出棺のマナー

出棺のマナー

出棺とは、葬式のとき、死者を納めた棺を家から送り出すことをいいます。告別式が終わると、棺のふたがあけられて最後の対面となります。そのあと再びふたがしめられ、遺族と葬儀社によってくぎ打ちがされ、親族や近親者の男性によって棺が運び出され、霊柩車へ乗せられます。棺の釘打ちには、死者への未練を絶ち、別れを告げるという意味がありますが、「死霊を封じこめる」という意味もあります。そのため、最近では行わないケースも増えています。また、古くは自宅から出棺するときには、玄関から柩を出すのではなく、縁側などから出すとされていましたが、住宅の構造などによってはむずかしいこともあるでしょう。その場合には、玄関から出してもかまいません。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16005991