立山連峰に国内初の氷河か

立山連峰に国内初の氷河か

富山県立山町の立山カルデラ砂防博物館の研究グループは、立山連峰の山の斜面で、夏でもとけずに残っている雪渓の内部にある氷の塊「氷体」が、氷河の可能性があるとして、去年から調査を始め、15日、東京で、ことしの調査結果を発表しました。それによりますと、剱岳の三ノ窓雪渓と小窓雪渓に、長さ900メートルから1キロ、厚さ30メートル前後の巨大な2つの氷体があり、いずれも重力で斜面の下の方向に、1か月で最大31センチから32センチ動いていたことを確認したということです。研究グループでは、2つの氷体は、ヒマラヤにある小さな氷河に匹敵する速さで動いており、国内初の氷河である可能性が極めて高いとしています。これについて、雪氷学が専門の国立極地研究所の藤井理行元所長は記者会・・・

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16184046