負ったと発表するとともに、黒煙には有毒ガスのホスゲンが含まれている恐れがあるが、ESAが行った空気のモニタリングによれば危険度は時間とともに下がり、現時点では懸念するレベルではないという。 

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15630396