「徳之島節」

「徳之島節」

唄者:武下和平(瀬戸内町諸数出身) 「島唄を芸術の域に高めた」といわれる伝説の唄者である。 もともと、病人が出たときに慰める夜伽の歌、また旅立ちを送るなど、物悲しい場面で歌われたものとされている。さらにサカ歌として用いられたという説もある。サカ歌とは、逆事の意で、歌に呪いを密かにこめる怖い歌である。このような生い立ちを持つ歌だけに、このような激しい哀調を帯びているのであろう。 しかし現在は、このような背景はあまり表現されず、人生百般のさまざまの感慨をこの曲の旋律にのせて歌っている。YouTubeより転載。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm15775412