「黒い雨」データ一部公開を検討

「黒い雨」データ一部公開を検討

 21日、放射線影響研究所(放影研)は、保管している原爆投下直後に降った「黒い雨」を浴びたおよそ1万3000人分のデータの一部公開を検討する考えを示しました。 これまでに放影研の前身、アメリカのABCC(原爆傷害調査委員会)が1950年ごろ、広島・長崎の12万人を対象に調査し、およそ1万3000人が「黒い雨にあった」と回答していたことが明らかになっています。 このときの調査票は黒い雨にあった場所をたずねていて、その後の疾病などのデータを追跡できれば、「黒い雨」の人体への影響の解明につながると期待する声もあります。 記者会見した放影研の大久保利晃理事長は、データの存在は知られていたが、黒い雨にあったかどうかだけでは研究データとしては不完全で、・・・

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16238066