ガザ地区 日本支援の医療施設完成

ガザ地区 日本支援の医療施設完成

この施設は、1日1800人以上に小児科や産婦人科などの医療サービスを無料で提供する大規模なものです。日本政府が国連機関を通じて180万ドル(日本円にして1億3000万円余り)を支援して建設され、23日、パレスチナ暫定自治区のガザ地区で完成を記念する式典が開かれました。施設は、当初、2007年の完成が予定されていましたが、イスラエル政府がガザ地区への封鎖を続けているため、建設資材の搬入が滞り、完成が遅れていました。式典に出席した日本のパレスチナ代表事務所の橋本尚文公使は「医療施設が地元の人の役に立っているのを実感している。建設にあたってはイスラエルの封鎖が障害になってきた」と述べたうえで、イスラエル政府に人道支援のために封鎖を緩和するよう求めました。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm16254923